肝臓
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45 巻, 7 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 田中 篤, 滝川 一
    2004 年45 巻7 号 p. 341-344
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 萬谷 直樹, 小暮 敏明, 貝沼 茂三郎, 嶋田 豊, 寺澤 捷年
    2004 年45 巻7 号 p. 345-349
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    漢方薬による肝障害に対する新しい薬物性肝障害診断基準 (International Consensus Meeting 診断基準および3つのDDW-J案) の感度と特異度を検討した. 1979~1999年の和漢診療部の2496枚の入院サマリーを調査し, 漢方薬による肝障害がたとえ一時的にでも疑われた30症例を抽出し, 漢方薬との関連を再検討した. definitely unrelated と判定された8例が各診断基準の特異度の判定のために使用され, probably related 2例と definitely related の4例が感度の判定に使用された. 感度はいずれの診断基準も100%であったが, 特異度についてはいずれも低く, 特にDDW-J診断基準の原案では25%と極端に低い特異度であった. DDW-J診断基準は漢方薬服用と肝障害との関連を診断するには不向きである可能性が示唆された.
  • 渡辺 知英, 乾 由明, 吉田 直恵, 安永 祐一, 飯田 正人, 三木 均, 西川 正博
    2004 年45 巻7 号 p. 350-353
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    46歳女性. C型慢性肝炎に対し Interferon (以下IFN)・リバビリン療法を施行. 発熱・失見当識・構音障害を認め入院となる. 頭部CTやMRI検査では異常なく, 尿所見より腎盂腎炎と診断した. IFN・リバビリン治療を中止したが, 患者は disseminated intravascular coagulation (以下DIC) を併発し出血性梗塞を発症した. 内服中止2日目でも血中リバビリン濃度は高値であった. IFN・リバビリン療法中にDICを発症し死亡した例は初で, 今後注意が必要と考える.
  • 丸川 洋平, 大石 尚毅, 水腰 英四郎, 辻 宏和, 山下 竜也, 鍛治 恭介, 中本 安成, 金子 周一
    2004 年45 巻7 号 p. 354-359
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    46歳男性. 痛風にて平成13年7月より benzbromarone(商品名: ユリノーム) を処方された. 平成14年1月に肝機能障害と黄疸が出現し, 劇症化が危惧され, 当院紹介入院. ウイルス感染, 自己免疫疾患, 代謝性疾患が否定され, 本薬剤による薬物性肝障害と診断した. 入院後, 肝性脳症が出現し, 劇症肝炎の診断にて人工肝補助療法を開始したが, 肝不全が進行し死亡した. 死亡時の肝組織像では軽度の炎症細胞浸潤を認め, 薬物性肝障害に矛盾しない所見であった. 本薬剤による肝機能障害の発生機序は不明とされているが, 今回の症例にて本薬剤と中間代謝産物の血中濃度測定を行ったところ, いずれも著明な高値を示したことより, 薬物代謝異常が原因である可能性が示唆された. また, 本症例のように服用開始6カ月以降でも重篤な肝機能障害を発症するため, 長期にわたる肝機能検査が必要であり, 異常を認めた場合には薬剤の減量, 中止を考慮することが重要と考えられた.
  • 塙 直子, 永山 亮造, 栗原 裕子, 高柳 もとえ, 立澤 英貴, 高森 頼雪, 滝川 一, 福島 純一, 福里 利夫, 志賀 淳冶, 會 ...
    2004 年45 巻7 号 p. 360-365
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    劇症肝炎回復期のステロイド減量中にヘルペス脳炎を発病し死亡した1例を経験した. 症例は76歳の男性. 2002年4月23日より鼻漏が出現し, 翌日近医を受診して肝障害を指摘された. 4月26日, 当院に入院となった. 服薬歴と好酸球増多, DLST陽性で, 薬物性肝障害と診断した. 入院19日目に劇症肝炎亜急性型と診断し, ステロイドパルス療法に加え, 血漿交換・血液濾過透析を施行した. 入院44日目にはPT, 意識ともに改善傾向であった. 入院45日目に38度台の発熱と異常行動が出現し, brain MRI, 脳波にてヘルペス脳炎と診断. 直ちにアシクロビルを投与するも, 脳炎にて死亡した. 剖検にて, 脳組織よりHSV-1 DNAが検出された. 肝不全状態に加え, ステロイド治療を行うような状態では, ヘルペス脳炎等の重症ウイルス感染症の発症も念頭において, 迅速に対応する必要があると考えられた.
  • 梅原 秀人, 関 寿人, 玉井 徹, 池田 耕造, 井口 亮輔, 中島 淳, 星野 勝一, 福島 慎太郎, 是枝 ちづ, 久保田 佳嗣, 岡 ...
    2004 年45 巻7 号 p. 366-372
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は65歳の男性. 肝S8肝門部の肝細胞癌に対しTAE後に経皮的ラジオ波焼灼治療 (PRFA) を施行したところ肝梗塞を合併. その後敗血症性ショックにより再梗塞を惹起. さらに胆管胸腔瘻が形成され胆汁性胸膜炎を来した. 胆管内圧の減圧を目的に内視鏡的胆管ドレナージを施行し, 瘻孔閉塞に成功したが長期間の入院加療が必要となった. 以前よりラジオ波焼灼による脈管障害は軽微と報告されているが, 時として本症例のように重大な合併症を引き起こす可能性がある. 特に脈管損傷を来しやすい肝門部に位置する肝細胞癌に対し本法を施行するに当たっては, 患者に対する術前の十分な説明と術後の注意深い経過観察が必要である. PRFAにより肝梗塞を合併し, その後胆管胸腔瘻から胆汁性胸膜炎に至った肝細胞癌の1例を経験したので報告した.
  • 畔元 信明, 平岡 淳, 眞柴 寿枝, 芝田 直純, 古川 慎哉, 南 尚佳, 黒瀬 清隆, 道堯 浩二郎, 堀池 典生, 恩地 森一, Y ...
    2004 年45 巻7 号 p. 373-377
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は33歳, 女性, 初産婦. 妊娠にて近医産婦人科に通院中, 平成15年7月より蛋白尿, 浮腫を指摘された. 同年8月4日心窩部痛, 背部痛を自覚し同院を受診. 受診後, 自覚症状は軽快したが, 高血圧がみられ妊娠中毒症と診断されたため, 同日入院となった. 同11日, 分娩後, 再度強い心窩部痛を訴えた. 肝機能検査異常 (AST 1752IU/l, ALT 2560IU/l), 腹部CTにてび漫性低吸収域がみられ, 同13日, 精査加療目的にて当科紹介入院となった. 溶血, 肝機能検査異常, 血小板減少よりHELLP症候群と診断し, 保存的な治療を行った. 腹部造影CTでは経時的に虚血領域の軽快, 肝機能検査の改善がみられ, 同29日退院した. 本症候群を画像にて経時的に観察し得た報告は少ない. 本症候群は産褥期に発症することは少ないが, 産褥期女性の腹痛の鑑別として重要である.
  • 室久 俊光, 須藤 康司, 岡本 裕, 米田 政志, 玉野 正也, 飯島 誠, 平石 秀幸, 菅谷 仁, 寺野 彰
    2004 年45 巻7 号 p. 378-379
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 日本肝癌研究会(肝癌集学的治療効果判定基準作成委員
    2004 年45 巻7 号 p. 380-385
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
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