日本獣医師会雑誌
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53 巻, 12 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 高島 郁夫, 早坂 大輔, 苅和 宏明
    2000 年53 巻12 号 p. 793-799
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 帆保 誠二, 間 弘子
    2000 年53 巻12 号 p. 801-805
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    サラブレッドの全身麻酔時におけるメデトミジンの鎮静効果を, キシラジンおよびミダゾラム併用の場合と比較検討した. サラブレッド12頭(3歳)を使用し, A群およびB群の2群(各6頭)に分類した.A群に対してはキシラジンおよびミダゾラム, B群に対してはメデトミジンを鎮静目的に使用し, 全身麻酔を施した.その際の馬の状態をスコア等により評価した.覚醒時間は, A群に比較しB群では有意に長く, A群の約2倍であった.覚醒状態は, A群に比較しB群において有意に良好であった.このように, 覚醒がスムーズであることは, 起立時の転倒による骨折等の覚醒期の事故を未然に防ぐことができ, 人馬の安全確保に必要不可欠であることから, 臨床的に大変重要な成績であるものと考えられた.
  • 佐藤 博, 黒澤 隆, 及川 伸
    2000 年53 巻12 号 p. 806-809
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    186頭の搾乳牛から291検体の常乳および26検体の初乳を採取し, アンモニアとともにクレアチニンおよび尿素を分析した.事前に牛乳アンモニア-N濃度に及ぼす冷蔵保存期間の影響をチェックし, 24時間までは保存可能なことを確認した.常乳のアンモニア-N濃度 (平均値±標準偏差) は1.4±0.9ppmで, これは既報の血液アンモニア-N濃度に近似していた.ところが, 初乳のアンモニア-Nはきわめて高く (11.4±6.7ppm), また一部の常乳にも高値がみられた.初乳のクレアチニン-N濃度 (14.4±1.6ppm) は常乳 (13.0±1.2ppm) よりやや高い傾向にあった.牛乳尿素-Nはいずれの乳期においても大きな変動幅を示した.初乳のアンモニア-Nと他の2成分との間には正の相関がみられたが, 常乳ではこれら3成分間に特に関係を認めなかった.
  • 大塚 浩通, 高橋 秀彰, 工藤 美穂, 初谷 敦, 太田 浩運, 永井 文紀, 伊東 登, 吉野 知男, 高橋 淳吉, 小岩 政照
    2000 年53 巻12 号 p. 810-814
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    大腸菌性乳房炎を発症し, 酪農学園大学附属家畜病院に来院した牛2例の末梢単核球サブセット, 血清ならびに乳汁エンドトキシン濃度および血清インターロイキン (IL)-1活性の変化を比較した.2例のうち重症例では, 来院3-10日後までCD3陽性細胞が著しく減少したが, 軽症例では明らかな変化は認められなかった.CD14陽性細胞は2例とも来院時に減少していたが, 5-10日後に特に重症例で増加した.来院時の血清エンドトキシン濃度は重症例で高値を示したが, 軽症例では検出できなかった.乳汁エンドトキシン濃度は両例で来院時に最高値を示し, 2日後には著しく低下した.重症例の血清IL-1活性は全身性炎症反応が顕著に認められた期間に上昇した.これらの成績から乳房内のエンドトキシンが炎症反応を誘導し, また末梢単核球サブセットならびに血清IL-1活性がグラム陰性桿菌感染性乳房炎の重症度と関連して変動することが示唆された
  • 大元 隆夫, 原 文夫, 福田 智大, 前原 智, 宇谷 道弘, 板倉 悟, 加藤 義文
    2000 年53 巻12 号 p. 815-819
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1998年1-6月, 乳用ならびに交雑種肥育素牛600頭を飼育する島根県下の一哺育・育成牧場で, 哺育・育成牛群約100頭に発熱, 鼻汁の漏出を主徴とした呼吸器病が継続して発生し, うち34頭が死亡した.発症牛ならびに新規導入子牛の各種抗体検査の結果, 発症牛群では牛RSウイルスに対する抗体保有率が高く, 次いでパラインフルエンザウイルス3型, 牛アデノウイルス7型, Ureaplasmadimrsum, Pasteurellahaemolyticaなどであった.後2者は牛舎により陽性率が異なっていた.新規導入子牛では移行抗体と考えられるウイルスに対する抗体価が漸次低下し96日目までは上昇しなかったのに対して, U.diversumに対する抗体価は多くの子牛で56-96日に上昇する傾向を示した
  • 山口 良二, 小林 行治, 内田 和幸, 吉森 良太郎, 永延 清和, 高山 勝好, 高山 野火子, 吉野 智子, 立山 晋
    2000 年53 巻12 号 p. 821-824
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    糞便中の犬パルボウイルス (CPV) 抗原を検出する単クローン抗体を用いた免疫クロマト法 (ICA) を開発した.このキットはCPV2型と亜型2a型, 2b型にほぼ同様に反応し, 犬に感染する他の主要なウイルスには反応しなかった.感染実験犬6頭の糞便中CPV抗原を検出するために, ICAとあわせてHA, ELISAを実施して比較したところ, 同様な抗原検出が可能であった.このことから, 本キットの臨床上の有用性が示された.
  • 佐藤 良治, 石川 義久, 岡田 展広, 林屋 早苗, 種子野 章, 原 元宣
    2000 年53 巻12 号 p. 825-830
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    ラテックス凝集反応による犬パルボウイルス (CPV) 抗原検出キットを用いて, 犬パルボウイルス生ワクチン接種犬および野外感染犬の糞便へのウイルス排泄について検討した.ワクチン接種犬ではいずれも臨床症状は認められなかったが, 糞便からのウイルス分離は陽性であった.6週齢犬2頭はCPV抗原検出キットでは陰性であり, ELISA法では2-5単位と低値を示した.15日齢犬では4頭中2頭でCPV抗原検出キット糞便の原液で軽度の凝集を認めたのみで, 4頭はELISA法で3-100単位を示した.これに対して, 重篤な症状を示す野外感染犬7頭からのウイルス分離は陽性で, HA価は512-4, 096倍以上であり, CPV抗原検出キットでは2-512倍の凝集価を示した.これらの成績から, ラテックス凝集反応を用いたCPV抗原検出キットは, 糞便中に排泄されるCPV生ワクチン接種後のワクチンウイルスと野外ウイルスを小動物の臨床現場で迅速に鑑別するのに有用と思われる
  • 内田 英二, 勝部 寛之, 新山 雅美
    2000 年53 巻12 号 p. 831-833
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 野田 衛, 阿部 勝彦, 迫田 望, 平崎 和孝
    2000 年53 巻12 号 p. 835-838
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    純粋の黒毛和種 (JB) をJBとホルスタイン (HS) の交雑初代牛 (F1) から遺伝学的に鑑別するために, JB6例およびHS1例のミトコンドリアDNAコントロール領域 (Dループ領域) の塩基配列を決定した.解析した481塩基対においてJB6例の配列は9カ所に変異が存在し3種類の遺伝子型に分類されたが, それらはすべてHSの配列とは異なった.36検体について制限酵素断片長多型解析を行った結果, 塩基配列を決定したJB6例中4例に存在しHSには存在しなかった156番目および365番目のグアニンからアデニンへの塩基置換はJBに特異的ではないことが示唆された.新たに設計したプライマーを用いたPCR法は十分な増幅産物が得られ, Dループの遺伝学的解析に有用であった.
  • 中川 志郎
    2000 年53 巻12 号 p. 866
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2011/06/17
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