日本東洋医学雑誌
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44 巻 , 3 号
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  • 矢数 道明
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 263-273
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 松田 邦夫
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 275-280
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 佐々木 英忠
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 281-289
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 矢野 忠, 梶山 靜夫
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 291-306
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 忠信
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 307-315
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 三浦 於菟, 筒井 末春
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 317-332
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    〓血患者の疫学的背景を明らかにすることを目的とし, 〓血患者 (〓血群) と, 内科初診患者 (〓血群を含む) を比較検討した。あいまいさを排除するため, 駆〓血剤が有効であった患者を〓血群とした。その結果, 〓血群は女性・中年層・軽度肥満群に多く, 若年層・ヤセ群に少なく, 手術歴 (特に婦人科手術)・人工中絶・異常出産の既往歴保有者, 慢性疾患・婦人科的疾病が多かった。また, 若年層は肥満と婦人科疾患, 壮年層は各既往歴, 老年層は疾病, ヤセ群は人工中絶, 普通群は各既往歴とそれぞれ関連を有していた。だが, その他は対照群とほぼ同様であった。これらより, 中年・肥満傾向・各既往歴は, 独立して〓血と関連があり, かつ〓血群はいずれかひとつの要因と関連を有することが多いと考えられた。さらに〓血群は, (1) 既往歴高率群 (壮年層と肥満普通群), (2) 同率群 {(1) 肥満傾向群 (若年・老年層)+(2) 非肥満群 (中年層)} のように, 類型化された。
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  • 玉舎 輝彦, 伊藤 美穂, 伊藤 俊哉
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 333-343
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    不定愁訴症候群 (65例), 特に更年期障害 (59例) に対して, 虚実度スコアを基準に, 虚証タイプに柴胡桂枝乾姜湯を, 中間証タイプに加味迫遥散を, 実証に柴胡加竜骨牡蠣湯を最低8週間投与 (原則) した。
    患者背景から, 虚証タイプは40~49歳代に多く, 実証タイプになるほど50~59歳代が増加した。投与前の更年期指数は群間差はないが, 軽~中等症の占める割合は大きい。
    背景因子から, 実証タイプほど, 顔色光沢あり, 強い緊張度を示し, 虚証タイプほど, 顔色蒼白となり, 弱い緊張度を示した。その他の証である心下部振水音, 季肋部の抵抗, 目のクマ, 舌暗紫色化, 臍傍抵抗などは, 虚実の差はなく, 軽度であるが90%前後に認められ, 不定愁訴症候群の共通の証と考えられた。
    更年期指数の変動からみると, 実証~中間証タイプは中等度の重症度 (平均値) を示し, 虚証タイプは軽症の重症度 (平均) を示した。方剤投与により, 虚証タイプでは2週後に, 中間証タイプでは6週後, 実証タイプでは8週後に正常指数に低下した。
    投与中 (8週後) の臨床検査値とホルモン検査値の平均値に変動は認められなかった。
    総合評価として, 改善度 (著明改善+改善) は虚証タイプに高く80%であり, 中間証~実証タイプの60%強であった。安全度は各方剤間に問題がなく, 高い。また有用度 (極めて有用+有用) は虚証タイプの柴胡桂枝乾姜湯に高く, つづいて中間証タイプの加味逍遥散, 実証タイプの柴胡加竜骨牡蠣湯の順となった。
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  • 山本 忍, 新妻 知行, 伊藤 久雄
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 345-356
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    難治性気管支喘息患者14例に柴朴湯エキス剤7.5g/日を投与し投与前後52週の長期で比較検討した。喘息点数及び臨床症状より14例中8例 (57.1%) にやや有効以上の効果がみられステロイド節減効果は14例中6例 (42.9%) に認められた。また服用患者の尿中排泄物質を測定し厚朴の一成分マグノロールを検出。有効例では遊離型マグノロールが帯有意に増加を示しマグノロールの抱合化能の測定が臨床的に有用な指標となることが示唆された。また柴胡剤のステロイド節減効果の作用機序の1つと考えられているステロイド代謝酵素11β-hydroxy steroid dehydrogenase (11-HSD) の阻害作用を3つの柴胡剤について健常者を対象に検討。柴朴湯は11-HSD活性を低下させ, プレドニゾロン (PSL) の血中濃度を上昇させたが, 柴苓湯はPSLの体内動態に影響を及ぼさず, 小柴胡湯は逆に11-HSD活性を上昇させ, PSLの血中濃度を低下させ柴胡剤の中でも各々異なった結果を示した。
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  • 南雲 三枝子, 水野 忠彦, 藤田 昌幸, 竹市 規途, 秋山 実男, 槇本 深
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 357-362
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    末梢血流変動のスペクトルを鍼灸施術効果の客観的評価の指標として用いる場合, 生理的な変動についても検討の必要がある。そこで健常者の日常生活のさまざまな状況における末梢血流変動のスペクトルを検討し, その生理的変動や愁訴との関連をみた。その結果,
    1) 自律神経系の調和がとれている時は, 末梢血流の変動スペクトルは変動周波数成分強度が周波数 (f…frequency) に反比例する1/f型のスペクトルを示した。
    2) 交感神経系の緊張状態や意識レベルでのコントロールが失調している時は, 血流変動の周波数成分強度が周波数に関わらず一定な1/f0に比例するスペクトルに近いものになった。
    3) 熟睡中は, 長い変動が1/f0型のスペクトルに近いものになり, 中枢の意識レベルが末梢血流変動のスペクトルに大きな影響を与えていることが示唆された。
    4) 以上の血流変動は皮膚においては真皮細血管のレベルで起きていることが示唆された。従って計測深度の深い (0.5mm) 北大応用電気研究所製のプロトタイプの血流計では測定部位に制限を受けることなく血流変動のスペクトルを検討できた。一方測定深度の浅い (0.25mm) 市販の血流計 (キャノンLC-1) では表皮のうすい指腹でのみ検討が可能であった。
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  • 光藤 英彦
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 363-375
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    鍼灸医学における穴位主治の伝承は, 古方における方と証に匹敵すると考えられる。しかし唐代以後, その伝承の整理にはほとんど手がつけられなかった。その最大の理由は, 明堂経の亡佚である。
    近年, 黄帝内経明堂類成の一部が我が国の仁和寺において発見され, この研究に端緒が生まれた。1980年代の善本の復刻事業がこの方面の研究に拍車をかけた。私共の研究も, この流れの一端に位置する。
    私共の研究の特徴は, 穴位主治条文の字列構成を解析するという方法論を用いている点と, 医心方穴位主治の執筆者の見識を研究対象にしている点にある。私共は, この2つの視点から, 穴位主治の伝承を整理し, 伝承の本来の姿を明らかにすることを試みた。
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  • 山崎 茂明, 津谷 喜一郎
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 377-384
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    世界の医学文献を対象とした最も包括的で信頼性の高い情報源とされる MEDLINE データベースを用いて, 世界の伝統医学文献の成長と特徴を, 計量文献学 (bibliometrics) の視点から分析したものである。1966年から1991年までの文献数の年次変化や国別分布, さらに鍼灸, 民間療法, オステオパシー, カイロプラクティックなどの部門別分布の分析により伝統医学文献の現状を明らかにした。また, MEDLINE に収載されていた著者の所属機関住所が日本の文献を対象に, 伝統医学領域における中心機関の識別を試みた。伝統医学の研究と臨床, さらに教育活動を高めていくために, 現在の実態を文献数をもとに計量的に提示した。今後, 伝統医学を対象としたデータベースをどのように形成していくかは, 学会活動と国際協力の視点からも検討されるべきであろう。
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  • 新井 信, 佐藤 弘, 代田 文彦
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 385-390
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    大腸内視鏡検査に伴う苦痛を軽減する目的で,“ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒”5.0gを前投薬として検査30分前に頓服させ, その効果を検討した。その結果, 芍薬甘草湯投与 (n=18) と非投与群 (n=20) との間で, 検査に伴う収縮期血圧および心拍数の上昇, 検査時間に統計学的な有意差は認められなかった。しかし, 検査に伴う自覚的な苦痛をビジュアル・ペイン・スコアを用いて評価したところ, そのスコアの平均値は芍薬甘草湯投与群で4±0.42であり, 非投与群の6.20±0.34に比べて有意に低下した。
    以上より, 大腸内視鏡検査の前投薬として, 芍薬甘草湯の頓服法が苦痛軽減に効果があることが示唆された。また, 文献的考察より, その機序は中枢抑制による鎮静作用が主体であ推測された。
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  • 河野 修二, 河野 和彦
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 391-395
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    症例は34歳の内科医師であり, アトピー性皮膚炎の再燃で5年前から悩んでいた。4年間ステロイド剤の内服, 外用から離脱できず, 1年前から内服量が再び増加したため, 煎薬を希望して来院した。病変は顔面, 肩, 四肢屈曲部を中心にした乾燥皮膚で一部苔癬化していた。血清IgEは, 9,302IU/mlでRASTスコアはダニに強く反応した。標準体重であるが胸脇苦満がみられ, 過敏性腸症候群 (慢性下痢型) を合併していた。消風散合黄連解毒湯加減投与4日後から〓痒感が減り, 1ヵ月後に皮膚発赤が緩和したところで, 消風散合温清飲加減に切り替えて皮膚の湿潤化に成功した。また, 胡麻を追加することにより, 煎薬開始5ヵ月後にステロイド内服量は劇的に少なくなった。以上の症例を報告した。
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  • 青木 宏明, 大野 修嗣, 大島 逸馬, 北川 宏, 吉川 康行, 土肥 豊
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 397-401
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    慢性腎不全患者数の増加に伴い, 血液浄化療法施行に至るまでの期間をいかに延長させ得るかが最近の関心事となっている。これまで慢性腎不全進展阻止作用を有すると報告され, 臨床的に良好な結果が得られている2種の薬剤, クレメジン®と大黄甘草湯を保存期慢性腎不全患者2例に対して併用し, その臨床経過について興味ある結果が得られた。すなわち, 両薬剤の併用開始時を契機に腎機能の増悪傾向を認め, 2症例ともに血液透析導入となった。種々の原因について検討したが, クレメジン®と大黄甘草湯の併用による腎機能への何らかの影響も否定できず, 両薬剤の併用にあたっては, 今後十分な検討が必要であると考えられた。
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  • 二宮 裕幸, 土佐 寛順, 嶋田 豊, 金木 英輔, 奥田 拓道, 寺澤 捷年
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 403-413
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    脈診・舌診・腹診の正常者における性状を明らかにするために, 人間ドック受診者のうち西洋医学的には異常を認めなかった71名について脈診・舌診・腹診を行い, その診察所見を検討した。脈診所見で男性は脈の浮沈は中間, 数遅は中間, 大小はやや大, 虚実はやや実が一般的であり, 女性においては男性の脈所見と同様のグループと, 浮沈は中間, 数遅は中間, 大小はやや小, 虚実はやや虚のグループの少なくとも2グループが存在することが示唆された。舌診所見は, 舌質の色調は淡紅で, やや湿潤, やや腫大傾向を認めた。舌苔は, 微白苔から白苔を示した。腹診では, 出現頻度の高いものとして胸脇苦満右 (男, 女), 右の臍傍圧痛 (女), 臍上悸 (女), 臍下不仁 (男) があり, 統計学的に有意な性差を認めたものは, 臍下不仁が男性に多く, 臍傍圧痛右および臍上悸が女性に多い結果が得られた。また, 腹診所見相互の関連性についても有意な相関を認めた。
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  • 呉 炳宇
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 415-419
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    我々は, 針灸と気功で変形性脊椎症200例の治療を行い, 良好な成績を得ているので報告する。
    結果: 200例中, 臨床的治癒144例 (72%), 有効52例 (26%), 無効4例 (2%), 有効率98%。27例は2コースで, 110例は4コースで, 7例は6コースで治癒した, 12回で1コースとした。
    考察: 患者は針灸治療中に気功を行い, 腰を軸として, 脊椎の運動をすることにより, 気血循環を改善し, 骨と筋に栄養を与える。常に動いている枢 (とぼそ) は虫が食わないのと同じである。針灸の得気と気功の気感も同じ医療効果がある。気功状態の身体は, 気血の流れが良く, 〓血を解消し, 病変の脊椎は新陳代謝が順調となり, 臨床症状は緩和し, 治癒すると考えられる。
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  • 四釜 俊夫
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 421-425
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    反回神経の障害を認めないにもかかわらず, 周術期に誤嚥を呈する症例が散見され, その治療にあたり極めて難渋するのが現状である。症例は76歳, 男性, 肺癌術後誤嚥性肺炎による呼吸不全を合併し, 気管切開の上呼吸管理を施行した。その後, 肺炎は改善したが依然として誤嚥が認められた。一方, 反回神経麻痺は認めなかったが, 著しい気血両虚と頻便・下痢が認められた。そこで人参養栄湯エキス剤9.0g/日の経胃瘻投与を行った。この結果, 1週間後に頻便・下痢は改善し, 2週間後には誤嚥も無く3割程度の経口摂取が可能となり, 以後順調に一般状態は改善し退院となった。以上の結果より, 本湯は気血両虚を呈する誤嚥性肺炎の症例にも有効であると推測された。
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  • 塩谷 雄二, 麻野井 英次, 松田 治巳, 嶋田 豊, 寺澤 捷年
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 427-436
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Acute autonomic neuropathy は末梢性自律神経系が急性に原発生, 広汎性に障害される一連の症候群である。本症の不完全治癒症例に残存した難治性の起立性低血圧に対して, 一般的には昇圧剤, ミネラルコルチコイドが用いられるが, これらの薬剤が無効であった症例に苓桂朮甘湯が奏効した。これまでに苓桂朮甘湯を Acute autonomic neuropathy に用いた報告はない。苓桂朮甘湯の作用加機序の解明のために, 苓桂朮甘湯の投与前後で起立試験, 内分泌学的検査, 薬物負荷試験, 循環動態検査などを施行した。苓桂朮甘湯の投与により血圧の上昇を認めたが, その作用機序は末梢血管抵抗の増加にあることが明らかとなった。一方, 心拍出量は低下し, 亢進傾向にあったレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が補正された。末梢血管抵抗の増加の原因としては, 苓桂朮甘湯の投与により交感神経の活動性が抑制され, しかも, 末梢血管の receptor の denervation hypersensitivity が改善されたことから, 血管壁に対する直接的な作用であることが考えられた。
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  • 千葉 庸夫, 菊地 百合子
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 437-442
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    紫雲膏は熱傷や痔疾患に用いられその有効性が認められているが, 敬遠されやすい特有なにおいを有すること, 衣類に付着すると色が染まること, さらには乾燥性の病変が適応となることなどの制限が有り小児期ではそれほど頻用されている軟膏ではない。しかし本膏には殺菌作用があり, またケロイドを作らず瘢痕の形成が抑制されるという優れた作用が有ることから, われわれは小児例で, 潰瘍をともなった外陰部の血管腫, および熱傷の例に使用した。いずれも湿潤性の患部ではあったが乾燥化が早く, 瘢痕形成も無く治癒した。軟膏の塗布の際に充分練ってひきのばすようにすれば本膏は湿潤性の創部にも使用可能であると思われる。
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  • 小暮 敏明, 嶋田 豊, 土佐 寛順, 寺澤 捷年
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 443-449
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    病例は17歳, 男性。1989年に発熱で発症し近医へ入院, クローン病・回腸結腸型と診断された。中心静脈栄養, 栄養療法 (Elemental diet), サラゾスルファピリジンにより寛解を得たが, 普通食摂取とともに再燃を繰り返し, 2度の入院加療を要していた。1992年7月, 3回目の再燃時に和漢薬治療を希望し当科を受診し入院となった。炎症反応が強く, 発熱, 体重減少の存在から絶食, 中心静脈栄養管理とし証に従い〓帰膠艾湯と半夏瀉心湯を経口投与 (併用) した。約1ヵ月後にCRPは陰性となり Elemental diet を開始し, 2ヵ月後は Elemental diet と普通食の摂取が可能となった。普通食の摂取後も寛解を維持している。
    本例は栄養療法施行下で再燃を繰り返したクローン病に対し和漢薬治実療を試み寛解期の維持が可能となった症例であり, 本症の維持療法で Elemental diet と和漢薬の併用が重要な位置をしめる可能性が示唆された。
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  • 嶋田 豊, 土佐 寛順, 寺澤 捷年
    44 巻 (1993 - 1994) 3 号 p. 451-454
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    舌苔の厚さとPFD試験による膵外分泌機能の関連性について検討した。
    対象は疾患は問わないが, 上部消化管内視鏡検査またはX線検査において潰瘍・びらん・表層性胃炎の所見を認めず, 腹部超音波検査においても膵臓を含め異常を認めず, 血液検査上肝機能・腎機能に異常がみられない45症例を対象とした。対象を舌苔の厚さの程度により舌苔軽度群・中等度群・高度群の3群に分類し, PFD試験による尿中PABA排泄率を検討した。その結果, 舌苔が軽度から高度になるにつれ尿中PABA排泄率が低下し, 舌苔高度群は軽度群に比べて有意に尿中PABA排泄率が低かった。この成績は, 東洋医学的には「脾」の機能に含まれると考えられる膵外分泌機能と舌苔の厚さとの間の関連性を示唆するものと考えられた。
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