化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
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67 巻, 9 号
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化学教育 徒然草
ヘッドライン 普段の授業内で行う探究的な学びの実践 ―「主体的・対話的で深い学び」を目指して―
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講座:世の中を変えた反応・材料・理論
  • —光の粒子性と粒子の波動性—
    中田 宗隆
    2019 年 67 巻 9 号 p. 416-419
    発行日: 2019/09/20
    公開日: 2020/09/01
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    目で見える物体の運動は古典力学で厳密に説明できる。しかし,電子,原子や分子のように目で見えない粒子の運動は,古典力学では説明できない。古典力学とは異なる新しい理論,量子論が必要である。ここでは,量子論の誕生のきっかけとなった様々な実験と理論,(1)電磁波にはエネルギーがある(光電効果),(2)電磁波には運動量がある(コンプトン効果),(3)粒子には波長がある(ドブロイの物質波),(4)粒子には振幅がある(電子回折)について,わかりやすく説明する。

  • —原子による電磁波の放射と吸収—
    中田 宗隆
    2019 年 67 巻 9 号 p. 420-423
    発行日: 2019/09/20
    公開日: 2020/09/01
    解説誌・一般情報誌 フリー

    太陽のような高温,高圧の物体のもつエネルギーは連続である。核融合によって生まれたエネルギーを,あらゆる種類の電磁波として放射する。一方,孤立した原子のエネルギーは量子化されていて,ある限られた値しかとれない。その結果,エネルギーの高い原子はある限られたエネルギーの電磁波しか放射できない。また,ある限られたエネルギーの電磁波しか吸収できない。放射したり,吸収したりする電磁波の種類は元素の種類によって異なる。電磁波の種類を調べることによって,元素分析を行うことができる。

シリーズ:ものづくりと学問 ―スイーツと化学―
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