肝臓
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15 巻 , 7 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • Joseph G. Fortner
    1974 年 15 巻 7 号 p. 399-405
    発行日: 1974年
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
  • 武藤 功
    1974 年 15 巻 7 号 p. 406-415
    発行日: 1974年
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    閉塞性黄疸肝における線維化の動態を観察する目的で,総胆管結紮ラット肝スライスを用い,肝コラーゲン画分を,中性塩可溶性,酸可溶性,不溶性画分に分け,また14C-prolineによる各画分への14C-hydroxyproline取り込みを測定し同時に肝の一部を用いてhexosamine量を測定した.他に線維化の診断可能性を検討する目的で,血清monoamine oxidase値を測定した.閉塞性黄疸肝コラーゲンhypro.量は総胆管閉塞期間の延長と共に増加し,とくに4週目より急増した.hexosamine量も同様の傾向を示した.各画分別に分けても,いずれの画分も閉塞期間の延長と共に増加したが,不溶性画分の増加の程度が大きかった.代謝回転の速い中性塩可溶性画分の生成活性は胆管閉塞1, 2週で最も高く,線維生成は黄疸初期ですでに活発であることが知られた.血清monoamine oxidase値はコラーゲン生成活性と平行する傾向がみられ,この酵素はコラーゲン量よりもその生成活性を反映する可能性が推定された.
  • 井内 正彦, 早川 操子, 藤井 信一郎, 前田 淳, 椎名 明, 清沢 研道, 辻 守康
    1974 年 15 巻 7 号 p. 416-419
    発行日: 1974年
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    慢性日本住血吸虫症が肝炎に罹患した場合重症になりやすく,慢性化しやすい.これについて検討するため,虫卵,虫体に対する血清反応を行った.急性肝炎,慢性肝炎では虫卵沈降反応,虫体に対する血清反応陽性率高く,ことに重症肝炎,慢性活動性肝炎では反応の強い例が多い.また軽快すれば血清反応の陰転化する例も認められる.以上のことから慢性日本住血吸虫症における肝炎の重症化,慢性化については虫卵,または虫体との免疫因子が関与しているのではないかと考えられる.
  • 稲田 晴吉, 田子 勝彦, 羽生 俊夫
    1974 年 15 巻 7 号 p. 420-426
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/01/19
    ジャーナル フリー
    われわれは2抗体ラジオイムノアッセイ法(RIA)によるAu抗原検出の条件を確立し,さらに人血清サンプルを測定し次の知見を得た.
    1. 精製Au抗原の標識は131Iを用いクロラミンT法により行い,150~200μCi/μgの高比放射能の標識抗原が得られた.
    2. Au抗原の測定は,1次反応24時間,2次反応18時間各4°Cが最適であった.
    3. この方法による精製Au抗原の最小検出濃度は,10mμg/mlであった.
    4. 正常人の約5%にAu抗原が検出され,single radial immunodiffusion法の2, 3倍の検出率であった.
    5. PHA法で抗体陽性の血清に偽陽性を示す例が認められ,これは抗体のsubtype aによるものと思われる.
  • 各務 伸一, 伊藤 庄三, 奥山 澄彦, 稲田 晴吉, 田子 勝彦
    1974 年 15 巻 7 号 p. 427-432
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/01/19
    ジャーナル フリー
    RIAはAu抗原の検出法として,感度,特異性に優れた方法であると報告されている.われわれは固相法と2抗体法によるRIAとHI法を用い,これらの点に検討を加え,次の結論を得た.なお,Au抗体の検出はPHA法によった.1) 2抗体法は固相法の2~4倍,HIの10~20倍の感度を認めた.2) 肝疾患患者を対象とした成績は,固相法のみ陽性またはHIのみ陰性の検体を認めたが,2抗体法のみ陽性の例はなかった.3) 2抗体法は131Iを使用しているために,精製Au抗原に標識するさいに抗原にdamageが起こることが予想され,ロットにより感度の違いを生ずると推察された.4) 2抗体法ではAu抗体が被検血清中に存在するときには24%に偽陽性を認めたが,抗体価よりその特異性に影響される可能性が示唆された.5) Ausriaによる固相法はモルモットグロブリンに対する抗体を持つヒトでは非特異的陽性を示すが,われわれはこれを有する例を認めなかった.
  • 宮崎 吉平, 酒井 良明, 麻田 栄
    1974 年 15 巻 7 号 p. 433-441
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/03/08
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    57歳男子および39歳女子で心臓連合弁膜症・多弁置換術術直後に発生した重症黄疸の2剖検例を報告した.黄疸は術後第1日目に発生し,術後12日および32日目に死亡した.血清総ビリルビン値は最高53.25mg/dlおよび34.21mg/dlで,常に直接型ビリルビンが高くS-GOT,GPT,血清アルカリフォスファターゼはほぼ正常値を示した.1例では術前既に血清総ビリルビン値がやや高く(1.25mg/dl),慢性非活動性肝炎の素地の上に細胆管炎性肝炎が発生したと考えられる組織像であり,他の1例では術前血清総ビリルビン値は正常で,組織学的に肝内胆汁うっ滞が軽度にみられ,慢性うっ血がみられたのみであった.
  • 神田 芳郎, 和田 豊治, 曽川 祖訓, 福山 悦男, 松村 康一, 武者 広隆, 森 博通, 隅越 利雄, 吉田 孝宣, 北方 勇輔, 前 ...
    1974 年 15 巻 7 号 p. 442-447
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/03/08
    ジャーナル フリー
    多発性肝嚢胞は臨床的にまれな疾患である.最近経験した2症例について報告する.第1例は,黄疸,肝腫大があり,Al-p, GOT, GPT, LDHの上昇,肝スキャンにて欠損像があり,肝の悪性腫瘍とは腹腔鏡検査により鑑別された.また肝静脈像で,肝右葉内部にも嚢胞の存在を示し,嚢胞周囲に肝静脈の吻合が多数認められた.これは嚢胞に伴う先天的異常なのか,または嚢胞増大に伴う続発的な変化なのか現在不明である.なお肝右葉からの肝生検所見では慢性肝炎であった.また黄疸は約6週後に消失,肝機能も正常化した.
    第2例は腹部に臍位にまで達する腫瘤があり,肝機能検査はAl-pの軽度上昇の他は異常なく,選択的腹腔動脈像の静脈相で,うすく多数の陰影欠損像があり,同時に腎動脈像の静脈相にも両側腎に多数の嚢胞を認めた.また右副腎静脈像にも異常が認められた.
  • 宮地 徹
    1974 年 15 巻 7 号 p. 448-449
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/01/19
    ジャーナル フリー
  • 芳野 宏一, 篠崎 堅次郎, 牧野 勲, 中川 昌一
    1974 年 15 巻 7 号 p. 450
    発行日: 1974年
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
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