-
降旗 恭平, 鳥飼 翔太, 貝野 孝哉, 宮沢 靖幸, 為田 英信
セッションID: 427
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
これまでの研究より冷却プロセスの影響を強く受け、耐脱亜鉛黄銅の組織が変化した。そこで本研究では耐脱亜鉛黄銅と純銅のろう付体を作製し、ろう付後の冷却プロセスを系統的に変化させ、評価試験を行い組織と耐食性の関係について検討した。冷却プロセスが脱亜鉛の進行に及ぼす影響が明らかとなった。
抄録全体を表示
-
廣野 彬人, 安藤 有紀, 宮澤 靖幸, 金崎 文雄
セッションID: 428
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
「純銅/ステンレス鋼ろう付時の銅母材への粒界侵入現象」(2014/08/15)を参考にして、実験を行った。純銅/黄銅ろう付時の銅母材への粒界侵入現象が確認された。そこで組織観察などにより粒界侵入現象に考察を加えた。黄銅母材に含まれているZnの挙動が重要であるという結論を得た。
抄録全体を表示
-
何 思亮, 西川 宏, 菊池 大地, 上島 稔
セッションID: 429
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
近年、フラックスレスはんだ付が注目を集めている。本研究では、鉛フリーはんだ/Cu基板上での濡れ性およびはんだと基板の界面反応に及ぼすギ酸雰囲気の影響を検討した。その結果、ギ酸を用いたプロセスとフラックスを用いたプロセスのでは、はんだの濡れ性や界面でのIMC形成に有意な差は見られなかった。
抄録全体を表示
-
中山 大志, 田島 正隆, 山﨑 敬久
セッションID: 430
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
共晶組成でないSAC305合金クリームはんだの初期付着挙動を明らかにするため、コーン・プレート型回転粘度計を用いて各溶融段階での粘度特性を調査した。はんだが、固液混合状態を経ることで、完全溶融時においてステンレス鋼製コーンに付着した。
抄録全体を表示
-
早河 毅, 白井 秀彰, 望月 正人
セッションID: 431
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
アーク溶接法は、今やあらゆる製造分野で適用されている技術である。しかしながら低エネルギ密度のために使用領域が限られている。そこでアーク溶接のエネルギ密度向上を目的に、エネルギ密度向上に必要な制御因子と温度計測を用いてその効果を明確にしたので報告する。
抄録全体を表示
-
中島 均, 宇都宮 昭弘, 藤井 信之, 奥野 勉, 榎本 正敏
セッションID: 432
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
アーク溶接時に発生する強い紫外放射は被爆者の健康障害の要因の一つであり,その有害性評価が重要である.本研究ではマグネシウム合金のミグおよびティグ溶接時に発生する紫外放射の実効照度を測定し,その有害性におよぼす溶接法,母材,溶加材およびシールドガスなどの影響について比較・検討した.
抄録全体を表示
-
中島 均, 宇都宮 昭弘, 藤井 信之, 奥野 勉
セッションID: 433
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
アーク溶接時に発生する強いブルーライトは光学的な作用により網膜傷害を引起す危険性があり,その有害性評価が重要である.本研究ではアルミニウム合金のミグおよびティグ溶接時に発生するブルーライトの実効輝度を測定し,その有害性におよぼす溶接法,母材および溶加材などの影響について検討した.
抄録全体を表示
-
田中 慶吾, 正箱 信一郎, 寺嶋 昇
セッションID: 434
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
GHTA溶接法は,中空電極を用いることで真空環境下でのアーク放電を可能とした溶接法であり,GTA溶接法を基礎としている.円柱形のGHTAは,釣鐘形のGTAとは放電メカニズムが異なり,熱効率が高いと予想されている.そこで本研究では,水冷銅板陽極を真空チャンバー内に組込み,GHTAの熱効率を調査した.
抄録全体を表示
-
中世古 圭基, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 435
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
空隙が極めて少ないフェルールを使用して,直径19mmの鋼スタッドを横向き溶接した. X線透過試験の結果,通常の場合より溶融金属が少ない,短時間-大電流の条件範囲で,ブローホールやアンダーカットなどの溶接欠陥の発生が抑制されることを確認した.
抄録全体を表示
-
加藤 剛, 辻村 吉寛, 仁木 隆裕, 上村 健司, 大槻 政彦
セッションID: 436
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
炭素鋼と銅の異材溶接は熱伝導率の違いから溶接が極めて難しく、従来はTIG溶接を適用していた。本報では、低入熱の溶接電源・溶接材料・シールドガスを適正に組み合わせることにより、炭素鋼と銅の異材溶接でも良好な溶接性が得られる異材MIG溶接方法について報告する。
抄録全体を表示
-
佐々木 要輔, 山田 順也, 田中 智大, 中谷 光良
セッションID: 437
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
長尺水管の軸上に肉盛溶接を行う際には,変形が大きくなり,多くの矯正作業が必要となる.本研究では,肉盛溶接中にタンデムTIGトーチによる同時裏面加熱を行い,変形を大幅に減少させる溶接装置の開発を行った.また,変形を大幅に低減させる溶接条件および裏面加熱条件を求めた.
抄録全体を表示
-
迎井 直樹, 鈴木 励一
セッションID: 438
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
高炭素鋼のGMAWでは凝固割れが発生し易く、非常に問題となる。これに無通電のコールドフィラー、および通電電流で加熱を行うホットフィラーを組合せることで凝固割れを抑制できる。割れ防止には溶接金属の低炭素化が有効であることを明確にし、低炭素溶接材料のフィラー添加の有効性を示すもの。
抄録全体を表示
-
八島 聖, 丸山 徳治, 鈴木 励一
セッションID: 439
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
エレクトロガスアーク溶接法は極厚板に対して立向1パス施工が可能であるが、大入熱となるため、TMCP等の調質技術にて強度を高めた高張力鋼板ではHAZの性能低下が懸念される。当問題に対して、パルス電源を適用することで低入熱化とHAZ性能向上を達成し、また、冷却速度が大きくなることを可視化した。
抄録全体を表示
-
佐々木 誉史, 河西 龍, 幸村 正晴, 杉山 大輔, 横田 大和, 田中 学, 田代 真一
セッションID: 440
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
各業種で波形制御サブマージアーク溶接電源が普及しつつある。しかし、当該溶接電源における出力波形とワイヤ溶融現象の関係は系統的な解明が十分ではない。本研究では、波形制御サブマージアーク溶接での、電極極性とフラックス種類が溶融現象に与える影響について、X線透過撮影などにより検討した。
抄録全体を表示
-
ホットワイヤMAG溶接法を用いた高張力厚鋼板高能率・高品質溶接技術の開発(第1報)
高木 真登, 山本 元道, 篠崎 賢二, 門井 浩太, 福島 直樹, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 441
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
高溶着・低入熱な溶接施工を目的とし,添加ワイヤ送給を自在制御可能なホットワイヤ法とMAG溶接法を併用したホットワイヤMAG溶接法を高張力鋼板への適用を検討した結果を報告する.
抄録全体を表示
-
-ガスシールドノズル形状と大気巻込みに関する研究-
田中 正顕, 深堀 貢, 小川 貴史, 宮田 実, 鈴木 励一
セッションID: 442
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
溶接後の塗装性に優れた低スラグプロセスの実現には、活性な溶融池エリアにおける酸化性ガス濃度を低位に保つ必要がある。そこで、高Arシールドガス雰囲気における流量やノズル径、ノズル―母材間距離がスラグ発生量に与える影響を調査し、ガスシールド場への大気の不可避的侵入機構を考察した。
抄録全体を表示
-
水谷 正海, 片山 聖二
セッションID: 443
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
フリー
LA-TIG溶接において、電極間距離の影響を調べた結果、可能な限り狭い方が深い溶込みが得られた。また、LA前処理を平行に2本行い、その中央に本溶接を行い、溶け込み特性を調べた。適切なLA前処理幅の時に、本溶接溶込み幅が狭くなった。突合せ溶接時には、両部材にそれぞれLA前処理を行うと良かった。
抄録全体を表示