肝臓
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16 巻, 8 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 沼 正作
    1975 年16 巻8 号 p. 487
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 中村 治雄, 石川 昌子
    1975 年16 巻8 号 p. 488-494
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    エタノールによる血液,肝総コレステロールの増加はオルニチンアスパルテート,およびオルニチンアスパルテート+ビタミンB6の併用で抑制されなかったが,エタノールによる肝脂酸合成の増加と肝コレステロール生合成の低下は,ともにオルニチンアスパルテートおよびオルニチンアスパルテート+ビタミンB6で抑制された.オルニチンアスパルテートおよびビタミンB6はともに単独では肝コレステロール生合成を抑制し,肝脂酸の生合成を増加した.またオルニチンアスパルテートはエタノールの血液からの消失および組織での代謝速度をました.オルニチンアスパルテートおよびオルニチンアスパルテート+ビタミンB6の併用はエタノールによる脂質代謝異常を部分的に正常化する作用がある.
  • 慢性CCl4肝障害の回復に及ぼす影響
    橋本 修治, 中尾 中, 野尻 昿嗣, 井上 克暁, 西園 功, 中西 輝昭
    1975 年16 巻8 号 p. 495-502
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    慢性CCl4肝障害ratの回復期におけるN-(N-p-carboxyphenylglycyl) aminoacetonitrile(p-CAAN)の効果をいろいろの代謝面から検討し,興味ある成績を得た.1. lathyrogenic action:肝collagenの減少を促進すると共に尿中OH-prolineを増加させた.2. Triglycerideの肝内生成及び肝から血中への移行が抑制された.3. Phospholipidの肝から血中への移行が促進された.4. Pyridine nucleotide (PN)の酸化還元平衡の異常(還元型PNの優勢化)が是正されると推測される.5. 尿中α-KG,アミノ-Nの変動は体内OH-proline含有peptide poolの増大から予測される結果と一致する.p-CAANははじめlathyrogenとしての作用が注目され,実験的にも以上の成績に見られるようにlathyrogenic actionが明らかであるが,最近,臨床的にはむしろ慢性肝疾患の活動性を抑えるステロイド様作用の方が重視されるようになった.今後,新らしい臨床応用も期待される.
  • 植田 昌敏
    1975 年16 巻8 号 p. 503-510
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    Cellogel膜電気泳動法により,少量の針生検肝組織からヒト肝hexokinaseアイソザイムを分離定量する方法を考案し,急性肝炎3例,慢性肝炎12例,肝硬変症7例,原発性肝癌2例,肝転移の胃癌1例及び対照例4例につき検討を加えた.肝固有のglucokinase (hexokinaseIV)活性は対照例に比して急性肝炎極期,慢性肝炎増悪期,肝硬変症全例の肝および肝癌組織で減弱ないし消失した.Hexokinase IIIは急性肝炎および慢性肝炎増悪期で著明に活性が増加し,急性肝実質障害に反応して上昇するものと考えられた.これに対しhexokinase Iは慢性肝炎から肝硬変症(4~8倍),さらに肝癌(約15倍)と進行するに従って活性が上昇する傾向がみられ,本アイソザイムが肝炎慢性化の指標となりうる可能性が示唆された.以上の結果から肝hexokinaseアイソザイム・パターンの検討は肝炎,肝硬変各病態の解析に極めて有用であることが結論された.
  • 市田 文弘, 井上 恭一, 笹川 力, 鈴木 宏, 兼高 達弐, 芳賀 稔, 亀谷 麒与隆, 藤沢 洌, 島野 毅八郎, 小坂 義種, 太田 ...
    1975 年16 巻8 号 p. 511-523
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    慢性肝炎に対する薬効評価の基礎的研究として,3カ月間の経過変動を理学的所見,他覚所見,肝機能検査および組織学的所見から検討した.対象は肝生検により診断の確定した慢性肝炎(活動型)75例である. 1) 肝機能検査の正常率はアルブミン68%, ZST 51%, γ-グロブリン49%, TTT 40%, GOT 35%, GPT 28%であった. 2) 障害度間の比較で関連が高かったのは,ZSTと巣状壊死および円形細胞浸潤,アルブミンと巣状壊死および限界層破壊,γ-グロブリンと巣状壊死,TTTと巣状壊死であった. 3) 肝機能検査成績の2週毎の改善率の円形グラフは薬効検定に有用と考えられた. 4) 組織学的障害度を肝機能検査値から重回帰分析で予測したが,重相関係数が低く実用的でなかった. 5) 正準相関分析による組織学的障害度と肝機能検査値で関連が高かったのは,円形細胞浸潤とアルブミンおよびA/G比であった.
  • 市田 文弘, 井上 恭一, 笹川 力, 鈴木 宏, 兼高 達弐, 芳賀 稔, 亀谷 麟与隆, 藤沢 洌, 島野 毅八郎, 小坂 義種, 太田 ...
    1975 年16 巻8 号 p. 524-536
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    N〔N-(4-carboxyphenyl) glycyl〕aminoacetonitrile (CAAN)について小葉改築傾向の少ない慢性肝炎(活動型)75例を対象に3ヵ月間二重盲検試験を行ない次の成績を得た.1) CAAN群では理学的所見の改善が認められた.(p<0-05). 2) 自覚症状の改善は認められなかった.3) 肝機能検査の障害度による評価ではγ-GTPに有意な改善が認められた(p<0.01). 4) 7種の肝機能検査の有効率を二元配置の分散分析を行った結果,投薬後10週(p<0.05), 12週目(p<0.10)にそれぞれ有意差及び傾向差を認めた.5) 組織学的所見では投薬前後の障害度の差から改善率を求めたとき好酸性変性(p<0.05)クッパー星細胞の動員(p<0.10)を含む肝実質細胞の障害に改善を認めた.6) 副作用は4例に軽度の消化器症状が観察かれたが,投薬を中止する程ではなかった.以上の成績を総合するとCAANは慢性肝炎(活動型)に対して本疾患の性質上徐々ではあるが,肝小葉実質内の変化を改善させるものと考えられた.
  • 島田 俊夫, 小島 峯雄, 宇土 一道, 福田 信臣, 亀谷 正明, 清水 勝, 若原 達男, 森下 博史, 高橋 善弥太
    1975 年16 巻8 号 p. 537-541
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    14歳の小児でα1フェトプロテイン陽性,HBs抗原陽性のヘパトーマ症例を経験し,その剖検例を報告した.
    HBs抗原の家族調査では,母親,祖母,弟,おじ,おば,いとこなど9名がHBs抗原陽性で,HBs抗原陽性多発家系であった.
    剖検による肝組織は成人型ヘパトーマで,非癌部には肝硬変症は認められず,軽度の慢性肝炎非活動型であった.本例は母親からのHBウイルスの感染が考えられ,14年間でヘパトーマが成立したことが推定された.
  • 1975 年16 巻8 号 p. 542-569
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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