日本獣医師会雑誌
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55 巻, 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 岩崎 利郎
    2002 年55 巻1 号 p. 1-6
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 小菅 旬子, 上條 弘美, 清水 佑也, 後藤 義孝, 新城 敏晴, 山口 良二, 末吉 益雄, 堀井 洋一郎
    2002 年55 巻1 号 p. 9-12
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    宮崎県内で発生した黒毛和種牛2頭の皮膚炎の病巣部からDermatophilus cmgolensisが分離された. 病巣部の肉眼的な特徴は滲出性炎と痂皮の形成で, 同部位の病理学的検査では, 著しい不全角化と多数の糸状菌体が観察された. 得られた菌株はin vitroでペニシリン, ストレプトマイシンなどの抗生物質や消毒剤に感受性を示した. 感染牛にペニシリン・ストレプトマイシン合剤を筋肉内投与したところ, 顕著な効果が認められた. 本症例は宮崎県において確認された初の牛デルマトフィルス症であった.
  • 石田 秀史, 太田 洋一, 仲山 美樹子, 小見 清, 佐藤 将典, 楠原 征治
    2002 年55 巻1 号 p. 13-16
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    放牧牛のTrypanosoma theileriの感染状況を把握する目的で, 放牧牛24頭を対象に入牧前から下牧まで毎月1回採血を行い, パフイーコートの培養によるT, tkeileriの検出および間接蛍光抗体法による抗体検査を実施した.その結果, 培養法では入牧前に24頭中3頭 (12.5%) から検出された.入牧後は, 夏期に向かって検出率が上昇し9月に24頭中14頭 (58.3%) となった. その後, 検出率は低下した.間接蛍光抗体法による抗体検査では, 全調査期間の抗体価は40~2, 560倍の範囲に分布し, T.theileriが検出された個体では, 80~1, 280倍の範囲に分布した.また, 抗体価の幾何平均値は, 夏期に向かって上昇する傾向にあり, 9月に最高値640.0倍を示した.
  • 高橋 牧子, 前田 憲孝, 森田 剛仁, 島田 章則, 丸尾 喜之, 野間 進, 川村 孝治
    2002 年55 巻1 号 p. 17-19
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    同一牛舎内で飼育されていた6頭の黒毛和種の子牛が数日間のうちに斜頸, 運動失調, 虚脱などの神経症状を呈し, 急性経過で死亡した.そのうちの1頭が本教室に搬入された.肉眼的に大脳浮腫, 迅速病理検査により大脳皮質層状壊死が認められ, 急性鉛中毒症が疑われた.本結果から死亡牛3頭の血液中鉛分析を実施したところ, 正常牛よりも高濃度の鉛が検出された.鉛の摂取源として可能性の高いトタンを取り除くことにより, 本症の発生はなくなった.
  • 伊藤 直之, 村岡 登
    2002 年55 巻1 号 p. 21-25
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    一般家庭で飼育されている犬1, 542頭 (1カ月齢~17歳; 雄709頭, 雌833頭; 38品種) を対象に, Isospomのオーシスト検出状況を年齢, 飼育環境, 由来, 性別, 品種および糞便の性状とともに調査した. その結果, 1, 542頭中96頭 (6.2%) でIsospomオーシストが検出された. Isospora オーシスト検出率は, 1~6カ月齢群, 室内飼育群およびペットショップ・ブリーダー由来の犬で高かった. 性別による検出率の違いは認められなかった.品種では雑種において検出率が低く, チワワおよびパピヨンで高かった. 糞便の性状に関しては軟便ないしは下痢便の犬で検出率が高かった. さらに, 粘液や血液が混入した糞便を排泄している犬でも高い検出率が得られた.検出されたオーシストはその大きさから, I. canisおよびI. ohioensisであると考えられた.-
  • 桑原 正人, 佐藤 常男, 大場 茂夫, 堀内 春美, 湯川 眞嘉, 竹内 啓
    2002 年55 巻1 号 p. 27-30
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    犬 (ヨークシャー・テリア, 雄, 9歳, 体重4.7kg) の右視床下部に顕著な壊死を特徴とした乏突起神経膠腫を認めた.腫瘍は特徴的な敷石状配列を示し, 石灰化と広範な壊死を伴っていた.本論文は犬の乏突起神経膠腫の症例において, 病理学的所見とコンピューター断層撮影 (CT) および磁気共鳴映像法 (MRI) の画像所見とが一致することを明らかにした.
  • 湯本 哲夫, 藤田 桂一, 山村 穂積, 佐藤 常男, 酒井 健夫
    2002 年55 巻1 号 p. 31-34
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    後肢肢行を呈した5歳, 雄のゴールデン・レトリーバーの右大腿部内側筋肉内腫瘤の全摘出を行った.症例は, 術後7日目には歩様がおおむね正常に復したが, 4週間後にふたたび腫瘤の発生が認められたので6週間後に再摘出を試みた. しかし腫瘤は大腿動・静脈および大腿骨を取り囲むように生じていたため, 全摘出はできず, 症例は再手術から3週間後に呼吸困難を呈して死亡した.摘出組織の病理学的検査によって平滑筋肉腫と診断され, 肺, 肝臓, 心臓, 横隔膜, 腎臓, 前立腺に転移が認められた.
  • 久島 昌平, 湖島 洋一, 高橋 壮一郎, 松阪 龍雄, 志村 定雄, 五味 純, 福馬 幸哉
    2002 年55 巻1 号 p. 35-39
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    と畜検査における関節炎型豚丹毒の迅速診断法として, 生菌発育凝集反応による関節液抗体価とラテックス凝集反応による血清中の抗体価を測定したところ, 両者の成績に相関関係がみられた. さらに, 迅速なスクリーニング法として, スライド凝集反応による豚丹毒抗体の検査法を考案した. スライド凝集反応の結果とラテックス凝集反応による抗体価はよく一致し, 豚丹毒菌分離成績とも整合性があった. 今回確立したスライド凝集反応とラテックス凝集反応を併用する方法は, 操作が非常に簡便で短時間に結果が判明するため, と畜検査における関節炎型豚丹毒を診断するためのスクリーニング法として有用である.
  • 五十嵐 幸男
    2002 年55 巻1 号 p. v-vi
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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