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池庄司 敏孝, 國香 雅亮, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 101
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
フリー
C/C複合材料を活性金属ろう材を用いて純Ti(grade-2)、Ti-Al-V合金とろう付した。その結果、活性金属ろう材のC/C材内部への浸透による強度の低下がみられた。ろう材の浸透挙動と冶金学的に評価し、また、ろう付条件と浸透深さの関係を明らかにする。最後に強度改善の方法を提案する。
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南部 将一, 服部 格, 井上 純哉, 小関 敏彦
セッションID: 102
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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常温で接合させた鋼/鋼異相界面について,熱処理過程における接合過程を調べた.400度から600度において熱処理時間を変化させた試験片に対してピール試験を行い,その界面強度の変化を調べた.
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小楠 宗一朗, 川上 博士, 尾崎 仁志, 鈴木 実平
セッションID: 103
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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本研究では表面酸化膜破壊を促進する目的で、Al大気中接合過程に対して変位制御を適用した。変位制御プログラムは、定荷重1.0MPa下での変位履歴(昇温過程および冷却過程)を参照して作成した。変位を制御したため、接合面に作用する荷重履歴は随時変化し、接合強さに影響した。
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小椋 智, 齋藤 雄一, 上田 佳祐, 廣瀬 明夫
セッションID: 104
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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Al合金/鋼異材接合の界面反応層の特性を評価した.ナノインデンテーションを用いて界面反応層の硬さを直接測定し,Si並びにCuを添加することで界面反応層の硬さが減少した.また微小引張試験を用いて微小領域における継手特性を評価した.
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荒木 俊雄, 木庭 正貴, 南部 将一, 井上 純哉, 小関 敏彦
セッションID: 105
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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液相を介したMg合金/鋼の接合を行っている。Mg合金元素と鋼の反応相を接合界面に形成させることで接合に成功しているが、Mg合金AZ31についてのみの結果である。そこで、Mg合金元素濃度とインサート材を変化させ、液相を利用した接合法が適用可能であるか検討した。
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山崎 敬久, 鈴村 暁男, 池庄司 敏孝
セッションID: 106
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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大気中でダイヤモンドに損傷を及ぼさない温度範囲で接合するために、ダイヤモンドの真空中における表面改質を行った。所定の接合面ペーストを用いることとし、塗布回数を変化させて改質の具合を調査した。
表面改質後のダイヤモンドはZn-5Alはんだを用いてFe-42Ni板にろう付しその接合強度を調べた。
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千葉 康丈, 村山 敬司, 宮代 恭輔, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 107
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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鋼多層溶接HAZにき裂を設けた3点曲げ破壊靭性試験片と両側き裂引張平板を対象として,両者の破壊限界CTODに及ぼす母材と溶接金属の強度ミスマッチの影響を,ワイブル応力を介して導かれる等価CTOD係数を用いて解析的に明確にした。
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濱田 将志, 高嶋 康人, 大畑 充, 田川 哲哉, 南 二三吉, 北村 竜介, 小出 憲司, 朝比奈 潔
セッションID: 108
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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3.5%Ni鋼を用いて様々な負荷速度で高速引張試験を行い,強度のひずみ速度依存性を構造用鋼の場合と比べて検討した。さらにその違いを高速変形に伴う発熱現象を考慮した解析結果に基づいて考察した。それをふまえた数値解析により衝撃負荷に伴う破壊靭性の変化を解析的に検討した。
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崎本 隆洋, 伊木 聡, 久保 高宏, 山口 亮, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 109
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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パイプラインの建設は地盤変状による大変形が生じる地域へと拡大しており、周溶接欠陥からの延性き裂進展によるリークが懸念される。しかし、内圧下での延性き裂進展挙動は明確されていない。本研究では内圧下での延性き裂進展挙動を実管試験および鋼管から切り出したSENT試験により明らかにした。
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山口 亮, 大畑 充, 南 二三吉, 崎本 隆洋, 伊木 聡, 久保 高宏
セッションID: 110
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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周方向表面欠陥を有する内圧のかかったパイプが軸方向引張を受けた際のリーク限界引張歪を予測するための表面欠陥からの延性き裂発生・進展シミュレーションを行った。そして、そのシミュレーション予測結果と実験結果とを比較検討した。
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本橋 裕之
セッションID: 111
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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高靭性化が進む近年のパイプライン周溶接部で考慮すべきと考えられる延性破壊に着目し,強度不均質を有する周溶接部の延性き裂発生限界の評価手法について検討した結果,塑性拘束の厳しい3点曲げ試験の限界相当塑性ひずみを用いて,広幅引張試験の延性き裂発生限界を精度良く推定できた.
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高嶋 康人, 朝苗 厚志, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 112
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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溶接金属の加工硬化特性が継手の変形やき裂開口挙動に及ぼす影響を考慮し,さらにワイブル応力を媒体とする等価CTOD概念に基づいて,980MPa級高強度鋼溶接継手の要求破壊性能確保に必要な靭性を算定した。そして必要靭性の低減に効果的な溶接金属の機械的特性のあり方について検討した。
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田川 哲哉, 大畑 充, 高嶋 康人, 南 二三吉
セッションID: 113
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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鋼材に要求される限界CTOD値はcモードを前提とした算定にも関わらず、0.3mm以上のCTODが要求されることがある。こうした値は事実上uモードのレベルである。本研究では要求CTOD値がuモードである場合、限界CTODの確率分布に基づき要求CTODの考え方に関して考察した。
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平出 裕紀, 高嶋 康人, 大畑 充, 南 二三吉, 瀬渡 賢, 岡崎 喜臣
セッションID: 114
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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鋼多層溶接金属における靭性・強度的不均質が破壊挙動に及ぼす影響を実験・観察により解明した。この実験・観察結果に基づいて、ワイブル応力概念を用いて破壊靭性試験片の破壊限界値から大型引張試験片の破壊性能を予測する手法を提案し、その妥当性を検討した。
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久松 淳, 佐波 孝洋, 尾崎 仁志, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 115
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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定電流制御の抵抗溶接の発熱量決定因子は被溶接材の電気抵抗である.この抵抗値は材料の温度上昇に伴って増大し,溶接中の通電面積の増加に伴って減少する.最大電極加圧が等しい場合,高剛性の溶接機では,溶接初期の大きな発熱が通電面積の増加を早めるために,電気抵抗変化が短時間で生じる.
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金 永坤, 崔 斗烈
セッションID: 116
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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抵抗点溶接では、電極加圧で溶接部に引張応力を誘導する。その際、素材表面に低融点金属が存在する場合は、溶接熱影響によって粒界に液体状態で浸透し、延性が減少して液相金属脆化の生成原因となる。本研究では、亜鉛メッキ薄板に対し、溶接部の表面割れの発生傾向と溶接因子の影響について評価した。
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西畑 ひとみ, 福本 学, 内原 正人, 菊池 庄太
セッションID: 117
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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中空部品とシートの接合を想定した片側スポット溶接において、板厚や鋼種が異なる材料を接合する場合の材料配置の影響を調査した.
このような組合せでは材料の配置によりナゲット形成挙動が異なり、電極チップ側に薄い材料または高強度の材料を配置すると低電流でナゲット形成が得られた。
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伊達 亮介, 平井 更之右, 竹内 英世, 松下 宗生, 仮屋 房亮, 池田 倫正
セッションID: 118
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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筆者らは、片側からのみ加圧する新しい点接合技術を開発し、前報までにその接合プロセスや継手強度特性について報告してきた。本工法はナゲット生成を伴わない工法であるが、本報では、接合強度と接合界面状態の関係について検討した結果を報告する。
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吉岡 俊朗, 吉田 和哉
セッションID: 119
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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片側端部に穴をあけた電極を用いてスポット溶接を行った際に溶接部に発生する凸部の発生メカニズムについて検討した。
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岡田 徹, 西畑 敏伸, 内原 正人, 福井 清之, Sullivan Smith, Nick den Uijl, Tony van der ...
セッションID: 120
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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自動車用高張力鋼板スポット溶接継手の剥離強度における支配因子の明確化を目的として、経過時間の影響について検討した。その結果、剥離強度は溶接後の経過時間と共に上昇する場合があることが分かった。さらに、その作用因子として拡散性水素の影響が示唆された。
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二保 知也, 首藤 孝大, 堀江 知義, 土屋 学, 丸山 栄三郎, 宮崎 徳幸
セッションID: 121
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接では,電極・鋼板間,鋼板・鋼板間の接触圧力などの接触状態が溶接品質に影響を与えると考えられる.本研究では加圧力などの溶接条件を変化させた電流・熱・構造3連成解析を行い,溶接条件による接触状態や電流経路,温度分布の変化,さらに,ナゲット形成に与える影響を検討する.
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相沢 友勝, カシャニ メハダッド, 岡川 啓悟, 杉山 善崇
セッションID: 122
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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シャント抵抗器用のマンガニン板に銅板を電磁シーム溶接した結果を報告する.板厚はともに1mm,シーム長さ100mmである.マンガニン板の両端に2枚の銅板をそれぞれ別々にシーム溶接した.引張せん断試験の結果,接合界面の顕微鏡観察結果などを示す.
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海読 一正, 今村 美速, 松本 剛
セッションID: 201
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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アルミニウム合金は熱膨張・収縮が鉄の約2倍あり、溶接による歪が発生しやすい。機械部品に適用するためには精度が必要であり、溶接での変形を把握する必要がある。FSWやMIGなど各種接合法についての変形を計測・比較した。
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李 在翼
セッションID: 202
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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溶接変形の高精度予測には膨大な計算時間を要する。溶接構造物製作現場において,現状のまま高精度予測を実施することは難しい。
本稿では,すみ肉溶接で生じる面外変形においても上述した領域の存在可否を解析的な方法により検討したので,その結果を報告する。
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堀 友則, 柴原 正和, 正岡 孝治
セッションID: 203
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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MLPG法(メッシュレス法)による熱弾塑性解析手法の定式化および,プログラム開発を独自に行い,新たな溶接構造解析手法を確立した.本開発手法では,解析に必要な節点分布をランダムに配置すること、解析中に自由に増減することを可能とした.本手法を基礎的な溶接問題に適用した.
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固有ひずみを利用した溶接構造物の大規模高速変形解析
伊藤 真介, 柴原 正和, 望月 正人, 村川 英一
セッションID: 204
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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パイプの多層盛隅肉溶接において接合面の傾きなどの溶接諸因子が与える影響について三次元熱弾塑性FEM解析により検討を行う。さらに解析で得られた塑性ひずみを用いて固有ひずみ解析を行い、複数のパイプ隅肉継手を有する鏡板の変形予測を行う。
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恩田 尚拡, 伊藤 真介, 柴原 正和, 正岡 孝治
セッションID: 205
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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溶接中の変位挙動は,溶接変形や溶接残留応力の発生メカニズムを知る上で,非常に重要な情報である.
本研究ではデジタルカメラを用いた三次元変形計測法を独自に構築し,溶接変形の時系列計測に適用し,得られた残留横収縮分布についてレーザー変位計等を用いることで,本手法の有用性を示した.
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角度制約パターンと溶接組立工程との関係に対する考察
成願 覚, 若松 栄史, 森永 英二, 伊藤 真介, 岡野 成威, 望月 正人, 荒井 栄司
セッションID: 206
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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本研究は、大型溶接構造物の高精度な組立順序を計算機を用いて作成することを目的とする。溶接による変形形状を求める際の計算量を低減するため組立順序に応じた構造物の形状的特徴を用いて組立順序の候補を絞るにあたり、各形状的特徴がどのような組立順序で組立を行った時に表れるものかを考える。
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上谷 佳祐, 寺崎 俊夫, 今村 博行
セッションID: 207
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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大型構造物の建造で頻繁に用いられる多層溶接は,部材間の兼ね合いで外的拘束が問題になる場合がある.そこで,外的拘束を有するとみなせるU字開先の拘束試験片を作成し,多層溶接実験により溶接変形を測定した.さらに,有限要素法を用いた数値実験によって外的拘束の影響について検討した.
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上玉利 裕輔, 寺崎 俊夫, 原田 昌海
セッションID: 208
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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すみ肉溶接を施したT継手におけるルート部には未溶着な部分が発生することがある.この未溶着なルート部が生じた場合における数値解析手法の検討を実験値との比較により行った.その結果,T継手に対するすみ肉溶接において溶込みが浅い条件での溶接においても,溶接変形挙動の予測が可能となった.
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村川 英一, 奥本 泰久, ラシッド シェリーフ, 佐藤 伸志, 田島 佑輔
セッションID: 209
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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車輌甲板には、連続防撓板の組立て時に発生する角変形と残留応力による座屈変形、および組み付け時の他の甲板の溶接により発生する圧縮力により、面外撓みが発生する。本研究では、固有歪法と界面要素を用いて組立順序を考慮した数値実験を行い、発生する撓み量の予測と低減方法について検討した。
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張 旭東, 芦田 栄次, 多羅沢 湘, 三浦 雄一, 岡田 昌哉, 佐藤 強志
セッションID: 210
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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大型構造物円周溶接における変形解析結果に及ぼす解析条件の影響にについて報告する。
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岡野 成威, 望月 正人, 山本 健太郎, 田中 学
セッションID: 211
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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近年,数値シミュレーションを活用して溶接変形を事前に予測・評価する試みが多くなされているが,予め実験を行い,必要な情報を得ているのが現状である.本研究では,アーク・プラズマシミュレーションに基づいた熱源モデルを用いて熱弾塑性解析を行い,変形解析結果の精度に関して検討した.
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津乗 充良, 高倉 大輔, 小嶋 秀典
セッションID: 212
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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溶接は熱源移動による3次元的な現象であり、高精度な溶接残留応力解析を行うためには、3次元非定常熱弾塑性解析が必要となる。本研究では、ビードオンプレート溶接を対象とし、使用する熱源モデルや熱弾塑性構成則の解析結果に与える影響度について実験結果と比較・検討したので報告する。
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生島 一樹, 伊藤 真介, 柴原 正和, 正岡 孝治
セッションID: 213
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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本研究では,陽解法FEMにおいて現象時間の理想化を行うことで省メモリかつ高速に溶接解析が可能な手法を開発した.
本手法を溶接問題に応用した結果,残留応力・変形において従来手法と同等の精度が得られた.十万節点の場合には解析時間が1/4倍,メモリ消費量が1/50倍である結果が得られた.
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伊藤 真介, 亀山 雅司, 望月 正人
セッションID: 214
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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化学プラントなどの構造物の溶接継手部の多くは,PWHTにより健全性を確保しているが,異材継手におけるPWHTが残留応力に及ぼす影響について評価した結果は少ない.本研究では,異材継手のPWHTについて熱弾塑性クリープ解析を行い,残留応力に関連する諸因子とその影響について検討する.
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勝山 仁哉, 中村 光行, 飛田 徹, 鬼沢 邦雄
セッションID: 215
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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口径や開先形状の異なるステンレス鋼管突合せ溶接継手を対象に、溶接条件の異なる場合の溶接残留応力分布及びそのばらつきを実測により評価した。また、熱弾塑性溶接残留応力解析の実測値との比較による検証を行い、口径、開先形状及び溶接条件が溶接残留応力に及ぼす影響について解析により評価した。
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高倉 大典, 川上 進, 津乗 充良, 小嶋 秀典, 朝野 英一, 中村 有夫
セッションID: 216
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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高精度な溶接残留応力解析を行うためには、3次元モデルを用いて熱源移動を考慮した解析を行う必要がある。一方、3次元解析は膨大な計算コストがかかるため、モデルの簡略化が必要となる。本報ではモデル化範囲を限定することで、精度を保持しつつ計算コストを軽減する手法を開発したので報告する。
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中谷 光良, 安部 正光, 村川 英一, 佐々木 敏彦
セッションID: 217
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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板厚45mmの突合せ溶接部を対象に,残留応力分布の推定,溶接後熱処理による残留応力の低減効果について検討した.対象はサブマージアーク溶接による突合せ溶接継手で,試験体を作製し,X線回折法により残留応力を測定するとともに,熱弾塑性FEM解析を実施して残留応力分布を推定した.
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山田 順也, 仲元 和義, 岡野 成威, 森 裕章, 望月 正人
セッションID: 218
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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アーク溶接とレーザ溶接において,実効入熱量および溶込み深さが等しくなるような溶接条件を設定し,溶込み形状と温度履歴を測定することで2つの溶接法の熱源特性について検討した.さらに溶接部の残留応力と角変形を計測し,数値解析を行うことで力学的特性に及ぼす熱源特性の影響について考察した.
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仲村 晋一朗, 芹澤 久, 谷川 博康, 村川 英一
セッションID: 219
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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次世代発電機器システムの一つである核融合炉の実験炉ITERにおいては、板厚90mmの突合せ溶接が求められている。本研究では、電子ビームを用いた厚板溶接に対する溶接性試験を実施するための小型試験片について、溶接残留応力評価に基づき検討した結果を報告する。
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ロホ゛ット・自動機専用パルスGMA溶接電源の開発
伊佐 太作, 上田 裕司, 上園 敏郎, 高橋 憲人
セッションID: 220
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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パルスGMA溶接法における更なる溶滴移行の安定化を目的とし、軟鋼では、シールドガス中のCO2濃度が20%を超えて増加しても溶滴移行が安定して行え、ステンレス鋼では、粘度が高い溶滴のくびれを促進し確実に1パルス1溶滴移行を実現することができる新しいパルス電流波形を開発した。
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ロホ゛ット・自動機専用パルスGMA溶接電源の開発
上田 裕司, 伊佐 太作, 高橋 憲人, 上園 敏郎
セッションID: 221
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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低周波重畳パルスMAG/MIG溶接法とは、出力電流、電圧の低周波切り替えに同期して、ワイヤ送給速度を切り替える事でアーク圧力とワイヤ溶融量の大きな変化を得ることが期待できる溶接法である。
この溶接法をブローホールが発生し易い亜鉛メッキに適用し、ブローホール低減効果について検討する。
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福田 和博, 渡邉 博久, 鈴木 正道
セッションID: 222
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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9%Ni鋼LNGタンクの現地施工高能率化を目的に、立向継手でのSMAWの代替として立向姿勢SAW用溶接材料の検討を行った。フラックス成分の最適化を行い、立向溶接において良好なビード形状、耐欠陥性能および溶接金属の機械的性能を有する溶接材料を開発した。
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辻 典親, 中澤 博志, 大山 繁男
セッションID: 223
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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溶接の高能率化を目的に、サブマージアーク溶接にシームレスフラックス入りワイヤおよびツインアーク溶接法を適用することにより優れた溶接効率を得ることができた。今回は、溶接電源特性とワイヤ諸特性の関係を明らかにし、さらなる高能率化の検討結果を報告する。
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中澤 博志, 辻 典親, 大山 繁男
セッションID: 224
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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溶接の高能率化を目的に、サブマージアーク溶接にシームレスフラックス入りワイヤおよびツインアーク溶接法を適用することによって優れた溶接効率を得ることができた。この第3報では、高い安全性確保を目的とした溶接金属高靭化のメカニズムと拡散性水素低減における検討結果を報告する。
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最大切断速度に及ぼすガス組成の影響
上木原 洋丘, 武田 隆志, 長堀 正幸, 加藤 隆, 山本 康之, 佐藤 豊幸
セッションID: 225
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
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造船・橋梁など重要構造物の製造工程において、近年、燃料ガスに水素を用いたガス切断が注目されているが、水素の効果について定量的な評価報告がなされておらず、本報では、燃料ガスに水素-プロパン混合ガスを用いたガス切断における垂直切断と開先切断の切断能力に及ぼすガス組成の影響を調査した。
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楠元 一臣, 島田 一輝
セッションID: 226
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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プラズマアーク切断時には多量のヒュームが発生する.このヒュームは作業環境や切断製品品質の低下につながる.そこで,本研究では切断条件(アーク電流および切断速度)を変化させて,切断中のヒュームを測定した.得られた結果より,切断条件とヒューム量との関係について検討した.
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楠元 一臣, 石川 智史, 孫 浩
セッションID: 227
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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前報で、プラズマアークを熱源とする穴あけ加工は、高効率な穴あけが可能であることを報告した。しかし、穴の形成過程については詳細な報告はなされていない。そこで、本研究では高速度ビデオカメラを用いて、被加工材への穴あけ過程を撮影し、溶融金属の排出およびドロスの形成状態について検討した。
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美馬 貴仁, 尾崎 仁志, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 228
発行日: 2009年
公開日: 2009/11/20
会議録・要旨集
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本研究では、真空ポンプで被加工材の表裏に圧力差を与えることで、溶融金属を試験片前面から容器内に吸い込み除去する方法でレーザ切断の実験を行った。
実験から、レーザ切断後のカーフ断面が傾斜する現象(カーフ傾斜角)が確認され、切断速度増加に伴いカーフ傾斜角は増大する結果となった。
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