九州歯科学会雑誌
Online ISSN : 1880-8719
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71 巻, 3 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • 小泉 寛恭, 竹内 義真
    2017 年71 巻3 号 p. 39-44
    発行日: 2017年
    公開日: 2024/04/27
    ジャーナル フリー
    コンピュータ支援設計・製造装置(歯科用CAD/CAM装置)を用いて,コンポジットレジンブロックを切削することによって製作されたCAD/CAMレジンコンポジットクラウンは,平成26年度の診療報酬改定により小臼歯に保険導入され,更には平成28年に歯科用金属を原因とする金属アレルギー患者を対象に大臼歯への保険適応が拡大され,広く臨床応用されてきている. 歯科用CAD/CAM装置は,計測装置,設計装置および加工装置の3つから構成されている.この計測装置は,従来の方法である付加型シリコーンラバー印象材を用いて印象採得を行った後に石膏作業模型を製作し,それをスキャンするタイプのものと,直接,支台歯を含む歯列を口腔内スキャナーにてスキャンする(光学印象採得)方法がある.さらには,光学印象採得のデータのみで作業模型を作製することなく,補綴装置を製作する研究が数多く報告されている. 光学印象採得法は,モニタリングをしながら支台歯を含む歯列を口腔内スキャナーにて光学的に直接スキャニングする方法であり,作業模型製作の技工工程を介さずに補綴装置を製作できる利点がある. 本総説では,固定性補綴装置製作の際に行われる光学印象採得法について,従来法との比較した印象精度,間接法と比較した固定性補綴装置の精度,時間効率と術者および患者評価,臨床経過について最近の研究成果をもとに紹介する.
  • 一志 恒太
    2017 年71 巻3 号 p. 45-51
    発行日: 2017年
    公開日: 2024/04/27
    ジャーナル フリー
  • 池田 弘, 永松 有紀, 清水 博史
    2017 年71 巻3 号 p. 52-59
    発行日: 2017年
    公開日: 2024/04/27
    ジャーナル フリー
    Computer-Aided Design/Computer-Aided Manufacturing(CAD/CAM)用コンポジットレジンにおける微細構造と,硬さと弾性係数の関係性について述べた.CAD/CAM用コンポジットレジンは,混合形態から2種類に大 別できる.ひとつは,無機質フィラーがレジンマトリックスに分散した“海島構造”である.もうひとつは,セラミッ クスとレジンが共にマトリックスを形成する“共連続構造”である.CAD/CAM用コンポジットレジンの硬さと弾性係数は,海島構造と共連続構造で大きく異なり,共連続構造をもつCAD/CAM用コンポジットレジンが大きな値をも つ.特に,ナノスケールで有機-無機複合化された共連続構造は,ヒトエナメル質に近い性質を示す.将来展望として, 生体模倣によって獲得できる機能性と次世代歯冠修復材料について述べた.
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