日本東洋医学雑誌
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53 巻 , 4 号
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  • 53 巻 (2002) 4 号 p. 275-309
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 53 巻 (2002) 4 号 p. 311-327
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 金井 成行, 谷口 典正
    53 巻 (2002) 4 号 p. 329-334
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    加味帰脾湯の骨量に対する影響を, 骨減少症モデルである卵巣摘出ラットに, CXD法および運動解析装置を用いて検討した。
    実験動物および方法: Wistar 系雌ラット8週齢24匹を3群に分けた。I, II群は卵巣摘出し, 骨粗鬆症モデルとした。I群 (OVX漢方) は, 加味帰脾湯原末500mg/kgを6ヵ月間投与した。II群 (OVX (CTL)) は水のみ与えた。III群 (NR) は無処置放置群とした。薬物投与前, 投与後1ヵ月, 3ヵ月, 6ヵ月の各群ラットの骨塩量の推移と投与前と投与後6ヵ月の行動量の変化も測定した。
    結果: NR群の骨塩量は6ヵ月間大きな変化もなく推移したが, OVX (CTL) 群は卵巣摘出3ヵ月後から有意に骨塩量の低下が認められた。OVX漢方薬投与群も骨塩量の低下が認められたが, 6ヵ月後では, OVX (CTL) 群に比べて, 明らかに, 骨塩量の減少が抑制された。NR群の行動パターンは, 活動期と休息期がはっきりした2相性を確認したが, OVX (CTL) 群では, 活動期と休息期がはっきりせず, 行動パターンは乱れていた。OVX漢方群の行動パターンは, 2相性を示し, NR群パターンに似ていた。
    結論: 加味帰脾湯投与によってOVXラットの行動パターンが改善され, 二次的に骨塩量が増加されたものと考えられた。
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  • 小暮 敏明, 萬谷 直樹, 新沢 敦, 酒井 伸也, 嶋田 豊, 田村 遵一, 寺澤 捷年
    53 巻 (2002) 4 号 p. 335-341
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    大防風湯が奏効した伝統医学的な症候の異なるRA患者の二症例を経験した。症例1は73歳女性。1977年頃, 両膝関節痛を自覚して近医を受診しRAと診断された。84年に漢方治療を希望し当科を受診 (Steinbrocker 分類: Stage IV, Class III)。桂枝二越婢-湯加苓朮附加減などの投与を受け小康状態を得ていた。1994年両膝人工関節置換術を受けた。ADLは向上したが両手, 肘, 肩, 足関節痛は持続していたため〓苡仁湯などを投与, Bucillamine, Salazosulfapyridine を併用したが疼痛が続くため96年12月転方を考慮した。両手指の変形が著しく, 両肩, 両肘関節痛を訴え全身倦怠感があった。皮膚は枯燥し四肢の痩せがみられ日常生活はつえ歩行。桂枝芍薬知母湯から大防風湯へ転方後, 関節痛の軽減を得た。
    症例2は50歳女性。1994年, 右手, 両足, 膝関節痛が出現, 近医でRAと診断された。96年から多関節痛が増悪し, 本院整形外科を受診, Bucillamine の投与を受けたが皮疹が出現したため中止となり当科を紹介受診した。漢方治療を試みたが疼痛は持続していた。このため各種抗リウマチ薬を併用したが無効でRFと炎症反応は増悪した。この間, 漢方薬は桂枝二越婢-湯加苓朮附加減, 〓苡仁湯などを投与していたが効果が得られなかったため, 2000年6月に転方を考慮した。RFは860U/mlでESR72mm/hr, CRPは4.0mg/dlであった。両手, 肘, 足関節痛があるが両手指の変形はない。中肉中背で皮膚枯燥や浮腫はみられなかった。大防風湯に転方後は疼痛や炎症反応は低下しRFの高値も速やかな改善を得た。
    症例1は古来からの大防風湯証に一致していたが, 症例2は皮膚枯燥, 爪の異常, めまい感などの血虚の症候に乏しく, 関節変形が少ないことから, いわゆる大防風湯証と異なっていた。このことから虚状に乏しいRA症例の中に本方剤が有効である患者群が存在することが示唆された。
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  • 横瀬 友好, 日野 亨, 黒田 一明, 櫻井 由美, 山元 寿子, 吉澤 亜人, 岡 常英, 上松瀬 勝男
    53 巻 (2002) 4 号 p. 343-349
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    6週齢の自然発症高血圧ラット (SHR) に釣藤散をヒト通常量および10倍量を投与し, 血圧及び自律神経系に対する影響について検討した。10倍量投与のSHRで昇圧が有意に促進されたが, 通常量投与のSHRでは変化は認めなかった。10倍量投与群では尿中アドレナリン, ノルアドレナリンおよび顆粒球が有意に増加していることから, 交感神経系の亢進に基づく結果と考えられた。進展期SHRでは交感神経活動が亢進しており, 過量の釣藤散が交感神経活動をさらに亢進さぜた可能性が示唆された。
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  • 田原 英一, 斉藤 大直, 川上 義孝, 荒川 龍夫, 寺澤 捷年
    53 巻 (2002) 4 号 p. 351-356
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    療養型病床群で老人の夜間不隠行動に, 酸棗仁湯が奏効した症例を経験した。症例1は97歳, 女性。誤嚥性肺炎を繰り返し, 夜間奇声を上げるようになり, 当院へ転院。特に夜間病棟中に響きわたる奇声を上げ続けた。酸棗仁湯 (TJ-103) 7.5gを投与開始後, 体位変換, オムツ交換などの際に短時間奇声を上げるだけとなった。その後嚥下訓練を行い, 経口摂取が再開できた。症例2は80歳女性。脳出血後後遺症で当院へ転院。夜になると大声を上げるようになった。酸棗仁湯投与後, 夜間睡眠が良好となり, 日中はリハビリなどで過こせるようになった。高齢者が増加し痴呆による問題行動に対して対応が苦慮される中で, 高齢者の夜間せん妄の中に酸棗仁湯が適応となる病態が存在する可能性が示唆される。
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  • 笠原 多嘉子, 越石 直巳, 木暮 守宏, 相馬 利光, 池本 英志, 久光 直子, 石野 徳子, 久光 正
    53 巻 (2002) 4 号 p. 357-366
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    東洋医学教育の転換期に当たり, 昭和大学医学部・病院における東洋医学の動向をまとめた。96年の学生, 基礎・臨床医学教員および薬剤部を対象としたアンケート調査を基にして, 99年, 00年の追跡調査を加えた。東洋医学とはどういうものかという認識度は, 学生においてはこの4年間低いままであったが, 東洋医学, 特に漢方薬に対する興味は強まっていた。96年には, 基礎医学教員の約20%が東洋医学の研究を行っていた。臨床医学教員の約40%は漢方薬を処方しており, 西洋医学では対処し難い慢性病に効果があると考えていた。薬剤部の調査によると, この4年間に, 漢方薬の処方量, 処方される漢方薬の種類は著しく増加した。今後, 漢方薬が一層有効に適用されるためには, 適切な卒前教育が必要であること, また, 東洋医学に興味を持つ医学教員は, 東洋医学の基礎・臨床についての卒後教育の機会を求めていることも判明した。
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  • 53 巻 (2002) 4 号 p. 367-370
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 53 巻 (2002) 4 号 p. 376
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
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