肝臓
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29 巻, 4 号
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  • 神代 龍吉, 佐田 通夫, 鈴木 宏, 小野 勝之, 村岡 晴雄, 赤司 隆裕, 吉武 正男, 有高 知樹, 日野 和彦, 丸山 直人, 和 ...
    1988 年29 巻4 号 p. 457-462
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    散発性A型肝炎241例中50歳以上で発症した24例(男13例,女11例)について臨床像を50歳以下の症例と比較検討し,年齢的因子の病態に及ぼす影響を検討した.
    50歳以上の24例中,劇症肝炎の基準を満たすものが4例(16.7%)あり,また基礎に慢性肝疾患を有するものが5例(20.8%)あった.劇症肝炎の1例が腎不全で死亡した.肝機能検査値では50歳以下の群に比して有意のプロトロンビン時間の延長,顕性黄疸持続日数,血清トランスアミナーゼ値異常日数の延長などがみられたが,基礎に肝硬変をもった1例を除いてすべて6カ月以内に正常化した.急性期のIgM-anti HAVのtiterは,7.86±1.38 (cut off index)と高く,重症化例では高値が長く続いた.
    高年齢層のA型肝炎は重症化する傾向にあり,その一因に加齢による抵抗性の減弱,慢性肝疾患の合併や背景にある基礎疾患合併率の増加など生体側の要因があると思われる.
  • 横須賀 収, 小俣 政男, 伊藤 よしみ, 松山 泰久, 林 なほ子, 奥田 邦雄, 大藤 正雄
    1988 年29 巻4 号 p. 463-467
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    B型慢性肝疾患25例,非B型肝疾患5例を対象とし肝組織中のB型肝炎ウイルスc,e, pre-S1/S2, x抗原ポリペプタイドをimmunoblot法にて検索した.c, e抗原性を有するペプタイドは22kd, 19kd, 15kdの部位に検出された.c/eペプタイドは血中e抗原陽性12例中11例,e抗原抗体陰性6例中2例,e抗体陽性7例中0例に検出された.Pre-S1/S2抗原ペプタイドはそれぞれ42, 39kd/36, 33kdの部位に検出された.Pre-S1, S2抗原ペプタイドはe抗原陽性12例中それぞれ10例及び12例,e抗原・抗体陰性6例中1例及び3例,e抗体陽性7例中2例及び5例において検出された.血中e抗原陽性例ではc, e, pre-S1/S2ペプタイドの合成が行なわれ完全なウイルス粒子が生成されると考えられる.一方,e抗体陽性例の多くではpre-S1/S2ペプタイドは合成されているもののc, e抗原ペプタイドは合成されず完全なウイルス粒子は生成されえないと考えられた.
  • 小林 万利子, 熊田 博光, 池田 健次, 茶山 一彰, 郡司 俊秋, 荒瀬 康司, 松本 豊海, 海上 雅光
    1988 年29 巻4 号 p. 468-475
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    1972年4月より1987年6月までに組織学的に診断しえた480例のB型慢性肝疾患のsubtypeを測定したところ,adr 356例(74.2%),adw 51例(10.6%),ayr 8例(1.7%), ayw1例(0.2%)であったが,その他にadwr 52例(10.8%), adyr 6例(1.3%), rのみ陽性6例(1.3%)の症例が認められた.この480例を40歳未満と40歳以上にわけて組織学的な進行度と比較すると,40歳未満でCH2B以上の症例は,adr 204例中73例(35.8%), adw23例中5例(21.7%), adwr23例中14例(60.9%)でadwrはadwに比して有意に(p<0.02)高かった.一方,40歳以上においてもCH2B以上の症例は,adr 152例中111例(73.0%), adw 28例中16例(57.1%), adwr 29例中22例(75.9%)でありadwrが最も高率であった.
  • 山田 剛太郎, 奥新 浩晃, 辻 孝夫, 長島 秀夫, 松嶋 喬, 佐々木 博, 服部 信, 瀧野 辰郎, 西岡 幹夫, 谷川 久一, 矢野 ...
    1988 年29 巻4 号 p. 476-482
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    MR-21(持田インターフエロン・β)の治験に際し,投与前後の肝生検が実施できたHBe抗原陽性のB型慢性肝炎18例をもとに,肝内HBc抗原を免疫組織学的に検索し,インターフェロン(INF)の肝内HBVに対する抗ウイルス効果について検討した.MR-21投与後に肝内HBc抗原は8例で明らかな減少を認めた.INF投与前後における肝内HBc抗原量と血中DNA-polymerase活性(DNA-P), HBe抗原(EIA法)との関連では,投与前にはほぼ相関性がみられたが,投与終了後には血中DNA-Pが陰性化した10例中7例では肝内HBc抗原,血中HBe抗原がなお陽性を示し,肝内HBc抗原量と血中DNA-Pとの間に解離が認められた.INF投与前に多数のHBc抗原陽性肝細胞を認めた12例のうち6例ではHBc抗原は核と細胞質に,5例では核に少なく細胞質を主体に観察され,血中DNA-P, HBe抗原(EIA)は後者の方が共に低かった.INF投与後には後者の方でHBc抗原の消失した例が多かった.
  • 片山 和宏, 林 紀夫, 佐々木 裕, 笠原 彰紀, 上田 啓次, 古沢 俊一, 房本 英之, 佐藤 信紘, 益沢 学, 小泉 岳夫, 千坂 ...
    1988 年29 巻4 号 p. 483-487
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    HBVゲノム上にあるX-geneのB型慢性肝疾患における発現動態や機能については未だ明らかでない.そこで我々は,X-geneのほぼ全領域(BamH I-Bgl II fragment)を含むプラスミドを作成し,大腸菌にtransferさせて分子量約17KDのX-蛋白を発現させた.さらにこのX蛋白をrabbitに免疫しX抗体を得た.55例のHBs抗原陽性の慢性肝疾患患者血清中のX抗体は,慢性肝炎(28%)に比べ肝硬変(52%)肝癌(56%)での検出率が高値であった.また23例の肝組織中X蛋白は,慢性肝炎69%,肝硬変50%が陽性であり,肝硬変での陽性率がやや低かった.両者を検索できた症例では,血中X抗体の見られた例で,肝組織中X蛋白の発現は認められなかった.以上,B型慢性肝疾患病初期にX蛋白が発現し,病期の進行にともないX蛋白の発現が抑えられX抗体が出現してくることが示唆された.
  • 多羅尾 和郎, 清水 昭男, 中村 圭靖, 原田 昌興, 本橋 郁子, 玉井 拙夫, 宮本 重男, 藤本 泰則, 杉政 征夫, 武宮 省治, ...
    1988 年29 巻4 号 p. 488-493
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    ThymidineのanalogueであるBrdUに対するモノクローナル抗体を用いて肝細胞癌(以下HCC),肝硬変(以下LC),慢性活動性肝炎(以下CAH),アルコール性肝線維症(以下Al-F)等の各種肝疾患時の肝のDNA合成を免疫組織学的に検討した.即ち,上記疾患の肝生検組織をBrdUを含んだ培養液とincubationしBrdU摂取をin vitroで測定した.取り込みが最も高率であったのはHCC癌部でL.I.は5.7±0.9%であり,次いでHCC非癌硬変部(3.4±0.4%),さらにHCCの無いLC (2.3±0.7%), Al-F (2.4±0.7%)であった.一方,CAHでは1.0±0.1%と予想外に低かった.HCC癌部は,HCC非癌硬変部(p<0.05), HCCのないLC(p<0.01), CAH (p<0.01), Al-F (p<0.05)の総べての群に対して有意に高率であった.HCC非癌硬変部はCAHに対し有意(p<0.01)にLI.が高かったが,HCCの無いLCに対してはt検定で有意差は無かったがX2検定で有意であった.
  • 新開 泰司
    1988 年29 巻4 号 p. 494-499
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    急性肝不全における血中胆汁酸動態を分析しその予後との関連を検討した.対象は急性肝不全11例(劇症肝炎9例,亜急性肝炎2例)であり,救命例は3例,G-I療法は全例,血漿交換は8例に施行した.入院時及び血漿交換前後の血清総胆汁酸値(TBA)コール酸/ケノデオキシコール酸比(CA/CDCA)グリシン抱合/タウリン抱合比(G/T)を測定し検討した.11例中9例にTBAの100μmol/l以上の高値がみられ,1例を除きCA/CDCAは0.5以下を示した.血漿交換によりCA/CDCAは生存例では上昇がみられ,死亡例では上昇は得られなかった.G/T比と予後との関連はみられなかった.
  • 森 義雄, 森 照男, 小川 真, 吉田 弘道, 上田 志朗, 加藤 功, 若新 洋子, 畦元 亮作, 若新 政史, Bunshiro AK ...
    1988 年29 巻4 号 p. 500-505
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    純系マウスC57BL/6(B6), C3H/He, BALB/cの三系に同系マウスの肝抽出物(肝ホモジネートの100,000g遠心上清)をFreund's complete adjuvant (FCA)と共に毎週1回,合計6回免疫する事により高度なsystemic amyloidosisを惹起せしめた.マウス三系のうちではB6マウスが最も顕著なアミロイド沈着を示した.肝内沈着物質は,H & E染色,Congo red染色,電顕検索でamyloid fibrilである事が示された.肝抽出物内のpathogenと思われる物質は,温度変化,凍結乾燥等に非常に不安定であり,トリプシン消化で失活する事により蛋白を含む物質である事が解った.更にSephadex G-150 columnを用いてamyloid pathogenの分子量の検索を行ったところ,molecular weight約15~16万daltonと5~6万daltonのpeakの部分にpathogenとしての活性が強く認められた.以上同系マウス肝内にはamyloid pathogenが存在するものと推測された.
  • 栗栖 寛子
    1988 年29 巻4 号 p. 506-513
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    胆汁中bilirubin monoglucuronide (BMG), bilirubin diglicuronide (BDG)比の異なる二系統のラットを比較することにより,bilirubin (BR)代謝機構を検討した.
    1) 通常のWistarラットでは胆汁中BMGとBDGとはほぼ同量であるのに対し,Wistar Kyoto系ラットではBDGが総胆汁色素の約90%と有意に多い.2)肝ミクロソームを用いたUDP-glucuronyltransferase (UDPGT)活性の測定では,BDG, BMG生成活性ともWistar Kyoto系ラットが高かった.3)両系ラットにBRを負荷し,血中クリアランス,胆汁中排泄および肝内分布を調べた結果,Wistar Kyoto系ラットでは,肝ミクロソームからのBMGの解離速度が遅く,従って胆汁中BMG濃度が低いことが確認された.4)BMG投与後の胆汁中排泄パターンから,Wistarラットのみ投与BMGからの新たなBDG生成を認め,細胞内移送,UDPGTおよびUDPGT周囲の環境にも差があると考えられた.
  • 中沼 安二, 鵜浦 雅志, 勝田 省吾, 竹越 国夫
    1988 年29 巻4 号 p. 514-521
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    直接胆道造影により原発性硬化性胆管炎(PSC)と診断された6例の外科的生検肝の肝病理所見を検索した.2例では胆道閉塞所見が目立ち,胆管周囲の輪状の線維化が主病変で胆管消失はなく,リンパ球,形質細胞の浸潤は軽度であった.2例では小葉間胆管の高度の消失,散在性の類上皮肉芽腫形成が見られ,原発性胆汁性肝硬変(PBC)に類似し,内1例では非化膿性の胆管炎が見られた.他の2例ではPBC類似の胆管炎,胆管消失と胆道閉塞所見とを同時に認めた.グ鞘のリンパ球浸潤は全例にみられ,4例でピースミール壊死がみられ,また種々の胆汁うっ滞所見が全例に見られた.これらの所見より,PSCの肝病理所見は単一ではなく,胆道閉塞所見の目立つもの,PBC類似のもの,両者の混在するもの等があった.いずれにおいてもPSCに特徴的な胆管周囲の輪状線維化がみられ,組織診断に有用であった.
  • 田村 信司, 河田 純男, 杉山 俊博, 垂井 清一郎
    1988 年29 巻4 号 p. 522-527
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    還元的ハロセン代謝におけるcytochrome b5の関与について検討した.マロチレート投与にてcytochrome b5を誘導したラット(マロチレート群)を用いてin vivo及びin vitroにおいて産生された還元的ハロセン代謝産物2-chloro-1,1,1-trifluoroethane (CTE)及び2-chloro-1,1-difluoroethylene(CDE)を測定した.14%O2下1%ハロセン麻酔2時間目の動脈血中CDE/CTEはマロチレート群において対照群に比し有意に高値であった.マロチレート投与により肝ミクロソームにおけるin vitroでのCDE産生及びCDE/CTEの有意な上昇を認めた.精製したcytochrome P-450PBを含む再構成系での検討においてcytochrome b5添加でCTE産生が減少しCDE産生が促進された.以上よりcytochrome b5がCTE産生からCDE産生の方向に代謝を変化させることが明らかになった.CTEは有害な遊離ラジカル中間体から,一方CDEはラジカル反応を伴わず産生されるとされており,cytochrome b5がラジカル中間体の遊離を抑制しうることが示された.
  • 瀬古 修二, 福田 善弘, 中野 博, 井村 裕夫
    1988 年29 巻4 号 p. 528-536
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    肝線維化の免疫学的調節機序におけるKupffer細胞の役割を検討する目的で,ラットにおいてKupffer細胞由来線維芽細胞増殖因子の検出を行った.その結果,LPSにより活性化されたKupffer細胞より3T3線維芽細胞の増殖を有意に促進する因子が産生されることが明らかとなった.また同時にKupffer細胞培養上清中にはinterleukin 1(IL-1)活性も認められたためIL-1との異同を中心に線維芽細胞増殖因子の部分精製を行った.その結果,Kupffer細胞由来線維芽細胞増殖因子は分子量15KD,等電点4.8,熱処理(56℃,30分)に安定,トリプシン処理により失活する糖蛋白質でありIL-1とは性状を異にする因子であった.以上の成績より,Kupffer細胞はIL-1を産生すると共にまたこれとは異なる線維芽細胞増殖因子をも産生することが明らかとなり,肝線維化に深く関与する可能性が示唆された.
  • 井戸 英司, 大西 三朗, 山本 泰猛
    1988 年29 巻4 号 p. 537-545
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    各種肝疾患における血清ラミニン値を,肝の線維化進展の程度,ラミニンの肝組織内分布及び血清中の抗ラミニンP1抗体の対応抗原の検索と対比し,血清ラミニン値の測定意義を検討した.血清ラミニン値は,急性肝炎特に劇症肝炎,慢性肝炎,肝硬変,原発性肝癌で健常人に比し有意な上昇を認めた.慢性肝疾患における血清ラミニン値は,線維化進展の程度と相関を示した.ラミニンの肝組織内分布の検討では,肝硬変で類洞に沿った出現を認め基底膜化との関連が示唆された.原発性肝癌では,腫瘍内血管壁にのみラミニンを認めた.Western immunoblot法で,健常人および各種肝疾患患者血清中にはラミニン分解産物の多様性が示され,原発性および転移性肝癌では分子量280K (Kilo daltons),他の肝疾患では分子量350Kの増量が認められた.従って両群では,血清ラミニン値の上昇機序に差異のあることが示唆された.
  • 前田 正人, 酒井 義法, 小山 恒, 戸塚 慎一, 坂本 龍, 金山 正明
    1988 年29 巻4 号 p. 546-551
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    28歳の肝のinflammatory pseudotumorの1例を報告する.旅行会社の添乗員で,約3ヵ月間持続する38℃台の発熱と5kgの体重減少を主訴に当科を受診した.血沈の亢進・白血球増多・CRP強陽性を認め腹部CT-scanでは肝左葉外側域にlow density area,腹部超音波断層では同部にmosaic patternを示すhypoechoic areaを認めた.ガリウムシンチグラムではhot areaとしてみられ肝動脈造影ではhypovascular areaであった.超音波下腫瘍生検では炎症性腫瘤と診断されたが抗生物質の投与にも拘らず炎症所見の改善がみられないため左葉外側域切除を行なった.直径約4cmの境界の明瞭な黄白色の腫瘤で組織学的には形質細胞・リンパ球の著明な浸潤とdenseな線維化・閉塞性門脈炎などの所見が認められた.PAP法を用いて形質細胞の産生免疫グロブリンを染色すると多クローン性であった.文献的には20例の報告がありこれらの症例を含めて若干の考察を加えた.
  • 堀米 直人, 梶川 昌二, 黒田 孝井, 深谷 幸雄, 飯田 太, 古田 清, 宜保 行雄
    1988 年29 巻4 号 p. 552-557
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    肝部下大静脈閉塞によるBudd-Chiari症候群を合併した肝細胞癌の1例を報告した.症例は46歳の男性,主訴は下肢の浮腫である.入院時現症では貧血,黄疸はないが,肝脾腫と両下肢の浮腫を認めた.検査所見ではT-Bilirubin 2.7mg/dl, ICG R15'28.6%と異常値を示し,腹部超音波検査,腹部CT,血管造影などの画像診断で肝右葉に肝細胞癌が認められた.また,下大静脈造影で肝部下大静脈は,1.5cmにわたり完全閉塞をきたしていた.右開胸と上腹部傍正中切開にて開胸開腹を行い,肝右葉腫瘤の核出と下大静脈右房間に人工血管を用いてバイパス手術を行った.切除肝には1.9×1.6cmの被膜におおわれた腫瘤が認められた.バイパス後の下大静脈圧は23cmH2Oから12cmH2Oに低下した.術後10ヵ月経た現在,再発はなく,グラフト内の血流も良好で症状の改善が認められている.
  • 三井 健宏, 岩野 けい子, 鈴木 茂, 山崎 親雄, 増子 和郎, 相原 忍, 津田 文男
    1988 年29 巻4 号 p. 558-559
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 井廻 道夫, 中村 郁夫, 大西 真, 石川 隆, 森山 貴志, 油谷 浩幸, 松橋 信行, 高久 史麿, 海江田 豪児
    1988 年29 巻4 号 p. 560-561
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 松浦 靖, 西原 利治, 松永 洋一, 藤川 正直, 栄枝 弘司, 大西 三朗, 山本 泰猛
    1988 年29 巻4 号 p. 562-563
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 小野 稔, 関谷 千尋, 大田 人可, 水野 正巳, 石川 裕司, 幸田 弘信, 長谷部 千登美, 金井 賀子, 矢崎 康幸, 並木 正義
    1988 年29 巻4 号 p. 564
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 持田 智, 尾形 逸郎, 太田 裕彦, 藤原 研司, 岡 博
    1988 年29 巻4 号 p. 565
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 後野 嘉宏, 佐田 通夫, 鈴木 宏, 犬塚 貞孝, 上野 隆登, 中野 均, 向坂 彰太郎, 丸山 直人, 安倍 弘彦, 谷川 久一
    1988 年29 巻4 号 p. 566
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 佐伯 日出貴, 杉本 元信, 荻原 泰, 吉田 直哉, 島田 長樹, 相川 勝則, 安部井 徹, 伊藤 金次, 佐々木 憲一, 森岡 昭雄
    1988 年29 巻4 号 p. 567
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 1988 年29 巻4 号 p. 568-584
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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