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日本火災学会論文集
Online ISSN : 1883-5600
Print ISSN : 0546-0794
ISSN-L : 0546-0794
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12 巻 (1962 - 1963)
2 号 p. 31-
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2 号 p. 26-
1 号 p. 1-
10 巻 (1961)
1 号 p. 1-
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2 号 p. 32-
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8 巻 (1958 - 1959)
2 号 p. 32-
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7 巻 (1957 - 1958)
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2 号 p. 33-
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5 巻 (1955 - 1956)
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論文
配線器具に発生するトラッキング現象に関する実験的考察
椿 真, 中川 博樹, 岩浪 正典, 中野 弘伸
2005 年 55 巻 2 号 p. 33-39
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_33
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毎年,電気火災によって人命が失われる事故が多く発生している。この原因の一つとして配線器具の差込みプラグやコンセント部からの発火が挙げられている。発火原因は,電源と配線器具との接続部の過熱による場合と,配線器具の絶縁破壊による短絡,いわゆるトラッキング現象による場合がある。本論文では,トラッキング現象のプロセスを解明することを目的として,差込みプラグの絶縁材料として主に使用されているポリ塩化ビニル樹脂と,コンセント用の絶縁材料であるユリア樹脂について,熱的な影響と電解液の濃度条件を変えて耐トラッキング性について検討を行った。この結果,測定された漏れ電流の挙動からトラッキング現象の発生メカニズムについて考察した。
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(1100K)
横風の影響を受けた火災プリューム幅に関する実験的研究
今村 友彦, 岡 泰資, 須川 修身, 武石 吉生, 小川 輝繁
2005 年 55 巻 2 号 p. 41-47
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_41
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自由空間において横風の影響を受けた火災プリュームの温度幅とその形状を把握するための実験を行った。火災プリューム主軸の位置とその温度を測定温度から決定し,主軸温度の1/eとなる温度が出現する位置までの,主軸位置からの距離として火災プリュームの温度幅を定義した。温度幅と火源からの距離の関係及びそれに及ぼす横風速度の影響を検討した。その結果,横風の影響を受けた火災プリュームの断面形状は,火源近傍では床面側に膨らんだ断面形状を示し,その後火源から遠ざかるに従って横風の影響により水平方向に膨らんだ楕円形状に遷移することがわかった。
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(1195K)
横風の影響を受けた火災プリュームトラジェクトリーのモデル化
岡 泰資, 須川 修身, 今村 友彦, 武石 吉生, 本間 正彦
2005 年 55 巻 2 号 p. 49-56
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_49
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有風下において単一火源上に形成した火災プリュームのトランジェクトリーに注目した実験を行った。模擬火源には,プロパンを燃料とした直径0.2mの円形ガスバーナーを使用し,発熱速度と横風速度をそれぞれ変化させた。火源風下側の温度場を3次元的に計測した結果をもとに,風下側に傾斜した火災プリューム軸の位置を定義し,この位置を予測するために,横風速度と発熱速度を変数として組み込んだモデル式を導出した。
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(1247K)
平常時火災における消火栓の放水能力に関する研究
難波 義郎, 保野 健治郎, 室崎 益輝, 北後 明彦, 藤原 正弘, 粕谷 明博, 松岡 秀男
2005 年 55 巻 2 号 p. 57-66
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_57
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神戸市消防局は,平常時の火災で消火栓の機能(水量・水圧)を評価するため,昭和61年6月9日に「消防ポンプ自動車の連成圧力調査」(神戸市星和台2丁目で放水実験)を行っている。この実際の街区における上水道管網での放水実験より,配水管の口径,放水消火栓数の条件に応じた放水量と水圧の関係を解析した。
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(1045K)
消火栓の使用状況に基づく兵庫県南部地震直後の配水管網解析
難波 義郎, 保野 健治郎, 室崎 益輝, 北後 明彦, 藤原 正弘, 粕谷 明博, 松岡 秀男
2005 年 55 巻 2 号 p. 67-78
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_67
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兵庫県南部地震直後に板宿低層配水区の火災で使用された3箇所の消火栓からの放水量と水圧並びに消火栓の使用状況及び放水台数・放水口数等の消防活動の諸元と配水管・給水管の被災状況を基に管網解析を試みた。
(オンラインのみ掲載)
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(1660K)
総説
感知を中心とした火災現象に関する研究の流れ
山内 幸雄
2005 年 55 巻 2 号 p. 79-88
発行日: 2005年
公開日: 2011/03/16
DOI
https://doi.org/10.11196/kasai.55.2_79
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建物内の天井に取り付けられた火災感知器の応答に関わる火災現象としては,火源の上方に形成される火炎プレーム(Fire Plume); 天井下に形成される天井流(Ceiling-jet); さらに室内の上部に形成される煙層(Smoke Layer)の三つが重要である。熱感知器の応答には,さらに気体から感知部への対流熱伝達および感知器内の熱伝導が関与する。また,煙感知器の応答には,煙の粒子的な性質が重要な役割を果たす。これらの現象と感知器の応答特性について,1950年から2003年にかけて発表された論文を選び,研究の流れを整理した。取り上げた研究は,直接的または間接的に火災感知器の応答予測に関わるもので,一般的な火災性状に関わるものを含むが,その全てを網羅したものではない。また,感知技術に関する研究は除外されている。
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