筆者らは、たまたま科学技術庁よりの御紹介を得て、足利工大の牛山泉先生と連絡する機会を持った。「実験は無限に続き、機会は1つ」と考えて、この際、日本風力エネルギー協会誌に投稿することにした。何分、風でも、波でも、水流でも自然エネルギーは無限ではあるが1エネルギー密度は大きくない場合が多い。そこで、我々が手を加えて、能率よく利用できるか否かによって、その利用価値が判断されることになる。そのために、エネルギーをいかにしてタービンに取り入れるかが問題である。
今回、我々が行なっている2つの実験風車について報告する。
抄録全体を表示