1994~2006年に北海道十勝管内で分離された
Mannheimia haemolytica 39株について,血清型別,薬剤感受性試験,パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)による解析を実施した.血清型は,1型21株(53.8%),6型16株(41%),2型と型別不能が各1株であった.1型は調査期間をとおして分離されたが,6型は平成11年に初めて分離され,16年以降は1型より高率に分離された.1型の18株,6型の15株がPFGE ではそれぞれ同一パターンで,1型,6型それぞれ近縁な株が管内に浸潤していると推察された.6型の15株はSM,KM,CP,NA,ERFX を含む多剤に対して耐性で,6型のNA,ERFX,CP のMIC
90 も高値であった.これら多剤耐性6型はほとんどがホルスタイン種雄やF1の若齢肉用牛由来であった.
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