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由川 大記, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 冨士 明良
セッションID: 101
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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A7075/軟鋼摩擦圧接に関して,摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力,アプセット圧力ともに30MPaで接合を行った結果,軟鋼の圧接面の全面にA7075が移着した摩擦時間3.0sのときに約12%の継手効率が得られた.アプセット圧力を60MPaへ増加して接合したところ,約46%まで増加した.
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前田 友寛, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一
セッションID: 102
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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圧接面外周部に溝を設けた挿入材を中央で回転させ,接合中に発生する摩擦トルクによって溝部に周方向せん断破壊を生じさせて接合を自動的に完了させる接合自己完了型摩擦圧接法をSUS304に適用した.その結果,挿入材の板厚を5mm,溝部の幅を1mmとした時に約89%の効率を有する継手が得られた.
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長谷川 正義, 角 亮磨
セッションID: 103
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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ステンレス鋼のばり付摩擦圧接継手を用いて疲労試験を行った場合には高応力で赤熱破断することは知られている.そこで,本研究では平行部長さを変化させ,平行部が短くなると共に破断応力が上昇することが明らかとなった,その原因について報告する.
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三浦 大輝, 中村 満, 梅村 崇
セッションID: 104
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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サーメット材料と超硬合金の摩擦圧接実験を行った結果,両材料の熱膨張係数及び熱伝導率の大幅な相違により,クラックが発生しやすく抗折力は低いものであった.
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小倉 学, 冨士 明良, 遠国 秀明, 土田 遼, 木村 真晃
セッションID: 105
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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純チタンとS15Cの摩擦圧接継手を作製し,摩擦圧接条件と引張強さの関係を求めた.その結果,摩擦時間,摩擦圧力,アプセット圧力が増加すると引張強さが増加した.また,後熱処理を施し,接合界面の金属間化合物の観察を行った.その結果,引張強さは低下するが,金属間化合物は観察できなかった.
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- インサートを用いた検討 -
安川 慶一, 冨士 明良, 遠国 秀昭, 木村 真晃
セッションID: 106
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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5083アルミニウム合金とS15C炭素鋼を摩擦圧接法により接合した.直接接合した場合と,インサート金属を用いて接合した場合の2通りについて,引張特性の違いを調べた.インサート金属には純アルミニウムを用い,インサート金属の厚さと摩擦圧接条件を変化させ実験を行った.
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インサートを用いた検討
中島 諒, 冨士 明良, 遠国 秀昭, 木村 真晃
セッションID: 107
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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A7075とS15Cの摩擦圧接継手を作製し,圧接条件と継手引張強さの関係を求めた.その結果,母材と同等の引張強さが得られなかった.そこで,接合性の向上を図るために純アルミニウムであるA1050をインサート材として用い,接合を行い直接接合との比較を行った.
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冨士 明良, 伊藤 進也, 金 裕哲, 李 在翼, 木村 真晃
セッションID: 108
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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異材継手に後熱処理を施すと継手強度は大きく低下する.その原因には,接合界面の中間層,および熱応力の2つの影響が考えられる.本研究では供試材料にAlとNiを用いて異材継手を作製し熱処理を施す実験を行うとともに,熱弾塑性解析によって熱処理過程で接合界面に生成される応力の解析を行った.
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溶接チップ形状およびインサート材の効果
修理 翔太, 渡辺 健彦, 佐々木 朋裕, 柳沢 敦
セッションID: 109
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では、アルミニウム合金と鉄鋼との超音波接合で作製された継手の機械的特性に溶接チップが与える影響について調査した。また、インサート材を用いた接合を行い、接合強さへの影響も調査した。
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後藤 拓人, 渡辺 健彦, 佐々木 朋裕, 柳沢 敦
セッションID: 110
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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超音波接合時の挙動と機械的特性には密接な関係があると考えられる。高速度カメラを用いて、アルミニウムを接合する際の超音波発振中における接合界面を撮影した。そして画像解析を行うことにより挙動を調査した。
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相沢 友勝, 岡川 啓悟
セッションID: 111
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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平板に対する電磁圧接法を用いて,アルミニウム板(厚さ0.5~1.0mm)を裏当て材として各種金属板(厚さ0.5~1.0mm)を突合せ溶接した.この継手について,溶接状態を調べ,引張試験により接合強度を求めた.
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杉山 善崇, 相沢 友勝, 岡川 啓悟
セッションID: 112
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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従来,銅箔同士を電磁圧接する場合は可動板が必要だった.今回,コイルの形状を工夫することにより,可動板を用いなくても厚さ50μmの銅箔同士を接合することができた.従来との工法と接合部の特性の差について報告する.
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厚肉配管における溶接インプロセス品質管理システムの開発(第1報)
藤田 善宏, 小川 剛史, 平野 正三, 浅井 知, 大嶽 達哉, 相川 徹郎
セッションID: 113
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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厚肉配管を対象とした溶接インプロセス品質管理システムを光学センサとコンピュータを用いて構築した.本システムは,溶接条件モニタリングシステム,溶融池形状モニタリングシステムおよび溶接ビード形状ビジュアル化システムの3システムによりなる.これらシステムが,溶接条件,溶融池およびビード形状の異常を検出し,作業者へ知らせることで,その場で溶接条件を制御し,品質管理できることを確認した.
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厚肉配管における溶接インプロセス品質管理システムの開発(第2報)
藤田 善宏, 小川 剛史, 平野 正三, 浅井 知, 山本 摂, 三浦 祟広, 星 岳志, 落合 誠
セッションID: 114
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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厚肉配管を対象とした溶接インプロセス品質管理システムとして,レーザ超音波を用いた内部欠陥ビジュアル化システムを構築した.本システムは,レーザ超音波法と開口合成法を組み合わせることで,溶接時に予熱を必要とする厚肉配管材に対して,非接触にて溶接部の品質保証することを可能とした.
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高梨 太郎, 山根 敏, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 115
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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プラズマアーク溶接をCCDカメラにより観察し品質とキーホールの状態をセンシングする。
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金 裕哲, 朴 度炫
セッションID: 116
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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微小変形理論に基づく熱弾塑性解析により,溶接不整が高精度に予測できることは報告した。一方,薄板構造物の終局強度を予測する場合,溶接不整を考慮した弾塑性大変形解析が行われる。本稿では,大変形理論を基本とした熱弾塑性解析で求めた溶接不整の意義を明らかにする。
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恩田 尚拡, 伊藤 真介, 柴原 正和, 深沢 塔一
セッションID: 117
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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大規模構造物の溶接変形を予測する手法として溶接固有変形データベースを用いた方法が提案されている。この方法では、溶接固有変形を用いる事で、弾性解析により、溶接変形を同定する事ができ有用であると考えられる。そこで本研究では、画像計測を用いた高精度溶接固有変形同定について検討を行った。
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秋山 哲也, 阿部 弘憲, 寺崎 俊夫
セッションID: 118
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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非可展面を初期形状に持つ板材は、変形後の曲面上に測地線を描くことで、見かけのひずみを知ることができる。本研究では、変形後の曲面に測地線法を適用し、工学的に価値のある利用分野を探す。
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秋山 哲也, 篠原 統紀, 寺崎 俊夫
セッションID: 119
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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レーザフォーミングで椀形曲面を成形する場合の初期形状と最終形状の関は、面内方向の残留弾性ひずみエネルギーと曲げによる弾性ひずみエネルギーの2つのエネルギーバランスのみを考慮するモデルによって、十分説明できることを示す。
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寺崎 俊夫, 森田 智大, 北村 貴典, 安部 正光
セッションID: 120
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本報では,連続溶接,前進法および後退法で平板を突合せ溶接した
場合の溶接変形の実測値を比較することにより,溶接順序の違いに
よる横収縮,角変形および縦収縮といった溶接変形
の特徴を明らかにしたので報告する.
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池崎 明博, 山田 順也, 仲元 和義, 岡野 成威, 望月 正人
セッションID: 121
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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溶接変形は様々な問題を引き起こすため,溶接変形の予測,低減が求められる.本研究では溶接角変形を対象とし,板厚断面の温度分布に注目して,溶接条件が温度分布に及ぼす影響について評価を行った.さらに,溶接角変形の発生を支配する溶接線直角方向の固有ひずみと温度域の関係の考察を行った.
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山田 順也, 池崎 明博, 仲元 和義, 岡野 成威, 望月 正人
セッションID: 122
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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高品質な溶接構造物の製作を可能にするために,角変形に及ぼす溶接条件や材料
特性の影響について検討することを目的として,異なる3種類の材料を用いて角変形を評価した.
その結果,それぞれの材料の力学的溶融温度となる領域に存在する固有ひずみとその大きさが
角変形の支配因子となることが分かった.
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仲元 和義, 池崎 明博, 山田 順也, 岡野 成威, 望月 正人
セッションID: 123
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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溶接変形および残留応力は寸法精度や強度に影響を及ぼすとされており、それらの制御に関する数多くの研究がなされてきた。本研究では、主に数値解析によって溶接変形および残留応力の低減手法として有効とされている水冷法について実験的に検討した。
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橋本 匡史, 大沢 悠介, 伊藤 真介, 亀山 雅司, 平野 伸朗, 千種 直樹, 才田 一幸, 望月 正人, 西本 和俊
セッションID: 124
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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Ni基合金溶接部はX線残留応力測定が難しいと知られていが,二次元検出器と多軸揺動を組みわせるによって,デバイリング全体の歪から残留応力分布を得ることができた。そして,溶接部に対するウォータジェットピーニングの効果を詳細に評価し,SCC対策に有効であると確認できた.
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橋本 匡史, 大沢 悠介, 伊藤 真介, 亀山 雅司, 平野 伸朗, 千種 直樹, 才田 一幸, 望月 正人, 西本 和俊
セッションID: 125
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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加圧水型原子炉(PWR)のニッケル基600合金溶接部にて応力腐食割れ(SCC)が発生している。その対策として引張残留応力を圧縮残留応力にすることが可能なウォータージェットピーニング(WJP)が適用されている。
WJPを施したリング試験片にて時効試験を行い残留応力の経時変化を観察し、WJPによる圧縮応力はその下部に引張応力が存在する条件でも長期的に安定したものであることが分かった。
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仲村 晋一朗, 芹澤 久, 谷川 博康, 村川 英一
セッションID: 126
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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ITER用TBMには冷却を目的に冷却チャンネルの設置が必要不可欠である。しかし現在の設計案では応力腐食割れの原因となる引張り残留応力がチャンネル側面に生成することが予想される。本研究では熱弾塑性解析を用いて冷却チャンネルの形状が残留応力に及ぼす影響について検討を行った。
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柳田 信義, 斎藤 高一, 小川 和夫
セッションID: 127
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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Ni基合金溶接金属によりクラッド溶接された低合金鋼試験体とそれに溶接後熱処理を施工した試験体の残留応力を熱弾塑性クリープ解析により評価した.この解析結果と固有ひずみ法による測定結果との比較から,溶接後熱処理による応力緩和はクリープ挙動を考慮する必要が有ることを明らかにした.
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原子炉圧力容器クラッド境界部の残留応力評価(第1報)
西川 聡, 水野 亮二, 大北 茂, 小川 和夫
セッションID: 128
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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低合金鋼の溶接熱影響部は材質が大きく変化するため,降伏応力等の力学的特性が変化する.そこで本研究では,Ni基600合金のクラッド溶接試験体を製作し,製作時に低合金鋼が受ける温度履歴に基づいて引張特性と熱膨張係数を求め,残留応力解析に用いる材料物性値を取得した.
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-原子炉圧力容器クラッド境界部の残留応力評価(第2報)-
水野 亮二, 西川 聡, 小川 和夫
セッションID: 129
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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低合金鋼溶接熱影響部の相変態を考慮した材料物性値(熱膨張係数、降伏応力、加工硬化係数)を用いて低合金鋼母材、Ni基合金溶接金属のクラッド溶接部の残留応力解析を行い、熱膨張係数が溶接残留応力に及ぼす影響についての感度解析を行った。
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曽我部 恵典, 三上 欣希, 西川 聡, 望月 正人
セッションID: 130
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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近年,Ni基合金の溶接金属部におけるSCC発生事例が報告されている.Ni基合金溶接金属はデンドライトが[100]方向に成長しやすく,力学的に顕著な異方性を有する.本研究では,結晶方位の異方性を考慮できる数値解析法を用いて,Ni基合金溶接金属の結晶方位分布が微視的応力分布特性に及ぼす影響を検討した.
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中長 啓治, 前川 晃, 佐藤 玲子, 笠原 憲文
セッションID: 131
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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原子炉冷却材配管溶接継手の残留応力を固有ひずみ法にやり測定した。本研究の最終目標は、周方向の変化も含めた3次元分布の測定である。今回は、残留応力(固有ひずみ)が準定常状態にあると思われる周方向の一つの位置で解放ひずみを計測し、軸対称分布を想定した解析を実行した。
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ロバスト推定法の適用
中長 啓治, 田中 洋輔, 小川 直輝
セッションID: 132
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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原子炉容器溶接継手の残留応力は3次元的に非常に複雑な分布をしている。本研究グループでは,その残留応力を固有ひずみ法により測定してきたが,同法にロバスト推定法(カットつき最小二乗法)を適用して,使用する計測ひずみを選択することにより,残留応力の推定精度を大幅に向上させた。
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勝山 仁哉, 鬼沢 邦雄
セッションID: 133
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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ステンレス鋼配管突合せ溶接部を対象に、溶接時に生じた溶接欠陥を溶接により補修した場合の残留応力を、実験及び有限要素解析から求めた。配管外面に補修溶接を施した場合、内表面の引張残留応力が増加した。補修溶接の切削深さや溶接長を変えた場合における残留応力分布の変化を定量的に評価した。
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福谷 理明, 寺崎 俊夫, 北村 貴典
セッションID: 134
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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円柱水冷後,種々のPWHT条件を行いザックス法にて測定した残留応力分布の実験値と解析値の比較検証を行った。クリープ試験より導出したクリープひずみ式を用いることにより,残留応力分布の実験値は数値解析で精度良く予測できることを明らかにした。
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堀 友則, 柴原 正和, 深沢 塔一
セッションID: 135
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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メッシュレス法のひとつであるMLPG法に熱弾塑性解析理論を適用し、実用的な溶接問題の溶接変形・応力解析を可能とした3次元解析法の開発を行った。本手法を基礎溶接試験に適用することにより、本手法の妥当性について検討した。また、本手法の発展性についても検討した事例についても報告する。
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畑 将司, 伊藤 真介, 杉廣 武俊, 神尾 淳, 山下 泰生, 柴原 正和, 望月 正人
セッションID: 136
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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本研究では,理想化陽解法を用いた固有ひずみ解析を開発し、従来の手法では計算時間の制約から解析が難しい船体大型ブロックの組立時における溶接変形予測へ適用した.解析結果は計測結果と良好な一致を示し、さらに縦および横方向の溶接が変形に与える影響について検討を行った.
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壷井 翔太, 生島 一樹, 柴原 正和, 深沢 塔一
セッションID: 137
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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溶接移動熱源問題における過渡変形・応力を解析するためには、事前に熱伝導解析等により温度場を算出する必要がある。しかし市販解析ソフトを用いる場合にはメモリや解析速度において問題が生じている.本研究では理想化陽解法FEMに基づく新しい熱伝導解析手法を開発し高速化と省メモリ化を図った.
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生島 一樹, 伊藤 真介, 柴原 正和, 深沢 塔一
セッションID: 138
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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動的陽解法FEMを基にした溶接力学解析手法である理想化陽解法FEMに対して,溶接現象の力学的特性を考慮した高速な手法である反復サブストラクチャー法を導入することで解析手法の高速化を図った.その結果,通常の解析と比べて大幅な高速化を達成することが可能となった.
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-その1.高温金型用材料について-
田中 敬三, 笹原 弘之, 加藤 保真
セッションID: 139
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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著者らは,数値制御のXYZ ステージを用いて溶接トー
チの運動軌跡を制御し,溶接ビードを積層して三次元構
造を造形する溶融金属積層を提案している1)2).本報告で
は,高温で使用される金型などへの適用を念頭におき,
耐熱溶接金属材料を溶融金属積層により造形した場合の
強度について比較検討した.
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桐原 聡秀, 瀧波 洋平, 上原 康徳, 田崎 智子
セッションID: 140
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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CAD/CAMの光造形法を用いて純銅製の螺旋構造を形成し、マイクロ波を導波させたところ、螺旋周期に応じて回折が生じ、スペクトルに不透過領域が形成された。導波管の螺旋ピッチを広げると共振が生じ、コヒーレントな電磁波放射であるメーザ発振が観察された。原理や応用について詳細を述べる。
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上原 康徳, 桐原 聡秀
セッションID: 141
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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光造形法により、軽金属材料の表面に化合物被膜層やマイクロパターンを形成し、応力状態の制御による材料特性の向上を目指した。チタンやニッケル粉末を分散した光硬化性樹脂をアルミニウム合金に塗布し、紫外線レーザ走査により任意部分に固着させ、加熱処理を施す一連のプロセスを構築し、化合物の被覆層やマイクロパターンの精密形成に成功した。
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菊池 庄太, 西畑 ひとみ, 内原 正人, 福本 学
セッションID: 142
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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片側スポット溶接における溶接指針検討のため,既溶接打点への分流がナゲット形成に及ぼす影響をCAE解析および実験により調査した.ダイレクトスポット溶接に比べ片側スポット溶接の方が,打点間距離がナゲット形成に及ぼす影響が大きいことが分かった.
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西畑 ひとみ, 菊池 庄太, 福本 学, 内原 正人
セッションID: 143
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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中空部材とシートの溶接を想定した片側スポット溶接における、既打点分流への影響因子と、多点溶接性改善方法を検討した。
多点溶接性には分流経路の電気抵抗が影響し、打点間にスリットを設けて経路の電気抵抗を上昇させることで改善が得られた。
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富士本 博紀, 小嶋 啓達, 濱田 昌彦, 福井 清之
セッションID: 144
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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鋼板のスポット溶接継手の十字引張強度(CTS)に及ぼすAlの影響を基礎的に調査した。Alは、所定の量まではCTSへの影響は認められなかったが、多量に添加すると、CTSが低下した。このときナゲットがマルテンサイト主体の組織から粗大なフェライトを含んだ組織に変化することが確認された。
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石丸 正太朗, 松本 幸剛, 村上 元一郎, 岩本 知広, 里中 忍
セッションID: 145
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では、カバープレートを用いた抵抗スポット溶接法をMg合金に適用し、種々の溶接条件に対するナゲット形状や引張せん断強度の変化を調べた。更に、これらの結果からブローホールの発生を抑制し、高強度な継手が得られる溶接法を提案した。
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SPCC材とSUS304材の比較
佐波 孝洋, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 146
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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抵抗スポット溶接中の電気抵抗は被溶接材の種類、温度および通電面積に依存する。さらに、この通電面積は電極加圧力および材料の降伏応力に依存する。本研究では抵抗スポット溶接開始初期における電気抵抗変化の相違をSPCC鋼とSUS304鋼を用いて検討した。
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谷口 公一, 沖田 泰明, 池田 倫正, 遠藤 茂
セッションID: 147
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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980MPa級、1180MPa級高張力鋼板の継手強度を向上させることを目的として、抵抗スポット溶接の通電パターンの検討を行い、本通電後に短時間の冷却および通電を繰り返すこと(パルス通電)による継手十字引張強度の向上効果および最適プロセスを明確化した。
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笹部 誠二, 永田 康弘
セッションID: 148
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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GA鋼板とアルミ合金材との異種金属組合せでの抵抗スポット接合に関しては、鋼板をGA鋼板の外側に1枚付け加えることで、接合性は良好になると既に報告されている。その継手部の特性を詳細調査したので、2枚合わせの場合と比較して、その結果を報告する。
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二保 知也, 堀江 知義, 高木 創平, 森田 雄祐
セッションID: 149
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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抵抗スポット溶接では,塑性変形の影響が溶接品質に大きな影響を与えると考えられる.本研究では電流・熱・弾塑性接触3連成解析を行い,塑性変形効果が溶接時の電流・熱挙動や溶接品質に与える影響を検討し,抵抗スポット溶接における弾塑性変形の重要性を議論する.
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村山 元, 及川 初彦
セッションID: 150
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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前報では、市販のスポット溶接FEMソフトウェアを用いて、高強度鋼板をスポット溶接した場合のナゲット径推定の妥当性調査を行い、裸鋼板同種2枚重ねのケースについて報告した。本報では、異種2枚重ね、3枚重ね、めっき材、ギャップ溶接のケースを検討したので、その結果を報告する。
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