水道協会雑誌
Online ISSN : 2435-8673
Print ISSN : 0371-0785
88 巻 , 7 号
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「報文」
  • 海賀 信好, 大瀧 雅寛, 渡辺 和宏, 海老江 邦雄, 寺嶋 勝彦, 比嘉 元紀
    2019 年 88 巻 7 号 p. 4-9
    発行日: 2019/07/01
    公開日: 2020/11/01
    ジャーナル フリー
    国内8箇所の浄水場における浄水処理工程水において、励起345 nm/蛍光430 nm にて検出されるフルボ酸様物質を蛍光強度値として測定し、DOC 値と比較したところ、ほとんどの処理工程において原水からの蛍光強度の減少率がDOC よりも大きくなった。また配水中の残留塩素消費に係わる有機物変化においても、蛍光強度はDOC と比較して感度良く検出できることがわかった。さらに処理工程において生じた蛍光スペクトルのピーク波長の推移は凝集沈澱といった物理処理による低分子物質の選別効果を示していると考えられた。以上の事から、蛍光分析によるフルボ酸様物質検出法により、浄水処理工程での有機物質変化の把握や、残留塩素管理に役立てられる可能性が示唆された。
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