日本の5箇所の食肉衛生検査所から集められた豚由来の抗酸菌69株を調べたところすべて
M. aviumであった.無作為に24株を選び, 9種類の諸種抗菌薬剤に対する感受性試験を行った. その結果, 既報 [10] の患者分離株における成績と比較して豚由来株のそれはストレプトマイシン (SM), カナマイシン (KM), リファンピシン (REP), クラリスロマイシン (CAM) およびアミカシン (AMK) に対し感性傾向が認められた. つぎに, 抗原刺激によって産生されるIFN-γ が抗酸菌症診断の一助となり得るかどうかを検討した.
M. avium感染豚の脾細胞や心臓残血から分離したリンパ球は高いIFN-γ 産生を示したが, 他の細菌感染豚や健常豚の同細胞ではIFN-γ 産生は認められず, 同法は豚抗酸菌症の診断の一助となり得ると思われた.
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