肩関節
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49 巻, 1 号
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治療法
  • 平川 義弘, 間中 智哉, 中澤 克優, 飯尾 亮介, 伊藤 陽一, 山下 竣也, 谷口 聡, 小倉 亜弥子, 中根 康博, 寺井 秀富
    2025 年49 巻1 号 p. 216-219
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
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    多施設共同研究データベースを用いて, global lateralization分類に基づくリバース型人工肩関節置換術(Reverse shoulder arthroplasty, 以下RSA)の術後1年の臨床成績を比較した. Werthelらの分類を用い, Medialized型RSAをM群, Lateralized型RSAをL群と分類した. 術後1年の経過観察が可能で, 対象機種であり, 診断名が広範囲腱板断裂, 腱板断裂性肩関節症, 変形性肩関節症のいずれかでrevision-RSAでない689肩(M群:163肩, L群:526肩)を対象とし, 術前屈曲可動域, 下垂位外旋可動域, American shoulder and elbow surgeons score (以下ASES)を用いて傾向スコアマッチングを行い, 得られたM群77肩, L群127肩を分析対象とした. 術前の両群は全項目で有意差を認めず, 両群ともに術前から術後1年で屈曲, 外転, ASES, Constant scoreは有意に改善しており, 術後1年時では下垂位外旋可動域のみがL群で有意に良好だった(M群:20±19度, L群:26±20度, p = 0.04). global lateralization分類に基づくリバース型人工肩関節置換術においてLateralized型RSAはMedialized型RSAと比較して術後1年で良好な下垂位外旋可動域が得られた.

  • 山下 竣也, 平川 義弘, 間中 智哉, 中澤 克優, 飯尾 亮介, 伊藤 陽一, 寺井 秀富
    2025 年49 巻1 号 p. 220-223
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    リバース型人工肩関節置換術(reverse shoulder arthroplasty: 以下RSA)には様々なステムデザインが存在する. 近年導入されたPerformTM(Stryker, USA)はinlay型でありながらインサートを変える事により頚体角を135°, 145°と変更可能なステムデザインである. 本研究では3D術前シミュレーションソフトを用い, 頚体角とグレノイドオフセットを変化させ, impingement-free ROMと, impingement patternについて評価した. 対象はRSAを施行した34肩とした. 3Dシミュレーションにて, グレノイドオフセットを0mm, +6mm, 頚体角は135°, 145°と変更し4パターンで可動域を比較検討した. 測定項目は屈曲, 伸展, 外転, 内転, 下垂位外旋, 下垂位内旋可動域および屈曲, 外転時のインピンジメントの発生部位とした. Perform stemは3Dシミュレーションにおいて頚体角135°, グレノイドオフセット+6mmの組み合わせで最も良好な可動域が得られた.

  • 秋本 浩二, 落合 信靖, 橋本 瑛子, 西須 孝
    2025 年49 巻1 号 p. 224-227
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    三角筋麻痺を伴う上腕骨近位端骨折に対してリバース型人工肩関節全置換術(RSA)を施行した7例 (男性2例,女性5例; 平均手術時年齢78.3歳; 平均経過観察期間23.9か月)の臨床経過と治療成績を調査した.術前の理学所見は,腋窩神経支配領域の知覚低下を4例のみに認め,3例は腋窩神経障害もしくは三角筋麻痺の診断はつかなかった.骨折型はNeer分類3 part骨折3例(脱臼骨折2例),4 part骨折4例(脱臼骨折1例)であった.術後1,2,3,4,6,9,12か月の平均前方挙上角度はそれぞれ33.8,42.0,60.2,62.0,70.0,93.0,92.1 °であり,術後3か月から9か月にかけて全例で筋電図上の三角筋麻痺の回復に伴い角度は改善した.術後12か月時のJOAスコアは平均53.6/80点,UCLAスコアは25.0/35点であった.術後合併症として1例に術後早期に肩関節脱臼を認めた.三角筋麻痺を合併した上腕骨近位端骨折に対するRSAは,成績不良ではなく絶対的禁忌ではないと考えられた.

  • 寺谷 威
    2025 年49 巻1 号 p. 228-232
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    当院にて広範囲腱板断裂(MRCT)および腱板断裂性関節症(CTA)に対し, anterosuperior (AS) approachを用いてリバース型人工肩関節置換術(RSA)を施行し, 術後1年以上経過観察可能であった34肩を対象とし, 術後短期成績, 画像所見および術後合併症について調査した. JOAスコアは術前平均33.7点が, 最終経過観察時で平均88.9点と有意に改善した. 自動前方挙上可動域は術前平均58.1°が, 最終経過観察時で平均145.4°と有意に改善し, 自動外転可動域は術前平均49.7°が, 最終経過観察時で平均126.9°と有意に改善した. 自動下垂位外旋可動域および結帯内旋可動域は術後有意な改善はみられなかった. 画像所見として Sirveaux分類Grade1のScapula notchingを2肩に認め, X線上1肩で術後6カ月まで進行を認めたが, その後は進行を認めず臨床的な問題は特にみられなかった. 術後合併症としてCRPSを1肩に認めたが, 保存療法にて軽快した. 当院におけるMRCTおよびCTAに対するAS approachを用いたRSAの術後短期成績は合併症を認めたものの, JOAスコア, 自動前方挙上可動域および自動外転可動域は術後有意に改善を認め概ね良好であった. AS approachは肩甲下筋腱の温存が可能で, 関節窩の展開が容易などの利点があり, MRCTおよびCTAに対するRSAのアプローチとして有用な方法と考えられた.

  • 染村 嵩, 嶋田 洋平, 見上 豪
    2025 年49 巻1 号 p. 233-237
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
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    リバース型人工肩関節置換術(Reverse Shoulder Arthroplasty: RSA)の術前計画において,My Shoulderソフトウェア(Medacta Corporation)はインピンジメントフリーの可動域を予測する機能を有している.しかし,本ツールの可動域予測の正確性に関する報告は少ない.本研究では,My Shoulderソフトウェアによる術前計画とRSA術後1年の可動域予測の精度を評価することを目的に,RSAを施行した患者21例を後ろ向きに調査した.予測可動域と術後1年の他動可動域(屈曲,外転,下垂位外旋)を,1. 術中のインプラントサイズの変更の有無にかかわらず全21例で,2. 術中にインプラントサイズの変更を行わなかった14例のみで比較した.結果は,両群ともに術後の屈曲と外転は予測より有意に高く,下垂位外旋は予測より有意に低い値を示した.また,全ての項目において相関は強くない結果であった.本研究により,現時点でMy ShoulderソフトウェアはRSA術後1年の可動域を完全に予測するには至らないことが示された.

  • 秋本 浩二, 落合 信靖, 橋本 瑛子, 西須 孝
    2025 年49 巻1 号 p. 238-241
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
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    肩腱板断裂の修復方法としてSuture bridge(SB)法が主流だが,近年,Triple row(TR)法の有用性も報告されている.本研究では,Stump分類(断裂腱断端の脆弱性の指標)Type 1+2とType 3の症例について両術式の臨床成績を比較し,TR法の有用性を検討した.当院で鏡視下腱板修復術を施行され,術後1年以上経過観察された128例(平均手術時年齢は65.8歳,平均経過観察期間は19.2か月)を対象とした.Stump分類Type 1+2の症例はTR群22例,SB群50例であり,再断裂率はTR群13.6%,SB群10.0%と有意差はなく,臨床スコアにおいても両群間に有意差は認められなかった.Type 3の症例はTR群20例,SB群36例であり,臨床スコアに両群間で有意差はなかったが,再断裂率はTR群5.0%,SB群30.6%と有意差を認め(p = 0.02),特に内側アンカー列での再断裂がSB法で25.0%に対しTR法は5.0%と低かった.腱断端の変性が進行した症例において,TR法の有効性が示唆された.

  • 高橋 佑生, 平川 義弘, 長谷川 裕樹, 井川 敦志, 谷口 聡, 山下 竣也
    2025 年49 巻1 号 p. 242-245
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    鏡視下腱板修復術後の患者立脚型評価に影響を及ぼす機能障害を明らかにすることを目的に調査した.2021年4月から2023年4月に鏡視下腱板修復術を施行した26例26肩を対象に,術前および術後3カ月,6カ月および1年時に評価を行った.評価項目にはAmerican Shoulder and Elbow Surgeons Score(以下,ASES)のFunctionスコア,肩関節の可動域,Visual Analogue Scale,外転筋力を用い,1年時のASES Functionスコアで良好群と不良群に分けて比較した.その結果,外転筋力は術後6カ月および1年時に良好群で有意に高値を示し,術後の機能回復に重要な指標であることが示唆された.一方で疼痛や可動域には両群間の有意差を認めず,QOL向上において外転筋力の回復が一定の影響を及ぼしていることが示された.リハビリテーションでは,術後の外転筋力の回復が患者の機能的な満足度に寄与するため,筋力増強を重視した介入が臨床的に重要だと考えられる.

  • 馬谷 直樹
    2025 年49 巻1 号 p. 246-249
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
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    近年, 手術手技の簡便さや高い固定強度から鏡視下transtendinous biceps tenodesisが海外を中心に報告されている. 原法は,all-suture anchorを腱固定予定部位に挿入後, その直上でアンカーテープ2本(1対)を上腕二頭筋長頭腱(LHBT)中央に後方から前方へ通し, その通したアンカーテープを各1本ずつLHBTの時計回りと反時計回りに1周させた後, 結紮する方法である. 今回, 固定器材をall-suture anchorからテープ材付きスクリューアンカーに変更することで, 欧米人と比較して骨や筋腱組織が脆弱である可能性のある日本人でも強固な固定強度が得られるように改良し, 腱固定術を行った. その結果, スクリューアンカー脱転や結紮部でのLHBT断裂などの術後failureは全ての症例で認めなかった. LHBT固定術における選択肢の一つになり得る可能性がある.

  • 森 逸, 間中 智哉, 伊藤 陽一, 平川 義弘, 中澤 克優, 小倉 亜弥子, 寺井 秀富
    2025 年49 巻1 号 p. 250-253
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
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    RSAにおいて,関節窩側外側化の手法として,骨移植を用いる bony increased offset-RSA(BIO-RSA)と金属オーギュメントを用いる metallic increased offset-RSA(MIO-RSA)がある.本研究では,いずれの手法も術後成績に差がないと仮定し,比較検討を行った.対象はRSAを施行し,術後1年以上の経過観察が可能であった49肩である.BIO-RSAを施行した症例は33肩(BIO群),MIO-RSAを施行した症例は16肩(MIO群)であった.患者背景,手術時間・出血量,術前および術後1年の自動可動域・臨床スコアを後方視的に調査し,2群間で有意差検定を行った.結果は,2群間において,患者背景や臨床成績に有意差を認めなかった.一方,平均出血量はMIO群で有意に少なかった.両群とも良好な短期成績が得られたが長期的な経過観察が必要である.

  • 柳 笑力, 平川 義弘, 間中 智哉, 中澤 克優, 飯尾 亮介, 中根 康博, 小倉 亜弥子, 伊藤 陽一, 寺井 秀富
    2025 年49 巻1 号 p. 254-258
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    リバース型人工肩関節置換術(Reverse shoulder arthroplasty, 以下RSA)術後5年経過例の臨床成績の経時的評価,およびインプラントタイプ間の比較検討を行う事を目的とした. 多施設共同研究データベースにおいて,腱板断裂性肩関節症, 広範囲腱板断裂に対してRSAを施行した376肩を対象とした.そのうち,術後5年経過観察が可能であった94 肩(男 39 肩, 女 55 肩), 平均年齢 74.2(61-83)歳を対象とした. 自動可動域(屈曲,外転,下垂位外旋,内旋スコア), Constant score(以下CS), American Shoulder and Elbow Surgeons Score(以下ASES)を術前及び術後5年まで1年毎に評価し, 統計学的に検討した(内旋可動域はCSスコアの内旋スコアを使用).また94肩をインプラントタイプで2群に群分けし(onlay48肩,inlay46肩), 群間比較を行った. 屈曲および外転可動域, CS, ASESは術後1年で有意に改善し5年まで維持された. 下垂位外旋は術前から術後5年まで有意な変化を認めなかった. 内旋は術後1年で有意に悪化し, 以降術後5年まで有意な変化を認めなかった.インプラントタイプ間では術後2年の屈曲及び外転でinlayが有意に優れており, 術後3年までの内旋及び術後1年の下垂位外旋ではonlayが有意に優れていたが, 4年・5年時点での可動域・臨床成績に有意差は認められなかった.

  • 太田 悟, 植田 義之, 駒井 理
    2025 年49 巻1 号 p. 259-264
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    当院で行われたGrammont typeのreverse shoulder arthroplasty(RSA)において,DELTA XTEND™を用いたbony increased-offset(BIO)併用群と非併用群の術後成績を比較検討した.BIO併用群15肩と非併用群10肩を対象に, JOAスコア,UCLAスコア,関節可動域(挙上,下垂内外旋),筋力(MMT)及びScapular notchingの発生頻度,メタグレンに挿入できたスクリューの本数を評価した.BIOの厚さは5-10mmに作成した. BIO併用群,非併用群いずれもJOAスコア,UCLAスコア,挙上角度,筋力の改善が得られた.両群比較では,BIO併用群で4本のスクリュー固定がほぼ可能となり,特に外旋可動域が24.3±13.0(SD)°と有意に良好となり,Scapular notchingの発生率も13.3%と非併用群に比べ低い傾向にあった.

  • 岡田 彩夏, 間中 智哉, 中澤 克優, 飯尾 亮介, 平川 義弘, 伊藤 陽一, 小倉 亜弥子, 寺井 秀富
    2025 年49 巻1 号 p. 265-269
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    本研究の目的はリバース型人工肩関節置換術(RTSA)を用いた再置換術の術後2年以上経過した18肩(男性5肩,女性13肩)の治療成績を検討することである.初回手術は人工骨頭置換術(HA)が4肩,人工肩関節全置換術(TSA)が8肩,RTSAが6肩であった.臨床成績は,術前及び術後2年の肩自動可動域(屈曲,外転,下垂位外旋,内旋),constant score(CS),American Shoulder and Elbow Surgeons score(ASES),疼痛VASを評価した.また,Haoらが報告したminimum clinically important difference(MCID)を参考に初回手術ごとの達成率を求めた.術後2年の臨床成績は術前と比較して,CSを除いて有意な改善を認めなかった.初回手術ごとの達成率はHAでは75~100%,TSAでは25~50%,RTSAでは0~67%であった.RTSA再置換術における術後2年時の臨床成績は不良であったが,HAからRTSAへの再置換術では治療効果が得られやすいと考えられた.

  • 大前 博路
    2025 年49 巻1 号 p. 270-273
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    リバース型人工肩関節全置換術における術中ナビゲーションの使用によって,術前計画通りにスクリュー設置ができるのかを調査した.同一機種を用いた82肩を対象とした.ナビゲーションを使用していない44肩(なし群)とナビゲーションを使用した38肩(あり群)の2群間で,CT画像を用いた術前計画における上下のスクリュー長,実際に使用したスクリュー長を比較した.術前計画での上方スクリュー長は27.2±4.4mm(なし群)・25.9±4.4mm(あり群),下方スクリュー長は28.3±4.7mm(なし群)・27.3±4.8mm(あり群)であり,2群間に有意差を認めなかった.実際に使用したスクリュー長は,上方スクリューが21.7±5.8mm(なし群)・24.8±6.3mm(あり群),下方スクリューが28.0±6.6mm(なし群)・28.0±4.7mm(あり群)であった.上方スクリューは(なし群)が(あり群)より有意に短く,下方スクリューには有意差がなかった.

  • 塩崎 浩之, 北原 洋, 島垣 朔歩, 土方 啓生
    2025 年49 巻1 号 p. 274-278
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    RSA術後5年以上経過例の臨床的および放射線学的成績を調べ,術後2年時の成績と比較した.対象は18例18肩,手術時平均年齢78.9(70-86)歳,術後経過観察期間は平均77.5(60-103)か月である.術前/術後2年/術後5年以上の自動可動域は,挙上86/139/129°,下垂位外旋29/33/24°,内旋L3/L1/L2であった.挙上は術前と比べ,術後2年および5年以上で有意に改善した.術前/術後2年/術後5年以上のJOAスコアは59.5/89.1/83.6点,Constantスコアは33.7/70.6/66.0点,SANEスコアは34.7/81.1/78.9点であった.すべてのスコアが術前と比べ,術後2年および5年以上で有意に改善した.術後2年時に比べ5年以上経過時には,挙上および外旋可動域,JOAスコアが有意に低下していたがConstantスコアとSANEスコアは維持されていた.Scapular notchは10例に,グレノイドコンポーネントのlooseningは1例に認めた.RSA術後5年以上経過例の臨床的および放射線学的成績は比較的良好であった.術後2年と比べ挙上と外旋可動域が有意に低下したが,三角筋や腱板筋の経年的な変性のためと考えられた.

  • 真鍋 博規
    2025 年49 巻1 号 p. 279-281
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/18
    ジャーナル 認証あり

    本研究の目的は,onlay型のStryker社製 Aequalis Ascend flexTM(以下,Ascend)を用いたリバース型人工肩関節置換術(RSA)の術後短期成績を調査することである.2018年1月~2022年4月に当院で行った一次修復不能な腱板広範囲断裂,腱板断裂性肩関節症または変形性肩関節症,腱板断裂術後再断裂と診断し,Ascendを用いてRSAを施行し,術後2年以上経過観察が可能であった症例を対象とした.術前および術後2年の自動肩関節可動域(屈曲,外転,外旋,内旋),JOA score,Constant score,scapular notchingおよび術後合併症について術前と術後2年のデータを比較した.対象は24例25肩で,屈曲,外転のみ有意な改善(p<0.001)を認めた.JOA score,Constant scoreは有意な改善を認めた(JOA score, p<0.001; Constant score, p<0.001).scapular notchingを含め術後合併症として感染,脱臼例はなかった.

症例報告
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