-
池澤 行雄, 武市 正次, 長 彰紀
セッションID: 314
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
ボイラ過熱器管等の蛇管パネルの製作では、小口径管を突合せて全姿勢TIG溶接を行う。この施工を自動で行う多関節型アーク溶接ロボットを搭載した全姿勢TIG溶接ロボットシステムを開発した。本システムでは、小口径管の固定、開先合せ、全姿勢TIG溶接等の工程を全自動で行い無監視化を実現した。
抄録全体を表示
-
塩崎 秀男, 上園 敏郎, 恵良 哲生, 上山 智之
セッションID: 315
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
コールドタンデムGMA溶接システムの概要と原理および特徴
抄録全体を表示
-
塩崎 秀男, 上園 敏郎, 恵良 哲生, 上山 智之
セッションID: 316
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
コールドタンデムGMA溶接システムを用いて薄板の低スパッタで且つ高速溶接の検討を行う
抄録全体を表示
-
桐原 聡秀, 山王 大介
セッションID: 317
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
CAD/CAMプロセスのマイクロ光造形法を用いて、純銅製ロッドが周期的に三次元配列するフォトニック結晶を作製した。ブラッグ回折により電磁波を完全反射できる人工結晶であり、内部に共振空洞を設けることで、数ミリ波長のビーム発振を試みた。新しい電磁波ビームの応用についても構想を述べる
抄録全体を表示
-
松本 直幸, 阿部 洋平, 川人 洋介, 水谷 正海, 片山 聖二
セッションID: 318
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
10 kWファイバーレーザを用いてステンレス鋼の溶接を行うと,12 mmを超える深い溶込みが得られ,レーザ光の高い材料吸収率が期待できる.本研究では,様々な溶接速度,焦点はずし距離,パワーでのレーザ溶接において,カロリーメトリック法を用い吸収率を測定し,10 kWファイバーレーザの吸収特性を明らかにした.これらの得られた実験結果について報告する.
抄録全体を表示
-
川人 洋介, 松本 直幸, 木下 圭介, 坪田 秀峰, 石出 孝, 片山 聖二
セッションID: 319
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
ファイバーレーザは新しいレーザ溶接熱源として期待される.本研究では,熱電対およびカロリーメータを用いてファイバーレーザに対するアルミニウム合金とステンレス鋼の吸収率を測定し,材料の吸収特性について,材料温度,焦点位置,溶接速度などの観点から,YAGレーザの結果も含めて報告する.
抄録全体を表示
-
阿部 洋平, 松本 直幸, 水谷 正海, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 320
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
高張力鋼厚板の10kWファイバーレーザ溶接において、長深度の加工光学系では、溶込みが約20%増えることを前回報告した。本発表では、ステンレス鋼に対して、スポット径と焦点深度の異なる4つの加工光学系を用いてレーザ溶接して、溶込み深さを比較検討し、10kW高出力での長焦点・長深度の有効性を実証した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
大岩 晋平, 水谷 正海, 川人 洋介, 片山 聖二, 石田 英伸, 小沢 直樹
セッションID: 321
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
高品質なファイバーレーザによるリモート溶接は注目を集めているが,その溶接現象については未だ不明な点が多い.鋼板に対してシールドガスを用いずに溶接を行った結果,溶接中に大きな溶込みの変化が見られた.本報告では,その現象と理由について報告する.
抄録全体を表示
-
水谷 正海, 片山 聖二
セッションID: 322
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
レーザ溶接時の試料上部に、急峻な温度分布による屈折率勾配を持つ空間が形成されると、蜃気楼や陽炎現象のようにレーザ光線の軌道が屈曲し、ビーム品質の劣化やデフォーカスを引き起こすことが想定される。
そこで、本研究では、レーザ光線の屈折の程度を具体的に調査するために、屈折率勾配を有する媒質中におけるレーザビームの屈折のシミュレーションをおこなった。その結果、レーザ光が急峻な屈折率勾配空間を長く伝播することにより、ビーム品質が劣化し、焦点位置が遠方に伸び、溶接結果に重大な影響をもたらすであろうことが示唆された。
抄録全体を表示
-
篠崎 賢二, 山本 元道, 森長 謙太, 尾崎 拓也, 片上 友輔
セッションID: 323
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
超高速の溶接施工が可能なリモートレーザ溶接時のインプロセスモニタリング技術の開発を行った。亜鉛めっき鋼鈑のリモートレーザ溶接時に,高速度カメラによって取得した画像を適切に処理することで,インプロセスでの欠陥評価・強度評価が可能になるシステムの可能性が明らかになった。
抄録全体を表示
-
大西 輝政, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 324
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究では、100Wシングルモードファイバーレーザを用いたチタン薄板のマイクロ重ねシーム溶接において、溶接速度が急激に変化した場合に安定した貫通溶接継手を得るためのインプロセスモニタリングと適応制御について検討を行った。そこで得られた知見について報告する。
抄録全体を表示
-
崔 麗, 徐 国建, 沓名 宗春
セッションID: 325
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
ファイバーレーザ・ミグハイブリッド溶接
抄録全体を表示
-
王 静波, 西村 仁志, 竹中 義彰, 片山 聖二, 水谷 正海
セッションID: 326
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
ファイバレーザを用いた、アルミニウム合金のレーザ・アークハイブリッド溶接において、MIGワイヤに加えフィラーを添加した際のビード形成現象に及ぼすMIGアーク溶接条件とフィラー供給条件の影響について検討した結果と、薄板の突合せ継手溶接のギャップ裕度について検討した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
新堰 亙, 西田 稔, 水口 勝志, 金沢 辰徳
セッションID: 327
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
高品質な溶接が可能だが溶込みの浅いTIG溶接の欠点を補うために、YAGレーザとホットワイヤ法を組み合わせることで、高品質かつ高能率な溶接を行う。本研究ではI型開先の突合せ溶接について研究を行った。
抄録全体を表示
-
蒔田 光明, 鈴木 実平, 尾崎 仁志, 川上 博士
セッションID: 328
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
軟鋼と純アルミニウムの重ね継手をレーザで作成した場合の、レーザ溶接部の継手強度を検討した。剪断面積当たりの継手強度は、入熱を小さくすると大きくなる。ビードを2本形成した場合、2本のビームの間隔を増やすことで継手強度は増加することが明らかになった。
抄録全体を表示
-
鄭 譜永, 韓 台教
セッションID: 329
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
高Mn鋼は低温靭性、非磁性、耐食性、形状記憶特性、耐摩耗性などの優れた特性を持つ鋼である。特に、Mn、Al、Cなどを添加し、強度と成形性を同時に確保できることかる、自動車用鋼材として開発が活発である、したがって、高Mn鋼の適用拡大のためには、溶接性の確保が不可欠である。しかしながら、高Mn鋼は高い合金元素を含有するため、気空、クラックなどの溶接欠陥が生じ、溶接性が劣る問題点がある。そこで、本研究では高Mn鋼と異種鋼材とのCO2レーザ溶接特性について検討を行った。
抄録全体を表示
-
後藤 将徳, 秋山 哲也, 寺崎 俊夫
セッションID: 330
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
レーザフォーミングを用いて、薄板材で椀形を形成する場合の、初期形状の決定方法を論じている。初期形状に部分円筒形を用い、適当な三角焼きで面内収縮を与えると概ね椀形が得られる。しかし、初期形状、面内ひずみ量、椀形の主曲率の関係は、定量的に明確にされていない現状を踏まえ、初期曲率半径を推定するために必要な因子を検討する。
抄録全体を表示
-
角保 光義, 秋山 哲也, 寺崎 俊夫
セッションID: 331
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
鞍型レーザフォーミング工程で、曲率半径のみが異なる条件下で行われた加熱の結果もたらされる収縮量が、曲率半径の影響を受ける原因を検討している。
レーザーフォーミングでは、加熱による収縮量と加熱条件の関係は単純であることが、加熱条件を決める立場からは好ましい。椀形成型では、材質や板圧が同じであれば、初期曲率が異なっても同一の加熱条件から得られる収縮量は一つに決まる。一方、鞍型では、初期曲率が異なると収縮量が違った結果となる。この原因を、収縮の発生過程である拘束の大きさに注目して検討した。
抄録全体を表示
-
沓名 宗春, 幸村 惟史
セッションID: 332
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
2kWファイバーレーザを用いて、SUS304ステンレス鋼とA5052合金異種金属重ね継手のレーザロール溶接を行い、その接合条件と接合界面の金属間化合物の生成との関係、および継手性能について調査した。その結果、
フラックスを用いない場合は 母材破断する条件範囲は非常に狭かったが、フラックスを用いた場合は広い範囲でアルミニウム合金の軟化したHAZ部で破断した。引張せん断荷重と破断形態の間には1650N辺りを境にして、接合界面で剥離するものとA5052合金の熱影響部と母材の境界部分で破断するものと分かれた。
また、ローラの加圧力を増加させたとき、異材溶接継手の強度は高くなった。A5052合金母材の軟化のために継手効率はおよそ85%となった。
抄録全体を表示
-
尾崎 仁志, 加藤 崇充, 沓名 宗春
セッションID: 333
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究では低炭素鋼とアルミニウム合金をレーザロール溶接する際の熱サイクルの数値シミュレーションを試みた.実測値とシミュレーション結果を比較し,実測値がよりシミュレーション結果に近くなるよう,シミュレーション条件の最適化を行った.その条件を用いて,溶接可能条件の予測も検討した.
抄録全体を表示
-
小山 幸生, 武藤 睦治, 宮下 幸雄, 高橋 優, 田中 裕規
セッションID: 334
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
パルスYAGレーザによりA5052とプラスチック(PET,PC)の直接接合を行った。プラスチック側からレーザを照射し、重ね接合を行った。PET/A5052の組合せは、PC/A5052の組合せよりも接合条件範囲が大きい。PET/A5052の組合せについて、せん断引張試験を行った結果、高い強度を示した接合体は、界面に気泡が観察された。
抄録全体を表示
-
丹羽 悠介, 川人 洋介, 久保田 修司, 片山 聖二
セッションID: 335
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究では,金属とプラスチックをレーザで直接接合するLAMP接合法を,軽量・高強度・高耐食性等に加え,加熱により酸化皮膜が変色するという特徴を持つチタン合金とポリエチレンテレフタレートに対して適用した.両者の接合性の調査から,本接合法に関して新たな知見を得ることを試みた.
抄録全体を表示
-
篠崎 賢二, 山本 元道, 坂田 正樹, 倉地 聡介, 渡辺 浩
セッションID: 336
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本報では,小入熱施工が可能なファイバーレーザを熱源に用い,薄肉で低溶け込み率の肉盛層が得られる粉末供給肉盛条件について検討を行った.また,ファイバーレーザを用いた肉盛施工時の変形低減効果についても調査した.
抄録全体を表示
-
井上 裕喜, 水谷 春樹, 沓名 宗春
セッションID: 337
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究ではレーザピーニングを応用した表面改質法である特殊レーザピーニングを開発し、特殊レーザピーニングにより実際にMoS2粉末をアルミニウム合金基盤へ打ち込むことができるかどうかを試みた。また、MoS2粉末をアルミニウム合金基盤へ打ち込むための適正条件についての検討を行った。
抄録全体を表示
-
樽井 大志, 吉川 暢広, 鍵谷 和彦
セッションID: 338
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
レーザ溶接は高エネルギ密度を有し,被溶接材の溶融部,熱影響部が小さい優れた工法である.
しかし,シールドガスを用いずに鋼板へレーザ溶接を行うと溶接部表面に厚い酸化皮膜が形成し,塗装性へ悪影響を及ぼしてしまう.
本報では,レーザ溶接部の酸化皮膜の生成挙動,塗装性に及ぼす影響について報告する.
抄録全体を表示
-
大谷 雅人, 山口 富子, 西尾 一政, 川北 元也, 古川 欣吾, 佐藤 幹朗
セッションID: 339
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
金属メッキは防食などの目的で様々な分野において使用されている.しかし,メッキ廃液の処理には環境問題もからんで多大なエネルギーを要する.そこで,化学的処理の代替技術として,試料に金属粉末を塗布,レーザ照射により金属粉末を接合させる工法を提案している.本研究では焦点外し距離やレーザ出力などの照射条件を変化させ,金属粉末の接合状況について調査,最適な接合条件を明らかにした.
抄録全体を表示
-
矢野 良明, 篠永 東吾, 塚本 雅裕, 阿部 信行, 中野 人志, 吉田 実, 高橋 雅也, 藤田 雅之
セッションID: 340
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
これまでの研究で、酸化チタン皮膜にフェムト秒レーザを照射すると、黒色化し、電気抵抗値が減少することがわかった。本研究では、フェムト秒レーザ照射により生じた酸化チタン皮膜の黒色化領域の表面形状および光触媒機能などの材料特性変化を調べる。
抄録全体を表示
-
李 在翼, 猪瀬 幸太郎, 金 裕哲
セッションID: 341
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
溶接変形の高精度予測といった命題解決に向け,一連の研究を行っており,多くの影響因子の中で,全温度域において降伏条件を満たすことと溶接金属部に入熱することの大きく二つが,高精度予測における支配因子であること,そしてその妥当性および一般性を明らかにした。
ここでは,溶接線方向の要素分割長さが溶接変形の高精度予測に及ぼす影響を検討した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
王 蕊, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 342
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究では8種類の鋼材を対象に、平板のビードン溶接および隅肉溶接継手における溶接変形を、反復サブストラクチャー法を用いた熱弾塑性FEM解析による求め、得られた解析結果の逆解析により固有変形の同定を行った。また、実験結果との比較に基づいて解析結果の信頼性の検証も行った。
抄録全体を表示
-
ベガ アダン, ラシッド シェリーフ, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 343
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
本研究では、反復サブストラクチャー法に基づいた三次元熱弾塑性FEM解析法を用いて、線状加熱による板曲げ加工を予測する上で必要不可欠な固有変形に及ぼす影響として、加熱線が複数の場合に生成される固有変形と一本のみの固有変形との相関について検討した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
望月 正人, 多田羅 晃弘, 三上 欣希, 豊田 政男, 伊澤 佳典
セッションID: 344
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
固有ひずみ法により自動車部材の溶接変形を予測する手法について検討した.部材に含まれる代表的な溶接部について熱弾塑性解析を行い,固有ひずみの入力データとした.作成した固有ひずみデータを用いて自動車サスペンション部品の溶接変形を弾性解析により予測した.また,溶接順序の影響についても検討を行った.
抄録全体を表示
-
三津谷 維基, 橋本 義和, 谷田部 洋
セッションID: 345
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
塑性域における鋼材の繰り返し変形挙動は,一般に移動硬化特性と等方硬化特性の組み合わせで表現される.本検討では,これらに加えて,UO鋼管製造時の圧延過程を考慮し,初期移動硬化成分を定義することにより,局所減肉を有する鋼管の繰り返し変形挙動を有限要素解析により高精度に再現した.
抄録全体を表示
-
今村 博行, 寺崎 俊夫, 上谷 佳祐
セッションID: 346
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
溶接構造物の製作時に,部材に生じる溶接変形は溶接現場において非常に重要な問題である.そこで3次元座標測定機を用いて,突合せ多層溶接における各パスごとの溶接変形を測定した.この結果より,各パス順序が溶接変形にどのような影響を及ぼすかを実験的に明らかにした.
抄録全体を表示
-
寺崎 俊夫, 北村 貴典
セッションID: 347
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
SUS304は加工硬化しやすい材料である.多パス溶接では多重熱サイクルを受ける.1パスと多パスでは加工硬化の影響で,高温で生じた相当塑性ひずみの蓄積により溶接変形,固有ひずみに差が生じることが考えられる.この差が実際に生じるか否かを実験と数値解析で検討した.
抄録全体を表示
-
原田 昌海, 寺崎 俊夫, 秋山 由宣
セッションID: 348
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
試験片表面の任意の座標を3次元座標測定器を用いて測定を行い,溶接前後の座標間距離の変化から3次元的な溶接変形を求める方法を提案する.
抄録全体を表示
-
中谷 光良, 横谷 一人, 谷 和彦, 山? 洋輔, 北側 彰一
セッションID: 349
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
板厚85mmまでの厚板のV形開先突合せ多層溶接継手に対する変形推定プログラムを開発した。橋梁の現地溶接を主な対象とし、炭酸ガスアーク溶接による60パスに及ぶ多層溶接の変形を予測することができる。また、角変形防止に必要な拘束板の取り付け要領を決定することができる。
抄録全体を表示
-
長谷川 忠之, 西川 聡, 中田 志津雄, 小川 和夫, 村川 英一
セッションID: 350
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
平板溶接試験体の表面を対象に、非定常部である溶接始終端部の残留応力測定を行い、定常部と比較した。溶接始終端部の溶接線方向の残留応力は定常部と比べて大きな違いは見られなかった。一方、溶接線直交方向の残留応力は定常部と比べて始終端部の影響を受けやすい傾向にあることが確認された。
抄録全体を表示
-
尾花 健, 今永 昭慈, 加藤 光雄, 芦田 栄次, 稲垣 正寿, 小出 宏夫, 多羅沢 湘
セッションID: 351
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
原子力用配管の内面溶接部における応力腐食割れ発生を抑制することを目的とし、応力腐食割れ発生要因の一つである溶接部の引張方向の残留応力を低減する溶接方法を開発した。
この溶接方法の特長は、引張残留応力を低減させるために、溶接終了後の室温近傍で膨張するマルテンサイト変態性を有する低変態温度溶接ワイヤを用いて、溶接金属の凝固に伴う収縮を抑制することである。
また、加熱や冷却などの特別な付帯設備を必要とはせず、溶接施工のみで引張残留応力の低減が可能である。
低変態温度溶接ワイヤを用いてオーステナイト系ステンレス鋼配管に対して溶接を行い、溶接後の配管内面の残留応力を歪ゲージ開放法で測定した。
その結果、従来のオーステナイト系ステンレス鋼用溶接ワイヤを用いた溶接では+100MPa以上の引張応力となるのに対して、開発した残留応力低減溶接工法では、円周方向、中心軸方向ともに-100MPa以下の圧縮応力となり、残留応力の低減効果が認められた。
抄録全体を表示
-
金 裕哲, 李 在翼, 李 相亨
セッションID: 352
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
鋼構造物の大型化に伴い,高張力鋼の使用拡大が望まれている。ところで,高張力鋼を溶接すると,温度冷却中の比較的低温でマルテンサイト変態が生じ,これらが溶接変形や残留応力の生成に大きな影響を及ぼすことが一般に知られている。
ここでは,高張力鋼の溶接に伴うマルテンサイト変態の力学的モデリングを行うと共にその妥当性を検証した結果を報告する
抄録全体を表示
-
山本 純司, 平岡 和雄, 望月 正人
セッションID: 353
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
低変態温度溶接材料を用いた角回し溶接継手において、残留応力低減の為の溶接施工手法について検討した。その結果、一筆書き溶接ではなく、縦板の側面部と端部に分割し、かつパス間温度を考慮して溶接を行うことにより、縦板端部における溶接止端部の残留応力が低減し、残留応力低減に対する分割溶接手法の有効性を示した。
抄録全体を表示
-
福谷 理明, 寺崎 俊夫, 今村 博行, 藤田 敦
セッションID: 354
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
粒界脆化元素(P)量を変えた鋼種を用い,円柱焼入れによる焼割れの実験結果と有限要素法を用いた焼入れ中の過渡応力の解析結果から,焼割れ発生応力に及ぼす粒界脆化元素量の影響を明らかにした。焼割れ発生応力の定量値を明確にすると共に,P量の増加に伴い焼割れ発生応力が大きく低下することを明らかにした。
抄録全体を表示
-
三上 欣希, 稲生 明弘, 島貫 広志, 望月 正人, 豊田 政男
セッションID: 355
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
フェライト・マルテンサイト層状組織鋼において,疲労き裂進展経路が大きく屈曲することにより,疲労き裂進展速度が大幅に低下することが確認されている.その原因として,マルテンサイト変態膨張にともなって形成される微視的残留応力の影響を考えた.組織観察結果に基づいて層状組織を模擬した数値解析モデルを作成し,変態膨張による微視的残留応力分布を算定した.その結果,マルテンサイト相内に引張残留応力場が形成され,疲労き裂進展速度が低下する可能性を確認した.また,予ひずみの付与によって,疲労き裂の屈曲が減少することについても,微視的残留応力分布の変化から説明することができた.
抄録全体を表示
-
金 裕哲, 李 相亨, はげ山 雄亮, 志賀 千晃, 平岡 和雄
セッションID: 356
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
高張力鋼を用いた溶接構造物の疲労強度向上に向け,溶接金属内にオーステナイトを残留(残留γ)させ,いわゆるTRIP効果を検証した.なお,本報告では,γを残留させた鋼材の一部をメルトランした供試材に対して疲労試験を行い,疲労き裂の発生と進展をモニタリングした結果を報告する.
抄録全体を表示
-
奥 健太郎, 金 裕哲
セッションID: 357
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
FSMは,非破壊検査手法である電位差法を応用した技術である。これまで,FSMによる疲労き裂の発生,進展に関する研究を行ってきた。ここでは,FSMによる腐食・減肉の検出性能を明らかにするために,一連の実験を行った。得られた知見を報告する。
抄録全体を表示
-
その1 実験概要
服部 和徳, 中込 忠男, 戸堀 一真, 崎野 良比呂
セッションID: 358
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
耐震設計基準の二次設計において、部材の塑性変形能力により構造物の耐震性を確保することが意図されており、耐震設計において部材が降伏した後の変形能力が重要となる。柱梁接合部について多くの研究がなされており、塑性変形性能を向上させる為の接合部ディテールに関する向上策がいくつか提案されている。工場溶接接合形式においては、ノンスカラップエ法が高い変形能力を示すことが明らかにされている。一方、現場溶接接合形式は、現場にて下フランジの完全溶け込み溶接を下向き姿勢でおこなう為、ウェブ部に断面欠損(スカラップ)が必要となり下フランジにノンスカラップを使用する事が非常に困難でありスカラップ底に応力集中を生じる。そこで、ノンスカラップを使用せず、スカラップ底の応力集中を緩和し早期破断を防止する方法としては、溶接部から離れた位置に塑性化領域を確保することを意図した孔空きフランジ方式よる改良案等が挙げられる。本研究は、孔空きフランジ方式を用いた十分な変形能力と耐力が期待できる最良な方法の提案を図るために、孔径及び孔位置が柱梁溶接接合部の変形能力、耐力に与える影響について検討した。
抄録全体を表示
-
戸堀 一真, 服部 和徳, 中込 忠男, 崎野 良比呂
セッションID: 359
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
耐震設計基準の二次設計において、部材の塑性変形能力により構造物の耐震性を確保することが意図されており、耐震設計において部材が降伏した後の変形能力が重要となる。柱梁接合部について多くの研究がなされており、塑性変形性能を向上させる為の接合部ディテールに関する向上策がいくつか提案されている。工場溶接接合形式においては、ノンスカラップエ法が高い変形能力を示すことが明らかにされている。一方、現場溶接接合形式は、現場にて下フランジの完全溶け込み溶接を下向き姿勢でおこなう為、ウェブ部に断面欠損(スカラップ)が必要となり下フランジにノンスカラップを使用する事が非常に困難でありスカラップ底に応力集中を生じる。そこで、ノンスカラップを使用せず、スカラップ底の応力集中を緩和し早期破断を防止する方法としては、溶接部から離れた位置に塑性化領域を確保することを意図した孔空きフランジ方式よる改良案等が挙げられる。本研究は、孔空きフランジ方式を用いた十分な変形能力と耐力が期待できる最良な方法の提案を図るために、孔径及び孔位置が柱梁溶接接合部の変形能力、耐力に与える影響について検討した。 -第2報-
抄録全体を表示
-
供用下における鋼橋の補修・補強溶接に関する研究(_IV_)
上野 康雄, 藤平 正一郎, 李 相亨, 金 裕哲
セッションID: 360
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
全報において、繰返し荷重下の溶接において高温われが発生した場合の補修補強方法について提案した。
本報では、繰返し荷重下の溶接において開先形状および繰返し周波数を変えたときの割れの状況を調査した。
抄録全体を表示
-
笠原 基弘, 中込 忠男
セッションID: 361
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
板厚が6mm以下である薄板溶接部については、従来から汎用性のある内部品質の確認方法がほとんど提案されていないが、本研究は薄板溶接接合部に存在する溶接内部欠陥を容易に検出できるための簡便な超音波探傷試験方法を開発した。
抄録全体を表示
-
猪瀬 幸太郎, 神林 順子, 川口 勲, 大脇 桂, 中西 保正
セッションID: 362
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
鋼床版橋梁のUリブ接合にレーザ・アークハイブリッド溶接を適用することを目的とした研究を実施した。溶込み形状、溶接材料、などを改良することで、小型試験体レベルではあるが、従来の継手よりも高い疲労強度を実現した。
抄録全体を表示
-
池 英洙, 藤井 英俊, 中田 一博, 野城 清, 木村 久道, 井上 明久
セッションID: 401
発行日: 2008年
公開日: 2008/10/28
会議録・要旨集
フリー
Zr55Cu30Ni5Al10金属ガラスを摩擦攪拌接合法により接合した。接合部の機械的特性及び微細構造分析の結果、接合部は非晶質構造と元来の機械的性質が維持されていることがわかた。
抄録全体を表示