日本健康教育学会誌
Online ISSN : 1884-5053
Print ISSN : 1340-2560
16 巻 , 2 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 中村 修一
    2008 年 16 巻 2 号 p. 29-30
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 赤松 利恵, 永橋 久文
    2008 年 16 巻 2 号 p. 31-40
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    目的: 行動変容段階モデルを用いて, 小学校における食に関する指導を行い, 介入のプロセス評価および影響評価から, モデルの利用可能性について検討する.
    方法: 都内の公立小学校1校において, 2005年6月から2006年12月にかけて食に関する指導を実施した.全教職員が指導にあたり, 関連する授業の他, 給食時間などを利用し, 家庭地域との連携も積極的に行なった.子どもたちを対象としたアンケートから「よく残す食べ物」の変化, またセルフモニタリングシートを続けた子どもから「給食を残さず食べる」行動の変化を影響評価として検討した.さらに, プロセス評価として, 保護者を対象としたアンケートから家庭への普及の程度を, また, 教員が作成した研究紀要から行動変容段階モデルの利用可能性を検討した.
    結果: 2005年6月と2006年5月の2回のアンケートに回答した子ども (197人) を対象に, 「よく残す食べ物」について検討した結果, 13個中10個の食べ物で「よく残す」と回答した子どもが減った.特に, 小魚, 果物は統計的有意に減少していた (p<0.05) .キノコを題材として指導を進めた3年生では, キノコを「よく残す食べ物」と回答する子どもが減っていった.また, 給食カードを続けた1年生の目標達成率は, 開始時に比べ半年後で高くなっていた.家庭への普及の程度は保護者を対象としたアンケートの結果からは, 充分普及されたとは言えなかったが, 熱心な家庭を中心に「食育プロジェクト」と呼ばれる自主的な活動が始まった.行動変容段階モデルを使った教員からは, 『行動変容段階モデルに沿って学習計画を立案することにより, 毎時の学習の位置づけと目標を明確にもって授業を進めることができるようになってきた』という意見があがった.
    考察: 本研究は, 実践的な研究であったことから, 研究デザインや評価方法など, 研究としての限界はあるが, 行動変容段階モデルの利用可能性を示したと考える.
  • 佐久間 夕美子, 佐藤 千史
    2008 年 16 巻 2 号 p. 41-48
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 活動―状態指向性 (活動を統制する個人の特性) と保健行動の関連を検討することである.活動指向性とは意図が行動に移されやすい転移型の統制であり, 状態指向性とは意図を抑制する事によって現在の状態を維持する内的抑制型の統制である.
    調査は2004年7月に大学生339名を対象として実施した.調査には日本語版Action control scale (ACS90) と保健行動チェックリストを用いた.日本語版ACS90は3つの下位尺度 (とらわれ性, 躊躇性, 移り気性) から成り, 保健行動チェックリストは4因子 (健康管理, 生活の規則性とタバコ, 休息, 嗜好と食生活) から構成される.活動一状態指向性と保健行動の関連については, ロジスティックモデルによりオッズ比 (OR) と95%信頼区間 (95%CI) を求めた.その結果, 女性は男性よりも食習慣に関して保健行動を行っていた.活動―状態指向性では, 躊躇性は保健行動チェックリストの4因子全てと関連し, 意図を行動に移しやすい傾向をもつ人は保健行動をよく行っていると考えられた.一方, とらわれ性は健康管理の因子と関連し, ネガティブな感情のコントロールや頭の切り替えの早さも保健行動と関連すると考えられた.このことから, 保健行動と活動一状態指向性は関連することが示唆された.今後は疾患や健康問題をもつ者における活動―状態指向性の役割についてさらに検討する必要がある.
  • 2008 年 16 巻 2 号 p. 49-65
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
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