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水資源・環境研究
Online ISSN : 1883-9398
Print ISSN : 0913-8277
ISSN-L : 0913-8277
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巻号一覧
36 巻 (2023)
2 号 p. 80-
1 号 p. 1-
35 巻 (2022)
2 号 p. 59-
1 号 p. 1-
34 巻 (2021)
2 号 p. 20-
1 号 p. 1-
33 巻 (2020)
1 号 p. 1-
32 巻 (2019)
2 号 p. 34-
1 号 p. 1-
31 巻 (2018)
2 号 p. 77-
1 号 p. 1-
30 巻 (2017)
2 号 p. 20-
1 号 p. 1-
29 巻 (2016)
2 号 p. 19-
1 号 p. 1-
28 巻 (2015)
2 号 p. 104-
1 号 p. 1-
27 巻 (2014)
2 号 p. 26-
1 号 p. 1-
26 巻 (2013)
2 号 p. 24-
1 号 p. 1-
25 巻 (2012)
2 号 p. 57-
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24 巻 (2011)
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14 号 p. 1-
2000 巻 (2000)
13 号 p. 1-
1999 巻 (1999)
12 号 p. 1-
1998 巻 (1998)
11 号 p. 1-
1997 巻 (1997)
10 号 p. 1-
1996 巻 (1996)
9 号 p. 1-
1995 巻 (1995)
8 号 p. 1-
1994 巻 (1994)
7 号 p. 1-
1993 巻 (1993)
6 号 p. 1-
1992 巻 (1992)
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1990 巻 (1990)
4 号 p. 1-
1989 巻 (1989)
3 号 p. 1-
1988 巻 (1988)
2 号 p. 1-
1987 巻 (1987)
1 号 p. 1-
32 巻, 1 号
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論説
亀岡の名水に関する人文・自然科学的考察
故事来歴、水質と安定同位体の特徴
鈴木 康久, 藪崎 志穂, 河野 忠
2019 年 32 巻 1 号 p. 1-15
発行日: 2019年
公開日: 2019/08/19
DOI
https://doi.org/10.6012/jwei.32.1
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京都府における名水の研究は京都市を中心に行われており、京都市北西部に接する亀岡盆地の名水に関する研究は行われていない。本研究では、名水に関する文献が豊富な亀岡市域を対象に、「自然環境」、「故事来歴」、「水質と安定同位体」に関する分析を行い、亀岡市域の名水の特徴について人文科学と自然科学の視点から考察した。故事来歴については、室町期以前は都との関係の中で名水が生まれてきたが、江戸期では暮らしに必要な水が名水として位置付けられている。近年、名水は地域資源としてまちづくりや観光にも活用されている。 名水は民俗学的、自然科学的研究が先行しているものの、その利用法と水質との有機的な関係は明らかではない。そこで本研究においても一般水質と安定同位体について分析し、ECやpH、水質組成、安定同位体比などで特徴のある地下水を見出すことができ、地質や滞留時間の長さ等の影響などを受けて水質が形成されていることが明らかとなった。また、一部の名水には、その水質に基づいたと考えられる水利用が行われていることが明らかとなった。
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研究ノート
地域環境NPO会員の財源志向の変化
NPO法人「びわこ豊穣の郷」を事例として
山添 史郎, 霜浦 森平, 塚本 利幸, 野田 浩資
2019 年 32 巻 1 号 p. 16-22
発行日: 2019年
公開日: 2019/08/19
DOI
https://doi.org/10.6012/jwei.32.16
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本稿では、地域環境NPOの会員がNPOの資金源として、どのような財源を重視するかという財源志向とその変化を明らかにする。NPO法人「びわこ豊穣の郷」の「第Ⅰ期:設立・整備期」「第Ⅱ期:成長・定着期」「第Ⅲ期:成熟・転換期」という3つのフェーズのうち、NPO法人化後の「第Ⅱ期:成長・定着期」「第Ⅲ期:成熟・転換期」の会員の財源志向とその変化について検討する。 「びわこ豊穣の郷」の会員層は、財源志向の相違に基づき、「第Ⅱ期:成長・定着期」には、「自主財源重視層」「手弁当重視層」「外部資金重視層」に区分されたが、「第Ⅲ期:成熟・転換期」には、「支援者重視・手弁当重視層」「自主事業重視層」「外部資金重視層」に区分された。「第Ⅱ期:成長・定着期」には、NPOの自主財源を確保し、独立性を高めようとする志向が多数派となっていたが、「第Ⅲ期:成熟・転換期」には、NPOの賛同者を増やすことで地道に財源を確保し、手弁当による活動を実施することで地域の人たちのとのつながりを強化しようとする連携的な志向が多数派となっていた。
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河童による水辺環境保全運動と地域振興効果
福岡県久留米市田主丸町を事例に
伊藤 達也
2019 年 32 巻 1 号 p. 23-31
発行日: 2019年
公開日: 2019/08/19
DOI
https://doi.org/10.6012/jwei.32.23
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本稿の目的は河童を使った水辺環境保全と地域振興効果を、福岡県久留米市田主丸町での調査から明らかにすることである。田主丸町は筑紫平野に位置し、河童を信仰する地域住民が河童を祭る祠を立て、毎年8月8日に祭りを開催している。筆者が行ったアンケート調査では、河童を使ったイベントの地域振興効果は、主として田主丸町の人々の交流を活発にし、人々を元気にさせるという経済効果の間接的側面で明らかになった。また、こうした河童を使ったイベントを肯定的に捉えている人が全体の80%を超え、田主丸町の河童が地域の水辺環境の保全に関わっていると考える人は3分の2を超え、そうした河童のいる水辺を守りたいと考える人が4分の3を占めた。田主丸町において、河童による地域振興効果は経済効果としては間接的であるものの、河童のいる水辺環境の保全意識は強く、そうした河童を信じる心、愛する心が河童によるイベントを支えていると思われる。
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(4313K)
書評
Kenji Otsuka. ed, 2019, Interactive Approaches to Water Governance in Asia
宮永 健太郎
2019 年 32 巻 1 号 p. 32-33
発行日: 2019年
公開日: 2019/08/19
DOI
https://doi.org/10.6012/jwei.32.32
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