木材保存
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46 巻 , 5 号
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総説
解説
資料
  • 野田 龍, 石橋 賢弥, 後藤 文彦
    2020 年 46 巻 5 号 p. 251-258
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/01
    ジャーナル オープンアクセス
    北海道や東北などの積雪寒冷地に建設された木製土木構造物等では,冬期に木部材の凍結融解が起こり得る。この凍結融解作用による木材強度の変化を把握するため,スギ正割材の未処理材および保存処理材を対象に,含水率および凍結融解の繰り返し回数と曲げ強度性能の関係を評価した。
    24時間を1サイクルとして,未処理材,保存処理材ともに5条件(0,15,45,75,90サイクル)で凍結融解の繰り返しを行った後,曲げ試験を行った。その結果,90サイクルまでの範囲内では凍結融解の繰り返し回数に関わらず,曲げ強さと曲げヤング係数ともに平均値および最低値はほぼ一定のレベルに収まる傾向を示した。加えて,凍結融解の繰り返しによっては,曲げ強さや曲げヤング係数が大きくなることもあり,曲げ強度性能に対する凍結融解作用の影響は少ないと考えられた。
情報
クローズアップ木材保存
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