化学と教育
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64 巻 , 7 号
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化学教育 徒然草
ヘッドライン:第23回化学教育フォーラム「化学教育におけるアクティブ・ラーニング」
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講座:ご当地の化学
  • 川﨑 一雄, 酒井 英男
    2016 年 64 巻 7 号 p. 340-343
    発行日: 2016/07/20
    公開日: 2017/01/01
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    磁気物性から多様な環境問題に取り組む環境磁気学は,近年,有用性が広く報告されている。ほとんどの物質に含まれる磁性鉱物をトレーサーとし,その含有量や種類と粒径をもとに,時空間分布を調べることで,環境場の変化や環境物質の移動等を能率良く推定できる。また,強磁性鉱物が周囲の磁場を残留磁化に記録できる性質を用いると,過去の地磁気も含む磁場の研究が行える。本稿では,富山県の,3,000m級の立山を始めとする山岳地域や水深1,000mを超える富山湾という変化に富む自然環境で実施した環境磁気研究を紹介する。特に報告例が少ない自動車が発生源となる土壌汚染に関する立山地域での研究と,富山・北陸に特異な雷の研究について概説する。

  • 水畑 和子, 堀川 恵司, 酒井 英男
    2016 年 64 巻 7 号 p. 344-347
    発行日: 2016/07/20
    公開日: 2017/01/01
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    富山県は,三方を急峻な山々に囲まれ,深い湾を抱くように平野が広がっている。豊富な水資源は,稲作等の農業を盛んにし,また急な川が多いので水力発電所が多く,大量の電力を必要とするアルミ産業を発展させた。過去には,日本の四大公害病の一つ「イタイイタイ病」が発生し,最近では,立山に日本で唯一の氷河があることが確認された。魚津では,国の特別天然記念物に指定された約2000年前の杉林の埋没樹根も発見されており,富山市を中心に半径50kmの中に高低差4,000mの時空を超えた多様な自然環境が見られる。本稿では,富山の川のカドミウム濃度の現状と立山の雪と魚津埋没林の地下水に関する研究について紹介する。

シリーズ:教科書から一歩進んだ身近な製品の化学 ―匠の化学―
  • 島本 整
    2016 年 64 巻 7 号 p. 348-349
    発行日: 2016/07/20
    公開日: 2017/01/01
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    柿は日本人にとって典型的な秋の味覚の1つである。また,渋柿を原材料とする「柿渋」の利用が古くから日本文化に根付いており,染料,塗料,民間薬などのほかに日本酒の醸造にも用いられてきた。渋柿の渋みの成分であるポリフェノールの一種のカキタンニンが,このような柿渋の様々な効果をもたらしていると考えられている。近年ではノロウイルスなど様々なウイルスの不活化にも効果があることが報告されている。本稿では,渋柿の渋抜きのメカニズムなど,カキタンニンの化学を中心に述べる。

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