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放射光による溶接凝固過程のin-situ観察(第4報)
小薄 孝裕, 米村 光治, 小川 和博, 小溝 裕一, 寺崎 秀紀
セッションID: 308
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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本研究では溶接熱サイクル下でのNiを変量させたFe-20%Cr系オーステナイト系ステンレス鋼溶接金属凝固過程の解明のために溶接金属凝固過程のin-situ観察を実施し、前報にて提案されたδ及びγ相の二相晶出を考慮した液相率の経時変化に関する数値モデルとの整合性を検証した。
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アルミニウム合金と自動車用亜鉛めっき鋼板の異材レーザろう付技術の開発(第1報)
篠崎 賢二, 澤田 有志, 森田 幹生, 山本 元道, 森 清和, 武村 伸介
セッションID: 309
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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鋼とAl合金の接合では,接合界面に脆弱な金属間化合物が生成する問題がある.そこで,母材をほとんど溶融させず,金属間化合物の生成を制御することが可能と考えられるレーザろう付法により,自動車用亜鉛めっき鋼板とAl合金との異材接合を行い,ろう付適正条件の導出および継手強度の調査を行った.
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アルミニウム合金と自動車用亜鉛めっき鋼板の異材レーザろう付技術の開発(第2報)
篠崎 賢二, 澤田 有志, 森田 幹生, 山本 元道, 森 清和, 武村 伸介
セッションID: 310
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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自動車用亜鉛めっき鋼板/Al合金の異材継手に対してレーザろう付を行い,継手組織と継手強度との関係について調査した.また,亜鉛めっき鋼板に対するレーザろう付のメカニズムを検討するため浸漬実験を行った.そして,異材継手の強度改善方策としてツインビームを想定した実験を行った.
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西本 和俊, 才田 一幸, 宋 宇鉉, 一色 一希
セッションID: 311
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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LDレーザを用いたレーザブレイジング法の確立および鉄鋼材料と銅の異材レーザブレイジングへの適用性を検討したところ、予熱ビームのずらし距離1mmで、メインビーム出力1800_から_1900Wかつ予熱ビーム出力500Wの条件範囲で母材強度と同等な高強度継手の作製が可能であった。
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ロケットエンジンのLDレーザブレイジング(第6報)
西本 和俊, 才田 一幸, 宋 宇鉉
セッションID: 312
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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レーザろう付過程におけるエロージョン現象についてNernst-Brunner式に基づいた理論的解析を行った結果、レーザろう付過程におけるエロージョン挙動はろう材液滴の熱サイクルにNernst-Brunner式に加算則を適用することにより予測可能であった。
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才田 一幸, 阪谷 岳洋, 宋 宇鉉, 西本 和俊
セッションID: 313
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Au-Niろうによるステンレス鋼レーザろう付部の高温割れ発生機構およびその防止策について検討した。レーザ隅肉ろう付部の割れは主として延性低下割れであり、後熱ビームを併用することにより防止できることが明らかになった。
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若月 健, 渡辺 健彦, 小沼 静代, 柳沢 敦
セッションID: 314
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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これまでに、新たに開発したB,Pフリーの低Si含有ニッケル基ろうを用いたステンレス鋼の突合せ継手は、ろう付間隙50から400μmにおいて、市販ニッケル基ろうよりも優れた機械的性質を示すことを明らかにした。本研究では連続的に間隙が広がる管束試験片のろう付を行い、その性質を評価した。
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小山 健, 篠崎 賢二, 山本 元道, 松田 拓也
セッションID: 315
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Agをインサート材に用いたAl_-_Cu異材ろう付継手の主な強度改善因子であるAg2Alの網目状形成について検討を行った。その結果、当該組織はろう付完了後の冷却過程中、析出により形成されることが明らかとなった。
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山崎 敬久, 清水 修, 鈴村 暁男, 池庄司 敏孝, 山田 新太郎
セッションID: 316
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ダイヤモンドとバナジウムの反応が、450℃付近と850℃付近で確認された。Vによる低温側でのダイヤモンドの表面改質作用について調査したが、これによる濡れの改善は得られなかった。そこではんだをSn-In-Al-Si-Vとし、高温側でのダイヤモンドの表面改質を検討している。
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炭素材料の接合に関する研究(第3報)
深谷 保博, 生田 明彦, 山田 剛士, 鎌田 幸次
セッションID: 317
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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等方性高密度黒鉛の接合法として,Cu-Ag-Tiメタライジング後,Cu,Snめっきし,大気中でPb-Snはんだろう付する方法を取上げ,その継手特性(継手強度,ミクロ組織)を述べる。
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池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 劉 樹英, 山崎 敬久
セッションID: 318
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Al合金とステンレス鋼の異材ろう付において,Al合金側界面の凝固速度と他方の界面の濡れ時間の関係が良好な接合を得る因子であると指摘されている.Al合金とAl-Si系ろう材の組合せで,ろう層,母材内の成分拡散と凝固過程を,拡散律速成長に基づく数値解析を行い,界面の凝固時間を示す.(139文字)
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鬼頭 昌之, 川人 洋介, 片山 聖二, 中村 浩
セッションID: 319
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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チタンにおけるパルスレーザによる溶接において,溶接中の反射光および熱放射光をモニタリングし,溶接現象をとらえ,レーザパワーを適応制御することによって安定化した溶込み深さの接合部を提供するための基礎的な知見が得られたので報告する.
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赤松 弘基, 都築 圭紀
セッションID: 320
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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TiAl金属間化合物の接合技術を確立すると共に継手特性改善のための後熱処理条件について検討した。接合技術に関しては、雰囲気制御が可能なチャンバー内で高温で加熱しながら溶接できるTiAl金属間化合物用レーザ溶接装置を開発し、その有効性について確認した。
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谷内 大世, ボリステクル ラッタナ, 宮下 幸雄, 武藤 睦治
セッションID: 321
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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YAGレーザを用いて鋼/アルミニウム合金異種金属重ね接合を行った。重ね部に接触片を押当て、界面温度分布への影響を熱伝導解析により調べた。また、接合実験により、接合条件および界面における金属間化合物の生成状態に及ぼす接触片の影響を調べた。
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チタンとアルミニウム合金のレーザロール溶接の研究(第1報)
沓名 宗春, 林 慎吾
セッションID: 322
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Al合金やTiはその軽量性から各種車両、航空機及び船舶などの構造材に用いられているが、これらの異材継手の接合は困難である。本研究では、純TiとAl合金の異材継手にレーザロール溶接を適用し、その継手強度ならびに界面のミクロ組織に及ぼす溶接条件の影響について調査した。
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西本 浩司, 安宅 健, 藤井 洋郎, 片山 聖二
セッションID: 323
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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本研究では、レーザ圧接法を用いて亜鉛めっき鋼板とアルミニウム合金の接合を種々の条件で行い、接合界面に生成する金属間化合物を抑制し、高い継手強度を得ることを目的に接合実験を行った結果について報告する。
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渡辺 ひとみ, 泰山 正則, 福井 清之
セッションID: 324
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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自動車分野におけるハイテン溶接課題の一つにHAZ軟化現象が挙げられる。本研究では80k鋼のHAZの組織変化と材料特性を把握し、継手強度に及ぼす影響を検討した。本供試材のHAZ軟化機構は焼戻しに起因し、HAZ軟化抑制により継手強度を向上する溶接及び材料設計のための指針が示された。
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半導体レーザによる薄鋼板の高速度溶接(第5報)
阿部 信行, 今中 孝, 塚本 雅裕, 森本 純司, 舟田 義則
セッションID: 325
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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前回より短径の幅が3/5と狭い楕円形(230×1800µm)の直接半導体レーザビームを用い、1mmtの厚鋼板上へ5-20µmtのフォイルの重ね溶接を行った。本報では、その実験結果と前回の報告結果とを比較することにより、ビーム形状の影響について検討した結果について報告する。
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Kang Chung Yun, 韓 台教, Jung Byung Hun, 李 奉根
セッションID: 326
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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600MPa TRIP鋼のNd:YAGレーザ溶接部の微細組織と硬度に及ぼす溶接速度について検討した結果を報告する。溶接は保護カスを使用しなく、溶接速度を2.1-6.0m/min範囲で変化して、ビードオンプレイト溶接をした。特に、溶接部の微細組織は原子間力顕微鏡(AFM)を使用し観察した。
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松本 員昌, 津村 卓也, 中田 一博, 井上 明久
セッションID: 327
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Ni基金属ガラス箔は、強度・耐食性に優れており、燃料電池用セル材料として注目されている。その溶接性の検討のため、膜厚30から50μmのNi基金属ガラス箔に、局所加熱、高速冷却が特徴の半導体レーザを用いて重ね溶接を行い、非晶質状態を維持しての溶接が可能かどうかに注目して検討した。
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!) レーザ・アークハイブリッド溶接現象の解明(第6報)!)
内藤 恭章, 水谷 正海, 片山 聖二
セッションID: 328
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ハイブリッド溶接では,レーザ単独溶接より高速度で深溶込み溶接部が得られることが知られている.本報告では,キーホール内部の分光測定を試みるとともに,試料上におけるアーク・プラズマとプルームの分光測定結果との比較検討結果を示す.
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椎原 克典, 牧野 吉延, 日塔 光一, 南 宏一
セッションID: 329
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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YAGレーザとTIGアークハイブリッド溶接の溶接中の現象をカラーI.I.にて撮影し、溶込みに及ぼすアーク電流の影響について調査した。その結果、アーク電流の違いによって、溶込み深さ上部の溶込み深さが異なり全体の溶込み深さも変化することが明らかとなった。
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南 宏一, 小川 剛史, 浅井 知, 椎原 克典, 牧野 吉延, 金原 利雄, 渋井 正直
セッションID: 330
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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コイルカバープレートへのYAG-TIGレーザ適用検討結果の報告である。評価は溶込み形状、内面温度、ギャップ裕度であり、アーク側をA-TIG、高集束TIGなどの手法にした場合の前述項目の変動挙動について説明する。
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高張力鋼のレーザ-アークハイブリッド溶接に関する研究 (レポート2)
劉 忠傑, 沓名 宗春
セッションID: 331
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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溶接金属とHAZのミクロ構造が溶接されて、レーザ溶接とマグ溶接とレーザ-MAGのハイブリッド溶接を調査してあります。 粒径、ミクロ構造構成は研究されます。 ハイブリッド溶接は、フェライトとベイナイトの割合を増加させて。
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杉野 友洋, 塚本 進, 荒金 吾郎, 中村 照美
セッションID: 332
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ハイブリッド溶接におけるアークとレーザ誘起プラズマの相互作用、そのときの溶滴移行及びビード形状への影響について基礎的検討を行った。レーザプラズマとアークプラズマの相互作用が溶滴移行の安定化に大きく影響していることがわかった。
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Ni基合金溶接金属部の応力腐食割れに対するレーザ表面溶融補修技術の開発(第4報)
包 剛, 篠崎 賢二, 三好 智久, 隠居 宗行, 山本 元道, 馬原 陽一, 渡辺 浩
セッションID: 333
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Ni基合金Inconel 182は,加速条件下では応力腐食割れが発生することが知られている.前報ではNb量の異なる試験片に対してレーザ表面溶融処理を施し,その耐食性変化及びその要因の解明を行った.本研究では,レーザ表面溶融部の耐食性に及ぼす溶接入熱の影響について検討を行った.
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レーザを用いたNi基合金肉盛溶接金属部の応力腐食割れ補修技術の開発(第5報)
包 剛, 篠崎 賢二, 隠居 宗行, 三好 智久, 山本 元道, 渡辺 浩, 馬原 陽一
セッションID: 334
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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Thermo-Calc及びDictraコードを使用することにより,Ni基合金Inconel600熱処理中粒界近傍のCr濃度分布の解析を行い、Inconel600熱処理による耐食性の変化について考察した。
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LDレーザによる結晶制御クラッディング(第4報)
西本 和俊, 才田 一幸, 藤田 善宏, 布施 俊明
セッションID: 335
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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半導体レーザを用い単結晶超合金の上に結晶制御肉盛を施した.レーザ出力,走査速度,ワイヤー供給量を変化させ,シングルパス肉盛で単結晶化が達成される条件を明確にした.また,その条件を用いてマルチパスマルチレイヤー肉盛を行い広範囲において肉盛部を単結晶化させることができた.
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木村 静太, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 336
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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CM247LCニッケル基超耐熱単結晶合金である母材に対して、YAGレーザによるCM247LCワイヤおよび粉末利用プロトタイピングを行い、クラッディング状況に及ぼす各種条件の影響を検討した。また、その時の溶融状況を高速度ビデオで観察して、単結晶クラッド層生成に関する知見を得た。
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山崎 哲郎, 山岡 弘人
セッションID: 337
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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原子力プラントの炉内構造物において、応力腐食割れの発生が報告されている。本研究では、補修溶接を想定し、補修対象部位の材質(インコネル600/インコネル82/インコネル182/ステンレスクラッド)を母材、インコネル52を肉盛材料として肉盛溶接試験を行い、溶接部の健全性を調査した。
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ボリステクル ラッタナ, 茂木 征史, 谷内 大世, 宮下 幸雄, 武藤 睦治
セッションID: 338
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ツインレーザビームを用いて、AZ31/A5052異種金属重ね接合を行った。ツインレーザビームの方がシングルビームと比較して高い溶接速度で接合体が得られた。ツインレーザビームにおいて、ビーム間距離を大きくすると、接合幅が増加した。
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木村 光彦, 清水 千春
セッションID: 339
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ターボチャージャータービンシャフトの耐久性向上を目的としてタービンシャフト軸受け部のレーザ焼き入れを行い,タービンシャフト焼き入れ部組織,硬さ,残留応力,およびシャフトの変形等を検討した.その結果,硬さの向上を実現し,製品特性を満足するレーザ光照射条件を得ることが可能となった.
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木下 圭介, 川人 洋介, 片山 聖二, 坪田 秀峰, 石出 孝
セッションID: 340
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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レーザ誘起プルームと近赤外域のレーザ光との吸収・散乱・屈折といった相互作用は十分に解明されていない.レーザ誘起プルームに対してファイバーレーザを通過させ,透過光の変動を可視化して観察を行い、ファイバーレーザとレーザ誘起プルームとの相互作用について得られた基礎的な知見を報告する.
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中谷 光良, 黄地 尚義
セッションID: 341
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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前報では,パルス溶接を用いた場合,溶接入熱が同じでも溶込み形状が変わることを明らかにした.本報告では,溶込み形状が同じパルス溶接とパルス無しの場合で溶接変形が異なることを明らかにした.
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猪瀬 幸太郎, 中西 保正, 金 裕哲
セッションID: 342
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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すみ肉の防止や予測技術に関する研究が多くなされてきた。しかしその多くは標準的な施工による脚長と溶け込みを対象としたものである。そこで本研究では溶け込み性状を意図的に変化させた溶接実験を実施し、溶け込み性状が角変形に及ぼす影響を考察した。
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志和屋 裕士, 濱中 亮, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 343
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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本研究では溶接及び切断による熱変形に及ぼす初期残留応力の影響を検討した。実験では橋梁のフランジパネルの製作工程に沿って詳細に各種変形を検討し、また解析では、切断、ビードオンプレート溶接をシミュレートすることで、初期残留応力分布が熱変形に対して影響が生じることがわかった。
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両角 克之, 黒澤 孝司, 伊藤 彰宏
セッションID: 344
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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テーラードブランクのプレス成形技術は自動車産業を中心に高いニーズがあり、溶接は必要不可欠な技術である。このプロセス上で溶接のどのような影響に注意を払うべきか、解析を通して比較検討したことを報告する。
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中川 昌幸, 渡辺 健彦, 柳沢 敦, 鈴木 洋平
セッションID: 345
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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液中超音波照射によるキャビテーションを金属材料表面に作用させることにより塑性変形を引き起こし圧縮残留応力を付与することができる.本研究では,より塑性変形しにくい高硬度材料に液中超音波照射を適用し,材料の硬度,組織と付与される圧縮残留応力値の関連性について検討した.
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秋山 哲也, 松岡 智裕, 寺崎 俊夫
セッションID: 346
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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面内ひずみを用いた薄板曲面形成を行う場合の,初期曲率の決定方法を明確にした.材料力学に基づくエネルギ計算とFEMによる数値計算の2方向から,初期曲率と最終曲率の関係を検討している.
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土屋 和之, 西殿 敏朗, 坂元 理絵, 石川 清文
セッションID: 347
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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加速器の真空ダクトの製作に当たっては、ビ!)ムアパ!)チャ!)を確保し、かつ、狭いマグネット空間に挿入することから、高い製作精度が要求される。本報告では、ひずみの発生しやすいアルミ製真空ダクトの加工・溶接組み立工程におけるひずみ発生事例とその修正工程及び溶接組立手順について考察した。
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寺崎 俊夫, 北村 貴典, 長谷川 壽男, 古賀 信次, 犬塚 雅之
セッションID: 348
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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アルミニウム合金Al6063にFSWを行った継手について,横収縮を測定し,溶接時の板幅方向拘束の有無の影響,加圧力の影響について検討を行った.結果として,板幅方向拘束がない場合,横収縮は小さくなるが,大きな影響がないことが分かった.また,加圧力はあまり大きな影響を与えないことが判明した.
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長谷川 忠之, 西川 聡, 中田 志津雄, 堀井 行彦, 村川 英一
セッションID: 349
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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従来、溶接条件を変える毎に温度測定を実施し、それにFEM温度解析を合わせる様入熱モデル形状を調整し、残留応力を求める手法が行われてきた。本論文は、溶接条件と入熱モデル形状の関係を整理し、条件変更した場合、測定温度データ無しでの入熱モデル形状の推定の可能性を検討したものである。
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岡野 成威, 勝山 仁哉, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 350
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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近年、生産効率等の面から、タンデム溶接など従来とは異なり、複数の熱源を用いた溶接法が実用化されてきている。複数熱源を用いた場合の溶接変形特性について、従来の整理パラメータQ/h2を用いて理論的考察を行うとともに、その発生プロセスに関して解析的に検討を行った。
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尾田 勇, 伊藤 真介, 柴原 正和, 正岡 孝治, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 351
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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本研究では、著者らが開発した反復サブストラクチャー法(ISM)を、多層溶接継手の解析に適用することにより、解析時間を大幅短縮した例について紹介する。さらに、多層溶接時の過渡変形の解析を通して、ISMの妥当性について検討を行う。
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金 裕哲, 李 在翼, 澤田 守, 猪瀬 幸太郎
セッションID: 352
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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溶接に伴う力学現象の解明研究に数値解析が広く用いられる。数値解析で得られる結果の妥当性であるが,通常,実験を行い,これをシミュレーションし,得られる結果を基本として検証するのが一般的である。本稿では,突合せ溶接で生じる面外変形の計測実験において,遵守すべき条件について報告する。
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川上 博己, 寺崎 俊夫, 福谷 理明
セッションID: 353
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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マルテンサイト変態の影響が大きい鋼材に溶接を施すことは、相変態膨張により溶接変形、残留応力などに多大な影響を及ぼすと考えられる.冷却中の複雑な相変態現象を解明し、相変態材料における溶接変形・残留応力の精度良い数値解析手法を確立することを目的とする.
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梁 偉, でん 徳安, 瀬渡 賢, 中島 康雅, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 354
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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固有変形が既知であれば、大型あるいは形状が複雑な溶接構造物の変形を予測することができる。そこで本論文では、固有変形法を桁およびパイプ構造の溶接変形予測に適用し、計測値と比較検討した結果について報告する。
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中島 康雅, 長谷川 壽男, 梁 偉, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 355
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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中厚以上の溶接変形は従来から固有ひずみとしてデータベース化され、構造物の変形予測に利用されているが、薄板の領域でのデータは十分でない。本研究では薄板を対象に固有ひずみデータベースを拡充するため薄板小型試験片での溶接変形計測実験を行い、逆解析による固有ひずみ同定を行った。
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西川 弘泰, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 356
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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溶接作業の省力化・高精度化を実現するためには、溶接シミュレーションにより溶接時に発生する溶接変形量を事前に予測する必要がある。そこで、実機レベルの溶接シミュレーションを現場に適用できる計算時間で行える新しい手法を開発し、計算時間の確認と計測結果との比較を行った。
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三上 欣希, 森影 康, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 357
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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低変態温度溶接材料を適用したT型すみ肉溶接継手の過渡変形挙動を,実験および数値解析により評価した.溶接中の過渡変形挙動はレーザ変位計を用いて連続計測した.溶接金属の変態膨張により角変形が低減されることが確認できた.相変態を考慮した有限要素解析も行い,過渡変形挙動を詳細に評価した.
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