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北側 彰一, 谷 和彦, 岩田 節雄, 北村 幸嗣, 米山 聡
セッションID: 358
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
フリー
鋼構造物の保全するための技術として、デジタル画像相関法を用いた光学式たわみ分布計測技術を開発した。5mの大型梁を用いたたわみ計測実験により、被測定物寸法の1万分の1の精度で計測できることを明らかとした。これらの結果ならびに実橋への試用結果を報告する。
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菊田 諭, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 401
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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アルミニウムは電気抵抗率が小さく、接触抵抗も小さいため大きな抵抗溶接電流が要求される。本研究では沸騰水を用いるベーマイト処理をアルミニウム板に施し、溶接時の接触抵抗を増大させる方法によって小電流によるアルミニウムの抵抗溶接が可能であることを明らかにした。
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武田 実佳子, 漆原 亘, 松本 克史, 加藤 淳
セッションID: 402
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接によるアルミニウム/高張力鋼の接合強度・界面構造に及ぼす鋼材表面酸化形態の影響を検討した結果、鋼材の内部酸化深さを適正に制御することにより接合強度が大幅に改善されることがわかった。
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漆原 亘, 武田 実佳子, 松本 克史, 加藤 淳
セッションID: 403
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接を用いた、高張力鋼とアルミニウム合金との直接接合において、鋼材成分、アルミニウム材成分や接合条件がナゲット径や界面反応層の厚さなどの界面構造、接合強度に及ぼす影響を把握した。
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岩瀬 哲, 笹部 誠二, 服部 保徳, 三尾野 忠昭
セッションID: 404
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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鋼とアルミとの抵抗スポット溶接による異種材接合技術に関し、特殊な溶融アルミめっき鋼板を用いることならびに溶接条件を最適化することにより、継手強度を担う部位において脆弱な金属間化合物の生成抑制に成功した。この結果、従来にない優れた継手性能が得られることが判明した。
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服部 保徳, 三尾野 忠昭, 岩瀬 哲, 笹部 誠二
セッションID: 405
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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鋼とアルミとの抵抗スポット溶接による異種材接合技術に関し、特殊な溶融アルミめっき鋼板を用いることならびに溶接条件を最適化することにより、接合界面に生成する金属間化合物を抑制した優れた接合体が得られることを見出した。本報では接合界面の金属間化合物抑制メカニズムについて検討した。
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相沢 友勝, 内海 幸博
セッションID: 406
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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片側からの電磁シーム溶接法を用いてアルミニウム(厚さ1mm)を高張力鋼板(厚さ1.4mm)へ、長さ100mmにわたり圧接した結果を報告する。アルミニウムおよび鋼板の種類を変えて実験した。接合強度、接合界面の観察結果などを述べる。
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春山 英太郎, 加藤 数良, 時末 光
セッションID: 407
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ZK60マグネシウム合金の摩擦圧接を行い,継手の機械的性質に及ぼす接合条件の影響を検討した.
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堀内 美宏, 冨士 明良, 木村 真晃
セッションID: 408
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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純Tiと純Niの摩擦圧接接合を行い,接合後継手の引張試験および接合界面に生成される中間層の成長の観察と分析を行った.また,本実験において最高引張強さの条件での継手に熱処理を施し,接合界面の中間層の成長の観察と分析,中間層の硬さ試験を行い,引張強さに及ぼす影響を明らかにした.
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篠田 剛, 竹上 弘彰, 柴田 翔平
セッションID: 409
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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インサート材を用いた摩擦充填接合により、これまでに欠陥のない充填金属部を得ることが可能となった。本研究では、接合現象及び本プロセスの適用範囲の調査を目的とし、接合部内部及び機械的特性の調査を行った。
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篠田 剛, 石川 和俊, 竹上 弘彰
セッションID: 410
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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摩擦圧接は接合部材が円形断面でなければならないという制約があったが、コンピュータ制御により位相制御が可能となり非円形断面の部材にも適応範囲が広がった。本研究では、長方形断面のSS400を位相制御摩擦圧接を行い、圧接時の現象調査および機械的特性の評価を行った。
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小林 明発, 安田 祐智, 岩月 俊輔
セッションID: 411
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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近年,環境保護に基づく自動車,産業機械等の軽量化の目的から,従来のAl合金と高性能材料との異種材料摩擦圧接が試みられている.本報告は,実用金属中で最も軽く,比強度,比剛性に優れるAZ31とAl合金の中で加工性,溶接性に優れるA1070の摩擦圧接を試み,その特性について検討する.
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高橋 誠, 池内 建二
セッションID: 412
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ガラスと金属の陽極接合性・得られる継手の性質が接合する金属によって異なる原因を探るため、各種の金属とホウケイ酸ガラスの陽極接合の進行の各段階での界面微細組織を観察し、陽極接合が成立するために形成されるべき界面組織・界面組織と継手の性質の関係を明らかにする。
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杉山 智志, 西尾 一政, 加藤 光昭, 山口 富子
セッションID: 413
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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本研究では、真空圧延接合法によってAl/Tiクラッド材を作製し、その際に接合温度、圧下率及び接合雰囲気を数段階変化させた。得られた試料について接合界面組織観察や引張試験を行い、Al/Tiクラッド材の接合特性を調査した。
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タンタルを用いた接合性の改善
益本 広久, 西尾 一政, 松田 日出彦, 池田 英幸, 本田 嗣男
セッションID: 414
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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拡散接合を利用したタングステンとチタンとの接合性の改善策として、タンタル板を中間材とした継手の熱応力を有限要素法を用いて解析すると共に、実接合材ではタングステンとタンタルとの直接接合が困難なことからその中間材にTi箔を挿入したTi/Ta/Ti箔/Wを作成し、その評価を行った。
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佐藤 裕二, 金井 覚, 瀬戸 佐智生, 小林 優
セッションID: 415
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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軸受鋼として一般的に使用されているSUJ2とアルミニウム合金のA5083について、純銅をインサート金属とした間接拡散接合を行い、接合条件と継手強度の関連性について実験・検討を行った。その結果、接合条件によって継手強度が変化したため、その原因について検討し報告する。
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作山 英雄, 渡辺 健彦, 柳沢 敦, 小沼 静代
セッションID: 416
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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近年、車両の軽量化などを目的としてアルミニウム(Al)と鉄鋼(Fe)を接合する技術が求められている。しかし、AlとFeを溶融溶接すると金属間化合物が形成されやすく継手強さが低くなってしまう。そこで本研究では固相接合法である超音波接合法を用いたAlとFeの接合について検討した。
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カン 晶允, 李 奉根, 韓 台教, Song Woo Young, Ye Chang Ho
セッションID: 417
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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一方向凝固Ni基超耐熱合金(GTD-111)を母材粉末と挿入金属粉末の混合粉末を使用し、wide gap遷移液相拡散接合(TLP Bonding)した場合、粉末の混合比及び接合条件にともなう接合欠陥及び接合部の微細組織の変化について検討したものを報告する。
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鈴村 暁男, 尾崎 秀行, 池庄司 敏孝, 山崎 敬久, 恒川 肇
セッションID: 418
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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高温超電導YBCOセラミックスは加工が難しい為、接合により所望の形状を実現する事を目的とし、母材への酸化銀の添加量や接合圧力等の接合条件を様々に変化させて接合し、その接合部組織、元素分布、超伝導特性、継手強さを評価し、より高い性能と強固な接合部を形成する為の諸条件を明らかにした。
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森川 哲国, 冨士 明良, 遠国 秀昭
セッションID: 419
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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純Al/Mg系材料の摩擦圧接において、接合条件と継手引張強度の関係を求めた。境界部の金属学的特性を明らかにした。また、継手に後熱処理を施し、接合条件と中間層の成長現象を明らかにした。引張試験による破断面において分析を行い、金属学的特性を調べた。
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鉄鋼材料の破壊靭性評価手順の標準化プロジェクト
南 二三吉, 萩原 行人, 三村 宏, 吉成 仁志, 田川 哲哉, 大畑 充, 栗原 正好, 半田 恒久, 伊木 聡, 島貫 広志, 川畑 ...
セッションID: 420
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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構造要素は一般に塑性拘束が緩和されやすい状態にあることを考慮し,破壊靭性試験で得られるCTOD破壊靭性値をそれと破壊駆動力が等価な構造要素の限界CTODに換算する手順を標準化するためのプロジェクトが実行されてきた。本報では,本規格(案)の性格と全体像について概説する
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大畑 充, 真邊 崇正, 南 二三吉
セッションID: 421
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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鋼構造の脆性破壊性能をワイブル応力概念を用いて評価を行うためには,材料固有の値であることが期待されるワイブル形状パラメータmを実験及びFEM解析により決定する必要がある。本報では,この形状パラメータmを決定のためのFEM解析手法について検討を行った。
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半田 恒久, 三村 宏, 南 二三吉
セッションID: 422
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ワイブル形状パラメータと材料特性との相関関係を調査し、調査結果に基づきワイブル形状パラメータの簡易決定方法を提案した。
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大畑 充, 渡辺 大介, 南 二三吉
セッションID: 423
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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標準破壊靭性試験片と構造要素が同じワイブル応力を呈するときのCTOD比である等価CTOD係数β は,材料因子,構造因子や降伏規模など種々の因子の影響を受ける。これらの因子が等価CTOD係数に及ぼす影響を解析し,等価CTOD係数を工業的に実用していくための簡便評価法の検討を行った。
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大畑 充, 山下 洋一, 南 二三吉
セッションID: 424
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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欧州において,2パラメータ法と呼ばれる破壊評価線図(FAD)を用いた構造要素の破壊評価法が提案されているが,この手法に靭性試験片と構造要素の塑性拘束の差を補正する等価CTOD係数を適用することにより,より合理的な構造要素の破壊評価が行えることを実験結果との比較により検証した。
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島貫 広志, 渡辺 大介, 大畑 充, 萩原 行人, 南 二三吉
セッションID: 425
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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表面及び貫通き裂を有する鋼板の脆性破壊性能に及ぼす二軸負荷の影響を実験的に検討、単軸試験より限界CTODが低下することを確認。また、この傾向はワイブル応力クライテリオンによる評価で標準3点曲げ試験から予測できること、また、IST委員会で提案の等価CTOD係数βの妥当性を示した。
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伊木 聡, 栗原 正好, 南 二三吉
セッションID: 426
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ISTプロジェクト(大阪大学 南教授委員長)の成果発表に関連して、応力集中部をもつ構造要素の脆性破壊評価へのワイブル応力の適用について発表する。
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谷澤 彰彦, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 427
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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レーザ溶接継手は、破壊靭性試験を行った際にFPDが起こるなどして、破壊安全性を評価できない。本研究では、継手の強度的不均質及びFPDを防ぐことを目的とした改良試験片をとりあげ、これらの因子が破壊靭性試験を行った際のへき開破壊の駆動力である応力場に対する影響を解析的に検討する。
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高嶋 康人, 川畑 友弥, 有持 和茂, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 428
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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シャルピー衝撃試験及びCTOD破壊靭性試験で得られる延性・脆性遷移特性の相関が,鋼材のどのような特性に支配されるかを明らかにする。そこで,高強度鋼を取り上げ,両遷移特性の相関関係に及ぼす加工硬化特性の影響について,ワイブル応力概念に基づく解析的評価により検討を行った。
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萱森 陽一, 井上 健裕, 萩原 行人
セッションID: 429
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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荷重伝達型十字溶接継手の止端部き裂のCTODを有限要素解析し、WES 2805-1997のCTODデザインカーブの適用性を検討した。き裂深さに依存して、評価ひずみ算出のための応力集中係数の設定誤差が大きくなる場合があった。面積平均ひずみによる評価ひずみの適用を試みた。
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石川 信行, 遠藤 茂, 伊木 聡, 近藤 丈
セッションID: 430
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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UOEラインパイプのHAZ靱性を実験及びFEMよって評価した。HAZ部の吸収エネルギーが規格を満足しないパイプであっても,広幅試験では脆性破壊を生じず十分に高い応力で延性破壊した。FEM解析の結果,広幅試験のワイブル応力は限界値に到達せず実験結果を裏付ける結果となった。
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深堀 拓也, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 431
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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延性き裂の進展抵抗を支配する因子を明確にすることにより,進展抵抗向上のための鋼材開発指針の確立が期待できる。本研究は,機械的特性が同じ2種の鋼材を取り上げ,延性き裂の発生と進展の両プロセスに着目しながらどのような限界値特性の影響を受けているかを明らかにする実験・観察を行った。
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大畑 充, 宇井 杏奈, 南 二三吉
セッションID: 432
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
フリー
複合組織鋼材の延性損傷の挙動観察に基づいて微視的損傷モデルを構築し,鋼材の不均質組織形態を反映させた解析モデルに導入することにより延性損傷シミュレーションを行った。これにより,負荷応力場が異なる場合の鋼材の損傷進展挙動を本モデルにより再現できることが分かった。
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本橋 裕之, 萩原 直人
セッションID: 433
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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マッチング度合いの異なる3種類の周溶接継手に対して、溶接部中央に表面切欠きを有する広幅引張試験を行った。直流電位差法により検出された延性き裂の発生挙動は、強度ミスマッチの影響を強く受け、強度マッチングの度合いが小さいほど、延性き裂発生までの変形量が小さくなった。
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(その5) 3次元有限要素法解析による実構造物と平継手の比較
中込 忠男, 田中 祐以, 北原 敏希
セッションID: 434
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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実大試験体と平継手試験体の形状の異なる2種類の試験体での溶接施工実験および3次元有限要素法解析による検討を用いて、部材形状の違いが溶接金属の強度に与える影響を把握し、算出した冷却時間より溶接金属の強度の推定式を提案する。
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崎野 良比呂, 加村 久哉, 金 裕哲
セッションID: 435
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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角形鋼管のR部のように塑性加工を受けた部分を溶接した場合のHAZ部の靭性変化を調べるため、塑性予歪みの付加と時効処理を行った鋼材(3種類)に再現熱サイクル試験を行った。入熱は0,10,16 ,37 kJ/cmに相当する温度で行い、処理後シャルピー吸収エネルギーの変化を比較した。
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藤田 敏明, 湯田 誠, 町田 文孝, 森影 康, 久保 高宏, 安田 功一
セッションID: 438
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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非調質鋼面外ガセット部に低変態温度溶接材料を用い付加溶接を施した継手について、付加溶接の施工条件の違いによる疲労強度への影響を疲労試験により調査した。
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長谷川 正義, 鈴木 浩昭
セッションID: 439
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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炭素の含有率が異なる機械構造用炭素鋼の母材および摩擦圧接継手へショットピーニング処理を行った場合の、疲労強度向上効果について検討した。その結果、継手の疲労強度向上の効果は顕著であり、その原因は硬さの上昇が主で、それに圧縮残留応力の付与が加わったものであることが明らかになった。
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半田 恒久, 久保 高宏, 沖田 泰明, 安田 功一
セッションID: 440
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
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SS400_から_HT780のレーザ溶接継手の疲労強度はアーク溶接継手より高く、HAZ硬化が生じない場合には、YS≧600MPaの領域においても鋼板YS上昇に伴う疲労強度向上が期待できる。
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中谷 光良, 北側 彰一, 芦田 吏史, 石原 照久, 森本 吉春, 藤垣 元治, 堅多 達也
セッションID: 441
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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溶接部やき裂の止端では,断面が急変するため応力集中が発生することが知られている.実験的には,歪ゲージを用いて計測されているが,応力集中分布を光学的に計測された例は無い.本研究では,位相シフトデジタルホログラフィを用いた計測装置により,応力集中部を検出した結果について述べる.
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武田 泰明, 瀬尾 健二, 日下 正広, 木村 真晃
セッションID: 442
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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形状記憶合金(SMA)と強磁性材料の複合材料は磁気駆動高速アクチュエータ材料として期待されている.そこで本研究ではSMAと強磁性材料から成る二層複合板を解析対象とし,まずSMAの応力-ひずみ関係を熱・力学構成方程式を用いて解析した.その結果を用いて複合板の超弾性挙動を解析した.
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樋口 良太, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 443
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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鋼材やその溶接部の強度特性は微視的な組織の不均質性のみならず結晶粒界でのすべり挙動にも影響されるため、これらの因子を考慮して強度特性を評価することが必要である。本研究では、粒界すべりを考慮するためのFEM-MD結合数値解析法を3次元モデルに拡張し、応力や歪の分布を推定する。
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北原 敏希, 中込 忠男, 竹内 直記
セッションID: 444
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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溶接ロボットにより下向溶接および立向溶接をおこない、入熱等が溶接金属の機械的性質に与える影響について機械試験、化学成分分析を用いて比較検討し、特殊な運棒方法を用いた立向溶接の特性を把握する。その1では主に研究概要について報告する。
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北原 敏希, 中込 忠男, 竹内 直記
セッションID: 445
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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溶接ロボットにより下向溶接および立向溶接をおこない、入熱等が溶接金属の機械的性質に与える影響について機械試験、化学成分分析を用いて比較検討し、特殊な運棒方法を用いた立向溶接の特性を把握する。その2では主に実験結果および考察について報告する。
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市川 拓, 武井 徹, 藤井 信之, 安田 克彦
セッションID: 446
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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ねずみ鋳鉄は機械部品として普及している.しかし,多量の炭素を含有するため溶接が難しく,継手強度の信頼性が低い. そこで,広く普及した半自動溶接,被覆アーク溶接,TIG溶接,ガス溶接を用いて作製した試験片溶接部の機械的性質を実験により求め,その結果から各種溶接法の適正を評価している.
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本多 弘範, 深瀬 敦史, 藤井 信之, 安田 克彦
セッションID: 447
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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球状黒鉛鋳鉄の溶接は難しく信頼性も低い.よって強度を必要としない部分,補修溶接等でしか行われていない.そこで予熱後熱,特別な技術を施さず,様々な現場においても容易に溶接できることを前提に様々な溶接法で試験片を溶接し機械的強度を調べその結果から最も適している溶接法を比較検討した.
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塚本 武志, 平野 聡, 宮坂 好人, 藤森 隆幸
セッションID: 448
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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パルス通電接合によりSUS403およびSKD61の直接固相接合を行い、加熱温度、加圧力、接合面粗さが継手の機械的性質に及ぼす影響を基礎的に評価した。加熱温度、加圧力の適正な制御により、両鋼種とも加圧方向の変形量を2%以下に抑制し、接合ままで母材破断する引張強度特性が得られた。
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銅の拡散接合に関する研究(第4報)
深谷 保博, 生田 明彦, 岡田 章生, 小林 敏郎, 東 保男
セッションID: 449
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
フリー
超精密旋盤加工した銅板40枚について,レーザ干渉法で平坦度を詳細測定した結果を述べたあと,その拡散接合における接合体間隙と継手特性(継手強度,ミクロ組織)の関係を述べる。
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才田 一幸, 川端 ユキ, 西本 和俊
セッションID: 450
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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高耐食Nb-5%W合金とステンレス鋼SUS304ULCの固相拡散接合性および爆発接合性について検討した。固相拡散接合界面にはラーベス相が形成し、接合継手強さの低下要因となるが、爆発接合界面では、ラーベス相の形成は抑制され、優れた接合継手強さを有することが明らかとなった。
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Cu/Alの最適結合条件
屋良 秀夫, 中島 邦明, 古堅 誠, 宮城 雄二
セッションID: 451
発行日: 2005年
公開日: 2005/11/30
会議録・要旨集
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非鉄金属には様々な接合法があるが、いずれにおいても難しい。異種非鉄金属の接合となると、極めて困難で接合部には溶接欠陥や変形が生じやすい。本研究では放電プラズマ焼結法を固体接合に適用しCuとAlの異種非鉄金属接合を行い、機械的、冶金的性質の面から接合条件と接合性について検討した。
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