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田代 真一, 田中 学
セッションID: 302
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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アーク電流は主に陰極表面からの熱電子放出により賄われる事から、
シールドガスの違いが陰極表面温度分布に及ぼす影響の検討は不可欠である。
本報では、2色温度測定法によりヘリウムガスタングステンアークの陰極表面温度分布を測定し、
過去に報告されたアルゴンガスによる表面温度分布と比較検討した結果について報告する。
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塚本 文彦, 安田 克彦, 西尾 一政
セッションID: 303
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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熱伝導性に優れるアルミニウム合金材のTIG溶接では、入熱制御が不可欠である。この入熱制御方法の一つに感覚的パルス電流制御法があるが、私たちはこの方法に着目し、作業者が行うトーチスイッチのON/OFF操作により得られる溶接電流の変化データをプログラム化し、プログラムを再現させて行うプログラム化TIG溶接法を提案している。ただ、プログラム化TIG溶接法において、溶接作業者が行う良好な溶接を再現するためには、溶接中のアーク長さなどを精度よく再現する必要があり、作業者のトーチ操作が複雑となる継手の溶接では適用が難しい。
本研究では、溶接作業者の五感による優れたセンサリング能力に着目し、複雑に変化する継手のプログラム化TIG溶接に作業者が協調して溶接を行う方法を検討した。
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使用済燃料貯蔵プール向け水中補修溶接技術の開発 (第1報)
大枝 郁, 加藤 正秀, 浜田 泰充, 大塚 敏弘, 豊田 清一, 細金 敦, 尾花 健
セッションID: 304
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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使用済み燃料貯蔵プール施設の予防保全、事後保全を目的として、当て板方式による水中TIG溶接工法を開発した結果について報告する。
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使用済燃料貯蔵プール向け水中補修溶接技術の開発 (第2報)
大枝 郁, 加藤 正秀, 浜田 泰充, 大塚 敏弘, 豊田 清一, 細金 敦, 尾花 健
セッションID: 305
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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当て板方式による水中TIG溶接設備を開発し、実用化を検討した結果について報告する。
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三上 欣希, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 306
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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低変態温度溶接材料を用いたビード・オン・プレート溶接継手について,溶接入熱量および板厚の組合せを様々に変化させた数値解析を行い,溶接継手の残留角変形および溶接金属部の変態膨張による角変形低減量に及ぼす入熱パラメータの影響を検討した.
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中長 啓治, 濱口 裕充, 武田 祐輔
セッションID: 307
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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原子炉容器管台貫通部は対称度の低い複雑な形状をしており,溶接残留応力は非常に複雑な分布をしているものと推察される。本研究では,その残留応力測定に,固有ひずみ分布を関数表示した固有ひずみ法を適用する。使用関数の優劣を統計診断学的に検討・考察する。
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金 裕哲, 李 在翼
セッションID: 308
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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従来の研究によれば,溶接面外変形の生成に対し,溶接金属の収縮過程が主であると説明されてきた。ところが,溶接面外変形を高精度予測した結果を詳細に検討したところ,角変形の生成において母材の膨張過程が主であることがわかった。ここでは,角変形の生成機構に対する新たな知見を報告する。
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伊藤 真介, 張 林杰, 柴原 正和, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 309
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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本研究ではパイプの多層盛隅肉溶接において、溶接変形を軸収縮量、軸ズレ量及び倒れ量の三種類に分類し、溶接諸因子が与える影響について三次元熱弾塑性FEM解析により検討を行う。また、溶接接合面の傾きや、残留応力が変形に及ぼす影響についても検討する。
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岡野 成威, 望月 正人, 豊田 政男, 大縄 登史男, 上山 智之
セッションID: 310
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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溶接変形を溶接しながら制御することは望ましいことである。本研究では、溶接中に生じる回転変形を制御することを目的として後方冷却法を取り上げ、その有効性の評価および適切な制御指針の提示のために、数値解析と実験によって、後方冷却を行った場合の開先変位の挙動について検討を行った。
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安藤 康高, 戸部 省吾, 田原 弘一
セッションID: 311
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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本研究では、燃焼炎法によるMo溶射被覆基材上へのダイヤモンド合成の際に生じる溶射皮膜の割れや剥離を防ぐため、Mo-Fe中間層を設けた基材を使用した。その結果、Mo溶射皮膜のみを施した基材では必ず生じた皮膜の割れや剥離を抑える事ができ、中間層の熱応力緩和効果を確認する事ができた。
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宮本 豊, 福井 清之, 内原 正人, 今村 高志, 稲垣 真一
セッションID: 312
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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鋼板を突き合せ、回転円盤電極で加圧、通電する方式のマッシュシーム溶接を考案した。加圧力、電流等の溶接条件と接合性の関係を明らかにした。また、テーラードブランクへの適用性を明らかにするために、成形性や塗装後耐食性等の性能を調査し、他の溶接方法と比較した。
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松山 欽一
セッションID: 313
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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本報告は,現在使用されている抵抗スポット溶接用数値計算シミュレータの問題点として残っている通電初期の板ー板間及び板ー電極間接触抵抗モデルを,溶接中に採取した電流ー電圧のモニタリングデータと,著者が以前に開発しているハイブリッドシミュレータを組み合わせて,使用材料毎に推定できる新しい同定システムの構成とその機能について紹介するものである.
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佐伯 雄一, 中村 満, 青沼 昌幸
セッションID: 314
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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純チタンとAZ91Dマグネシウム合金の摩擦圧接を行った.その結果,圧接条件を変化させることにより,母材破断する接合部が得られた.このメカニズムはAZ91Dはα+βの二相合金なので,界面での反応としては,金属間化合物であるβ相中のAlがマトリックスに固溶するか,β相のAlがTiへ拡散する事が予測された.
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實方 将仁, 加藤 数良, 時末 光
セッションID: 315
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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数種類のアルミニウム合金を用いて摩擦圧接によるスタッド接合を行い,得られたスタッド接合継手の接合界面で観察される回転面の移動現象について検討した.
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平井 更之右, 竹内 英世, 計見 竜雄, 二塚 貴之, 池田 倫正
セッションID: 316
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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本執筆者らは、片側から加圧する新しい重ね点接合技術を開発し、前報では、その接合メカニズムおよび軟鋼板同士への有用性を明らかにした。本報ではさらに、高張力鋼板や溶融亜鉛めっき鋼板への適用拡大を検討した結果について報告する。
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小林 明, 矢野 正治
セッションID: 317
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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ガストンネル型プラズマ溶射装置により作製したFe系金属ガラス膜について、皮膜断面のビッカース硬度,皮膜の耐摩耗性などの機械的特性を解明した。
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Kobayashi Akira, Morks M. F
セッションID: 318
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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Fused silica (amorphous SiO2) is a good candidate to improve the mechanical properties of HA coatings. The presence of silica particles inside HA coatings improve the bonding strength among the HA particles and increase the abrasive wear resistance.
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Jung-Kyu Kim, Hee-Jin Shim
セッションID: 319
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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The brazing is a method of permanently joining a wide range of materials and has wide application in fabrication components of commercial value. It is distinguished from welding in that the process takes at temperatures below the melting points of the materials to be joined and from soldering by the temperature of processing above method 450°C. This method is commonly used in electronics or refrigerating machines due to its advantage of diminution of heat influence and easy manufacturing.
Unfortunately, the brazing method for copper alloy used in household air conditioner has some demerits that the copper alloy is susceptible to heat and the resulting joints may have various
flaws. Therefore deciding the optimal joint conditions is an effective method on the basis of the experimental data. However, using a trial-and-error method form the beginning in such a wide
area, in order to decide the optimal conditions requires too many number of experience, to overcome these problems and to decide the optimal conditions a procedure using response surface methodology. The response surface methodology, consisting of experimental design, statistical modeling and optimization is used to decide the optimal joint parameter with process conditions.
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高橋 誠, 池内 建二
セッションID: 320
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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ガラスのはんだづけにおいてはんだのガラスに対する密着を促進するため,はんだ/ガラス間への電圧印加を試みている.このときはんだの合金元素が界面の組織・強度に与える影響を検討した.
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吉原 克彦, 横前 利幸, 上柳 勝道, 後藤 友彰
セッションID: 321
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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Cu/Cu接合界面に施すNiめっき膜質(電解/無電解)の違いによる溶接性への影響を検証した.無電解Niめっきの方がスパッタ発生が無く,また,接合面積も大きくなることが分かった.これはめっき膜質(結晶性/非結晶性)による融点の影響であることが考えられた.
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花崎 健一, 相沢 友勝, 岡川 啓悟
セッションID: 322
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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フレキシブルプリント配線板の銅箔部分に間隙を設けて重ね,この外側を絶縁された2枚の加圧用アルミニウム薄板で挟み,これらを平板状ワンターンコイルの間に挿入固定する.次にコンデンサ電源からコイルにインパルス電流を急激に流す.このときアルミニウム薄板および銅箔には,磁束が交差し,渦電流が流れ,磁気圧力が働く.この圧力と渦電流加熱により,重ねた銅箔は互いに衝突し圧接され得る.コンデンサ電源のエネルギを1.0kJ程度とし,銅箔部分を圧接できた.この新しい配線板銅箔圧接法の原理,方法および実験結果について述べる.
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三木 康功, 西川 宏, 竹本 正
セッションID: 323
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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電子機器の落下衝撃時のはんだ継手の破壊挙動を調べることを目的に、高速でせん断試験ができる衝撃試験装置を利用したはんだ継手評価試験条件の検討を行った。Niめっきを施した基板上に、Sn-Ag系はんだではんだボールを作成し衝撃試験を行うとともに試験条件について検討を行った。その結果、ハンマー振上げ角度60°以上、基板表面からの高さ10μmとした場合に、破断は界面で起き安定した結果が得られることがわかった。
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王 占杰, 臼杵 博一, 粉川 博之
セッションID: 324
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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(La,Sr)MnO3薄膜は良好な熱安定性や電導性があるので、PZT薄膜等の下部電極への応用として期待される。本研究では、化学溶液塗布法(Chemical Solution Deposition: CSD)でSiO2/Si基板上に(La,Sr)MnO3薄膜を作製し、その結晶構造、微細組織と電気的特性を調べた。
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佐藤 裕, 村口 昌弘, 粉川 博之
セッションID: 401
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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304ステンレス鋼をW合金ツールを用いて摩擦攪拌接合し、その接合部の組織と特性を調べた。W合金ツールは摩擦攪拌接合中に著しく摩耗した。撹拌部にはWを多く含むフェライト相が多少に生成した。撹拌部の機械的特性は母材以上であり、耐食性も母材より若干低下する程度であった。
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朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 402
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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Nb,Tiを含まない超微細粒鋼に対して、摩擦攪拌接合を行い、その接合部におけるミクロ組織及び機械的特性を調査した。摩擦攪拌接合中の接合温度は約1000℃以下で、その攪拌部はフェライトとマルテンサイトの微細な結晶粒により形成された。一方、熱影響部には摩擦熱による軟化領域が殆ど観察されず、母材並みの硬さ分布及び100%以上の継手効率を示した。
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森貞 好昭, 藤井 英俊, 長岡 亨, 福角 真男
セッションID: 403
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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摩擦攪拌プロセスを用いて、A5083中へフラーレンを均一分散させることに成功した。フラーレンの分散状況から母材の塑性流動現象を検討し、ショルダの回転によって生じる流れが部分複合化に重要であることが明らかとなった。摩擦攪拌接合の攪拌部で観察される“オニオンリング”も同様の塑性流動で形成されるものと考えられる。
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Essam Mahmoud, 高橋 誠, 池内 建二
セッションID: 404
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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表面硬化処理のため,A1050合金表面層への摩擦撹拌プロセスによるSiC粉末の均一分散を試みた.SiC粒子の分布と表面複合層の硬さに対する,表面ツールの回転速度・移動速度の影響を観察した.
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廣瀬 駿, 藤井 英俊, 津村 卓也, 中田 一博, 野城 清
セッションID: 405
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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同軸複動式のツールを用いて,より細かく入熱量を制御しながら摩擦攪拌接合を行った。具体的には、プローブとショルダーの相対回転速度を変化させることで様々な条件で接合を行い、得られた継手の機械的性質を評価した。
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青田 欣也, 高橋 誠, 池内 建二
セッションID: 406
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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アルミニウムと低炭素鋼の異種金属をスポット摩擦撹拌接合した。アルミニウムと低炭素鋼を重ねて、上板のアルミニウムのみにツールを圧入して塑性流動させて低炭素鋼とを接合した。本発表では接合強度と界面の反応層に関して報告する。
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松村 勇人, 宮川 堅, 椿 正巳, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 407
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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近年,自動車の軽量化と高強度維持の両立という観点から,アルミニウム合金と高張力鋼板によるハイブリッド構造体の作成が注目されている.本研究では,摩擦攪拌作用を用いて,Al-Mg系合金A5052と高張力鋼板の重ね点接合を行い,その接合体の強度および接合部のミクロ組織について調査した.
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吉舗 達広, 大久保 通則, 筏 大典, 舟橋 弘紀
セッションID: 408
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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各種のアルミニウム合金の重ね継手に対して,摩擦攪拌接合及び抵抗スポット溶接を適用して,溶接性を検討した.
摩擦攪拌接合においては,Al-Mg系及びAl-Cu系の母材を用いた.その結果,同種材及び異材の適正の接合条件を明らかにした.
抵抗スポット溶接においては,Al-Mg系及びAl-Mg-Si系の母材を用いた.その結果,同種材及び異材の強度特性が明らかになった.
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大橋 良司, 藤本 光生, 池田 倫正, 小野 守章
セッションID: 409
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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自動車用の高張力鋼板を適用対象とし窒化珪素製の接合ツールを用いてFSJを行った。本報では継手強度やツールの耐摩耗特性に及ぼす接合ツールへのコーティングの影響を調査した結果について報告する。
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宮川 堅, 松村 勇人, 椿 正己, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 410
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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近年,輸送機器の軽量化と高強度維持の両立という観点から,アルミニウム合金と鉄鋼材料によるハイブリッド構造体の作成が注目されている.本研究では,摩擦攪拌作用を用いて,Al-Mg系合金A5052と様々な種類のめっき鋼板の重ね点接合を行い,その接合体の強度および接合部のミクロ組織について調査した.
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山本 元道, Gerlich Adrian, North Thomas H., 篠崎 賢二
セッションID: 411
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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本報では,FSSW 溶接部の詳細な温度履歴計測および試験片温度を変化させた溶接試験を実施し,マグネシウム合金AZ91 にFSSW を適用した際の共晶部の局部溶融および撹拌部内組織粒界への侵入,ならびに液膜侵入誘起割れ[Liquid Penetration Induced (LPI) cracking]発生の可能性について調査した結果について報告する.
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佐藤 章弘, 石川 敬郎
セッションID: 412
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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円柱形状のツールを重ね継手に回転させながら押圧して、上板の金属のみ塑性流動することにより接合界面を活性化させて接合する摩擦攪拌接合方法を開発中であり、本法を用いて板厚0.2mmのアルミニウムと板厚0.08mmのパラジウム合金を異種金属接合した。
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福本 昌宏, 椿 正己, 安井 利明, 宮川 堅, 松村 勇人
セッションID: 413
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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近年,輸送機器の軽量化と高強度維持の両立という観点から,Al合金と鉄鋼材料によるハイブリッド構造体の作成が注目されている.本研究では,摩擦攪拌作用を用いて,Al合金と低炭素鋼の重ね接合時における温度及び加圧力を測定し,その接合体の接合部界面のミクロ組織との関係について調査した.
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藤井 英俊, 崔 霊, 中田 一博, 野城 清, 池田 倫正, 松下 宗生
セッションID: 414
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
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C量が0.7%の高炭素鋼S70Cを摩擦攪拌接合した。接合温度を723℃以下にすることで,マルテンサイトを生成せず,高強度の継手を得ることができた。
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石川 武, 藤井 英俊, 岩木 俊一, 松岡 茂樹, 野城 清
セッションID: 415
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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オーステナイト系ステンレス鋼を最大速度1000mm/minでの接合に成功した。継手の引張強さは接合速度300mm/min以下で母材と同等であり,1000mm/minでの接合でも母材の約85%の継手強度が安定して得られた。これらの接合速度の増加は,耐腐食性をも向上することができた。
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澤田 祐貴, 中村 満, 佐藤 裕
セッションID: 416
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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球状黒鉛鋳鉄(FCD450)とステンレス鋼(SUS304)の突合せ接合をFSWで行った結果,FCD450の黒鉛の影響により,まったく接合ができなかった.そのためステンレス鋼をトップサイド,FCD450をボトムサイドで重ねFSWを行った結果,黒鉛の影響が認められず,接合は充分可能となり,予熱の効果も明瞭に現れる良好な接合部が得られた.
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加熱摩擦攪拌接合に関する研究(第3報)
金子 勇太, 日置 進, 高橋 武彦, 鈴木 理一, 粉川 博之, 佐藤 裕
セッションID: 417
発行日: 2007年
公開日: 2007/05/30
会議録・要旨集
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加熱摩擦攪拌接合とは,接合材を予熱し軟化させることで接合速度の向上を図るものである.本報告では,A5052アルミニウム合金を対象として,予熱温度150-250℃による加熱摩擦攪拌接合を実施し,接合速度2000mm/minを達成した結果を示す.
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