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吉川 幸宏, 仲間 大, 加藤 数良
セッションID: 101
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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6061アルミニウム合金を用いて多点摩擦スポット接合継手の機械的性質について検討した.
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孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 102
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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The novel two-step spot FSW technique was applied to dissimilar welding of 6061 Al to SPCC steel. After welding, the Al upper plate exhibits greatly refined grain structure, while the SPCC lower plate exhibits slightly refined grain structure. At the interface of the Al/SPCC welds, a few submicro-sized intermetallic compounds can be observed. The Al/SPCC welds show high tensile strength. The effect of welding parameters on the mechanical properties was also investigated.
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岡田 豪生, 上向 賢一, 藤本 光生
セッションID: 103
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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複動式摩擦攪拌点接合による高強度アルミニウム合金の接合について、継手の機械的性質等を述べる。
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柴柳 敏哉, 吉川 脩平
セッションID: 104
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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2024アルミニウム合金の小片をトレーサーに用いて、7075アルミニウム合金に摩擦攪拌接合処理を施した際のトレーサーの分布状況を光学顕微鏡で解析し、ツール周囲の金属塑性流動を解析した。ツール周囲の旋回下降流領域に巻き込まれるポイントが前進側に偏っていることなど、移動接合特有の流動現象が明らかになった。
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真崎 邦崇, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之, 岡本 和孝, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 105
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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Al合金摩擦攪拌部は接合後熱処理に伴い異常粒成長を生じる恐れがある。本研究では、攪拌部内に存在する異常粒成長を引き起こす組織を、接合後処理によりなくすことで、異常粒成長を抑制することを検討した。
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陳 娟, 藤井 英俊, 孫 玉峰, 近藤 勝義
セッションID: 106
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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An investigation was carried out on the friction stir welding(FSW) of fine-grained non-combustive AMX602 magnesium alloy with a thickness of 4 mm that was prepared by rapid solidification process(spinning water atomization process). After FSW, the microstructure, especially microtexture, and mechanical properties of the welded AMX602 Mg alloy were studied.
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ステンレス鋼のファイバーレーザ溶接部の歪測定とその挙動
川上 十伍, 高松 良平, 大久保 通則, 長谷川 利之
セッションID: 107
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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建材の要求溶接品質が高くなっていく中、従来のミグ溶接法では対応できない仕様が増えてきている。本報告では高出力シングルモードファイバーレーザ技術を採用し、その溶接性能の評価及び溶接歪の測定結果について報告する。
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猪瀬 幸太郎, 阿部 大輔, 松本 直幸, 大脇 桂
セッションID: 108
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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レーザアークハイブリッド溶接はレーザとアークの2つの熱源を併用する溶接プロセスである。それぞれの熱源の入熱の比、および総熱量が、溶接変形、残留応力、じん性、金属組織、などの継手性状に与える影響について検討した。
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溶接金属の強度レベルの選択による継手特性の制御
篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 西本 明紘, 下井 卓三, 大脇 桂, 猪瀬 幸太郎
セッションID: 109
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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前報では,新しく開発したホットワイヤ・レーザ溶接法による高張力鋼板の狭開先溶接に関する基礎検討結果を報告した。本報では,980MPa級高張力鋼板母材とのマッチングを考慮した添加ワイヤの選択による,狭開先継手の強度・靭性などの特性制御の可能性について検討した結果を報告する。
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-レーザ加熱による隙間制御とその溶接性への影響-
門 格史, 大川 正巳, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 樋渡 恵一
セッションID: 110
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接では、鋼板間の隙間により、狭間隙では亜鉛めっきの蒸発によるピットやポロシティの発生、広間隙では上板の溶け落ちによる欠陥が発生する課題がある。この課題を解決する方法として、本報では、レーザ加熱により鋼板間の隙間を制御する手法について検討した。
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沓名 宗春
セッションID: 111
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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シングルモードのファイバーレーザが各国で開発され、その材料加工への応用が広まってきた。ここでは 世界最大級の3kWのシングルモードのファイバーレーザ装置(IPG Phtonics社製)を用いて、軟鋼およびステンレス鋼をレーザ溶接したときの溶接特性として 溶込み深さ、ビード形状などについて検討した結果について報告する。
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和田 洋二, 井上 智博, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 112
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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400MPa級鋼のファイバーレーザ溶接において母材の表面加工状態が溶接性に与える影響を調査した。実機適用を考慮して黒皮有無・表面粗さとポロシティーの発生,ビード幅および溶込み深さの関係を検討し,その結果,黒皮無しの研削面の方が黒皮付きに比べてビード幅が広かった。
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王 静波, 西村 仁志, 片山 聖二, 水谷 正海
セッションID: 113
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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軟鋼のレーザ溶接において発生する溶接割れの基礎現象について検討を行った.まず,溶接割れの発生した条件範囲及び割れの形態を明確にした.次に,溶接割れに及ぼす諸因子の影響について検討を行った.
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リモートレーザ溶接の基礎検討-3
宮崎 康信, 片山 聖二
セッションID: 114
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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リモート溶接を想定し、同軸シールドやサイドシールドを用いないで部分溶込み溶接を行った場合、X線透過試験において溶接ビードに板状の欠陥が多数観察された。これら板状の欠陥は溶接金属内に形成されており、凝固後の冷却過程において、大気と遮断されている。欠陥の内表面を採取し観察したところ、欠陥の破面には酸化物が観察された。従って、こうした欠陥の少なくとも一部は、高温割れではなく、ブローホールが板状に形成されたものであると考えられた。
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白井 康宏, 権田 英修, 大橋 修, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 201
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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これまでに,超硬合金同士の拡散接合適用の可能性を見出し,接合時のCo挙動として空隙消失機構について検討してきた。本報では,Co量の異なる材種で接合界面組織,接合強さを調査し,Co量の多寡が及ぼす接合への影響を調査した.
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堀田 幹則, 近藤 直樹, 北 英紀, 井筒 靖久
セッションID: 202
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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窒化ケイ素セラミックス大型管状部材の開発に向けて、長さ1メートルの窒化ケイ素パイプ同士を局所ヒーター加熱で接合することで、接合部に隙間の無い、全長3メートルの窒化ケイ素長尺パイプ接合体を作製した。得られた接合体から切り出した試験片の曲げ強度は680MPaであり、高い接合強度を示した。
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前野 祐太, 佐藤 陽平, 中村 満, 梅村 崇
セッションID: 203
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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cBNは超硬合金とろう付され,切削工具として用いられる.近年,切削工具に対する高温特性及び高強度要求が高まっており,ろう付に代わる接合法が求められる.本研究では,純金属インサートを用いた固相拡散接合を行い,cBNと超硬合金の接合の可能性について検討した.その結果,Tiインサートを用いることでろう材と同等以上の強度が得られた.
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権田 英修, 白井 康宏, 大橋 修, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 204
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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これまでに,超硬合金同士の直接拡散接合適用の可能性が見出された.本報では,インサート金属を用いた拡散接合を試み,接合圧力による接合強さへの影響,インサート金属厚さによる接合強さへの影響を直接接合と比較調査し,接合温度低温化への可能性を検討した.
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池庄司 敏孝, 上野 峻, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 205
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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アルミニウム合金とSUS304鋼のろう付は表面に強固な酸化被膜を形成するため大気中での接合が困難である.本研究ではSUS304鋼表面の酸化被膜破壊のためにZnCl2をフラックスに混合し,アルミ合金/SUS304鋼のろう付性の変化を明らかにする.ZnCl2を約10mass%混合することで,アルミ合金,SUS304鋼ともに良好にぬれることが確認された.また,KFを添加することで流動性が改善することが示された.ZnCl2とKFの組み合わせにより,強固な継手を得た.
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永塚 公彬, 瀬知 啓久, 中田 一博
セッションID: 206
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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レーザブレージングにより、等方性黒鉛と超硬合金の異材接合を行った。ろう材としては、活性成分としてTiを添加したAg-Cu-Ti合金を用い、Tiの添加量を変化させて接合特性に及ぼす影響を調査した。その結果、Tiを添加する事で等方性黒鉛と超硬合金の異材接合が達成され、接合界面にはTiCが形成された。
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田中 努, 森重 大樹, 平田 智丈
セッションID: 207
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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鉄とアルミニウムの接合時に継手強度の低下をもたらす金属間化合物(IMC)の形成機構を明らかにすることは重要である。研究では、FSW中ツール移動を停め種々の時間保持することによってIMCの成長機構を調査した。その結果、保持時間とともにIMC厚さは放物線則に従って増加し、拡散支配であることがわかった。
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田中 努, 森重 大樹, 平田 智丈
セッションID: 208
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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鉄とアルミニウムの接合時に継手強度の低下をもたらす金属間化合物(IMC)の形成機構を明らかにすることは重要である。そこで、FSWとその他の固相接合時に形成するIMCを比較したところ、IMC成長の活性化エネルギーは鉄側のひずみと共に低下すること、FSWはその他の接合法よりもIMCが形成し易いことがわかった。
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李 相哲, 佐藤 裕, 粉川 博之, Lee Jongsub, Lee Wonbae, Cho Minhyun
セッションID: 209
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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本研究では、石油掘削パイプ用鋼管として期待されているAPI規格の高強度パイプ用鋼の摩擦攪拌接合を実施するとともに、得られた接合継手のミクロ組織、機械的特性および耐食性を系統的に評価することを目的にする。
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華 鵬, 聶 存珠, 佐藤 裕, 粉川 博之, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 210
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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12%Cr鋼摩擦攪拌部の硬さと組織の関係を説明する。
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田 鍾盡, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 211
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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本研究ではオーステナイト系ステンレス鋼単結晶に対し摩擦攪拌点接合(FSSW)を行い、その集合組織および微細組織の変化を詳細に調査した。
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宮澤 智明, 岩本 祐一, 丸子 智弘, 藤井 英俊
セッションID: 212
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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Ir合金で作製した接合ツールを使用し、304ステンレス鋼の突き合わせ接合を行い、適切な接合条件を調査した。得られた継手について、機械的特性、組織観察を行い、継手の評価を行った。また、304ステンレス鋼のスターインプレートによりIr合金ツールの摩耗を調査した。
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Sergey Mironov, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 213
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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Ti-15V-3Cr-3Al-3Sn合金の摩擦攪拌接合過程における組織形成機構をEBSD法により調べ、微細結晶粒が不連続再結晶により形成することを明らかにした。
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平田 智丈, 一木 康弘, 金野 泰幸, 高杉 隆幸
セッションID: 214
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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高融点金属用の摩擦攪拌接合ツール開発を目標として、Ni基超々合金製のツールを用いてチタンの摩擦攪拌接合を行い、接合材の組織観察や機械的特性の調査を行った。本ツールにより欠陥のない接合材を得ることができ、高融点金属を対象とした新規ツールとして期待できることがわかった。
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北村 健太, 藤井 英俊, 木口 昭二
セッションID: 215
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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チタン合金Ti-531Cに対して摩擦攪拌接合を行った。接合条件を変化させて接合温度を調節することにより、接合部の組織制御が可能であり、継手に異なる機械的特性を持たせることが可能であった。
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下田 陽一朗, 安井 利明, 椿 正己, 福本 昌宏
セッションID: 216
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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近年、輸送機器の軽量化に有効であるアルミニウム合金の導入が望まれており、固相接合が可能な摩擦攪拌接合の適用が進められている。本研究では、摩擦攪拌接合における接合欠陥形成機構を解明するために、塑像用粘土を用いた模擬実験を行った。
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今川 浩一, 藤井 英俊
セッションID: 217
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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摩擦攪拌プロセス中に粉末を加える、摩擦攪拌粉末プロセスを行うことで、炭素鋼の炭素含有量を増加させ、焼入れ性の向上を図るとともに、ツール移動速度、ツール回転速度などの各種プロセス条件が炭素の攪拌および拡散に及ぼす影響について調査を行った。
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中村 海, 背尾 直彦, 仲間 大, 加藤 数良
セッションID: 218
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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摩擦シーム接合によった5052/6061アルミニウム合金突合せ継手の機械的性質に及ぼす接合条件の影響
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平 博仁, 吉田 昇平, 柴柳 敏哉
セッションID: 219
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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熱可塑樹脂であるポリエチレンの摩擦攪拌接合継手、およびスポット摩擦攪拌接合継手の強度を評価した。素材の熱膨張率の大きさと欠陥形成性から、突合せ継手よりも重ね継手、連続接合よりもスポット接合に適用可能性を見出した。
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長谷川 正義, 海野 輝, 浅田 一吉, 小澤 泰裕, 木村 政雄
セッションID: 220
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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工場や家屋が移転する際にその土地に埋設されているガス管はできるだけ本管の近くで切断し,栓をする必要がある.ガス管の工事はガスの供給を止めずに行うので,ニクロム線で加熱して接合する方法は発火爆発の危険性がある.そこで本研究では摩擦発熱を利用し,栓溶接を行う安全な方法を開発した.
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荻野 陽輔, 芳賀 拓弥, 野村 和史, 平田 好則
セッションID: 221
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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著者らはこれまでに小型永久磁石を用いたアーク形状の楕円形状化の影響について,理論的・実験的に報告してきた.本報告では,磁気制御アークにおけるアークプラズマ形状や溶融池形状の変化について,数値解析を通じて予測し,検討を行った.
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ワイヤ先端における電流密度の溶滴移行形態への影響
門田 圭二, 平田 好則, 鈴木 悠司
セッションID: 222
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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仕事関数の低い電極を用いることでアークが安定化し,移行形態がGlobular移行からSpray移行へと変化することが報告されている.これは仕事関数が電極表面における電流密度に影響するためと予想される.そこで,溶滴表面の電流密度が移行形態にどのように作用するかを数値モデルをもちいて解析を行った.
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神戸 貴博, 山根 敏, 高梨 太郎, 山本 光, 中嶋 徹, 細谷 和道
セッションID: 223
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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プラズマアーク溶接において安定した裏ビードを得るためにはキーホールの状態を明確に把握し制御する必要がある。プラズマ溶接では、キーホール形成には、パイロットガスが主要因となっており、電流、溶接速度は溶落ちなどに関連している。本研究では溶融状態と溶接パラメータとの関係を把握するために、CCDカメラによりキーホールの状態をリアルタイムで観察する方法について検討した。
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朴 ミン坤, 野村 和史, 平田 好則
セッションID: 224
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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サブミリサイズの精密溶接を電子ビームやレーザではなく、簡便な大気圧アークによって行うニーズが大きい。本研究では、アーク電流経路を制限するノズルを設計するとともに,アークプラズマ温度の時間的変化を考慮した電流波形を出力できる電源を試作し、マイクロアークによる精密溶接の可能性を検討した。
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孫 玉興, 山根 敏, 宇治 克将
セッションID: 225
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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地球温暖化への対策として、材料の軽量化が求められており、これを行うためにアルミニウムは最適である。しかし、溶接において鉄材料より難しく、現在、溶接線を追跡するセンサは開発されていない。そこで、アーク現象を解明し、良好な溶接を行うための溶接線の検出及び追跡技術を開発する。
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田代 真一, 田中 学
セッションID: 226
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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溶接金属中に活性ガスが混入すると、機械的特性が劣化・欠陥が生じ、構造物の安全性を十分に確保することができなくなる。高品質な溶接継手を得るためには、不活性ガス雰囲気での溶接施工が必要不可欠である。純アルゴン雰囲気におけるプラズマMIG溶接の結果は過去に報告されているが安定したビード形成が難しく、さらなる改善の余地がある。本研究では電流波形をパルスすることによりビード形成の改善を試みた結果について報告する。
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泉谷 瞬, 鈴木 励一
セッションID: 227
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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Cを多く含有する硬化肉盛用ワイヤは炭酸ガス溶接にてスパッタが多量に発生し著しく作業性が劣化する。この硬化肉盛溶接の作業性に対し、今回純Ar-FCW溶接法を適用することにより大幅なスパッタおよびヒュームの低減が可能となった。
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劉 忠杰, 高橋 憲人, 上山 智之
セッションID: 228
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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2つの直接水冷ノズルを有する二重ノズル式プラズマ溶接トーチにおいては、タングステン電極のシールド性に優れており、溶接中におけるタングステン電極の消耗が非常に少ない。さらにプラズマアークの集中性に優れていることから、溶接部の溶込みが深くなり、高能率且つ高品質な溶接が可能となる。
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松下 和憲, 高橋 憲人, 上山 智之
セッションID: 229
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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炭素鋼の溶接を行う場合、開先形状や溶接条件および母材の合金成分によっては高温割れが発生し溶接構造物に対して致命的な欠陥となる場合がある。本研究では、高温割れに対して、先行するGMA溶接に後方からフィラワイヤを挿入するコールドタンデムGMA溶接法を適用することより高温割れが防止できることを確認した。
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上野 邦香, 進藤 稔, 望月 正人
セッションID: 230
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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偏向コイルの磁場制御によるパルス電子ビーム照射法を用いたアルミニウム合金材の溶接例を紹介する。磁場制御波形によって電子ビームの挙動を制御することで、パルス溶接においてもブローホールを低減させることが可能である。
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石田 欽也, 糟谷 正, 児玉 真二
セッションID: 231
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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ビード形状に及ぼすSiの影響を調査した結果、鋼板のSi量が増加するとなだらかになる傾向が認められたが、溶接材料のSi量には依存しなかった。溶接金属の元素分布を調査したところ、分布は均一ではなく、止端部近傍には鋼板成分が多く、ルート部近傍には溶接材料成分が多いことが明らかになった。
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-裏波ビード形状制御の施工パラメータ-
玉城 光輝, 真鍋 幸男, 松田 昇一, 棚原 靖, 松本 幸礼, 又吉 勇介
セッションID: 232
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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本研究では、電磁力の利用によって裏波溶接におけるビード形状を改善する、溶融池磁気制御法について実験を行った。特に、各種施工パラメータが溶接現象と裏波ビード形状に与える影響について詳細な検討を行った。
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藤田 敏明, 湯田 誠
セッションID: 233
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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エレクトロスラグ溶接法の低入熱に向け考案したノズル回転法の効果を確認している。前報では、溶け込み形状への効果について報告した。本報告では、この溶け込み形状の改善によって期待される入熱量の低減効果について調査した結果を紹介する。
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鷹羽 新二, 高橋 憲人, 山野 達也, 大前 暢
セッションID: 234
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
会議録・要旨集
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デジタル制御溶接電源によるパルスアーク溶接法で溶込み量の安定確保に関する検討を行った。施工対象は、鋼製橋梁の部材であり、安定した溶込み量が必要な鋼床版Uリブ溶接である。パルス波形を独自に設計し、デジタル制御溶接電源にて忠実に再現することにより、より溶込み量が深いパルスアーク溶接条件を見出した。
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小川 洋司
セッションID: 301
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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GTA溶接の数値シュミレーションにおいて、電子放出能と陰極・陽極降下の正確な定量化が重要な役割を果たす。実際の放電過程では、タングステン電極に添加されたトリアなどの微量元素と電極表面での酸化還元反応及び電極表面からの蒸発が電極形状と影響しあい、時間変動も存在する複雑な現象が電極表面近傍の極めて狭い空間領域で生じている。可視化による観察結果を中心に、電子放出能に与える電極温度と表面近傍の金属蒸気の影響を検討した。
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小川 洋司
セッションID: 302
発行日: 2011年
公開日: 2011/06/24
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電極形状とシールドガス組成及び電流波形(直流・交流・パルス電流)はプラズマ形状や温度分布に大きく影響する。また、母材表面に存在する酸化皮膜や活性フラックスなども溶融池の流動状態やプラズマ状態に大きく影響する。超高速度ビデオカメラや高精細カメラを用いた可視化による観察結果を中心に、アークプラズマの挙動を計測した結果について紹介する。
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