肝臓
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14 巻 , 1 号
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  • 奥田 邦雄
    1973 年 14 巻 1 号 p. 1-22
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 篠崎 堅次郎, 牧野 勲, 中川 昌一, 真下 啓明
    1973 年 14 巻 1 号 p. 23-28
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    正常人および肝疾患患者尿中からAmberlite XAD-2 resinを使用して胆汁酸を抽出し,抽出胆汁酸をSephadex LH-20 columnで分画したところ,従来人間においてはまったく報告のない胆汁酸sulfateが存在することを証明した.
    急性肝炎の患者尿中から抽出分離された胆汁酸sulfateを薄層クロマトで同定を試みた結果,胆汁酸sulfateはtaurineおよびglycine抱合酸,それに非抱合酸とも異なるRf値を示すspotとして認められ,solvolysisを行つたのちの胆汁酸sulfateはglycodihydroxycholanoic acidと同じRfをもつspotとして検出された.以上の結果から,急性肝炎の患者尿中にglycodihydroxycholanoic acidのsulfateが存在することを証明し,かかる胆汁酸sulfateはnonsulfateよりもよりpolarな性格を有することが判明した.
    正常人尿中にもごく微量であるが1日0.4mg以下の胆汁酸が排泄され,その50%以上がsulfateとして存在していた.肝疾患患者の場合,大量の胆汁酸尿中排泄が認められ,1日総排泄量は症例によって異なるが0.28から60.44mgldayに及んで,そのうち胆汁酸が総胆汁酸の35.5%から100%を占めていた.胆汁酸sulfateを構成する胆汁酸は大部分がchenodeoxycholic acidであり,一部はdeoxycholicacidとcholicacidであった.しかし従来の胆汁酸に関する研究ではsolvolysisが行われていないために,本論文で測定された予想外に大量の胆汁酸sulfateはまったく測定されていなかった.
  • 牧野 勲, 篠崎 堅次郎, 中川 昌一, 真下 啓明
    1973 年 14 巻 1 号 p. 29-35
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    Amberlite XAD-2 resinを使用して血中胆汁酸を抽出し,抽出胆汁酸をSephadex LH-20 columnで分画したところ,従来人間において報告のない胆汁酸sulfateが血中に存在することを証明した.かかるsulfateは従来の血中胆汁酸に関する研究では,solvolysisが行われていないために,まったく測定されていない.
    正常人の血中総胆汁酸は0.69±0.30μg/mlであり,ごく微量の胆汁酸sulfateが認められ,sulfate/総胆汁酸比は約9%で,sulfateはdihydroxycholanoic acidから構成されていた.
    肝疾患患者において血中胆汁酸sulfateおよびnonsulfateはともに増加していたが,この両者の間に平行関係は認められなかった.胆汁酸sulfateの著明な増加は閉塞性黄疸(4.11±3.51μg/ml),胆汁性肝硬変症(4.99±4.93μg/ml),転移性肝癌(2.26±0.27μg/ml)で出現し,軽度の上昇は慢性肝炎(0.90±1.50μg/ml),肝硬変症(0.54±0.41μg/ml)でみられた.増加した胆汁酸はdihydroxycholanoic acidからなり,血中胆汁酸sulfate/総胆汁酸比は0~82%の間を変動した.一方,胆汁中に胆汁酸sulfateはほとんど存在していない.
    同一日に採取された尿と血清試料の各胆汁酸sulfateとnonsulfate濃度が測定され,それによってchenodeoxycholic acid sulfateの腎におけるクリアランスが計算された結果,chenodeoxycholic acid sulfateはnonsulfateより数倍から数百倍クリアランスが高いことが推察され,肝疾患時血中に異常に増加した胆汁酸,とくにdihydroxycholanoic acidは尿中にsulfateとして排泄されると考えられた.
  • 林 慎一郎, 平松 誠子
    1973 年 14 巻 1 号 p. 36-39
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 呉 達仁
    1973 年 14 巻 1 号 p. 40-54
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 奥村 恂, 岡山 昌弘, 平山 千里, 諸富 郁夫, 小林 廸夫, 戸田 武二
    1973 年 14 巻 1 号 p. 55-63
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 鎌田 武信, 明山 耀久, 小泉 岳夫, 満谷 夏樹, 椋田 知行, 河田 肇, 志水 洋二, 高岡 愛明, 児島 淳之介, 大森 清彦, ...
    1973 年 14 巻 1 号 p. 64-67
    発行日: 1973/01/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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