日本東洋医学雑誌
Online ISSN : 1882-756X
Print ISSN : 0287-4857
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54 巻 , 1 号
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  • 小曽戸 洋
    54 巻 (2003) 1 号 p. 1-2
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 荻原 幸夫
    54 巻 (2003) 1 号 p. 3-27
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    今日, 漢方方剤はわが国において広く臨床応用されている。この医学は中国に誕生し, 5世紀に朝鮮半島を経由して, わが国にもたらされ, 以後, 独特の発展をした。しかし, 現代科学的な評価が十分になされているとはいえず, この素晴らしい宝は現代治療の場では軽視されている。
    過去25年間, この状況を打ち破るべく, われわれは漢方方剤の化学的, 薬理学的研究を行ってきた。その成果について一部紹介させていただく。
    1) 漢方方剤と西洋医薬品の違い
    2) 消化管内における成分の構造変換
    3) 成分面から見た漢方方剤の薬物としての解釈
    4) 漢方方剤の生物学的評価
    a. P450mRNAの発現に対する小柴胡湯の影響
    b. アトピー性皮膚炎モデルに対する漢方方剤の効果
    c. リュウマチ関節炎モデルに対する漢方方剤の効果
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  • 伊藤 隆
    54 巻 (2003) 1 号 p. 29-46
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    呼吸器疾患の随証漢方治療について症例をふまえて報告した。適切な漢方方剤を検討するためには, 呼吸器症状の原因が, 咽喉, 鼻, 胸部, 呼吸機能低下のいずれにあるかを鑑別する必要がある。咽喉部の息苦しさが半夏厚朴湯により改善した症例を紹介した。目標として咽喉部の不安感が重要であった。この方剤は睡眠呼吸障害に対しても応用できた。慢性鼻炎の治療では水毒の脈候が診断上重要であり紹介した。胸部ではかぜ症候群, 慢性気管支炎, 気管支喘息, 間質性肺炎について述べた。慢性気管支炎に対する漢方方剤は, 咳嗽の乾湿と虚実により分類した。気管支喘息では小児例で小建中湯などの補剤適応例の増加が考えられた。間質性肺炎では茯苓杏仁甘草湯の有効例を提示し, 漢方治療報告例を紹介した。呼吸機能低下例に対しては八味地黄丸のピークフロー値改善作用を述べ, 適応病態の相違について麦味地黄丸料と比較検討した。
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  • 54 巻 (2003) 1 号 p. 47-75
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 1 号 p. 76-103
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 1 号 p. 104-133
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 1 号 p. 134-162
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 1 号 p. 163-181
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 古屋 聖児, 高橋 謙之祐
    54 巻 (2003) 1 号 p. 183-189
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    経尿道的前立腺切除 (TURP) 術後の疼痛・不快感 (Post-TURP pain/discomfort, PTPD) に対する竜胆瀉肝湯の有効性を, The National Institutes of Health Chronic Prostatitis Symptom ndex (NIH-CPSI) 日本語版 (案) を用いて検討した。対象症例は15例で, 年令は57~77歳 (平均69.8歳), TURP術後経過年数は0.8~10年 (平均3.4年) であった。竜胆瀉肝湯 (7.5g/日) の投与前と投与後2週毎, 患者にNIH-CPSI日本語版 (案) に記入してもらった。竜胆瀉肝湯の投与終了までの期間は, 2~16週 (平均6.4週) であった。PTPDに対する竜胆瀉肝湯の効果は, 有効症例が11例 (73%), 無効症例が4例 (27%) であった。竜胆瀉肝湯投与前と投与終了時の疼痛の重症度, 疼痛の頻度およびQOLの各スコアの平均±標準偏差は, それぞれ5.8±1.5と2.6±1.9 (p=0.0014), 3.4±0.9と2.0±1.5 (p=0.0096), 4.5±0.7と2.6±1.4 (p=0.0033) で, 有意の低下を認めた。従って, 竜胆瀉肝湯はPTPDの治療薬の選択肢の一つとして有用であると考える。
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  • 多羅尾 和郎, 岡本 堯, 宮川 薫, 遠藤 修, 多羅尾 範郎, 政木 隆博
    54 巻 (2003) 1 号 p. 191-198
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    C型慢性肝疾患には強力ネオミノファーゲンC (SNMC) とウルソデオキシコール酸 (UDCA) を併用してもGPT値が低下しない難治例が多数存在し, 苦慮するところである。われわれはこれらの症例に十全大補湯を追加投与し3剤併用の効果を試みた。
    〔方法〕肝生検にて診断が確定したC型慢性肝炎および肝硬変症でSNMC+UDCAの2剤併用でもGPT値が80単位未満に低下しなかった21例 (慢性肝炎9例, 肝硬変症12例) にツムラ十全大補湯7.5gを6ヵ月間追力口投与した。
    〔結果〕C型慢性肝炎では十全大補湯投与により9例中3例 (33.3%) でGPT値が有意に改善した。一方, C型肝硬変症では12例中5例 (41.7%) で有意な改善が認められた。また, 臨床症状では, 全体で易疲労感は20例中12例 (60.0%) 食欲低下は19例中10例 (52.6%) の症例で改善した。6ヵ月以上投与できた症例では6ヵ月以降に改善する例も認められた。
    〔結論〕C型慢性肝疾患でSNMC+UDCAの2剤併用療法でもGPT値が80単位未満に低下しない難治例では, 十全大補湯を加えた3剤併用によりGPTが有意に改善し臨床症状も改善する症例がかなり認められ, 試みるべき治療法の一つと思われる。
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  • 松浦 伸, 柴原 直利, 伊藤 隆, 伏見 裕利, 小暮 敏明, 後藤 博三, 嶋田 豊, 寺澤 捷年
    54 巻 (2003) 1 号 p. 199-208
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    生薬の多くは吸水性であり, 煎じた際には水分を吸収して煎液収量に影響を与える。そこで, 煎剤作製時における個々の生薬の吸水量を検討した。検討する生薬は頻用処方を構成する75種類とした。煎じ容器に水道水600mlを入れて力口熱して沸騰後に各生薬10gを力口え, 70分間煎じた後に60分間静置し, その後再度20分間力口熱した。生薬を力口えた時間を0分とし, 10, 20, 30, 40, 60, 130, 150分後の吸水量を測定した。また, 各時点での吸水量における最大値を, その生薬の最大吸水量とした。植物生薬における最大吸水量は, 最大値は菊花の69.10g, 最低値は桃仁の3.26gであり, その平均値は22.51±13.00gと個々の生薬の吸水量には大きな差を認めた。多くの生薬では吸水量が煎じ開始10分後あるいは20分後に最大吸水量の80%以上を示したが, 煎出時間とともに漸増を示す生薬もみられた。
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