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木村 恒夫, 島村 真里子, 山口 敦美, 片山 敬, 栗田 哲夫, 田中 昭
1981 年 22 巻 1 号 p.
1-7
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
株化培養細胞に対する各種胆汁酸の細胞膜変化を細胞培養液の相対濁度,培養液中のタンパク量を指標とし,同時に形態学的観察も試みた.chenodeoxycholic acid (CDCA), ursodeoxycholic acid (UDCA), deoxycholic acid (DCA), cholic acid (CA)のいずれの胆汁酸によっても相対濁度の減少が認められ,UDCA以外の胆汁酸添加でmedium中のタンパク量は増加し濁度との相関が認められたが,UDCAではタンパク量の増加は認められなかった.このことは濁度を低下させる機序がCDCAとUDCAでは異っているためと推察された.また透過型電顕像ではCDCAの膜障害性はUDCAより強く,UDCAはほぼ正常に保たれている如き像であったが,走査型電顕による観察ではUDCAの膜障害性も軽微ではあるが観察された.以上の成績から,CDCAとUDCAとは異性体であるにもかかわらず,その細胞膜に対する作用には大きな差のあることが明らかである.
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秦 温信, 葛西 洋一, 内野 純一, 品田 佳秀, 今野 哲朗, 佐々木 文章, 真鍋 邦彦, 柴田 岳三
1981 年 22 巻 1 号 p.
8-15
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
肝広汎切除を行った小児例(3ヵ月~7歳9ヵ月,平均1歳9ヵ月)を対象として,小児期における肝切除後の肝再生様式ならびに代謝の変動について検討した.
1) 肝切除後の残存肝体積は術後8週で術前値に回復する.また再生肝の形態は球形に近い形となった.
2) 肝切除術,血清蛋白,アルブミン,血清コリンエステラーゼは低値を持続するが,術後4週で略々正常範囲に回復した.また肝切除後血清アルカリフォスファターゼは低下,血清トランスアミナーゼは上昇するが,前者は4週,後者は1週でほぼ正常化した.血清α-フェトプロテインは肝切除後上昇するものもみられた.
以上,小児期の肝広汎切除後の肝再生は急速であり,機能的には4週,形態的には8週でほぼ完了すると考えられた.
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瀬戸山 浩, 佐田 通夫, 黒田 薫, 上田 寛, 永田 一良, 安倍 弘彦, 谷川 久一
1981 年 22 巻 1 号 p.
16-21
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
急性A型肝炎患者の初期血清をProtein Aと反応させ,IgGを吸着し,IgM有意の検体を作成し,Competitive binding RIA (HAVAB kit)でIgM分画A型肝炎ウイルス抗体(HA抗体)を測定した.また,IgMを2-mercaptoethanolで処理する方法も実施し,比較検討した.同一血清のIgG処理検体,非処理検体のcpm比をとり,G indexとした.A型肝炎の36症例,79検体で,発症からの日数とGindexは非常によく相関し,発症から30日以内の50検体は全て2.0以下であった.A型肝炎の発症後6ヵ月の検体,慢性肝炎の検体は全て2.0以上であり,G index 2.0以下でA型肝炎の診断が可能と考えられた.2-mercaptoethanolでIgMを処理する方法と比較すると,IgGをProtein Aで処理する方法がばらつきが少なく,one-point診断に適していた.又,IgA HA抗体の関与について,抗ヒトIgA家兎血清を用いて検討すると,若干,血中に存在することが示唆された.
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安倍 弘彦, 池尻 直幹, 佐田 通夫, 瀬戸山 浩, 谷川 久一
1981 年 22 巻 1 号 p.
22-31
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
1977年6月,佐賀県三養基郡基山町のK小学校でA型肝炎の流行があり,486名の発症者を認め,この際に入院治療を行った患者で肝生検を施行し得た28例(発症後14日以内に肝生検を施行し得た急性期のもの16例,発症後15日以降に肝生検を施行した回復期のもの12例)と久留米大学第2内科,および,その関連病院に入院し,急性B型肝炎と診断した10例を対象とした.対象となった年齢はA型肝炎の急性期例で7~17歳(平均9.4歳),回復期の例で7~20歳(平均10.7歳),および,急性B型肝炎の例では18~34歳(平均24.6歳)であった.肝生検施行時期はそれぞれ,発症後5~14日(平均9.1日),35~92日(平均58.8日),および,6~17日(平均11.9日)であった.肝組織所見では光顕的にはA型肝炎の急性期の特徴として,門脈域の著明な円形細胞浸潤,小葉辺縁部の肝細胞の変性,壊死像が目立ち,小葉中心部の変化は少なく,さらに,星細胞の増生が比較的軽度であった.電顕的には,糸粒体の変化がA型肝炎にきわめて特徴的で,数の増加,分裂像,cristaeのcurlingやmatrixのdensityの減少等の種々の変化が認められ,小胞体の変化はB型肝炎例と比較すると軽度であった.
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戸田 剛太郎, 前田 平生, 石丸 啓郎, 池田 有成, 十字 猛夫, 岡 博, 織田 敏次
1981 年 22 巻 1 号 p.
32-37
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
HBsAg carrier成立に於ける遺伝的素因の関与を明らかにすることを目的として,Gianotti病罹患後のcarrierについてHLA typingを行った.症例は生後6ヵ月以降にGianotti病に罹患し,皮疹消失一年以上経過後の検査でもHBsAg陽性であった小児58例(男37,女21),対照は血縁関係のない健康成人187例である.carrier児ではBw54が対照と比較して有意の高頻度を示し(carrier児39.6%,対照12.8%, Pc<7.6×10-5),その頻度はGianotti病罹患時の年齢とともに上昇した.この事実は小児期に於けるB型肝炎ウイルス感染によるcarrier成立について,遺伝的素因の重要性を示唆している.しかし,Bw54の高頻度は男児でみられ,女児ではみられなかった.このことは性が遺伝形質の発現に関与する可能性を示すと考えられる.
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溝口 靖紘, 阪上 吉秀, 志波 孝, 東森 俊博, 大西 文明, 門奈 丈之, 山本 祐夫, 中井 賢治, 大谷 周造, 森沢 成司
1981 年 22 巻 1 号 p.
38-45
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
diclofenac sodiumによる薬物アレルギー性肝内胆汁うっ滞の症状を呈する患者の初期血清をSephadex G-75カラムで分画し,一定の分画をラットの腸間膜静脈に注入すると,胆汁排泄量および胆汁中の各胆汁酸の著明な減少が認められ,肝組織の電顕像においては毛細胆管の拡張,微絨毛の減少などの所見が観察された.また本症患者の末梢血リンパ球をin vitroで起因薬物およびcarrier蛋白質とともに48時間培養し,その培養上清をSephadex G-75およびDEAE-celluloseカラムで分画して同様にラットに注入した.その結果,一定の分画で胆汁排泄量および胆汁中の各胆汁酸の著明な減少が認められ,肝組織の電顕像でも上記と同様の所見が観察された.
以上の成績により,in vitroにおいて薬物アレルギー性患者末梢血リンパ球を起因薬物で刺激した際に産生される催胆汁うっ滞因子が,本症患者の初期血清中に存在することを認めた.
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小林 衞, 嶋田 紘, 米沢 健, 佐藤 一美, 鬼頭 文彦, 阿部 哲夫, 土屋 周二
1981 年 22 巻 1 号 p.
46-51
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
閉塞性黄疸における耐糖能とこれに伴うインシュリン・グルカゴンモル比(I/G比)の変動を臨床的,実験的に研究した.
閉塞性黄疸15例(対照10例)に経口的ブドウ糖負荷試験をおこなった結果,耐糖能低下に伴ってI/G比の初期の上昇抑制がみられた.すなわち相対的インシュリン不足-グルカゴン優位の状態にあった.
2週間の総胆管結紮による黄疸犬5頭(対照犬5頭)に経十二指腸的ブドウ糖投与をおこなったところ,耐糖能低下傾向とともにI/G比の初期上昇抑制が観察された.しかし黄疸犬の門脈血I/G比は対照犬より全体に優位にあった.したがって閉塞性黄疸における耐糖能低下と相対的インシュリン不足-グルカゴン優位の状態の背景には,肝によるインシュリンextraction亢進の存在が示唆された.
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安藤 啓次郎, 沖田 極, 坪田 若子, 宮崎 正子, 沼 義則, 松田 彰史, 森本 哲雄, 佐々木 まゆみ, 渡辺 精四郎, 福本 陽平 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
52-60
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
担癌肝における腫瘍占居率は肝細胞癌(肝癌)の予後を左右する大きな因子であるが,肝癌の臨床病期分類は,腫瘍占居率という解剖学的要素のみでなく機能面をも加味したものであることが必要と思われる.今回著者らはalbumin, bilirubin, GOT, GOT/GPT, ICG 15'および腹水の有無を指標とし,担癌肝の予備能にもとづいた新しい肝癌の臨床病期分類の作成を試みた.上記6項目を用いてscoring法をおこない,total scoreの大小によって病期を3つに分けたところ,total scoreの高いすなわち肝予備能の障害が高度なstage IIIの症例は予後不良であるのに対し,total scoreの低いすなわち肝予備能がいまだよく保たれたstage Iの症例のなかには長期間生存したものが少なくなかった.このことから肝癌の臨床病期分類を肝予備能にもとづいておこなうことは有意義と考えられた.また肝動脈内制癌剤one-shot療法はいずれのstageでも有用であり,なかでもstage Iの症例において,その延命効果は著明であった.
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下田 敏彦, 佐藤 秀子, 勝原 徳道, 宮田 久裕, 内田 俊和, 志方 俊夫, 伊藤 喜久, 榎本 博光, 高木 皇輝, 河合 忠, 笠 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
61-67
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
ヒトα
1-microglobulin(以下α
1-mと略)は血清,尿,脳脊髄液などの体液中に広く分布する新しい血漿タンパクであり,その測定は臨床的にはβ
2-microglobulin同様に腎機能障害度の判定に有用と推測されている.しかしα
1-mの生理的機能およびその産生細胞についての詳細は未だ不明確であり,種々の検討が行なわれているが,最近HBs抗原産生の確認されているhepatoma cell line (Alexander cell)培養上清中にα
1-mが検出され,細胞数の増多に応じたα
1-m産生量の経時的増加を認めた.抗α
1-mヤギ血清を用いた酵素抗体法間接法によりAlexander cell細胞質内にα
1-mの局在所見が得られ,陽性細胞数はα
1-m産生量にほぼ相関した.対照の正常ヤギ血清では陰性所見であった.今回の検索結果およびAlexander cell以外のhepatoma cell line培養上清中にもすでにα
1-mが検出されている事実から,我々はα
1-mをα-Fetoproteinと同様,癌胎児性蛋白(Onco-fetal protein)の一つとしての位置づけ,さらには,肝細胞癌診断の指標になりうる可能性を考慮し,現在検討を進めている.
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上田 隆, 池園 洋, 安倍 弘彦, 谷川 久一
1981 年 22 巻 1 号 p.
68-73
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
46歳の女性で胆石症にて胆嚢摘出術を施行した際に胆嚢外壁前面に1.5×1.0cmの異所性肝臓(副肝)を認めた.
組織学的には肝小葉の構造は正常のグリソン鞘と中心静脈との関係を示さぬ部分が多くグリソン鞘には門脈,動脈,および胆管を認めたが,中には不完全なグリソン鞘も多数認められた.胆嚢壁に近い部分には比較的大きな胆管,動脈,および静脈を認めたが,動脈,門脈の由来および中心静脈の流入先は明確ではなかった.小葉中心部に胆汁うっ滞の像が認められたのは,胆汁の排泄の障害を思わせる所見であろう.
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山脇 忠晴, 広藤 秀雄, 森 祐一, 弥富 章, 川部 正巳, 杉江 開
1981 年 22 巻 1 号 p.
74-78
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
腹腔鏡検査により右葉が漏斗肝,左葉が典型的な馬鈴薯肝を呈した重症non-B型急性肝炎の一症例を報告した.本症例ではGOT, GPTの下降期に一致してα-fetoprotein(以下AFPと略)の一過性の上昇(最高940ng/ml)をみた.重症の急性肝炎,劇症肝炎ではAFPの上昇例が高率であるとされ,またAFP出現は予後良好の指標と考えられている.発症約3ヵ月後生化学検査上,正常に回復したとみられたが,肉眼的には肝に高度の変形がみられ,特に重症の急性肝炎ではその回復期に肝の形態的変化をとらえる検査手技として肝生検とともに腹腔鏡の重要性が強調される.
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小森 英司, 冨田 周介, 沖本 芳春, 藤堂 彰男, 北浦 保智
1981 年 22 巻 1 号 p.
79-85
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
26歳,男性.数年来連日日本酒5~6合摂取していたが,黄疸,腹満を主訴に来院した.入院時理学的所見にて黄疸,腹水,浮腫を認めた.臨床検査にて汎血球減少症,黄疸を伴なう閉塞型類似の肝障害を認め血中HBsAg, HBcAb陽性であった.入院後安静,輸液により黄疸,腹水,浮腫は一週間で消失し汎血球減少症も1カ月後に正常化した.第10病日の骨髄像は過形成を示し,第17病日の腹腔鏡下肝生検にて肝は低陥凹を有する白色肝で組織では肝細胞の腫大pericellular fibrosisマロリー小体を認め門脈域の線維化,好酸性変性Kupffer細胞増生は軽度でオルセイン陽性物質を認めた.本例はB型肝炎にアルコール性肝障害が加重したものと解され,腹水,汎血球減少症は肝細胞腫大pericellular fibrosis類洞の狭小化による門脈圧亢進,脾機能亢進に原因したものと考えられた.
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水入 紘造, 大島 康男, 若松 貞男, 古部 勝, 中山 栄治, 杉本 元信, 中川 和彦, 保坂 洋夫, 安部井 徹
1981 年 22 巻 1 号 p.
86-90
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
3徴候を伴った典型的Zieve症候群を報告する.症例は31歳の女性.4~5年来のアルコール歴があり,大量の飲酒後に黄疸と痙攣発作がおこったので精査のために入院した.
外来時の検査所見は,赤血球数258万,Hb 10.1g/dl, Ht 30.7%,網状赤血球数53‰,血清ビリルビン12.1mg/dl(直接型6.4),コレステロール300mg/dl,トリグリセライド613mg/dl, GOT 441mU/ml, GPT 61mU/ml, γ-GTP 2,090mU/mlであった.入院時の理学的所見では,貧血,黄疸を認め心窩部でやや硬い圧痛のある肝臓を5横指,鎖骨中線で3横指触知した.入院第7病日の赤血球抵抗試験は正常であったが,第8病日に行った
51Crによる赤血球寿命は19日と短縮していた.
骨髄像は正染性のerythroid hyperplasiaを示した.第9病日に施行した肝生検でアルコール性肝炎の組織像を得た.本邦では1979年までに36例の報告例があるが,非代償性溶血性貧血を赤血球抵抗あるいは赤血球寿命により証明しえた報告例は,自験例を含めて11例である.
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堀口 正彦, 井戸 健一, 野上 和加博, 古杉 譲, 田中 昌宏, 吉田 行雄, 関 秀一, 山中 桓夫, 酒井 秀朗, 木村 健, 松本 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
91-101
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
症例は16歳男性,3歳頃より日光皮膚炎の既往あり,黄疸と肝腫大を伴い入院.入院時,小球性低色素性貧血と軽度の肝機能障害及び赤血球,糞便中のプロトポルフィリンの著明な上昇を認め,骨髄性プロトポルフィリン症と診断した.腹腔鏡検査では暗緑色の腫大した肝を認めた.肝生検像では狭い線維性間質と小型偽小葉からなる肝硬変の像を呈し,偽小葉周辺の小葉間細胆管,小葉内胆毛細管,Kupffer星細胞,肝細胞に胆栓とは異なる赤褐色の色素沈着を認めた.この色素を電顕的に検索すると,針状毛髪様結晶を呈し,プロトポルフィリンと同一物質と考えられた.症例は4年の経過後肝不全で死亡したが,増悪期に赤芽球δ-アミノレブリン酸合成酵素活性の増加を認めた.以上の結果から,本症のプロトポルフィリン代謝異常は,骨髄のみならず肝においても存在すると推測された.
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別府 和茂, 井口 潔, 中山 真一, 坂田 久信, 河野 仁志, 小林 廸夫, 朔 元則
1981 年 22 巻 1 号 p.
102-109
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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内視鏡検査で食道静脈瘤出血を予知する為,172例の食道静脈瘤症例の内視鏡所見を門脈圧亢進症研究会の記載基準で分類し,この基準の各判定因子別に出血率を検討した.その結果,静脈瘤出血の危険を示す所見としては,青色静脈瘤と発赤所見が重要と思われた.すなわち,白色静脈瘤の出血率が45.7%であるのに対し,青色静脈瘤では79.4%と明らかに高い出血率であった(P<0.001).又,発赤所見陰性では9.1%の出血率であるのに対し,陽性では58.7%と有意に高い出血率であった(p<0.001).一方,形態別,占居部位別出血率には有意差を認めなかったが,食道炎を合併した9例では7例(77.8%)が出血しており注目された.更に,我々は,以上の結果を数量化理論II類により処理し,各内視鏡所見にScoreを設定し,その合計Scoreが出血率と相関する事から,静脈瘤出血の予知に活用している.
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斎藤 昭光, 加藤 輝夫, 上條 桂一, 谷内 昭, 高橋 陽, 小林 哲郎
1981 年 22 巻 1 号 p.
110
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
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柿本 隆生, 斉藤 昌三, 青柳 利雄
1981 年 22 巻 1 号 p.
111
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
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荒川 泰行, 勝原 徳道, 金田 春雄, 本田 利男, 星野 茂角, 神田 靖男, 武尾 宏, 佐藤 好信, 根本 儀一郎, 藤井 雅之, ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
112
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
ジャーナル
フリー
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五反田 亨, 今井 光信, 佐野 俊彦, 老沼 明, 野村 元積, 真弓 忠
1981 年 22 巻 1 号 p.
113
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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今井 光信, 五反 田亨, 佐野 俊彦, 老沼 明, 野村 元積, 真弓 忠
1981 年 22 巻 1 号 p.
114
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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広瀬 洋, 宇土 一道, 足立 信幸, 青山 政史, 小林 成禎, 大島 健次郎, 渡辺 佐知郎, 小島 峯雄, 高橋 善弥太, 津田 文男 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
115
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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菅 充生, 笹浪 哲雄, 小玉 俊典, 嵐 方之, 赤保内 良和, 谷内 昭, 木下 博, 安斎 哲郎
1981 年 22 巻 1 号 p.
116
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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菅充 生, 藤嶋 彰, 藤田 英雄, 斉藤 美知子, 白井 祐一, 谷内 昭, 細川 幸夫, 木下 博, 安斎 哲郎
1981 年 22 巻 1 号 p.
117
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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佐藤 明, 小島 秀男, 吉川 明, 鈴木 司郎, 市田 文弘
1981 年 22 巻 1 号 p.
118
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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大藤 正雄, 品川 孝, 木村 邦夫, 木村 道雄, 松谷 正一, 守田 政彦, 常富 重幸, 仲野 敏彦, 江原 正明, 税所 宏光, 土 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
119
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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住ノ江 啓子, 長谷 川修, 竹田 文彦, 上野 山林造, 馬場 茂明, 亀野 靖郎
1981 年 22 巻 1 号 p.
120
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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吉原 なみ子, 奥山 マチ子, 川名 尚, 白木 和夫
1981 年 22 巻 1 号 p.
121
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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児玉 龍彦, 岡田 吉博, 小町谷 恭平, 原田 英治, 大竹 寛雄, 田中 慧, 大林 明, 板倉 弘重, 赤沼 安夫, 岡崎 三代, 大 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
122
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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山中 桓夫, 井戸 健一, 木村 健, 桜林 郁之介, 河合 忠
1981 年 22 巻 1 号 p.
123
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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溝口 靖紘, 沢井 寛子, 阪上 吉秀, 仲島 信也, 池田 明世, 志波 孝, 東森 俊博, 大西 文明, 門奈 丈之, 山本 祐夫, 巽 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
124
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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阪上 吉秀, 池田 明世, 仲島 信也, 志波 孝, 東森 俊博, 大西 文明, 溝口 靖紘, 門奈 丈之, 山本 祐夫, 中井 賢治, 大 ...
1981 年 22 巻 1 号 p.
125
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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恩地 森一, 山下 善正, 太田 康幸, 猪川 晶子
1981 年 22 巻 1 号 p.
126
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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一般演題(1)
1981 年 22 巻 1 号 p.
127
発行日: 1981/01/25
公開日: 2009/07/09
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