肝臓
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41 巻, 10 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 福井 博
    2000 年41 巻10 号 p. 707-710
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 濱野 美枝, 高崎 健, 山本 雅一, 斎藤 明子, 中野 雅行
    2000 年41 巻10 号 p. 711-715
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    高分化型肝細胞癌切除71例を腫瘍最大径により大型12例 (3cm超) と小型59例 (3cm以下) に分け, 臨床病理像を比較検討した. 背景では年齢, 性, 肝炎の罹患率に差は認められなかった. 大型は肝硬変の併存率が有意に少なく (P=0.0329), AFP20ng/ml以下の症例が多く (P=0.0254), 血管造影では全例腫瘍濃染像を認めた (P<0.0001). 5cm超7例では, 多発, 再発とも有意に小型より少なかった. (P=0.0346, P=0.0438). また, 病理組織像では全例被膜形成がみられ, 肝動脈, 門脈, 胆管の揃った門脈域は減少していた. 腫瘍の中心部には明らかな中分化型肝細胞癌の領域が6例 (50%) にみられ, 他の高分化型の領域でも中心部の方に細胞異型が強い傾向がみられた. 肝細胞癌多段階発癌の観点からも興味ある腫瘍であり, 特殊な肝細胞癌として取り扱う必要があると考えた.
  • 相坂 康之, 高野 弘嗣, 池本 吉博, 相光 汐美, 藤原 恵
    2000 年41 巻10 号 p. 716-719
    発行日: 2000年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    症例は48歳女性, 全身倦怠感あり, 肝機能異常指摘され紹介受診となる. T-Bil 0.5mg/dl, AST 802IU/l, ALT 249IU/l, HBs抗原陰性, HCV抗体陰性, 病歴より薬剤性による肝障害が疑われリンパ球刺激試験施行. 内服していた強力わかもと, Senna, 椎茸酵素が陽性となった. その後, 原因薬剤中止するも強力わかもとは3年3カ月を経ても陽性で, ALT値正常化せず. 途中施行した腹腔鏡検査にて肝硬変と診断された. 平成11年より甲状腺腫大と機能低下を認め慢性甲状腺炎と診断. また, 皮疹があり尋常性乾癬と診断された. 薬剤性肝障害は, 原因薬剤中止によりほとんどが軽快するが, 稀に遷延化するとされる. しかし, 複数の市販薬剤により慢性肝炎の病態をとり肝硬変にいたる例は報告がない. 経過中, 自己免疫性機序による疾患が認められ, 自己免疫異常と薬剤性肝障害の関与が推察される興味深い1例と考えた.
  • 阿部 雅則, 舛本 俊一, 道堯 浩二郎, 堀池 典生, 恩地 森一
    2000 年41 巻10 号 p. 720-722
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    症例は57歳, 女性. 5年前に脈拍欠落があり, 他院にて血管造影を施行し, 大動脈炎症候群の診断を受けていた. 交通事故で近医を受診した際, 肝機能検査異常を指摘され, 当科に入院. 腹腔鏡, 肝生検によりScheuer分類I期の原発性胆汁性肝硬変 (PBC) と診断した. 大動脈炎症候群の経過中に肝機能検査異常をみた場合にはPBCの合併も考慮しておく必要がある.
  • 豊田 満夫, 神田 大輔, 橋本 良明, 高木 均, 森 昌朋
    2000 年41 巻10 号 p. 723-726
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    26歳男性. 幼少時よりバンチ症候群の診断にて他院において経過観察中であった. 上部消化管内視鏡検査にて十二指腸球部の隆起性病変より生検後出血を来した. 一時的に止血されるも下血が続くため伊勢崎市民病院内科入院. 上部消化管内視鏡所見・腹部血管造影所見より十二指腸静脈瘤を伴った肝外門脈閉塞症と診断した. 保存的に加療するも改善が認められないため外科的止血術を施行した. 十二指腸静脈瘤は比較的まれな疾患であり, 本邦では108例の報告がある. 近年それらの多くの症例に対し内視鏡的治療が施行されてきている. 門脈圧亢進症においては十二指腸静脈瘤を含めた消化管静脈瘤の合併を常に念頭におく必要がある.
  • 石崎 有澄美, 正木 尚彦, 秋山 純一, 松川 雅也, 松枝 啓, 新野 史, 林 茂樹
    2000 年41 巻10 号 p. 727-735
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    自己免疫性肝炎 (AIH) に肝細胞癌 (HCC) を合併した2例 (ともに女性) を経験した. 症例1は62歳時肝機能障害を指摘. 原発性胆汁性肝硬変疑いにてウルソデオキシコール酸を投与されたが無効. 73歳時後下区に径1.5cm大のHCC出現. 肝動脈塞栓術を施行するも肝内多発転移を来し, 約8カ月目に腹腔内破裂のため死亡. 剖検所見 (慢性活動性肝炎: A2, F3) を加えたAIH scoreは17点で, AIHと最終診断した. 症例2は64歳時肝機能障害を指摘. AIHが疑われプレドニゾロン内服で不完全寛解したが, 肝生検では肝硬変 (A3, F3-4) であった (現行score 17点). 71歳時外側区に径2cm大のHCC出現. 肝動脈塞栓術が有効であったが, 腎不全のため約1年10カ月目に死亡. 両症例において抗核抗体価の上昇ないし陽転化がHCCの進展に並行していたことから, 自己免疫反応がHCC発症に関与する可能性が示唆された.
  • 岩崎 隆雄, 田辺 暢一, 山川 暢, 山極 洋子, 鈴木 穰, 西岡 可奈, 下瀬川 徹
    2000 年41 巻10 号 p. 736-737
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
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