巻号一覧
9 巻 (2000)
- 6 号 p. 303-
- 5 号 p. 249-
- 4 号 p. 193-
- 3 号 p. 125-
- 2 号 p. 83-
- 1 号 p. 1-
9 巻, 6 号
選択された号の論文の5件中1～5を表示しています
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藤原 建紀, 高橋 鉄哉, 山田 佳昭, 兼子 昭夫2000 年 9 巻 6 号 p. 303-313
発行日: 2000/11/05
公開日: 2008/04/14
ジャーナル フリー東京湾の湾奥から湾外に至る縦断面において水温, 塩分, 溶存酸素濃度, 栄養塩などの詳細な鉛直分布測定を1998年に繰り返し行い, 湾外の海況変動が湾内の水質分布に及ぼす影響を調べた。湾外の表層付近での海水密度の変動に対応して東京湾には外洋系水が流入・流出を繰り返していた。この密度流を駆動する力を算定し, 流入水深を求めた。外洋系水が湾内の底層に流入すると, 底層にあった貧酸素水塊は湾奥におされ, さちに持ち上げられ"中層貧酸素水塊"となり塩分躍層の下面に沿って薄く伸び, その一部は湾外にまで広がる。流入した外洋系水が湾口に向かって退くときには, この動きにつれて湾内の貧酸素水塊も湾中央部から湾口近く(横須賀沖)に移動していく。横浜以北では, 海底近くほど溶損酸素濃度が低い"底層貧酸素水塊"が多いのに対し, 以南では中層に溶存酸素濃度の極小がしばしば現れる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1215K) -
石川 輝2000 年 9 巻 6 号 p. 315-329
発行日: 2000/11/05
公開日: 2008/04/14
ジャーナル フリー南三陸の女川湾におけるシスト形成有殻渦鞭毛藻の動態に関して, 特に同湾で優占的に出現するScrippsiellaの個体群動態を中心に紹介する。一連の研究においては, まず, シストの室内培養発芽実験結果と, 現場水柱中における栄養細胞の観察結果ならびに現場環境データの解析に基づいて, Scrippsiellaシストの発芽に関わる要因を推測した。次いで, 現場海底から実際に発芽してくるシストの量を実測することを目指し, 「現場発芽細胞捕捉装置」を考案, 製作した。本装置とセディメントトラップを用いて, Scrippsiellaの現場海底からの発芽数と水中中でのシスト沈降数を, それぞれ実測した。これらの結果と栄養細胞群集の季節消長とを関連づけ, Scrippsiellaの個体群動態を解析するとともに, その生態戦略ならびにシストの役割についても考察した。さらに, Scrippsiella以外の有殻渦鞭毛藻6種に対して, 現場発芽パターンと栄養細胞の季節消長との関係を検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1730K) -
山本 民次, 多田 邦尚2000 年 9 巻 6 号 p. 331-332
発行日: 2000/11/05
公開日: 2008/04/14
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林 美鶴, 柳 哲雄2000 年 9 巻 6 号 p. 333-336
発行日: 2000/11/05
公開日: 2008/04/14
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光易 恒2000 年 9 巻 6 号 p. 337-341
発行日: 2000/11/05
公開日: 2008/04/14
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