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白井 秀彰, 早河 毅, 望月 正人
セッションID: 101
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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アーク溶接法は、今やあらゆる製造分野で適用されている技術である。しかしながら低エネルギ密度のために使用領域が限られている。そこでアーク溶接のエネルギ密度向上を目的に、アーク放電狭小化に必要な制御因子を明確にし、エネルギ密度向上効果を見出したので報告する。
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早河 毅, 白井 秀彰, 田中 学, 望月 正人
セッションID: 102
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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アーク溶接法は、今やあらゆる製造分野で適用されている技術である。しかしながら低エネルギ密度のために使用領域が限られている。そこでアーク溶接のエネルギ密度向上を目的に、アーク放電狭小化に必要な制御因子とその影響度を明確にしたので報告する。
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佐藤 正啓, 米村 崇志, 小原 昌弘
セッションID: 103
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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極低酸素雰囲気のGMA溶接でも、アーク長が短い低電圧条件にすることで陰極点の発生、それに伴うアーク不安定は抑制され、良好なビード外観が得られる。しかし、溶滴移行が不安定となり、スパッタ、ブローホールが多発する。溶接電流パルス化により溶滴移行を安定化し、これらの発生の抑制を試みた。
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小原 昌弘, 原田 雄也, 本山 輝明
セッションID: 104
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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極低酸素雰囲気下のGMA溶接で生じるアークの不安定現象を改善するために、純Arの主シールドガスにパルス状に酸化性ガスを含むガス添加を検討した。主シールドガスに酸化性ガスを混合する場合に比較して、平均濃度でみると、より低濃度の酸化性ガスの添加で良好なビード外観が得られた。
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寺崎 秀紀, 新留 祐太郎, 小溝 裕一, 大畑 充
セッションID: 105
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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高強度鋼再現溶接熱影響部(粗粒域を模擬)を対象に、有効結晶粒を結晶学的知見をベースに可視化、その有効性をシャルピー衝撃試験破面近傍に発生した二次クラックの進展挙動により検証する。また、ファセットと有効結晶粒との関係についても議論を行う。
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児嶋 一浩, 水上 和実
セッションID: 106
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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アーク溶接で形成された溶接金属中にはサブミクロンサイズの微細酸化物(以下、酸化物)が多く存在する。酸化物は溶接金属の機械的特性に大きな影響を及ぼす。しかしながら、酸化物の生成過程や酸化物と溶融スラグの組成関係には不明な点が多い。今回はこれらの課題に関して研究進捗を紹介する。
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山下 正太郎, 岩崎 遼平, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 尾花 健
セッションID: 107
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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本報告では,各種ワイヤを用いたホットワイヤTIG溶接法による溶接金属微細組織形成メカニズムについて検討した結果を報告する.
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岩崎 遼平, 山下 正太郎, 山本 元道, 篠崎 賢二, 門井 浩太, 三井 健司, 臼井 寛之
セッションID: 108
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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本報告では,マルチセンサーカメラを用い,レーザ溶接中の可視化画像と2次元温度場の同時取得を試みた結果を報告する.
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王 丹, 迫田 駿太郎, 山下 正太郎, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太
セッションID: 109
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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本報告では,トランスバレストレイン試験を用いたレーザ溶接金属のBTRを2次元温度計測法を用いて計測した結果を報告する.
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和田 敏生, 于 麗娜, 大迫 翔平, 才田 一幸, 西本 和俊
セッションID: 110
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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A533B鋼テンパービード溶接法における熱影響部硬さ予測システムをレーザ溶接に拡張した。レーザ溶接部における特性データを追加することにより新たなデータベースを作成するとともに、これを用いた予測精度を実験的に検証した。
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横地 恒平, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 111
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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中炭素鋼薄板はHAZにマルテンサイトが形成されやすく、その制御は重要である。本研究ではTIG溶接速度が及ぼすHAZ組織への影響を調べることを目的とした.その結果,低速接合時はマルテンサイト生成が抑制され代わりにパーライトが生成し,硬化も緩和した.
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曽 鮮, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 112
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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本研究ではTi-6Al-4V合金の耐摩耗性向上のため、炭素源としてレーザノンドロス371を合金の表面に塗布し、窒素及びアルゴンの混合ガスの雰囲気で、レーザ照射法によりチタン合金表面を未溶融或いは半溶融の状態に加熱し、チタン合金表面へのTi(C, N)層の形成について検討した。
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松下 宗生, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 201
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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接着剤を併用した片側スポット溶接を検討した。鋼板間に接着剤が塗布された状態で片側から電極加圧し、鋼板間の接触状態を安定的に確保することができる、電極加圧力および溶接電流値の可変制御プロセスを確立し、健全な溶接が可能であることを明確にした。
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溶接打点間隔縮小時のナゲット形成安定化
澤西 央海, 沖田 泰明, 松田 広志, 池田 倫正
セッションID: 202
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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溶接中の電流および電圧をモニタリングして熱量を算出し、予め設定した目標熱量に合致するように溶接電流を逐次変化させる適応制御を活用した抵抗スポット溶接技術について検討した。制御区間を適正に分割することで、打点間隔縮小時のナゲット形成安定化が可能となった。
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古迫 誠司, 渡辺 史徳, 若林 千智, 宮崎 康信
セッションID: 203
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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薄鋼板スポット溶接L字継手の引張強度に及ぼす鋼板成分の影響を検討した.継手強度はC量やP量の増加により低下すること,溶接金属内で破壊する場合,き裂はPの凝固偏析部に概ね沿うことが分かった。また後通電によって継手強度はP無添加鋼の強度まで改善した。
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若林 千智, 泰山 正則, 古迫 誠司, 宮崎 康信
セッションID: 204
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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超ハイテンのスポット溶接継手強度は、ハイテン使用拡大における大きな課題となっている。その課題に対し、新たな技術として、HAZ部の組織を変化させることによって、強度向上できることとそのメカニズムを示す。
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伊與田 宗慶, 望月 正人
セッションID: 205
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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抵抗スポット溶接継手の接合強度向上においては,溶接部特性を適切に制御することが重要である,そこで本検討では,溶接部特性制御について,鋼板間にインサート金属として金属箔を挟み,溶接時に溶融金属と一緒に金属箔を溶かすことで,ナゲットの特性制御を行う手法について検討を行った.
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YOON Sungook, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 206
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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厚さ5mmのTi-6Al-4V合金板材の摩擦攪拌接合を実施し、攪拌部内の集合組織分布を調査した。接合中の最高温度がβトランザス以下の場合、(0001)α集積分布は摩擦攪拌接合したマグネシウム合金継手と異なることが明らかになった。
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 藤井 英俊, 村上 俊夫, 小橋 泰三
セッションID: 207
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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C-Si-Mn系低合金TRIP鋼の受入まま材および焼入れ材にそれぞれFSWを施し、接合部での微細組織形成挙動と機械的特性への影響を調査した。その結果、受入まま材のFSW接合部付近では、残留オーステナイト量が減少する一方、熱の影響による顕著な軟化挙動が抑制されていることが明らかとなった。
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孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 208
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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The FSWed SPCC plates were annealed for various periods. The starting of abnormal grain growth occurred in the TMAZ and propagates into the base metal. In addition, the original refined grains in the stir zone shows faster grain growth than that of the base metal.
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上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 209
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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中炭素鋼S45C薄板に対して、比較的小さい入熱となる接合条件でFSWを施した際に得られる攪拌部の組織と集合組織をEBSD測定により明らかにした。主として、<111>軸を繊維軸とする繊維集合組織が形成され、繊維軸の向きは攪拌部の測定位置により異なる。これまで報告のある純鉄の場合と異なり、中炭素鋼の場合は接合線に対して非対称な分布を示す。集合組織分布を母材の塑性変形特性との関連を議論する。
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半谷 禎彦, 久保田 直之, 宇都宮 登雄, 川島 久宜, 藤井 英俊, 桑水流 理, 吉川 暢宏
セッションID: 210
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合の強力な塑性流動を利用して,A1050とA6061アルミニウム合金板材中に発泡剤を混合するとともに,接合し,それを加熱発泡させることで傾斜機能ポーラスアルミニウムを作製する.本研究では,その衝撃圧縮特性について検討する.
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杉本 一等, 平野 聡
セッションID: 211
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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スーパー2相ステンレス鋼板(UNS-S32750)は溶融溶接によりα相が増大し,耐食性が悪化する。低温で接合する摩擦攪拌接合(FSW)にγ安定化元素である窒素を導入することでα/γ相比のずれ防止を期待できる。窒素混合ガスによるアーク溶接(GTAW)とFSWとを組合せたハイブリッド接合法を開発し,母材の相比をほとんど保持した接合部を実現した。また耐食性試験(ASTM G48 Method C)および引張り強度試験の結果,開発手法は従来のGTAW やFSW よりも優れた結果を得た。
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ミロノフ セルゲイ, 稲垣 宏典, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 212
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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本研究では、Cu-30Zn黄銅の摩擦攪拌接合中の微細組織形成および集合組織形成機構についてEBSD法を用い解析を行った。いずれの条件においても微細組織は不連続再結晶により形成され、これは結晶粒の微細化および強度の向上に寄与している。また単純せん断変形が集合組織を形成する要因と推察された。
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寺井 克, 前田 将克, 加藤 数良, 野本 光輝
セッションID: 213
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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板厚1mmの1050アルミニウム薄板を用いて水中摩擦攪拌接合を行い,得られた継手の組織および機械的性質を調べた.その結果を大気中で摩擦攪拌接合を行った場合と比較した.
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ドルマト カイルイルマン, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 214
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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The repair of Friction Stir Welding exit hole by friction surfacing method was experimented, and the findings were discussed in this study.
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佐藤 裕, 薄田 真一, 粉川 博之, 山崎 繁一, 辻 あゆ里, 上西 昇, 池ヶ谷 明彦
セッションID: 215
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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種々の硬質相を含むMo基サーメット製FSWツールを試作し、304ステンレス鋼に対するFSW試験を実施した。ツール寿命はMo基サーメット自体の物性に依存し、高温延性と熱伝導率が高いMo基サーメットが長寿命を示した。
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辻 あゆ里, 佐藤 裕, 薄田 真一, 粉川 博之, 山崎 繁一, 上西 昇, 池ヶ谷 明彦
セッションID: 216
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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母材として新規W基合金を採用し、セラミックスコーティングを施したFSWツールを開発し、SUS304のビードオンプレート試験で性能評価を行った。新規W基合金は、高延性・高硬度・高熱伝導率の特性で欠損および塑性変形の抑制効果、セラミックスコーティングは、凝着を抑え耐摩耗性向上の効果をもたらした。
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生田 明彦, ノス トマス
セッションID: 217
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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プローブ部に切削工具の知見を取り入れ,接合材料をせん断的に変形させることによって攪拌させると考えられる摩擦攪拌点接合ツールが提案されている.この接合ツールの攪拌能力および塑性流動の特徴について,攪拌および変形領域の明確化させ,継手の機械的特性との関係を調査した.
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瀬尾 荘宏, 佐藤 智, 柴柳 敏哉, 山根 岳志, 吉田 正道
セッションID: 218
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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麦芽糖を主体とする作動流体を用いて、ツール予備加熱処理により流体内に温度勾配を与え、実際のFSSW実験時の試料内温度分布を模した実験条件にてツール回転に伴う流動挙動をビデオ撮影し、詳細な観察と解析に供した。本実験では、重ね接合と突き合わせ接合の両方について、流体の粘性を大きく違えた二つの作動流体を積層あるいは左右に配置し片方を着色することにより流動挙動を観察した。
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伊藤 宜司, 相澤 隆博, 冨岡 泰造
セッションID: 219
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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小径ツールで接合に必要な摩擦熱を得るためにはツールの高回転化が必須であり、ツールのショルダ径に応じた回転数の目安を得ることが重要である。今回、ショルダ径3~8mmのツールでアルミ板を接合した場合の接合部近傍温度を測定し、必要な摩擦熱を得るショルダ径と回転数の関係を考察した。
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田 無辺, 安井 利明, 福本 昌宏, 森 達也, 宮川 堅
セッションID: 220
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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Butt friction stir welding of Aluminum alloy/High-damping alloy, microstructure and mechanical properties of typical welds, and welding mechanism were carried out and discussed in this study.
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長岡 亨, 木元 慶久, 渡辺 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 221
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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溶射処理によって基材上に形成したWC-12Ni超硬合金皮膜に摩擦攪拌プロセスを施し、スポットでの改質を行った。ツール押込時間と得られる組織及び硬度の関係について検討した。押込時間の経過とともに超硬合金皮膜の緻密化が起こり、硬度は約900HVから約1480HVに上昇した。
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森貞 好昭, 藤井 英俊, 小沢 和巳, 谷川 博康
セッションID: 222
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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核融合炉の第一壁は高い熱負荷や粒子負荷に曝されるため、プラズマ対向面をタングステンで被覆する技術の開発が求められている。本研究では、減圧プラズマ溶射(VPS)法を用いて低放射化フェライト・マルテンサイト鋼(F82H)の表面に形成させたタングステン皮膜に摩擦攪拌プロセスを施し、機械的及び熱的特性の向上を目指した。
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ツール形状の影響について
雷 哲, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 223
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
フリー
摩擦攪拌接合(FSW)は,摩擦熱を利用して材料を軟化させ,ツールの回転力で生じる材料の流動を用いて接合を達成するプロセスである.FSWでは接合中の材料流動挙動を理解することが良好な継手の形成に極めて重要である.ツール形状の変化は接合速度や回転速度と同様にFSWの重要なパラメーターである.本研究では高輝度X線透過装置を用いることで,材料流動に及ぼすツール形状の影響および欠陥形成との関係を詳細に検討した.
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Imam Murshid, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 224
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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Homogeneous cementite distribution or ferrite condition and the size of cementite particles or the ferrite grains, influence the final mechanical properties of the joints through enhanced cooling rate
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中村 裕也, 中村 孝洋, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 225
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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摩擦攪拌点接合における異種接合の接合原理はいまだに明らかではない.ゆえに,接合時の界面の挙動を明らかにする必要がある.そこで,接合に関与する因子として材料流動と界面圧力に注目した.本研究では,接合における材料流動と界面圧力を可視化することで接合原理を明らかにすることを目的とした.
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木元 慶久, 長岡 亨, 渡辺 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 226
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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近年,摩擦攪拌プロセス(FSP)における攪拌部に金属粉末を添加し,合金化層を形成する試みが報告されている.本研究では,Mg合金に対してAlまたはZn板を重ねてFSPを行い,ナノ組織を有する合金化層の形成を試みた.プロセス条件が合金元素分布,微細組織や硬さ分布に与える影響等について報告する.
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坂村 勝, 大石 郁, 大田 耕平, 水成 重順, 竹保 義博, 藤井 英俊
セッションID: 227
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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筆者らは,軟質金属と硬質金属の重ね点接合継手強度をアンカー効果によって高めることのできる摩擦アンカー接合を考案した。本発表では,アルミ合金と溶融亜鉛めっき鋼板(GI鋼板)の2枚重ね継手に鋼インサート材を挿入し摩擦アンカー接合を適用して得られた接合材の機械的性質及びその接合メカニズムについて報告する。
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坂村 勝, 大石 郁, 大田 耕平, 水成 重順, 竹保 義博, 藤井 英俊
セッションID: 228
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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筆者らは,軟質金属と硬質金属の重ね点接合継手強度をアンカー効果によって高めることのできる摩擦アンカー接合を考案した。本発表では,アルミ合金と合金化溶融亜鉛めっき鋼板(GA鋼板)の2枚重ね継手に鋼インサート材を挿入し摩擦アンカー接合を適用して得られた接合材の機械的性質及びその接合メカニズムについて報告する。
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継手強度に及ぼす高張力鋼板表面研磨の影響
渡辺 吾朗, 高尾 尚史, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 229
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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Al合金製消耗ツールを回転させながら押込み摩擦撹拌と肉盛を同時に行なう活性化点接合において、高張力鋼板の表面を研磨処理して接合した場合、無処理に比べて引張せん断強度が約2倍向上した。研磨有りでは接合界面に酸化物層が殆ど形成されなかったことが強度向上の要因の一つであると考えられた。
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松村 貴裕, 小椋 智, 西本 和俊, 才田 一幸
セッションID: 230
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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チタン合金(Ti-6Al-4V)とニッケル合金(Inconel718)の異材摩擦圧接性に及ぼすインサート材の効果を調査した結果、Au-18%Ni合金インサート材を用いることにより、接合界面での反応層形成が均一化され、接合性が改善できることが明らかとなった。
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林 良彦, 阿部 信行, 塚本 雅裕, 山崎 裕之, 谷川 大地, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
セッションID: 301
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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600W級レーザを使用してレーザクラッディングを行う際、母材表面状態が皮膜形成に影響を与えることを前回報告した。そこで4kw級レーザを用いた場合、母材表面状態がクラッディングに影響するか否か確認すると共に、多層盛における表面状態の影響についても調査を行った。
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レーザクラッディングに関する基礎的研究 (第5報)
谷川 大地, 阿部 信行, 塚本 雅裕, 林 良彦, 山崎 裕之, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
セッションID: 302
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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半導体レーザを用いて、S45C炭素鋼基板に対して、Ni基自溶合金粉末のレーザクラッディングを行った。粉末静置法により、基板表面に材料粉末を供給した。本報では、粉末粒径が入熱量に与える影響について報告する。
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日野 武久, 高橋 雅士, 千葉 晶彦
セッションID: 303
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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電子ビーム積層造形にて問題となる造形中の粉末飛散と粉末の粒径/電気抵抗の関係について検討を行った。Ni基超合金の微細粉、粗粒粉およびその混合粉にて電気抵抗の測定と造形中の粉末飛散の有無を評価した。その結果、微細粉は電気抵抗が高く、粉末飛散が生じやすいことが明らかとなった。
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福本 昌宏, 鈴木 大輝, 前田 夏輝
セッションID: 304
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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遷移温度以上に加熱した基材上に捕集したセラミックス溶射粒子がディスク状偏平形態となるメカニズムについて,粒子/基材間の接触能および急速凝固の可能性の点から考察した.
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村川 英一, 今井 武志, 高橋 遼太郎
セッションID: 305
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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溶接継手の疲労寿命は母材と比較して著しく低く、その程度は継手形式や荷重モードによって異なり、その主な原因は応力集中と残留応力であることが知られている。本研究では自動車部品のように溶接継手の形状や荷重モードが複雑な構造を対象にした疲労寿命概算のためのエンジニアリングツールを提案する
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廣畑 幹人, 伊藤 義人
セッションID: 306
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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鋼橋の現場補修溶接部の疲労強度向上を念頭に,すみ肉まわし溶接継手を対象に,現場で使用できる簡易熱源によるPWHTが疲労強度に及ぼす影響を明らかにした.溶接ままの継手に比べ,PWHTにより残留応力を緩和した継手は低応力範囲において疲労寿命が改善されることがわかった.
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土谷 祥子, 児玉 真二, 宮崎 康信
セッションID: 307
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
会議録・要旨集
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自動車足回り部材では溶接部の疲労強度が問題となる。重ね隅肉の両振り疲労試験では止端部破断であり、鋼板・溶接材料の高強度化が疲労強度改善に有効であった。軸力疲労試験の場合はルート部破断となり、鋼板・溶接材料を高強度化しても疲労強度には大差なかった。
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堤 成一郎, 植田 一史, Fincato Riccardo, 石川 敏之, 松本 理佐
セッションID: 308
発行日: 2015年
公開日: 2015/09/12
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本研究では,ピーニング処理技術に関連するメカニズムの明確化とそれを基にした最適化手法の確立を目的として,メカニカルな打撃を採用するピーニング処理に関する基礎的な実験を行うとともに,同条件を模擬した弾塑性FEシミュレーションを実施し計測結果と比較することにより,繰返し圧縮に伴う形状変化や実測が困難な局所的な残留応力分布,さらに材料特性の変化などに関して考察を行う.
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