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各種めっき鋼板の抵抗スポット溶接性比較および電極寿命向上策の検討
首藤 努, 堀川 裕史, 黒部 淳, 朝田 博
セッションID: 223
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Ｚｎ‐Ａｌ‐Ｍｇ系合金めっき鋼板は、従来のＺｎ系、Ｚｎ‐Ａｌ系めっき鋼板と比較して耐食性に優れることから自動車、建材メーカーを中心として、広範囲に適用されている。しかしＡｌを含有するめっき鋼板は、他の亜鉛系めっき鋼板と比較するとスポット溶接、特に連続溶接時の電極寿命が短いことで知られている。本報ではＺｎ‐Ａｌ‐Ｍｇ系合金めっき鋼板のスポット溶接性について調査するとともにスポット溶接における電極寿命向上策について検討した結果を報告する。
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吉本 辰也, 堀川 英樹, 和田 洋二, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 224
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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炭素量が異なる18%Cr－8%Niステンレス鋼試験片のヤング率を歪ゲージ法または超音波法で測定し、化学組成から計算したヤング率と比較検討した。さらに、各種ステンレス鋼の化学組成（文献値）を用いて計算したヤング率を用い、超音波の縦波および横波音速値を計算した。これらの値を文献値と比較検討した。
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田代 真一, 宮田 実, 沢登 寛, 田中 学
セッションID: 301
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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アルミニウムの交流ティグ溶接中における陰極点挙動を高速度ビデオカメラを用いて観測した結果について報告する。
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村上 敬祐, 荻野 陽輔, 野村 和史, 平田 好則
セッションID: 302
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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著者らはこれまでに，小型磁石を用いたアーク形状の楕円形状化の影響について，理論的，実験的に報告してきた．本研究では，磁気制御アークの基本特性としてアーク圧力や電流密度分布を実験的に明らかにするとともに，磁石の配置により溶け込み形状が大きく変わることを報告する．
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荻野 陽輔, 野村 和史, 平田 好則
セッションID: 305
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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アークプラズマの3次元モデルを構築し，非軸対称現象である多電極溶接への適用を行った．電極間距離や溶接電流などのパラメータを変化させた際のアークプラズマの挙動，母材への入熱密度分布及び母材直上におけるアーク圧力分布といったアークプラズマの熱源特性について解析した．
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簡易モデルの構築と評価
門田 圭二, 平田 好則
セッションID: 306
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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溶滴移行現象の数値シミュレーションを簡単に扱うことができ、短時間で計算結果が得られるモデルが求められている。これまでの報告では計算精度の高い2次元座標系を用いてきたが、本報告ではより簡易で高速な1次元モデルを構築し評価を行った。
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田中 学, 濱田 昌彦, 小川 和博
セッションID: 307
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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溶接技術・開発の支援ツールを目指して，ガスタングステンアークの軸対称2次元数値解析モデルをベースに，あえて溶滴の形成・離脱・移行を無視したガスメタルアークの簡易モデル化を試みた．
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宮坂 史和, 濱田 昌彦, 小川 和博
セッションID: 308
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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ハンピング現象など非定常的なビード形成現象を表現できる溶接プロセスモデルに対して，溶接アークモデルを熱源モデルとして組み合わせることで，アーク熱源からビード形成現象までの統一的なモデルの試作を行った．また，GMA溶接実験結果と比較することにより，本モデルの妥当性の検討を行った．
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山口 義博, 吉田 和記, 上杉 喜彦, 田中 康規
セッションID: 309
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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酸素プラズマ切断におけるプラズマジェットの温度分布を、分光計測によるボルツマンプロット法を用いて測定した。
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糟谷 正, 石田 欽也, 児玉 真二
セッションID: 310
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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薄板のアーク溶接でよく用いられる重ね隅肉溶接を用いて鋼板Si量がビード形状にどのような影響を与えるかを調査した。その結果、鋼板Si量が増加するに従いビードがなめらかになる傾向があることが分かったが、この傾向は、溶接条件がある範囲内の場合のみに認められた。一方、鋼板にSiを添加する代わりに溶接ワイヤにSiを添加しても必ずしも同じ効果は得られなかった。
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藤田 善宏, 上村 健司, 浅井 知, 北山 和弘
セッションID: 311
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Co 基合金からなるガスタービン静翼の亀裂補修技術開発を目的に，簡便に深溶込みが得られるA-TIG 法（TIG with activating flux）およびAA-TIG 法（Advanced A-TIG）を用いた補修溶接の適用性について検討した．本報では，Co 基合金に対する活性化剤の効果，溶融部の機械的特性および実機への適用性について述べる．
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山崎 圭, 鈴木 励一, 清水 弘之, 輿石 房樹
セッションID: 312
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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炭酸ガスアーク溶接の高電流条件において、従来困難とされてきた電流波形によるグロビュラー移行制御に取組み、スパッタ・ヒュームを大幅に低減する新しい溶接法を開発した。開発法のスパッタ発生量は従来比90%減、ヒューム発生量も50%減を達成した。
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森 大輔, 西坂 太志, 恵良 哲生, 平田 好則
セッションID: 313
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本稿では， CBT法を適用した新開発低入熱低スパッタGMA溶接法について報告する．本溶接法は，EN比率と交流周波数から計算される電極プラス（以下，EP）時間と電極マイナス（以下，EN）時間に従って，低周波で出力電流を交番させることよって実現している．EN極性のワイヤ溶融速度は，EP極性のワイヤ溶融速度と比べて凡そ1.5倍速くなるが，極性毎に最適化した新開発電流波形制御によって，両極性ともに安定した溶滴移行を実現している．
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アルミニウム合金のミグ溶接の場合
藤井 信之, 齋藤 伸自, 朝長 直也
セッションID: 314
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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近年、デジタル化の進展とともに，実際に溶接する人の技量よりも電源特性によって溶接継手の性質が左右される事態も現出される可能性がとりざたされている．そこで，現在市販されているデジタルパルス電源を用いて，電源特性とアーク現象が継手の特性に及ぼす影響について明らかにすべく，実験を行った．
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津山 忠久
セッションID: 315
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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CO2溶接の高能率化を目的にホットワイヤを用いた検討を行った。ホットワイヤの電流値・送給量・極性等をパラメータにビードオンプレートによる実験を行い、溶融範囲と安定条件を調査した。その結果、従来比約１．９倍の溶着量が得られる事を確認した。
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安藤 光, 小林 和行, 飯島 亨
セッションID: 316
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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タンデムサブマージアーク溶接において2電極を溶接線に直角（並列）に配置し、パルス電流を位相制御することで安定して幅広の溶接ビードが確保できた。これをＵ溝開先を用いて1層1パス溶接を行い、スラグの剥離性を評価した。
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馮 勝強, 大塚 弘之, 寺崎 秀紀, 小溝 裕一
セッションID: 317
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Online fault detection is important for the fabrication of high quality products of weld. In this research, the arc methods are employed to get the information of weld voltage and current. Mahalanobis distance employed to decide whether welding faults have occurred or not is a kind of novel method in the field of weld.
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王 静波, 西村 仁志, 片山 聖二, 水谷 正海
セッションID: 318
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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ハイブリッド溶接にフィラーを添加したＦＬＡ溶接法のＡ６０６１アルミニウム合金の突合せ継手への適用を試みた．ギャップが存在する場合には，従来のハイブリッド溶接では表面ビードに凹みが発生したが，ＦＬＡ溶接法ではフィラーの添加によってビード表面の凹みが解消され，広い許容ギャップが得られた．
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Effect of CO2 and oxides
趙 琳, 塚本 進, 荒金 吾郎, 杉野 友洋
セッションID: 319
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Stabilization of the keyhole has been investigated both in laser and laser/arc hybrid welding. The result indicates that the keyhole is stabilized by O2, CO2 and FeO. O2 or CO2 addition is effective to increase the penetration depth and suppress the porosity. The effect of FeO on the penetration depth and porosity is more significant than that of SiO2.
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ボンドロウシュ ペトル, 片山 聖二, 川人 洋介
セッションID: 320
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究では，球状黒鉛鋳鉄とCr-Mo低合金鋼の異材レーザ溶接を行った．ビード・オン・プレート溶接を行った結果，両方の材料に溶接割れが発生した．材料の溶接性と溶接割れの分類を示す．溶接割れを防ぐために，SUS 308LとNiフィラーワイヤを用いて，溶接を行った．
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村川 英一, Rashed Sherif, 河原 充, 上杉 忠輝
セッションID: 321
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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船の建造ではブロックを順次搭載することにより船体が組立てられるが、ブロック間の溶接による局部収縮や変形した搭載済みの船体部分と新規搭載ブロック間のギャップや目違いが原因となり、船全体は船長方向に反り上がるように変形することが知られている。本研究では、溶接による局部収縮およびギャップや目違いの影響を考慮し、船体全体の反り変形を予測するための手法として、固有変形と界面要素を用いた有限要素法を開発し、モデル船を対象とした試解析を通してその有効性を検討した。
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伊藤 真介, 柴原 正和, 朝岡 直広, 望月 正人
セッションID: 322
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究では二相流分離器のパイプ溶接継手部における溶接変形の計測を行う。接合面の傾きが異なるパイプの隅肉溶接実験を行い、変形を軸収縮量、軸ズレ量及び倒れ量の三種類に分類し、溶接諸因子が与える影響について三次元熱弾塑性FEM解析との比較を行う。
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生島 一樹, 柴原 正和, 伊藤 真介, 正岡 孝治
セッションID: 323
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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動的陽解法FEMを基にした溶接力学解析手法である理想化陽解法FEMを，近年著しく計算能力が向上しているGraphics Processing Unit(GPU)上での並列計算環境であるCUDAに適用し，計算の高速化を図った．その結果，通常の解析と比べて大幅な高速化を達成することが可能となった．
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南 雄介, 生島 一樹, 柴原 正和, 正岡 孝治
セッションID: 324
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究では、理想化陽解法FEMによる新しい固有ひずみ解析法を考案し，大規模構造の溶接変形解析に関して，応用を試みた．その結果，本手法は、静的陰解 法FEMと比較して解析精度を実用上十分に保持できることを確認し，また，メモリ消費量，計算時間に関しては、静的陰解法FEMと比べて大規模構造ほど差 が大きくなることが分かった。以上より、提案手法は、将来性に期待できる手法であることを確認した。
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有村 翼, 柴原 正和, 小薄 孝裕, 小川 和博, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 325
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究では、溶接条件や板厚、板幅および継手形式等の力学的因子を考慮することができる力学モデルを構築する。また、提案されたモデルに対し、材料的因子を考慮することで、実構造物にも適用可能な高温割れの発生指標についても提案を行う。さらには、割れの有無を調べるための簡易実験を実施することで、提案された割れ発生指標の妥当性についても検証を行う。
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長谷川 正義, 角 亮磨, 鈴木 浩昭
セッションID: 326
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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著者らの研究でアルミニウム合金にショットピーニング処理を行っても硬さの上昇および付与される圧縮残留応力に一定の限界値があることを既に明らかにしている。そこで、本研究では各種ショット材および板厚にピーニング処理を行い、アルミニウム合金の疲労強度改善に及ぼす影響について研究を行った。
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FSMによるき裂の発生検知と進展モニタリング(II)
廣畑 幹人, 奥 健太郎, 北澤 正彦, 金 裕哲
セッションID: 327
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
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鋼構造物に生じるき裂の検出と進展の監視に対し，FSM(電場指紋照合法)の適用性を検討してきた。本稿では，FSMによるき裂の発生検知と進展挙動の理解を容易にするために開発した電場解析プログラムを用いて，複数のき裂の発生および進展がFC値(電位差変化率)に及ぼす影響について検討した結果について報告する。
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河西 龍, 鈴木 励一, 杵渕 雅男
セッションID: 328
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
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止端形状を革新的に改善することが出来、かつその成分自由度が高い純Ar-MIG溶接用フラックス入りワイヤ設計を開発した。そして、疲労強度に及ぼすビード止端形状および残留応力の寄与効果について理論的考察を行い、その検証を開発ワイヤを用いて行った。その結果、疲労強度は止端形状と残留応力によって大きく影響を受けるが、薄鋼板においては止端形状による寄与が大きいことが分かった。
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平山 昌宏, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 401
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究では，高出力・高輝度ファイバーレーザおよびディスクレーザを用いてSUS304鋼に対し，ビード・オン・プレート溶接を行い，各レーザ光源で得られた溶込み深さおよび形状，ビード幅，溶接欠陥の発生状況等を比較して，それらの特徴的な溶接現象を含めて報告する．
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リモートレーザ溶接性の基礎的検討-1
宮崎 康信, 片山 聖二
セッションID: 402
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
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リモート溶接において、加工点から噴出するプルームにより溶け込み深さが影響を受けることが知られている。ワーク表面よりどの程度の高さまでプルームが生成すると、どの程度溶込み深さが変化するのか、定量的に調査した。
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篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 井上 豪, 藤田 大吾, 深堀 貢, 北原 陽一郎
セッションID: 403
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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自動車車体には高張力・超高張力鋼板の使用が拡大・検討されている。しかし、当該材料ではプレス成形時のスプリングバック制御が難しく，重ね溶接時に過大な間隙が生じてしまう。そこでホットワイヤ・レーザ溶接を用い、高速かつ施工尤度のある重ね溶接法の開発を行った．その結果を報告する。
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大脇 桂, 猪瀬 幸太郎, 杉野 友洋, 松本 直幸, 山本 元道, 篠崎 賢二
セッションID: 404
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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薄板鋼構造物への適用を意図し、小脚長、高速を特徴とするすみ肉溶接プロセスを新たに開発した。また、本溶接により製作した継手は健全であることも確認した。
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塚田 貴大, 佐野 智一, 小椋 智, 大越 昌幸, 井上 成美, 小林 紘二郎, 廣瀬 明夫
セッションID: 405
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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純鉄表面にフェムト秒レーザを大気中で照射した後、ナノインデンテーション及びXRDにより材料表層の硬さと結晶構造を解析した。その結果、大気中でのフェムト秒レーザの照射により、材料表層の硬化及び圧縮格子歪みの導入が確認された。硬化の原因としては、フェムト秒レーザ駆動衝撃波による加工硬化が考えられる。
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沓名 宗春, 井上 裕喜
セッションID: 406
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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ＣＦＲＰ複合材料のレーザ加工は、従来の連続発振のレーザやノルマルパルスレーザによる切断加工では樹脂と炭素繊維がはがれ、炭素繊維が炭化するなども問題があった。本研究では１０ｎｓのパルス幅を
もつ超短パルスレーザを用いて、アブレーション加工により切断、穴あけを
実施した。その結果、従来の切断品質が著しく改善された。切断幅もレーザビームのスポット径（２００ミクロン）とほぼ等しく、微細な切断も可能であることが明らかになった。
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阿部 洋平, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 407
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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ファイバーレーザまたはディスクレーザを用いてCFRPのレーザ切断を行い，15 m/minの高速度で切断が可能であることがわかった．本実験で得られた切断結果を切断時の現象とあわせて示す．
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片山 聖二, 川人 洋介, ジュン クワンウン
セッションID: 408
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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CFRPと金属とのレーザ直接接合を種々の条件で検討した結果，高強度の継手を得ることが出来た．
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三浦 尚大, 立野 昌義, 小久保 邦雄
セッションID: 409
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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本研究は，セラミック－金属接合体を対象として，セラミックの相手材料となる金属の体積を系統的に変化させることで，両材料の物性値の違いによりセラミック側界面端部に生じる残留応力に及ぼす金属材料の厚さの影響およびセラミックと金属を接合する際の熱処理温度の影響を実験的に明らかにすることを試みる．
この結果に基づき界面端残留応力低減法について検討する．
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金 裕哲, 廣畑 幹人, はげ山 雄亮, 猪瀬 幸太郎
セッションID: 410
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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高張力鋼を積極的に用いることで構造体の高機能化，軽量化を達成するべく，接合方法としてレーザ溶接の適用研究が進められている。本稿では，高張力鋼(HT780)のレーザ溶接で生じる変形・残留応力の特徴を明らかにするために実施した実験および熱弾塑性解析の結果について報告する。
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― 死荷重作用下の補修補強溶接で生じる残留応力（I） ―
李 相亨, 上野 康雄, 金 裕哲, 藤平 正一郎
セッションID: 411
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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鋼橋の高経年化が進む中，補修・補強による長寿命化の要求が高まってきている。著者らは，溶接を用いた補修・補強に関する一連の研究を行ってきている。本稿では，供用下，すなわち，溶接残留応力に及ぼす外荷重の影響を明らかにするために行った実験および解析の結果を報告する。
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菅 哲男, 河西 龍, 永井 卓也, 上野 邦香, 進藤 稔, 望月 正人
セッションID: 412
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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薄板の電子ビーム溶接時の温度測定および溶接後の残留応力測定を行い、残留応力の有限要素法解析の検証を行った。残留応力は従来知見と一致する結果となり、更に、止端部近傍の残留応力はビーム出力が大きいほど、またビーム径が焦点に近いほど圧縮側にシフトすることを把握した。また、伝熱解析・残留応力解析を行ったところ、いずれも実験結果と良い一致を得た。
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仲村 晋一朗, 芹澤 久, 谷川 博康, 村川 英一
セッションID: 413
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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次世代発電機器システムの一つである核融合炉の実験炉ITERのTBMは、冷却水用の通路（冷却チャンネル）を含んだ第一壁と側壁とを溶接接合した箱型形状である。本研究では、冷却チャンネルの有無が、溶接残留応力分布に及ぼす影響を調べた結果を報告する。
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伊藤 真介, 橋本 匡史, 亀山 雅司, 平野 伸朗, 千種 直樹, 望月 正人
セッションID: 414
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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化学プラントなどの構造物の溶接継手部の多くは，PWHTにより健全性を確保しているが，異材継手におけるPWHTが残留応力に及ぼす影響について評価した結果は少ない．本研究では，異材継手の多層溶接部についてPWHTを模擬した熱弾塑性クリープ解析を行い，残留応力の低減効果について検討する．
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寺崎 俊夫, 北村 貴典, 福田 友斗, 田村 友子
セッションID: 415
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
フリー
本報は，熱サイクルの実測値と数値解析結果を比較することにより，
PWHTにおける熱サイクルについて，検討を行ったものである．
結果として，PWHTにおける熱サイクルを説明する熱伝達率，熱輻射率の与え方について知見を得たので報告する．
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Nishibata Hitomi, Fukumoto Manabu
p.
94
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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In the field of automobile development, progress of clashworthiness and improvement of fuel economy are necessary, so high stiffening and weight reduction of auto-bodies are propelled. Therefore, hollow parts such as bended pipes or hydro-formed parts are getting used more widely.
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Young-Whan Park
p.
95
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Many automotive companies have tried to reduce the car weight to improve the power efficiency. Light metals such as aluminum alloy or magnesium alloy were used. However, it was not easy to join these metals due to their high conductivity. Thus, the laser was used its highly concentration energy. However, the welding quality was not good by porosity, underfill, and magnesium loss in welded metal for 5000 series (Al-Mg) aluminum alloy.
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Hong Jae-Keun
p.
96
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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The microstructural characteristics and mechanical properties of dissimilar butt welds between titanium and aluminum alloys formed by friction stir welding are investigated in this study. The effect of the pin rotation speed, the pin position from joint line, the rotation direction of pin and welding speed on microstructures and tensile properties was investigated.
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Tashiro Shinichi, Zeniya Tasuku
p.
97
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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In a GTA (Gas Tungsten Arc) welding, large amount of high temperature metal vapor is generated from the melting tip of a welding wire, a droplet and a weld pool. In this process, high temperature metal vapor is cooled rapidly and oxidized during diffusion to the surrounding air.
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Horie Shohei, Shinozaki Kenji
p.
98
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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Material flow during Friction Stir Spot Welding is investigated by experimental approaches in this study. Three dimensional material flow models are proposed by the combination of the result which is obtained in the present study and previous studies.
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Mikami Yoshiki, Sogabe Keisuke
p.
99
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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A multi-scale analysis method to calculate the microscopic stress distribution in crystalline grain scale was proposed in order to predict the occurrence of SCC in nuclear power plant components. The stress distribution at the arbitrary position in specimens, joints and components can be calculated by the proposed multi-scale analysis procedure.
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Kawahito Yousuke, Katayama Seiji
p.
100
発行日: 2010年
公開日: 2010/06/24
会議録・要旨集
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This research was performed wiht the objectives of investigating penetration characteristics, clarifying welding phenomena and developing high-quality welding procedures.
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