頸城野郷土資料室学術研究部研究紀要
Online ISSN : 2432-1087
2 巻, 3 号
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  • 竣工、解体、そして伝説へ
    樽井 京也, 永井 淳, 中澤 祐香, 山内 浩平, 山口 智也
    2017 年 2 巻 3 号 p. 1-33
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/04/20
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    平成28(2016)年3 月、私たちは、自らが通う茨城県立竜ヶ崎第一高等学校(以下、竜ヶ崎一高と記す)の歴史、特に、かつて建っていた講堂について強い関心を持ち、調査を行うことにした。今から112 年前の明治37(1904)年に建てられ、36 年前の昭和55(1980)年に解体されたという講堂の竣工から解体までの歴史的な変遷、講堂が担っていた役割の変容過程や当時在籍していた生徒の講堂に対する意識の変遷を調査する。また、同時期に同じ設計図で建てられたとされる講堂を持つ、茨城県立太田第一高等学校(以下、太田一高と記す)、茨城県立水海道第一高等学校(以下、水海道一高と記す)、茨城県立水戸第二高等学校(以下、水戸二高と記す)を調査し、各校に残る資料を収集する。そして、各校の講堂を比較し、類似点と相違点を導き出していきたい。特に、講堂が現存する太田一高では、竜ヶ崎一高に保存されている講堂の設計図と一致するのか、実際に計測してその結果を検討する。
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