日本東洋医学雑誌
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43 巻 , 3 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
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  • 鍋谷 欣市
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 329-339
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 施 奠邦
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 341-347
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 349-386
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 角田 朋司
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 387-394
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    小児の一般集団中の男女別・年齢別の正中芯出現率と出現部位を調査し, さらに正中芯陽性者の身体的特徴を明らかにする目的で, 埼玉県加須市の乳幼児健診時, および筆者が担当している保育園, 幼稚園, 小学校の春の定期健康診断時の腹診を行い, 次のような結果を得た。1) 正中芯の出現率は, 三ヵ月児ではゼロであるが, 六ヵ月児では少数に出現し始め, 加齢と共に次第に上昇して5歳児にピークを示し, その後は減少傾向を示す。2) 正中芯出現部位は0歳児では殆どJ型 (臍上型正中芯) であるが, 次第にJK型 (臍上下型正中芯) が多くなり, 3歳児以上ではK型 (臍下型正中芯) が多くなる。3) 男女別の同一年齢群で正中芯陽性者の身体的特徴を陰性者と比較してみると, 統計的有意に平均肥満度が低い。4) 未熟児出生の3歳男児群に正中芯陽性者が多い。
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  • 関 正威, 藤岡 正志, 羽田野 隆, 池田 宏
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 395-402
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    胆嚢結石症の女性患者に小柴胡湯, 五苓散ないし当帰芍薬散を術前に服用させておき, 手術中に胆道内圧測定を行った。小柴胡湯と五苓散の場合には灌流圧が有意に増加した。これは胆道内の流量負荷に対して Oddi 括約筋の圧感受閾値が低下したことを示す。この現象は五苓散群の方に一層著明な傾向があり, 十二指腸液が経乳頭的に逆流するのを防ぐと考えられる。減衰曲線に関するパラメータ (T1/2, T1/4, T1/5) は, 小柴胡湯群のみで短縮しており, Oddi 括約筋が有意に速やかに弛緩することを示した。この現象は胆汁の鬱滞を防止すると考えられる。小柴胡湯や五苓散の Oddi 括約筋に対するこれらの調整機能は, これらの方剤が胸脇苦満や過剰に貯溜した腸管液に用いられる主な理由の一つと考えられる。当帰芍薬散は Oddi 括約筋に対してそのような効果を示さなかった。
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  • 小林 史朗
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 403-411
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    経験的に cherry angiomas が経穴であることを知ったので検討を加えたところ, 経穴には神経・血管と共にAPUD (amine content and/or precursor uptake and decarboxylation) 系細胞と考えられる細胞が存在し, その作用機序として反射や中枢を介する経路の他に血管系を介する経路の存在することが推測された。
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  • 矢船 明史
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 413-420
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    漢方処方の薬効評価を目的とした臨床研究においては, 多くの場合, 血圧や血清コレステロールなどの治実療対象となる臨床検査データが高い症例あるいは低い症例を被験者として選び, これらの被験者から治療前と治療後に得られたデータを解析する。このような解析においては, 平均への回帰 (regression toward the mean) の影響による検査値の変化を考慮にいれなければならない。さもなければ, 誤った解析結果を導くことになる。
    本論文では, データ解析における平均への回帰 (regression toward the mean) による影響について述べるとともに, 誤った結果を避けるための方法として, 赤池情報量規準 (AIC) を用いた解析方法を示す。
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  • 村木 毅, 杉山 貢
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 421-424
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    「治癒の質」が論じられて久しく, ただ治ればよい時代から適正な治癒と治療が要求されるようになった。
    この期に, 東洋医学が脚光を浴びるのは, 単なる偶然ではなく, その必然性がある。
    そこで「胃潰瘍症」の具体例をあげて,「治癒の質」や「治療の質」と東洋医学の関わりと, その効用について述べた。
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  • 高木 嘉子
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 425-428
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    真武湯は少陰虚証の薬方であるが, 少陰の葛根湯といわれるほどによく使われ, 藤平健博士により『傷寒論』にもとづく併病理論が明らかにされ, 臨床上その重要性が認識されつつあるが, 慢性疾患の併病の状態の時期に一番多く使われる薬方でもある。しかし, その使用目標は自覚症状からが殆どであり, 本方の腹候は, 稲葉文礼氏の『腹証奇覧』に―「腹軟満にして, 之を接せば悸ありて拘攣し, 或いは, 心下も亦悸して…」とある。
    藤平健博士の提唱されている真武湯の自覚症状を目標に真武湯を使用した27症例に, 臍左1~2横指附近に, 放散しない圧痛と抵抗を認め, 症状の改善と共に, 圧痛, 抵抗の軽減または消退を認めた。また2症例には, 圧痛と抵抗を目標に真武湯を使用して, 症状の改善と圧痛の消退を認めた。それは真武湯の腹候の一つとして有効性があると思われるので報告したいと思う。
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  • 尾崎 哲, 下村 泰樹
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 429-437
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    漢方方剤は, 身体症状に用いられることが多いが, 精神症状に対しても有効な作用を併せ持つ。我々は漢方方剤に関して〈気の異常〉への作用を検討し, (1) 気の上衝 (2) 気うつ, に関して有用な種々の漢方方剤について報告したが, (3) 気虚には無効であった。このため, 腎気虚に適応される八味地黄丸を選択し向精神作用を検討した。
    意欲低下を標的症状とした15症例に対し, 八味地黄丸 (7.59/day) を追加投与した。投与2週後の意欲低下, 焦燥感への有効率は73.3%, 86.7%と高値を示した。しかし, 不安感, 抑うつ気分には余り有効でなかった。効果発現は1~2週後であった。その他の症状では不眠の改善傾向を認めた。が, 食欲低下には無効であった。副作用は軟便を1症例で認めたが減薬で改善した。
    虚実の心身判定スケール (尾崎, 下村) による本方剤の有効領域は, 虚証, 中間証の境界領域と考えられた。そして本方剤が意欲低下と焦燥感という相反する症状に有効であることを解釈するためには, 五行論による仮説が有用であると思われた。
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  • 岡 孝和, 小宮山 博朗, 中川 哲也, 松浦 達雄, 岡 佳恵
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 439-446
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    六君子湯および補中益気湯の血清コルチゾル値および心電図R-R間隔変動係数 (CVR-R) に及ぼす影響を検討した。両剤をそれぞれ23例の Non-ulcer dyspepsia 患者および18例の不定愁訴患者に, 一日7.5g, 4週投与した。
    1) 六君子湯投与群では, 午前9時血清コルチゾル値は, 高値だった7例では有意に低下し (p<0.05), 低値の2例では逆に増加したが, 正常範囲内であった14例は不変であった。補中益気湯投与群では, 低値の3例, 正常範囲内の12例では増加した (p<0.05) が, 高値の3例では低下した。
    2) 副交感神経機能を表わすCVR-Rは六君子湯投与群では不変であったが, 補中益気湯投与群では, 投与前, 年齢に比して低値であったが, 投与後増加した (p<0.05)。
    以上の結果は, これらの漢方薬は副腎皮質および自律神経機能に対して調整的に作用し, この作用はストレス性疾患に対しては有用な作用と考えられた。
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  • 大草 康弘, 杉山 悦朗, 田中 信
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 447-452
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    柴苓湯が奏効した尋常性天疱槍の1例を報告した。症例は49歳, 女性で口腔粘膜・躯幹・四肢に水疱, びらんが多発しており, 臨床所見, 病理組織学的所見および蛍光抗体法所見より本症と診断した。Prednisolone 40mg/日の投与を開始したところ躯幹・四肢の水疱の新生は止まったが, びらんは容易に上皮化せず, 口腔粘膜には依然として水疱, びらんの新生が認められた。Cyclophosphamide を併用するも効果がないため柴苓湯9.09/日を投与した。柴苓湯投与5日目より口腔粘膜の水疱の新生は止まり, びらんも急速に上皮化した。以後 Prednisolone を漸減したが水疱の再燃なく経過良好である。天疱瘡をはじめ各種自己免疫性水疱症の治療においてステロイド剤の効果が不十分な場合や減量が困難な場合には, ステロイド剤の作用を増強し, またステロイド剤の副作用を軽減するための併用療法として柴苓湯は有用な薬剤であると考えられる。
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  • 大野 正光, 赤丸 敏行, 外山 佳子, 阿部 博子
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 453-456
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ラムセー・ハント症候群は, 急性期には激痛を伴い疱疹が治癒した後も顔面神経麻痺, 神経痛が残り長期間にわたって患者を苦しめるこの痛みに対しては, 各種神経ブロックがさかんに行われているが, 接持続時間や合併症の問題点を含んでいる。今回われわれは鍼治療を積極的に取り入れることにより期待以上の成果を得られた。
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  • 岡 進, 中嶋 義三
    43 巻 (1992 - 1993) 3 号 p. 457-460
    公開日: 2010/03/12
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    冷え症24人に対して当帰四逆加呉茱萸生姜本湯を投与しその効果を検討した。本剤は苦みが強く7日目までに3人が服用中止したので, 21人で効果判定を行った。著効は手と足の両者とも冷感が消失したもので5例, 23.8%。有効は手か足の一方の冷感が消失したもので13例, 61.9%。著効, 有効を合せた有効率は85.7%であった。効果発現時期は平均36日目で最短7日目, 最長105日目であった。投与期間は著効例で7.8ヵ月, 有効例で5.8ヵ月であった。無効例は3例, 14.3%であった。効果判定は平均19日目で無効の判定を下し, 投与期間は3.6ヵ月であった。
    本剤投与著効例では, まず手の冷感が改善し, ついで足の冷感が改善した。それにともない四肢末端の色調の改善, 爪変形の改善がみられた。本剤は「苦み」があり服用しにくいことを訴えるが, 効果があれば長期服用もいとわない漢方薬であり, 冷え症に対して有用である。
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