日本火災学会論文集
Online ISSN : 1883-5600
Print ISSN : 0546-0794
ISSN-L : 0546-0794
最新号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
論文
  • 岡 泰資, 小川 真司, 真下 大志, 伊藤 悠史, 栗山 幸久
    2018 年 68 巻 2 号 p. 35-43
    発行日: 2018/08/30
    公開日: 2019/11/09
    ジャーナル 認証あり

    高負荷活動従事者自身の主観的な判断に,疲労蓄積状態を示す科学的かつ客観的な情報に基づく判断を付加できれば,労務災害発生の未然防止に役立つと考えられる。

    本研究では,活動中の隊員から非侵襲的に取得出来る心電位データを周波数解析することで得られる新規指標をもとに,換気性作業閾値を越えるか否かの判断から活動継続注意を,さらに嫌気性代謝が優位な過負荷活動状態を検出すれば活動継続中止を警告することで,効率的できめ細やかな交代あるいは休憩を含めた長期的な消防活動の展開を可能にする手法を提案した。

  • Hai Duy Bui, 水野 雅之
    2018 年 68 巻 2 号 p. 45-62
    発行日: 2018/08/30
    公開日: 2019/11/09
    ジャーナル 認証あり

    ベトナムでは,建築火災安全規制が高さ50m(共同住宅では75m)を超えない建物にのみ適用されており,より高層の建物には諸外国の規制が適用されている。この研究では,ベトナム,シンガポール,日本,オーストラリア,アメリカで要求されている避難手段に関して調査した。同様の研究が萩原らによって行われているが,建物内の避難エリアの規定が新たな比較項目として加えられ,また建築火災安全に関するベトナム建物法の現状を分析するために避難手段に関する機能要件を用いた。本研究により,ベトナム建物法は重複距離,階段までの最大歩行距離,避難エリアに関する規定が欠落していることを指摘した。また,高さ75m を超える建物への規制の適用範囲を拡大させるための提案を行った。

feedback
Top