関西病虫害研究会報

Online ISSN : 1883-6291
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47 巻

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原著論文

数種土壌消毒法によるホウレンソウケナガコナダニの防除

松村美小夜, 中野智彦, 小野大吾, 福井俊男

2005 年 47 巻 p. 1-8
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.1

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ホウレンソウケナガコナダニに対する数種土壌消毒法の効果を調査した。太陽熱消毒，蒸気消毒，熱水消毒，土壌還元消毒のいずれも土壌中のコナダニに対する防除効果は高かった。しかし，場合によっては処理時の地温上昇のむらによるハウス内でのコナダニの残存が生じたり，処理されていないハウス周辺部分でのコナダニの残存があり，長期にわたる防除効果の持続は期待できないと考えられた。経済性や実用性の面から，春期や秋期のコナダニ増加前の処理や多発時の緊急的な防除として，蒸気消毒の短時間処理の普及性が高いと思われた。

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トマトハモグリバエ、マメハモグリバエ、およびナスハモグリバエに対する各種粒剤の効果

徳丸晋

2005 年 47 巻 p. 9-13
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.9

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トマトハモグリバエ，マメハモグリバエおよびナスハモグリバエに対する8種類の粒剤の殺虫効果ならびに雌成虫に対する産卵・摂食抑制効果について，20℃，長日条件（15L9D）下でインゲンマメを寄主植物に用いて調べた。3種ハモグリバエ全ての2齢幼虫に対して殺虫効果が高かった粒剤は，カルタップおよびチアメトキサムであった。3種ハモグリバエ全ての雌成虫に対して産卵・摂食抑制効果が高かった粒剤は認められなかった。3種ハモグリバエ全てに対して殺卵効果が高い，またはやや高かった粒剤は，カルタップ，クロチアニジン，ジノテフラン，チアメトキサム，ニテンピラムであった。

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カキ園におけるミカンキイロアザミウマの多発要因

森下正彦

2005 年 47 巻 p. 15-20
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.15

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カキとカンキツ栽培地域でミカンキイロアザミウマの発生密度を調査した。ミカンキイロアザミウマの個体群密度は，増殖源である果樹園内の越年雑草と1年生雑草が繁茂する6月と7月～9月上旬にその繁茂量に依存して増減し，密度の高い園では被害果率も高かった。また，カキ専作地域よりカキとカンキツが混在した地域で密度が高かった。これは両作目で除草時期が異なるので，ある園地が除草されても雑草が繁茂した他の園地へ移動しながら個体群を維持できるためと考えられる。エノコログサの穂における本種成虫密度は，休耕地や路傍に比べてカキ園で高かった。これは，カキ園では樹体へ散布された殺虫剤が園内の雑草にも飛散することで，ヒメハナカメムシ類など天敵の発生が抑制されるために本種の増殖が助長されたと考えられた。

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各種殺虫剤, 殺ダニ剤に対するトマトハモグリバエ幼虫の薬剤感受性と地域個体群間差異

太田泉, 河合章, 本多健一郎

2005 年 47 巻 p. 21-24
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.21

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各種殺虫剤，殺ダニ剤に対するトマトハモグリバエ幼虫の薬剤感受性を葉片浸漬法により明らかにした。供試した90種類の散布剤のうち，有機リン系13種類，合成ピレスロイド系8種類，ネオニコチノイド系1種類，ネライストキシン系2種類，昆虫成長制御剤2種類，その他の殺虫剤4種類，殺ダニ剤2種類で補正死虫率90％以上の高い殺虫効果が認められた。登録薬剤8種類に対する4地域個体群の薬剤感受性の比較では，エマメクチン安息香酸，シロマジン，スピノサド，ミルベメクチンは，すべての地域個体群に対してきわめて高い殺虫効果を示したが，トルフェンピラド，フルフェノクスロンに対する感受性は個体群間で差が認められた。

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メタアルデヒド剤トラップを用いたチャコウラナメクジの生息密度, 誘殺率および防除価の推定

田中寛, 萬谷孝治, 黒住耐二, 柴尾学

2005 年 47 巻 p. 25-29
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.25

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メタアルデヒド粒剤のトラップを用いてチャコウラナメクジの誘殺数を調査し，生息密度，さまざまな環境における誘殺率，および防除価を推定した。除去法により解析した結果，カンキツ園における生息密度は25.6/m²，トラップあたり一晩あたりの誘殺率は38％と推定された。環境別の生息密度は，樹下＞密な枯草地＞疎らな枯草地＞裸地，の順に高く，誘殺率は逆に，裸地＞疎らな枯草地＞密な枯草地＞樹下，の順に高かった。メタアルデヒド粒剤1g/m²処理による防除価は67.5～100であり，生息密度が高いほど防除価が低い傾向が認められた。

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2種のウイルスとキクスタントウイロイドを検出する reverse transcription Loop-mediated isothermal amplification (RT-LAMP) 法の開発

福田至朗, 新美善久, 大石一史, 吉村幸江, 穴井尚子, 堀田真紀子, 深谷雅博, 加藤俊博, 大矢俊夫, 神戸三智雄

2005 年 47 巻 p. 31-36
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.31

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We developed a reverse transcription loop-mediated isothermal amplification (RT-LAMP) method to detect two viruses: Cucumber mosaic virus (CMV) and Chrysanthemum virus B (CVB), and Chrysanthemum stunt viroid (CSVd). We designed the LAMP primers specific for the coat protein genes of CMV and CVB, and CSVd genomic RNA. The sensitivity of RT-LAMP was as high as the sensitivity of RT-PCR for detection of CSVd, and was higher than the sensitivity of RT-PCR for detection of CMV and CVB.

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簡易な鋳型調整による loop-mediated isothermal amplification (LAMP) 法を用いたトマト黄化葉巻ウイルスの検出

福田至朗, 穴井尚子, 加藤政司, 吉村幸江, 深谷雅博, 矢部和則, 大矢俊夫, 神戸三智雄

2005 年 47 巻 p. 37-41
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.37

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TYLCVを検出するLAMP法を農業現場で利用するため，LAMP反応に用いる鋳型調整の簡易化について検討した。トマト葉を爪楊枝で突くことにより鋳型の調製を行う「つまようじ法」を用いることにより，50個体のトマトサンプルを一まとめにしたバルク処理が可能であり，50個体のうち1個体でも罹病トマトが含まれていればTYLCVを検出することができた。また，「つまようじ法」でサンプリングした鋳型の保存性について検討した結果，爪楊枝を懸濁した液を4℃で2日間保存してもTYLCVを検出することができた。

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短報

ケイ酸肥料によるキュウリうどんこ病の発生抑制

前川和正, 相野公孝, 神頭武嗣

2005 年 47 巻 p. 43-44
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.43

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熱水土壌消毒によるシュンギク萎凋病防除について

岩本豊, 竹川昌宏, 八瀬順也, 田中尚智

2005 年 47 巻 p. 45-46
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.45

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ミニトマトの葉かび病抵抗性

佐藤衛, 西和文, 窪田昌春

2005 年 47 巻 p. 47-48
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.47

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世羅地区に突発したナシ花腐細菌病の発生実態と着果，奇形果及び果実肥大に及ぼす影響

坂本隆行, 向谷裕次, 新田浩通, 水主川桂宮

2005 年 47 巻 p. 49-51
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.49

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亜リン酸肥料によるダイズ茎疫病菌の菌糸伸長抑制

前川和正, 相野公孝, 神頭武嗣

2005 年 47 巻 p. 53-55
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.53

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キャベツセル成型苗のピシウム腐敗病に対するヒドロキシイソキサゾール液剤の防除効果

窪田昌春, 岡本吉弘, 西和文

2005 年 47 巻 p. 57-59
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.57

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マクワウリうどんこ病に対する殺菌剤テトラコナゾール液剤の防除効果と作物残留

清水克彦, 相野公孝, 牧浩之, 望月証

2005 年 47 巻 p. 61-63
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.61

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三重県におけるトマト灰色かび病菌のイミノクタジンアルベシル酸塩及びポリオキシンに対する感受性

鈴木啓史, 黒田克利

2005 年 47 巻 p. 65-66
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.65

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ニホンナシ心腐れ症に対する各種殺菌剤の防除効果

新田浩通

2005 年 47 巻 p. 67-69
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.67

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カーネーション萎凋細菌病に対する抵抗性の簡易検定法

大石一史, 小川ちひろ, 神戸三智雄

2005 年 47 巻 p. 71-73
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.71

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In vitro simple method for determination of resistance to a pathogen of bacterial wilt of carnation (Burkholderia caryophylli) was developed. The bottom of unrooted cuttings of carnation was dipped in bacterial suspension (2.7×10²-10³cfu/ml) for five min, rinsed with distilled water for ten min, and then incubated with distilled water in test tubes at 30°C. The symptons of bacterial wilt can be visible within two weeks after the inoculation. In the method using unrooted cuttings, the level of resistance of carnation to B. caryophylli was efficiently determined.

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PCR法および LAMP (Loop-mediated isothermal amplification) 法によるカーネーション萎凋細菌病菌の植物体からの検出

大石一史, 栗本哲尚, 大矢俊夫

2005 年 47 巻 p. 75-77
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.75

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Burkholderia caryophylli, the pathogen of bacterial wilt of carnation, was detected up to the concentration of 10cfu by PCR and LAMP (Loop-mediated isothermal amplification) using primers based on the domain coding for 16S ribosomal RNA. LAMP was a simple and easy method to detect the bacteria compared with PCR, because LAMP reaction was performed in a shorter time than PCR. The bacteria can be detected by LAMP using materials derived from stuck wooden tooth-pick into the stem of cuttings inoculated with B. caryophilli.

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スイカ急性萎凋症に対するクロルピクリン剤の灌水土壌消毒の効果

佐古勇, 長江弘志, 関口幹夫, 米川努

2005 年 47 巻 p. 79-81
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.79

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台木の違いがナシ‘幸水’における胴枯性病害の罹病程度に及ぼす影響

西川祐司, 新田浩通, 中元勝彦

2005 年 47 巻 p. 83-85
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.83

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露地イチジクの果実腐敗果発生消長

三宅律幸, 伊藤清一

2005 年 47 巻 p. 87-89
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.87

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ナシ心腐れ果から分離された Phomopsis 属菌の培養条件の違いが分生子形成に及ぼす影響

新田浩通

2005 年 47 巻 p. 91-94
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.91

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キクイムシによるイチジク株枯病の伝搬事例

新田浩通, 森田剛成, 若玩由香, 水主川桂宮

2005 年 47 巻 p. 95-98
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.95

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トマト黄化葉巻ウイルス (TYLCV) 接種条件の検討と愛知県での発生ウイルス系統に対する海外育成抵抗性品種の抵抗性検定

穴井尚子, 中坊昌也, 加藤晋朗, 福田至朗, 深谷雅博, 矢部和則

2005 年 47 巻 p. 99-101
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.99

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滋賀県安曇川流域におけるエンドファイト感染アオカモジグサの分布

但見明俊, 石黒智彦, 柳田直樹

2005 年 47 巻 p. 103-104
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.103

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Distribution of endophyte-infested Aokamojigusa (Agropyron ciliare var. minus=Elymus racemifer: Festucoideae, Gramineae) were surveyed along the banks of the Adogawa river, Shiga prefecture, Japan. Ten seeds were examined for endophyte infestation for ten plants of a spot. Rates of endophyte-infested plants were mapped for 41 spots along with previous results of the area.

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滋賀県姉川流域におけるエンドファイト感染アオカモジグサの分布

但見明俊, 野一色由佳, 中村智美, 柳田直樹

2005 年 47 巻 p. 105-107
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.105

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Distribution of endophyte-infested Aokamojigusa (Agropyron ciliare var. minus=Elymus racemifer: Festucoideae, Gramineae) were surveyed along the banks of the Anegawa river and branches, Shiga prefecture, Japan. Ten seeds were examined for endophyte infestation for ten plants of a spot. Rates of endophyte-infested plants were mapped for 61 spots.

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ミツバの種子伝染性病害の調査

藤田智美, 滝本雅章, 三宅律幸, 成田悟

2005 年 47 巻 p. 109-111
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.109

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土壌消毒剤によるエンドウ萎凋病の防除法

吉田桂子, 間下なぎさ, 伊藤啓司, 三宅律幸, 成田悟

2005 年 47 巻 p. 113-114
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.113

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減農薬栽培におけるトマト葉かび病耐病性品種の防除効果

野村康弘, 峯村晃

2005 年 47 巻 p. 115-116
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.115

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ホウレンソウ萎凋病罹病株の地中埋設に対する熱水処理の効果について

浜崎健司, 佐藤衛, 西和文

2005 年 47 巻 p. 117-118
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.117

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カキ果実軟腐病発生圃場における Pestalotiopsis 属菌の消長

渡辺秀樹, 尾関健

2005 年 47 巻 p. 119-121
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.119

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カキのフジコナカイガラムシに対する粗皮削り，冬期のマシン油乳剤および新梢伸長期の薬剤散布の防除効果

森下正彦

2005 年 47 巻 p. 123-124
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.123

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There are three generations of Japanese mealybug, Planococcus kraunhiae (Kuwana), on persimmon each year. Chemical control of this bug is usually conducted in June and August when 1st instar nymphs appear which is the most susceptible to insecticides. However, the following additional countermeasures should be taken in heavily infested orchards: 1) eliminating overwintering nymphs by scraping away the tree bark, 2) spraying the tree with petroleum oil in winter and 3) applying pesticides from late April to early May when overwintering nymphs move to the top of shoots.

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シペルメトリン水和剤の連用散布によるフジコナカイガラムシの密度増加

森下正彦

2005 年 47 巻 p. 125-126
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.125

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The density of Japanese mealybug, Planococcus kraunhiae (Kuwana), on Japanese persimmon fruit was higher on the plot frequently applied cypermethrin, than that on the untreated plot. The number of mealybugs found on ‘Fuyu’, a non-astringent cultivar, was higher than that on ‘Hiratanenashi’, an astringent cultivar, probably because the calyx of sweet persimmon is not elected and the bugs sheltered under it are protected from insecticides and rain.

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トマトとキュウリを加害するハモグリバエ類の空間分布と簡易密度推定法

井村岳男

2005 年 47 巻 p. 127-129
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.127

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モロヘイヤ栽培における黄色蛍光灯を用いたハスモンヨトウ防除

国本佳範, 西村憲三, 森岡正

2005 年 47 巻 p. 131-132
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.131

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施設トマトにおける黄色粘着ロール板を利用したトマトハモグリバエの防除効果

徳丸晋, 辻幸二, 斎木陽子, 田口義広

2005 年 47 巻 p. 133-135
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.133

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The effectiveness of yellow sticky roller traps for control of the vegetable leafminer, Liriomyza sativae Blamchard, was evaluated in tomato greenhouse. It was found that L. sativae larval populations were maintained at low levels, and that the number of mines observed on a tomato leaf in the tomato greenhouse was lower than that in a control greenhouse without the yellow sticky roller traps.

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滋賀県産 Nomuraea rileyi のハスモンヨトウ幼虫に対する殺虫活性と野外での防除効果

江波義成, 川村容子, 保積直史, 冨家和典, 湯浅和宏

2005 年 47 巻 p. 137-139
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.137

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農作物病害虫防除指針のWeb化

久保田豊, 辻野護, 長町知美, 根来淳一, 山岡敏一

2005 年 47 巻 p. 141-142
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.141

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性フェロモン剤および防虫ネットによるハウス栽培の大阪シロナとコマツナのコナガの防除

柴尾学, 小坂吉則, 内藤尚之, 田中寛

2005 年 47 巻 p. 143-145
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.143

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ナス葉片浸漬法およびソラマメ催芽種子浸漬法によるミナミキイロアザミウマの薬剤殺虫効果

辻野護, 長町知美, 柴尾学

2005 年 47 巻 p. 147-148
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.147

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花たたき法によるナスのアザミウマ類の捕獲効率

長町知美, 辻野護, 柴尾学, 田中寛

2005 年 47 巻 p. 149-150
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.149

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ミカンキイロアザミウマ Frankliniella occidentalis (Pergande) のイチゴ国内４品種の花における発育

北村登史雄, 柏尾具俊

2005 年 47 巻 p. 151-152
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.151

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防虫ネットによるエダマメの虫害防除

青木克典, 安田雅晴, 越川兼行

2005 年 47 巻 p. 153-156
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.153

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減農薬栽培での近紫外線除去フィルムによる害虫防除効果

野村康弘, 峯村晃

2005 年 47 巻 p. 157-158
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.157

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ハスモンヨトウに対する２種類のクローン化した核多角体ウイルス混合製剤による防除効果

松尾尚典, 神谷克巳, 祖父江勇気, 形見武男, 平正博

2005 年 47 巻 p. 159-160
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.159

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三重県中部及び南部におけるツヤアオカメムシの発生消長

鈴木賢

2005 年 47 巻 p. 161-162
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.161

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温州みかん「青島温州」における水和硫黄剤の夏季利用の可能性

増井伸一, 片山晴喜, 土屋雅利

2005 年 47 巻 p. 163-165
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.163

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農産物の残留農薬検査におけるフェニトロチオン測定用キットの実用性

天野昭子, 矢野秀治

2005 年 47 巻 p. 167-168
発行日: 2005年
公開日: 2011/09/12

DOIhttps://doi.org/10.4165/kapps.47.167

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