肝臓
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44 巻, 9 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 石橋 大海, 大黒 学
    2003 年44 巻9 号 p. 431-434
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 神代 龍吉, 古賀 郁利子, 久持 顕子, 桑原 礼一郎, 安倍 弘彦, 石井 邦英, 釈迦堂 敏, 酒井 浩徳, 小野 典之, 白地 美紀 ...
    2003 年44 巻9 号 p. 435-442
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    内科外来と病棟の患者の, 健康食品, 漢方薬などの摂取, 服用状況を調査した. 調査は2002年6月1日から1カ月間で, 回収したアンケート用紙は451枚であった. 肝臓病患者は304名 (51.5%) を占めていた. 現在, 過去の摂取経験は326名 (72.3%) に及び, 1人平均3品目であった. 頻度順にビタミン剤, ウコン, アガリクス, クロレラ, ニンニク, プロポリスが挙がった. 216名 (64.5%) は主治医に相談なく摂取し, 32名 (9.6%) は相談したが主治医から判断が示されていなかった. 服用中に検査値が悪化したものが3名 (0.9%) あった. 29名 (8.4%) が病院の薬を補完する目的, または病院の薬に限界を感じて取り始めていた. 健康食品の適切な位置付けと医師側の理解が必要である.
  • 山岡 真実, 古川 慎哉, 長谷部 昌, 村上 英広, 日浅 陽一, 井内 英人, 道堯 浩二郎, 堀池 典生, 恩地 森一
    2003 年44 巻9 号 p. 443-447
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は56歳, 男性. 兄弟に体質性黄疸あり. 20歳頃より黄疸が出現し, 37歳頃某大学病院で腹腔鏡下肝生検. 50歳時に近医でHCV-RNA陽性を指摘され, インターフェロン (IFN) 治療精査目的で当科紹介. D. Bil 優位な高度な黄疸があり, ICG負荷試験やBSP負荷試験では延長があり. 入院後腹腔鏡下肝生検を施行. 黒色肝はなく, 肝組織上黒色顆粒もなし. 以上より Rotor 症候群を合併したC型慢性肝炎と診断. IFN投与開始後, 黄疸は著明に低下し, 投与終了後も投与前と比較して改善した. 我々が調べる限り, 本邦で Rotor 症候群を合併したC型肝炎にIFN投与を行った初めての報告である. ビリルビン代謝および Rotor 症候群を考える上で興味深いと考えられたので, 文献的考察を加えて報告する.
  • 岡本 欣也, 植木 賢, 三村 憲一, 前田 佳子, 松永 佳子, 法正 恵子, 岡野 淳一, 前田 直人, 孝田 雅彦, 汐田 剛史, 村 ...
    2003 年44 巻9 号 p. 448-454
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は21歳, 男性. 十二指腸球部潰瘍が認められ近医入院. 感染症検査にてHBsAg (+) を指摘され, 腹部エコーを施行したところ, 肝S1に直径5cm大のモザイクパターンを呈する腫瘤が認められ当院紹介入院となった. 腹部CT, 血管造影画像検査では, 濃染性の低い充実性腫瘤として描出された. 胸部CT撮影の結果右肺尖部及び左上肺野に浸潤影が認められ, 肺結核を疑いツベルクリン検査を施行したところ強陽性であった. 肝腫瘤の生検では肝組織内に乾酪壊死, 類上皮細胞が確認され, 肝結核腫と診断. 化学療法を開始したところ, 肺及び肝の病変は縮小した. 肝結核腫は特徴的な臨床症状, 画像所見に乏しく, 肝結核腫が疑われる場合は肝生検を施行することで不必要な開腹術を避けることができ得る.
  • 佐藤 勉, 加藤 淳二, 佐藤 康史, 井山 諭, 高田 弘一, 奥 隆臣, 高橋 祥, 町田 卓郎, 小船 雅義, 松永 卓也, 高橋 稔 ...
    2003 年44 巻9 号 p. 455-459
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は64歳, 女性. 皮膚掻痒感, 四肢の筋力低下を主訴として入院した. 血液検査では, 胆道系酵素, 筋原性酵素の上昇を認め, 抗核抗体, 抗ミトコンドリア抗体(AMA), 抗M2抗体が陽性であった. 肝生検では慢性非化膿性破壊性胆管炎を, 筋生検では筋線維の大小不同および円形萎縮を認めた. 原発性胆汁性肝硬変(PBC)と多発性筋炎の合併と診断し, ウルソデオキシコール酸およびプレドニゾロンを投与したところ, 検査所見と自覚症状は改善した. PBCは稀に多発性筋炎を合併するが, その機序としてAMAによる筋組織のミトコンドリア障害が想定されている. 本症例でも電子顕微鏡観察において, 特徴的なミトコンドリアの増加が観察された. 更に, 多発性筋炎の発症要因とされるHLA-DR 8が陽性であった. このことは, 患者の免疫学的な背景も多発性筋炎の合併に関与する可能性を示唆すると考えられた.
  • 翁長 正明, 加藤 順也, 蓮池 悟, 永田 賢治, 宇都 浩文, 堀 剛, 井戸 章雄, 林 克裕, 坪内 博仁
    2003 年44 巻9 号 p. 460-464
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は43歳女性. 2001年4月下旬より食欲不振が出現し近医で lafutidine を処方された. 7月黄疸が出現し当科に入院. AST 1,360IU/l, ALT 1,673IU/l, T. Bil 5.1mg/dl, γ-グロブリン1.9g/dl, HPT 40%で抗肝腎ミクロソーム-1(LKM-1)抗体以外の自己抗体, ウイルス関連マーカーは陰性であった. 自己免疫性肝炎(AIH)の国際診断基準のスコアは9点であったが, 抗LKM-1抗体陽性よりII型AIHを考えて, ステロイド療法(CS)を行い完全寛解が得られた. 肝生検では門脈域の著明なリンパ球浸潤とロゼット形成, 進行した線維化を認め肝硬変の像であった. lafutidine のリンパ球幼若化試験は陰性であった. CS治療後のスコアは16点であったが, 臨床経過, 肝組織, 抗LKM-1抗体の疾患特異性を考慮しII型AIHと診断した. AIHの約30%は急性肝炎様の発症をするので, 原因不明の急性肝炎を診たときはII型AIHを鑑別診断の一つに挙げ, 抗LKM-1抗体の測定が重要と思われた.
  • 安田 恵美, 栗栖 義賢, 住吉 一浩, 芥川 寛, 黒川 晃夫, 竹下 篤, 野田 直宏, 伊泊 裕子, 江頭 由太郎, 芝山 雄老
    2003 年44 巻9 号 p. 465-470
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は関節リウマチおよび全身性エリテマトーデスの経過中に, 門脈圧亢進と肺高血圧を合併した48歳, 女性である. 9年前, 食道静脈瘤が偶然発見され, 硬化療法が施行された. その後, 肺高血圧が出現したが, 薬物投与によって軽減したため, 在宅酸素療法が行われていた. 約4カ月前より, 呼吸困難および腹部膨満が増強し, 肝性昏睡で死亡した. 肝臓は高度に萎縮しており, 門脈域には特発性門脈圧亢進症に特徴的な門脈枝の潰れ, 狭小化と線維化が認められた. 肝細胞の過形成性結節および門脈血栓もみられた. 肺には原発性肺高血圧症にみられる筋性型肺動脈枝の中膜肥厚と内腔の狭小化, 肺動脈枝の不規則な拡張, 叢状病変と静脈瘤様病変が認められた. 本症例の門脈肺高血圧症は, 膠原病に伴う自己免疫的な機序による全身性の血管炎が門脈枝および肺動脈枝に波及した結果であると考えられる.
  • 鷹取 元, 山下 竜也, 加賀谷 尚史, 辻 宏和, 水腰 英四郎, 鍛治 恭介, 中本 安成, 本多 政夫, 金子 周一
    2003 年44 巻9 号 p. 471-477
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は38歳男性. 以前よりHBs抗原, HCV抗体陽性肝硬変と診断されていた. 1999年3月に他院にて肝細胞癌と診断され, 経皮的エタノール注入療法を施行された. 2000年6月, 肝右葉に新たに腫瘍の出現を認め当科紹介入院. 各種画像診断所見およびAFP, PIVKA-IIの上昇より肝細胞癌と診断した. 肺転移, 門脈腫瘍塞栓を認めたためシスプラチン単剤による肝動注化学療法を施行した. 腫瘍縮小率60%で効果判定PRであった. 2001年1月, 腫瘍増大を認め再び化学療法を施行したが無効であった. 腫瘍マーカーではAFP, PIVKA-IIに変化はないもののCA 19-9が上昇していた. 5月, 肝癌の腹腔内破裂を機に死亡した. 剖検所見では腫瘍は12×8cm大で, 単一の腫瘍内に腺癌, 肝細胞癌が存在する混合型肝癌であった. 化学療法後に腫瘍の性状が変化し, 混合型肝癌として急速に増大し腹腔内破裂を起こしたと考えられた.
  • 上山本 伸治, 平松 活志, 荻野 英朗, 里村 吉威, 野田 八嗣
    2003 年44 巻9 号 p. 478
    発行日: 2003/09/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
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