日本東洋医学雑誌
Online ISSN : 1882-756X
Print ISSN : 0287-4857
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54 巻 , 3 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
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  • 黒川 清
    54 巻 (2003) 3 号 p. 429-442
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    1960年代から80年代の目覚しい経済成長を遂げた後, 日本は何かおかしくなり, この10年は「失われた10年」と低迷している。何がおかしいのか? この講演では近代日本の歴史的背景と社会構造と, 情報と交通技術の発展によってもたらされた世界の政治, 経済, 社会環境, すなわち,「国際化」になぜ対応できないのか。日本を成功に導いたシステムそのものが国際化時代の21世紀には機能せず, アジアでも異質となり, 取り残されるであろう。このような将来展望を避けるには指導層育成の思い切った改革が緊急に必要とされる。
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  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 443-473
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 475-503
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 504-532
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 533-562
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 563-591
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 592-620
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 54 巻 (2003) 3 号 p. 621-643
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 浜田 幸宏, 赤瀬 朋秀, 田代 眞一, 佐川 賢一, 島田 慈彦
    54 巻 (2003) 3 号 p. 645-650
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    最近, 使用量が急増している大建中湯エキス顆粒の使用実態を北里大学病院において6ヵ月間にわたり調査した。またその調査から剤形に関する問題点が浮かび上がったので大規模病院8施設において実際に服用実態を把握している看護師にアンケート調査を行った。大建中湯エキス顆粒は, 北里大学病院において, 主に婦人科および外科から処方されており, いずれも手術後が多かった。こうした患者への投薬は経管など看護師の手で行われていたことから大建中湯エキス顆粒を与薬する際に生ずる問題点を抽出する目的で行ったアンケート調査の結果, 与薬した患者からの苦情のうち8割以上は味や剤形に関する指摘であった。今回の調査において,臨床現場においてエキス顆粒という剤形の使い勝手のよくない事が明らかとなった。このことは粉砕・溶解など看護師の与薬業務に負担になっている可能性が示唆された。特に, 嚥下能力の低下した患者に投与する際にはさらに一歩すすんだ改良が必要であり, 煎剤を個別包装したスティック入り液状製剤のように, 使用性の優れた新しい漢方製剤が必要であると考えられた。
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  • 関矢 信康, 柴原 直利, 嶋田 豊, 後藤 博三, 喜多 敏明, 寺澤 捷年
    54 巻 (2003) 3 号 p. 651-655
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    九味檳榔湯は浅田宗伯の創方であり脚気様症状を呈する水毒体質者によく用いられる処方である。今回, 提示した九味檳榔湯の有効例と無効例においては水滞および軽度の〓血の症候が共通していたが気鬱の症候としての腹部の鼓音の分布が異なっていた。そこで水滞の症候と腹部の鼓音を同時に有する30症例を対象として九味檳榔湯を4週間投与して, その有効性を検討した。その結果, 腹部の右腸骨窩, 右側腹部, 右季肋部の3区画にまでガスが存在する際には25症例中の20例で九味檳榔湯が有効であった。一方, 心窩部, 左季肋部, 左側腹部, 左腸骨窩にのみに鼓音が限局している場合には5症例ともに無効であった。以上のことから腹部右側の鼓音の存在は九味檳榔湯を使用する際の一つの目標になりうるものと考えられた。
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  • 田原 英一, 新谷 卓弘, 森山 健三, 中尾 紀久世, 久保 道徳, 斉藤 大直, 佐藤 伸彦, 荒川 龍夫, 寺澤 捷年
    54 巻 (2003) 3 号 p. 657-660
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    療養型病床群における高齢者の大量発汗に対して, 黄耆末の振り出し液が奏効した2症例を経験した。症例1は65歳, 男性。脳出血後リハビリ目的で当院へ転院。全身性の発汗が著明で, 日に3, 4度の着替えが必要であった。補中益気湯と, 黄耆末の振り出し液を投与したところ, 発汗が減少した。症例2は66歳, 女性。脳挫傷の後, リハビリ目的で当院へ転院。発汗が著明で, 体幹部に〓痒性の湿疹・びらんを認めた。黄耆末の振り出し液を投与したところ, 発汗が減少し, びらんも治癒した。黄耆の振り出しは簡便かつ安価であり, 高齢者の大量発汗とそれに伴う皮膚疾患に対して有用であると考えられる。
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  • 呉 孟達, 稲福 繁, Lawrence C-L HUANG
    54 巻 (2003) 3 号 p. 661-670
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    現代医学的治接療が難渋した老人性耳鳴の四症例に対して, 中医学的鍼治療を施行した結果, 興味深い臨床知見が得られたので報告する。
    初診時, 純音オージオグラムでは全症例とも高音漸傾型の感音難聴を呈し, また標準耳鳴検査法においては, 各症例それぞれに最高14dBから6dBまでの耳鳴ラウドネスが検出されていた。さらに語音聴力検査やSISIテストにて, 症例1と症例2はいわゆる迷路型, 症例3は混合型, そして症例4は後迷路型の聴覚障害であると判明した。その一方で, 中医学的弁証論では, 全症例の病因病機はいずれも, 耳や脳の基本栄養物質である腎精気の加齢による衰退, すなわち「腎精虚損証」に深く関与しているものと診断された。これより, いわゆる「補腎益気・養耳健脳」という治療原則を導き出し, それに基づいて週1回, 連続10週間, 合計10回の鍼治療を行った。
    その結果, 明らかな迷路性障害が存在した症例1・2・3は, ほぼ毎回鍼治療後, 約半日から数日間に亘って, 程度差があるものの確実な耳鳴の軽減効果が見られた。特に3回目の治療以降は, それぞれの症例における自覚的耳鳴の大きさや耳鳴のラウドネスは, 常時治療前の1/2~1/3のレベルにまで低下するとほぼ満足の行く臨床効果が示された。しかしながら, 症例4に関しては今回の鍼治療の期間中には, 耳鳴ラウドネスの多少の変動が見られたものの, 全般的に病状の明らかな緩解までには至らなかった。
    結論として, 中医学的鍼治療は老人性耳鳴に対して一定の軽減作用を有するものであろうが, その中でも後迷路性のものに比べ, とりわけ迷路性または混合性の耳鳴には, より適した治療方法ではないかと考えられる。今後, そのさらなる臨床応用が期待される。
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