発熱, 咳, 腹囲膨満, 体重減少を主訴とした犬 (ボルゾイ, 雌, 2歳2カ月) で, 収縮期・拡張期雑音が聴取され, 胸部X線検査で著明な心拡大が認められ, 心電図では心室性期外収縮と心房細動がみられた. エコー検査では僧帽弁と三尖弁の肥厚, 左心房・心室の重度拡張, 右心房・心室拡張およびもやもやエコーが, カラードプラ検査では重度の僧帽弁逆流と三尖弁逆流がみられた. 房室弁閉鎖不全による重度のうっ血性心不全と診断され, 利尿剤, 強心配糖体, アンギオテンシン変換酵素阻害剤, β
1遮断剤, 冠拡張剤, 抗生物質による内科的治療により, 初診後310口間生存した.
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