巻号一覧
57 巻, 12 号
選択された号の論文の12件中1～12を表示しています
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山本 茂貴2004 年57 巻12 号 p. 739-741
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
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佐藤 静夫2004 年57 巻12 号 p. 742-749
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
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藤田 陽偉2004 年57 巻12 号 p. 750-754
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
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米川 雅一2004 年57 巻12 号 p. 755-756
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
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大石 弘司2004 年57 巻12 号 p. 757
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
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福冨 豊子, 平井 伸明, 真瀬 昌司, 久保 正法, 明石 博臣, 秦 守男, 萱原 佳美, 秦野 好博2004 年57 巻12 号 p. 779-784
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー2002年8月～10月に岡山県で調査戸数の90%, 調査対象おとり牛の79.7%にアイノウイルス (AINOV) に対する抗体陽転が認められた. 8月以降異常産が多発し, 8月～翌年3月に異常産子検査総数77例中29例の異常産子をAINOV感染症と診断した. 29例の内訳は, 流産が6例, 死産が10例, 早産が4例, 異常子牛の娩出が9例であった. また, 8月下旬に採血した未越夏おとり牛5頭の血液および10月上旬に発生した4ヵ月齢流産胎子1頭の脳からAINOVが分離された. いっぽう, 8月中旬～9月下旬に神経症状を呈した成牛と育成牛各1頭の中枢神経からAINOV抗原が検出され, うち, 成牛の血液および中枢神経からはAINOV遺伝子が検出された. 今回のAINOV感染症の特徴は, 流産の多発と胎子感染後異常産発生までの経過が短い点であった. また, AINOVの自然感染が成牛に脳炎を引き起こす可能性を初めて明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1889K) -
齋藤 俊哉, 深井 克彦, 井上 恭一, 佐藤 満雄2004 年57 巻12 号 p. 785-788
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー牛ウイルス性下痢ウイルス (BVDV) 持続感染 (PI) 牛の新しい簡易診断法として, 被検血清からのウイルス分離結果を牛腎由来株化細胞MDBK-SYにおける非細胞病原性BVDV感染に特有の細胞変性効果 (CPE) を指標に判定する方法を検討した.96ウェルマイクロプレートに, 被検血清0.01mlと細胞浮遊液0.19mlを接種し, CPEを指標に判定した.BVDV感染価が102.5～105.1 TCID50/mlのPI牛血清19検体は, 接種5日後にCPEを示した. 野外試験に用いた1, 510検体では, 3検体が接種5日目にCPE陽性, その他の検体は陰性と判定することができた. 本法は, 被検血清と細胞を同時接種するだけの簡単なもので, 作業の省力化と同時に, 高価な牛胎子血清も不要であることからコスト低減が図られ, 多検体からのPI牛摘発に有用であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1582K) -
宇根 智, 寺下 明子, 中市 統三, 板本 和仁, 宋 根鎬, 音井 威重, 田浦 保穂, 早崎 峯夫2004 年57 巻12 号 p. 793-798
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー心電図検査により心機能に異常が認められず, かつ犬糸状虫血清検査陰性の, 臨床的に健常なビーグル犬55頭 (雄36頭, 雌19頭,) を用いて, 犬のMモード, Bモードおよびドプラ心エコー像における52の形態学的および心機能的測定項目を計測し, 標準値について検討した. その結果, MおよびBモードのほとんどの形態学的測定項目と体重の問に強い相関がみられ, かつ雌雄問に有意差がみられた. これらの検査成績から, どの体重のビーグル犬にも応用できる心臓の形態・機能学的測定項目の標準値の推計学的換算式を, 雌雄別に算定した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (932K) -
福永 尚輝, 森田 剛仁, 澤田 倍美, 西田 幸司, 島田 章則2004 年57 巻12 号 p. 799-801
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー嘔吐および呼吸不全を呈し数日で死亡した犬2例について臨床および病理学的に検索した結果, パラコート中毒と診断された.組織学的に肺胞腔における出血と水腫, 肺胞壁のび漫性線維化, ならびに硝子膜形成が認められた. 細気管支上皮細胞および細気管支周囲の肺胞領域の上皮細胞の顕著な増生が認められ, これらの細胞には連続性が認められた. 免疫組織学的にこれらの細胞はともにサイトケラチン陽性を示した. また, 肺胞上皮細胞の核には酸化的ストレス傷害の指標としてよく使用されている8-OHdG陽性像が認められた.以上より, パラコート中毒の肺組織傷害にはブリーラジカル産生に基づく酸化的傷害が深く関与していること, 傷害が特に肺胞上皮細胞において強く引き起こされた場合, 細気管支上皮細胞が肺胞組織傷害の修復に重要な役割を果たすことが示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1817K) -
沈 明浩, 梅原 梓里, 川上 泰, 内田 明彦2004 年57 巻12 号 p. 805-808
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー2004年1月～4月にかけて神奈川県内のスーパーの魚介類売り場から購入した海産魚介類について寄生虫の感染状況を調査した. 調査魚類はハタハタ, サンマ, マイワシ, カタクチイワシ, スケトウダラ, マサバ, スルメイカの7種類で検出された寄生蠕虫は, アニサキス亜科幼線虫が5種の魚介類から検出され, それぞれの感染率はマサバ100%, スケトウダラ89%, スルメイカ45%, ハタハタ35%, カタクチイワシ2%でサンマ, マイワシからは検出されなかった. アニサキス亜科幼線虫の大部分はAAnisakis-I型であった. その他. Anisakis-II型, Pseudoterranooa-A, B型が検出された. アニサキス幼虫の以外に, ニベレリアとテンタクラリア属条虫の幼虫, ラディノリンクス属 (鉤頭虫類) の幼虫およびParahemiurus sardiniae (吸虫類) 成虫が検出された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (604K) -
武田 雅人, 小西 修宏, 塩野 将巳, 飯田 芳人, 永田 秀明, 桂 誠一, 勝井 一恵, 堀越 敬之, 齋藤 浩一2004 年57 巻12 号 p. 809-812
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー2002年9月から2003年7月の問に, 大阪府の4ヵ所の管内 (箕面, 四條畷, 藤井寺, 泉佐野) にて抑留された臨床的に健康な浮浪犬89頭を対象としてLeptospira interrogansの5種類の血清型 (icterohaemorrhagiae, autumnalis, hebdomadis, australis, canicola) に対する抗体調査を行った. 大阪府の犬のレプトスピラ抗体陽性率は52.9%(87頭中46頭) で, 陽性率に雌雄差は認められなかった. icterohaemorrhagiae, autumnalis, hebdomadis, australisの血清型菌に対する抗体は検出されたが, canicolaに対する抗体は検出されなかった.今回の供試犬はワクチンの未接種と考えられる事から, 本成績は大阪府に分布するレプトスピラの血清型の特徴を示している可能性が示唆された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (610K) -
杉山 晶彦2004 年57 巻12 号 p. 813-816
発行日: 2004/12/20
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリーと畜解体された59カ月齢の黒毛和種牛に灰白色病巣の散在を伴う両側性の楼小腎症を認めたので, 病理学的に検討した. 組織学的に, 両側腎の皮質および髄質において, 未分化および異常な形状を呈した尿細管の集籏領域が散在し, その領域における尿細管問質には幼若な問葉系組織および粘液腫様組織が増生していた. また, これらの病変領域に位置する糸球体には未分化な形状を呈するものが散見された. 以上の組織学的所見から本例は腎異形成症と診断された. 本例では, 限局性に形成された異形成病巣が散在していたが, 異形成病巣以外の領域では比較的健常な腎組織成分が残存していたため, 当該月齢まで生存しえたと推察された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2961K)
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