化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
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ISSN-L : 0386-2151
66 巻, 6 号
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化学教育 徒然草
ヘッドライン 大学で活動する科学サークル
レーダー
実験の広場
5分間デモ実験
科学賞の受賞をたたえて
講座:先生のための『発展』
  • —実験上の工夫と注意点など—
    田口 誠一
    2018 年 66 巻 6 号 p. 292-295
    発行日: 2018/06/20
    公開日: 2019/06/01
    解説誌・一般情報誌 フリー

    高校の化学実験で電池作成を行うことは多い。電池とは酸化還元反応を利用し電気エネルギーを取り出す装置であり,高校の授業では酸化・還元の授業の延長線上で実験を行うことが考えられる。本稿では,電池作成の歴史や高校でよく行う電池の実験について記述し,授業や実験時の工夫や注意点を中心に説明する。また発展的な内容についても触れたい。高校でよく行う実験については,ダニエル電池やボルタ電池,鉛蓄電池,マンガン乾電池の作成時の工夫や注意点について触れる。発展的な内容については,燃料電池やリチウムイオン電池などについて触れる。

  • —これからも世界を変えるリチウムイオン電池—
    吉野 彰
    2018 年 66 巻 6 号 p. 296-299
    発行日: 2018/06/20
    公開日: 2019/06/01
    解説誌・一般情報誌 フリー

    リチウムイオン電池は小型・軽量化を実現した二次電池であり,現在のモバイルIT社会の実現に大きな貢献をしてきた。現在ではほぼすべてのモバイルIT機器の電源として世界中で用いられている。このリチウムイオン電池の市場状況,電池の仕組み,特徴,構成材料,電池構造,電極構造を解説する。こうしたモバイルIT用途分野(小型民生用途)においての25年以上の市場実績により,電池性能の向上,信頼性の向上,コストダウンの実現がなされてきた。こうした市場実績によりリチウムイオン電池は車載用(電気自動車用)という次の転換期を迎えている。

シリーズ:ものづくりと学問 ―製造業と化学工学―
論文
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