日本獣医師会雑誌
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61 巻, 4 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 境 政人
    2008 年61 巻4 号 p. 246-248
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 枝村 一弥
    2008 年61 巻4 号 p. 260-267
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 村野 多可子, 並木 一男, 椎名 幸一, 安川 久
    2008 年61 巻4 号 p. 287-293
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    ワクモの駆除を目的とした市販殺虫剤のカーバメイト系製剤2剤, ピレスロイド系製剤1剤, 有機リン系製剤2剤, ハエの駆除を目的とした市販殺虫剤ピレスロイド系製剤2剤, ピレスロイド系と有機リン系の合剤2剤について, 1道1府18県72農場から採取したワクモを用い, 薬剤の抵抗性出現について調査した. すべての殺虫剤に対してワクモの抵抗性出現がみられたが, カーバメイト系のカルバリル, 合剤のフェニトロチオン・ペルメトリン・フタルスリンでの出現率は他剤に比べて低い傾向にあった. しかし, ワクモの駆除を目的とした3系統の薬剤のすべてに抵抗性出現がみられるワクモが12/72農場で確認された. 抵抗性の出現は個々の農場によって異なり, この差異は薬剤使用履歴に大きく関与していると考えられる.
  • 加藤 敏英, 山本 高根, 小形 芳美, 漆山 芳郎, 荻野 祥樹, 齋藤 博水
    2008 年61 巻4 号 p. 294-298
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    山形県内の10肥育農場で, 健康牛合計202頭の鼻汁を用いて牛呼吸器病起因菌の薬剤感受性試験を行うとともに, 農場ごとに呼吸器病治療時の抗菌剤使用状況とその効果を調べた. その結果, 各農場からPasteurella multocida, Mannheimia haemolytioaやマイコプラズマなどが数多く分離され, このうち第一選択薬にアンピシリンを長期間使用した1農場ではP. multocidaが耐性を示し, 治癒率も低かった. 次に, 選択した3農場の治療プログラムを薬剤感受性に基づいて変更したところ, 第一選択薬の治癒率は1農場で変更前に比べ有意に上昇し (P<0.01), 他の2農場でも高かった.以上のことから, 健康牛由来分離菌の薬剤感受性に基づいた抗菌剤選択は治療効果が高く, 抗菌剤の慎重使用にも役立つことが示唆された.
  • 生澤 充隆, 御領 政信, 佐々木 淳, 岡田 幸助
    2008 年61 巻4 号 p. 299-302
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    2005年1月, 外国より導入された採卵鶏雛24,000羽の群において, 4羽の雛が腺胃重積症と診断された. 剖検所見では腺胃が食道を巻き込みながら筋胃内へ陥入し, 陥入部内腔では腺胃の点状出血が認められ, チーズ様物で覆われていた. 陥入部の組織学的検索では, 陥入部近位端では異常はほとんど認められなかった. 陥入部遠位端には粘膜ヒダの変性・壊死および炎症細胞浸潤, 粘膜表層における細菌塊を伴う偽膜形成が認められ, 組織学的に偽膜性腺胃炎と診断された. 病変部以外の臓器では, 胸腺皮質の軽度萎縮が認められた.
  • 小沼 守, 近藤 広孝, 小野 貞治, 上木 万里子, 渋谷 久, 佐藤 常男
    2008 年61 巻4 号 p. 303-305
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    フェレット (Mustela putorius furo) における皮膚血管肉腫の発生率は低く, 他臓器同様に報告はあるが, 詳細は明らかでない. 本症例では, 左後肢の中足部背面皮膚に難治性潰瘍が発生し, 悪化傾向を示し断脚が行われた. 病変部の病理組織学的検査により, 血管内皮細胞様の多形性を示す細胞の腫瘍性増殖が認められ, 抗第VIII因子関連抗原抗体を用いた免疫組織化学的染色においても陽性を呈し, 血管肉腫と診断された. 本症例は, 再発や遠隔転移もなく術後6カ月経過した現在も経過は良好である. フェレットの皮膚血管肉腫における詳細な臨床経過, 免疫染色による確定診断の有用性, 断脚後の予後は良好である可能性を示唆した始めての報告である.
  • 三島 浩享, 酒井 洋樹, 小川 高
    2008 年61 巻4 号 p. 306-309
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    元気食欲の低下を主訴に来院した11歳雄の雑種猫に脾腫および汎血球減少症を認めた. プレドニゾロンによる治療に反応がみられなかったため脾摘術を行ったところ, 汎血球減少症の改善が認められた. 摘出した脾臓は病理組織学的検査ならびに組織化学的検査よりB細胞性リンパ腫と診断された. 本症例はリンパ節に異常がみられなかったことから, 脾臓原発リンパ腫と診断した, 臨床経過から, 本症と汎血球減少症の関連性が示唆された.
  • 安田 博美, 山中 盛正, 江副 伸介, 大森 崇司, 草薙 公一, 西條 加須江, 瀧川 義康, 天野 健一
    2008 年61 巻4 号 p. 311-314
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    不活化狂犬病ワクチン接種犬における抗体応答を中和試験によって検討した. 試験には2005年に東京都, 静岡県, 岐阜県, 京都府, 宮崎県および熊本県で飼育されていたワクチン接種犬100頭と未接種犬25頭の合計125頭のペァ血清を用いた. 過去1年間にワクチン接種歴のある犬100頭のうち90頭が有効抗体価25倍以上の中和抗体を保有しており, 8倍以上の抗体価を有する個体の幾何平均抗体価 (geometric mean titers; GMT) は251倍であった. このような犬にワクチンを追加接種すると, 1カ月後には全頭の抗体価が25倍以上に上昇し, GMTは750倍に達した. いっぽう, 今までに接種経験のない25頭にワクチンを接種すると, 23頭が中和抗体を産生したが, 2頭からは抗体が検出されなかった. ワクチン接種1カ月後の抗体価は8倍未満から256倍に分布し, GMTは43倍であった. これらの成績により, ワクチン接種により確実な免疫を付与し, それを維持するためには, 現行の接種プログラムである年1回の追加接種が重要であると考えられる.
  • 荒木 沙織, 藤元 英樹, 今田 由美子, 中馬 猛久, 岡本 嘉六
    2008 年61 巻4 号 p. 315-320
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    2004年4月~2006年3月に, 鹿児島県内の末吉および鹿屋食肉衛生検査所で分離された豚丹毒菌154株 (48農場, 119頭由来) の血清型は, 1a (53株), 1b (4株), 2 (95株), 11 (2株) の4型であった. RAPD型別では, A~Dの4群に分類され, 血清型との組み合わせでは1a-A (47株: 30.5%) および2-C (91株: 59.1%) が大半を占めた. 1a-Aは内腸骨リンパ, 膝関節液から限局して分離されたが, 2-Cは全検査部位から分離された. 南九州の豚丹毒多発農場別にみると, 出現する主要な血清型一遺伝子型が異なっていた. アクリフラビン耐性株は47株であった.
  • 成澤 昭徳, 横井 智, 河合 和枝, 作井 睦子, 菅原 憲治
    2008 年61 巻4 号 p. 321-323
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    北海道東部で捕獲されたエゾシカの腸腰筋から, 形態学的に異なる3種 (Type 1~3) のSarcocystisのシストが検出された. Type 1は肉眼および実体顕微鏡により確認可能で, 透過電顕によりシスト壁に墓石様のvillar protrusionを認めた. Type 2とType 3は組織学的にのみ確認可能で, シスト壁にそれぞれ指状, 毛状のvillar protrusionを認めた.
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