肝臓
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27 巻, 5 号
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  • 小方 則夫, 小島 豊雄, 吉川 明, 渡辺 俊明, 上村 朝輝, 市田 文弘, 柴崎 浩一, 浜田 忠弥
    1986 年 27 巻 5 号 p. 543-551
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    持続性または反復性に血清トランスアミナーゼ活性上昇を示す非硬変HBVキャリアー23例につき,肝組織内HBV DNAの存在様態並びに分子形態をSouthern blot hybridization法で解析した.血中HBe抗原陽性の16例では全例にreplicative intermediateを主体とする染色体外遊離体,6例にはさらに組み込み体を認めた.組み込み様式は全例“random”であり1例に加えて“clonal”な組み込み所見を認めた.同抗原陰性の7例では6例にsupercoiled form,一部relaxed circular formを主体とする遊離体,全例に組み込み体を認めた.組み込み様式の主体は5例が“random”, 2例が“clonal”であった.組み込み体を認めた両群13例中7例に,その一部にtandem repeated form存在の示唆的知見を得た.
    HBV DNAの存在様態・分子形態をHBVキャリアーの臨床病態・長期予後と関連付ける時,組み込み体の存続機構と各分子種のHBV複製環における位置付けの解明が重要と考える.
  • 加藤 道夫, 益沢 学, 奥山 卓正, 寺田 昭, 松尾 重雄, 船橋 修之, 鎌田 武信, 阿部 裕
    1986 年 27 巻 5 号 p. 552-560
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    HBe抗原陽性B型慢性肝炎15例(男性9例,女性6例)にヒト白血球インターフェロン10×106IU以下の少量間歇投与を行ない,投与後6カ月までに60.0%にHBe抗原の消失,40.0%にHBe抗原からHBe抗体へのseroconversionを認めた.
    HBe抗原の消失は,1) 女性,2) HBe抗原RIA cut off index低値群,3) DNA polymerase活性100~999cpmの群,4) 血清GPT高値群および,5) 組織診断CAH・2Bの各群で生じ易い傾向が認められた.
    副作用としては発熱とそれに伴う症状が出現したが,いずれも一過性で血液学的検査値の変動も含め重篤な副作用は生じなかった.
    IFN-α少量間歇投与は対象を選択することによりHBe抗原陽性B型慢性肝炎治療のfirst choiceとなり得ると考えられる.
  • 河崎 恒久, 井村 裕夫, 中野 博
    1986 年 27 巻 5 号 p. 561-568
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    慢性活動性肝炎の肝内線維化進展を調節する免疫学的要因として,線維芽細胞の遊走を促進するTリンパ球由来因子の存在をBoyden chamberを用いて検討した.基礎的検討からphytohemagglutinin刺激健常人末梢血リンパ球培養上清には線維芽細胞の遊走能を促進する因子の存在が確認された.次いで健常人10例を対照として慢性活動性肝炎(CAH)10例,慢性非活動性肝炎(CIH)10例の患者末梢血リンパ球を肝細胞膜特異抗原で刺激して得られる培養上清につき,線維芽細胞遊走因子の検出を行った.その結果健常人は全例陰性であった.CIHは3例(30%)のみが陽性であったのに対し,CAHでは7例(70%)が陽性でありCAHで活性値も有意に高かった.活性値の高い症例の中には肝内の線維化が強い例が含まれていた.以上よりCAHの肝内線維化進展にはリンパ球由来の線維芽細胞に対する遊走因子が関与している可能性が示唆された.
  • 迎 慎二, 斉藤 孝一, 正木 盛夫, 森藤 隆夫, 吉田 浩, 粕川 禮司
    1986 年 27 巻 5 号 p. 569-575
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    B型肝炎患者53名のalbumin receptor活性(pHSA-BA, AR活性)をpHSA感作赤血球凝集反応により測定し,その臨床的意義を検討した.本活性は,HBeAg陽性群で高値(8.3)を示し,HBeAb陽性群では低値(3.5)であった.HBeAg陽性群を病型別にみると無症候性キャリアー群(9.8),慢性肝炎群(8.3),肝硬変群(5.8)と病変が進展するにつれて低下した.またpHSA-BAは,HBeAg (r=0.79), HBV-DNA (r=0.69), HBsAg-IgM complex (r=0.85)と有意の相関を示した.本活性を経時的に観察すると,transaminase上昇の1~2カ月前にピークを示し,その変動はHBV-DNA, HBsAg-IgM complexとほぼ一致する事が確められた.以上より本活性は,HBVの感染性の強さを示し,さらにAVHの慢性化の予想,CAHのSchubの予測,ステロイド剤,Ara-A等の薬剤投与の適応の決定,治療効果の判定等に有用である事が示された.
  • 小松 眞史, 戸堀 文雄, 八木沢 仁, 荒川 弘道, 正宗 研, 井上 修一, 向島 偕
    1986 年 27 巻 5 号 p. 576-584
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    アルコール性肝障害症例で,経過中2回以上肝組織像を検討できた31症例を対象にその組織像の推移,腹腔鏡による肝表面の性状の変化及び血液生化学検査成績の推移を検討した.アルコール性肝硬変への前段階としてアルコール性肝炎4例,肝線維症2例がみられ,これらは相互に移行した.肝硬変への移行を確認した6症例は全例小結節性であった.初回肝生検時に小結節性肝硬変であった4例中2例がその後中等大や大結節へと進展した.禁酒1カ月後脂肪沈着は改善したが,炎症細胞浸潤は増強する症例があった.2~3カ月後には炎症細胞浸潤も軽減したが,線維化の改善例はなかった.また腹腔鏡像は,アルコール性肝障害の初期には厚みのある平滑肝,ついで波状の起伏や微細顆粒状変化を呈し,丘状の小結節形成,さらに結節は高さや幅を増していくことが確認された.血液生化学検査成績では,肝障害の程度が増強するにつれSGOT/SGPTが高値となる傾向にあった.
  • 福岡 賢一, 松下 文昭, 鵜浦 雅志, 田中 延善, 加登 康洋, 小林 健一, 服部 信, 中嶋 憲一, 利波 紀久
    1986 年 27 巻 5 号 p. 585-590
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    慢性肝炎(CH) 7例,代償性肝硬変(LC-C) 12例,非代償性肝硬変(LC-d) 13例を対象として,フィブリノーゲン寿命(Fbg. T1/2)を測定し,またFbg. T1/2と血漿フィブリノーゲン(Fbg.),プロトロンビン時間(PT),脾腫,201Tl経直腸門脈シンチグラフィーによる心/肝血流比(H/L比)との間の関連について検討した.Fbg. T1/2はCH群,LC-c群,LC-d群と,肝障害の進展とともに有意に低下した.Fbg. T1/2の短縮とFbg.の低下およびPTの延長の間には有意の相関が認められた.脾腫およびH/L比が高度になるにつれ,Fbg. T1/2は低値を呈した.以上より,肝硬変においては,凝血学的因子の消費が亢進しており,その消費には脾腫および門脈大循環短絡が密接に関連している可能性が推測された.Fbg. T1/2の短縮している肝硬変8例中7例において,メシル酸ガベキサート(FOY)の投与により,Fbg. T1/2の著明な改善がみられたことから,FOYは肝硬変時の凝血学的異常の是正に有効と考えられた.
  • 千原 忠男, 古谷 敬三, 東迎 高意, 金村 章, 大塚 久
    1986 年 27 巻 5 号 p. 591-598
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    肝の実験的発癌において,前癌性病変と考えられている酵素変異増殖巣が,人の肝でも存在するか否かを検討するため,剖検および手術で得られた肝121例(肝硬変合併肝癌34例,肝硬変18例,慢性肝炎20例,その他49例)の最大割面スライスについて,組織化学的γ-glutamyl transpeptidase (γ-GTP)反応を行った.
    その結果4例(肝硬変合併肝癌2例,慢性肝炎1例,その他1例)に酵素変異病巣計7個を見い出した.これらの酵素変異病巣のγ-GTP反応は,陽性6個,陰性1個であった.
    組織化学的γ-GTP反応は,人の肝癌及びその前癌性病変の検索に補助的有用性が考えられた.
  • 白石 公彦
    1986 年 27 巻 5 号 p. 599-606
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    肝細胞癌39例の癌部および非癌部肝細胞の組織フェリチンをPAP法で染色し0度:陰性,1度:弱陽性,2度:陽性,3度:強陽性の4段階で評価した.癌部のフェリチン染色性は0度10例(25.6%), 1度18例(46.2%), 2度6例(15.4%), 3度5例(12.8%)で非癌部の0度なし,1度2例(5.7%), 2度18例(51.4%), 3度15例(42.9%)に比べ明らかに弱かった.癌部フェリチン3度の群では他群に比し非癌部に鉄沈着が高率にみられた.血清フエリチン値は非癌部鉄沈着例で高値であったが,癌部フェリチン染色性との関連は明らかではなかった.肝癌のフェリチン産生能について考察を加えた.
    癌部のフェリチン染色性と血清AFP値とに逆相関の傾向がみられた.
  • 外科切除例からみた肝細胞癌の進展について
    杉原 茂孝, 神代 正道, 中島 敏郎, 才津 秀樹, 中山 和道
    1986 年 27 巻 5 号 p. 607-614
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    外科的切除された肝細胞癌89例を腫瘍径により4群にわけ,肝癌の進展について肉眼および組織学的検討を行なった.
    切除例では浸潤性発育を示す肝癌は少なく膨張性発育を示すものが83.2%と圧倒的に多い.
    肉眼的な被膜は,主結節では75.6%,肝内転移巣(径1cm以下)では5.3%に認められ,腫瘍径による検討から被膜は径1~2cmの段階で形成される可能性が高い,肝癌の進展に伴い,膨張型に浸潤性増殖が加わった混合型の占める割合が増加し,隔壁形成,娘結節も増加する.肝硬変非合併例は約40%を占めるが,その被膜形成率は63%である.
    組織学的に,肝癌切除例における基本的増殖様式は置換型であり,被膜は置換型増殖の進展とともに形成される.
    門脈腫瘍塞栓は57.3%で,肝癌の進展に伴い高率となる.
  • 大西 久仁彦, 斉藤 正之, 田中 秀雄, 陳 信義, 佐藤 慎一, 寺林 秀隆, 斉藤 正明, 杉田 周次郎, 田辺 雄一, 中田 恒, ...
    1986 年 27 巻 5 号 p. 615-621
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    17人の特発性門脈圧亢進症を肝容積当りの門脈血流量によりA群(n=8), B群(n=9)にわけた.A群の肝容積当りの門脈血流量はいずれも21人の正常人のそれをこえ,A群の平均は正常人の平均50ml/min/100cm3肝容積の約3倍を示した.B群の肝容積当りの門脈血流量はいずれも正常範囲内であった.A群の脾血流量の平均は正常人の平均120ml/minの約4.2倍,B群のそれは約2.6倍と著明に増加していた.門脈血管抵抗はA群では正常値を示していたがB群では著明に上昇し,A群の約3倍を示した.門脈圧はA群17.7±5.5mgHg, B群23.4±3.9mmHgと上昇していた.肝容積当りの門脈血流量と門脈血管抵抗は有意の負の一次相関を示した.以上より特発性門脈圧亢進症の門脈圧亢進は脾血流量の増加に続く門脈血流量の増加によるものと,門脈血管抵抗の上昇によるものがあり,前者,後者がそれぞれ初期,進行病変を表わしている可能性が強いが,両者が別の病因による可能性もある.
  • 吉岡 哲也, 大石 元, 仲川 房幸, 永野 徳忠, 松尾 敏和, 木下 豊, 伊藤 伸一, 中川 裕之, 北村 康治, 廣橋 伸治, 打田 ...
    1986 年 27 巻 5 号 p. 622-629
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    Absolute ethanolを用いて経皮経肝食道静脈瘤塞栓術(以下PTOと略す)を施行した29例を対象にして,absolute ethanolの至適注入量を検討し,続いてこれらとglucoseを基礎物質としたPTO施行24例の予後と累積再吐血率について対比検討した.Absolute ethanolの至適注入量は塞栓静脈径が3mm以上では,coil併用下に静脈径と比例相関し,3mm以下では単独使用で3ml以下であった.Ethanol使用群の再吐血率は13.8%,吐血死率は6.9%であったのに対し,glucose使用群はそれぞれ36.8%, 15.8%であり,緊急例についてもethanol使用群の方が低率であった.PTO単独療法例の2年累積再吐血率は,ethanol使用群が20.8%, glucose使用群が49.5%で,手術や内視鏡的硬化療法併用例との間にも差異はなかった.Absolute ethanolは安全で,塞栓効果に優れており,緊急例に対しても十分使用できると考えられた.
  • 永井 孝三, 賀古 真, 金沢 五月, 伊藤 尚美, 広田 文雄, 坂本 和典, 高橋 徹, 高橋 都, 住永 雅司, 貝瀬 瑠璃子, 布施 ...
    1986 年 27 巻 5 号 p. 630-635
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    急性腎不全を合併したB型劇症肝炎の救命例を報告する.症例は23歳,女性.発熱,腹痛にて発症.近医にて虫垂炎を疑われ虫垂切除術をうけている.術後判明した検査成績にて高度の肝機能異常,PT延長(26.0%)を認め,意識障害が出現,当院へ転院となった.意識障害は肝性脳症2度に相当しHBs抗原は陽性であった.又入院時より乏尿傾向で高窒素血症を認め急性腎不全を合併したB型劇症肝炎と診断した.血漿交換,インスリン,グルカゴン療法,ステロイド療法及び血液透析にて順調に改善し第19病日には肝機能,腎機能ともに正常化した.回復期に施行した腹腔鏡,肝生検では急性肝炎回復期の所見であった.近年,劇症肝炎を含む重症A型肝炎の急性腎不全合併例が散見され,その救命例の報告も認められる.しかし非A型劇症肝炎の腎不全合併は極めて予後不良の兆候である.本症例はこれらに対する積極的集中治療の有用性を認めた症例である.
  • 高橋 仁公, 山田 昇司, 竹沢 二郎, 阿部 毅彦, 佐伯 俊一, 桜井 誠司, 山田 俊彦, 湯浅 圭一朗, 新井 孝之, 高木 均, ...
    1986 年 27 巻 5 号 p. 636-641
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    クロールプロマジン及びアルドメット服用後,肝機能異常が現われ,肝生検にて著明な肝内胆管病変を呈した症例を経験した.症例は71歳,女性で,クロールプロマジンを約18カ月,アルドメットを1カ月服用後肝障害が現われた.肝組織では肝内胆管の破壊像が認められ,同一門脈域に類上皮細胞肉芽腫及びリンパ濾胞を形成する多数の炎症細胞浸潤が認められたが,胆汁うっ滞の所見は認められなかった.組織上では原発性胆汁性肝硬変(PBC)と類似した点もみられたが,門脈域への形質細胞の浸潤がめだたず,肝内胆管の数の減少も認められない点でPBCとは異なっていた.また,抗ミトコンドリア抗体も陰性であった.本例は薬剤の中止により肝機能はすみやかに改善し,リンパ球刺激試験で両薬剤が陽性であったことより,クロールプロマジン,アルドメット両薬剤の関与により多彩な組織像を呈した薬剤性肝障害と考えられた.
  • 中西 信輔, 井上 純一, 野村 正博, 中川 昌壮, 平本 忠憲
    1986 年 27 巻 5 号 p. 642-649
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    低血糖発作を頻発し,血中・腫瘍組織中にインスリン様活性物質(Insulin like activity以下ILA)を証明しえた肝細胞癌の症例を経験したので報告する.症例は74歳,男.意識障害にて入院.入院時血糖値24mg/dlで,治療にもかかわらず以後も低血糖発作を頻発した.血中インスリン6μU/dlで,他のホルモン系にも異常なし.CT,腹部エコー等の画像診断およびAFP値(64,000ng/ml)より,肝細胞癌による低血糖発作と診断したが,腎不全にて死亡.剖検にて肝重量1,770gの硬変合併肝細胞癌で,腫瘍は肝静脈,下大静脈から右房内まで連続発育していた.組織学的にはEdmondson分類II~III型であった.膵著変なし.血中でILA 6,200μU/mlと正常の30倍を呈し,非癌部0.05~0.2mU/gに対し癌部20~25mU/gのILAを組織中より検出した.肝細胞癌に伴う低血糖発作はParaneoplastic syndromeとして知られ,その発生機序に関しては種々の説があり,本症例ではILAの関与が否定できないと考えられた.
  • 山本 正之, 吉岡 正和, 飯塚 秀彦, 三浦 和夫, 河野 哲夫, 松本 由朗, 菅原 克彦
    1986 年 27 巻 5 号 p. 650-656
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    開腹術,腹部外傷の既往歴がないにもかかわらずencapsulated spontaneous neuromaによる総胆管狭窄を生じた2症例を報告する.いずれも右上腹部痛,黄疸の既往はなく,症例1では三管合流部より肝側約7mm,十二指腸側20mmにわたり管の2/3周を占める白色硬結,症例2では三管合流部より5mm十二指腸側の右半周に隔壁様隆起として粘膜下に存在した.症例1では外側区域肝内胆管の軽度拡張,胆嚢結石.症例2では肝内結石,総胆管結石,胆嚢結石が同時に認められた.いずれも粘膜面に病変はなかつた.組織学的にはperineuriumの破壊を伴わない神経線維が増生しており,encapsulated neuromaと診断された.amputation neuromaに対する手術報告例はあるが,無黄疸で開腹既往歴のないencapsulated neuromaの手術報告例は検索範囲ではみられない.
  • 井本 勉, 松井 俊二郎, 小島 隆, 井上 恭一, 佐々木 博, 松本 秀敏, 伊保 澄子
    1986 年 27 巻 5 号 p. 657-658
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2010/01/19
    ジャーナル フリー
  • 溝上 雅史, 熊田 和徳, 伊奈 幸子, 杉浦 荘一, 亀島 信利, 山本 正彦, 芋川 実
    1986 年 27 巻 5 号 p. 659
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 菅 充生, 横田 勝至, 小玉 俊典, 平根 敏光, 赤保内 良和, 谷内 昭
    1986 年 27 巻 5 号 p. 660
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 中島 正男, 竹内 和男, 吉田 行哉, 村島 直哉
    1986 年 27 巻 5 号 p. 661
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 白井 睦訓, 香川 博幸, 渡辺 精四郎, 西岡 幹夫
    1986 年 27 巻 5 号 p. 662
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 純夫, 伴野 昌厚, 広瀬 美代子, 竹内 真, 黒田 博之, 浪久 利彦
    1986 年 27 巻 5 号 p. 663
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 黒田 博之, 広瀬 美代子, 渡辺 純夫, 伴野 昌厚, 浪久 利彦
    1986 年 27 巻 5 号 p. 664
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 中川 国利, 大和田 康夫, 大内 清昭, 松原 修二, 佐藤 寿雄, 矢島 義昭
    1986 年 27 巻 5 号 p. 665
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 関根 忠一, 青柳 豊, 鈴木 康史, 市田 文弘, 三宅 和彦
    1986 年 27 巻 5 号 p. 666
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 福井 博, 松村 雅彦, 岡本 新悟, 小泉 雅紀, 森村 昌史, 藤本 正男, 辻井 正
    1986 年 27 巻 5 号 p. 667
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 阿部 賢治, 志方 俊夫, 杉谷 雅彦, 倉田 毅, 桑折 信広, 内野 〓持, 原嶋 綾子, 冨田 マツ
    1986 年 27 巻 5 号 p. 668
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 1986 年 27 巻 5 号 p. 669-705
    発行日: 1986/05/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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