巻号一覧
12 巻 (1947)
- 42 号 p. 1-
前身誌
12 巻, 42 号
選択された号の論文の30件中1～30を表示しています
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美馬 源次郎1947 年 12 巻 42 号 p. 1-14
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本研究は融接部-熔接部-の金屬の硬さと母體の硬さとの違ひが, 母體金屬の強さ並に破壞經過に如何樣な影響を與へるかを調べるために行つたものであるが, 又この結果は合金の非地質組織成分の硬さと地質の硬さとの違ひが, 合金の強さ及び破壞經過に及す結果に類似するものと考へることが出來る.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5021K) -
清水 浩1947 年 12 巻 42 号 p. 14-23
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー筆者は前囘迄に同一題目にて聯成振動方程式を解き理論的に夫々の聯成振動の型に對する振動數決定可能なる事を示した.本報告に於て以上の結果を簡單な形に纏め近似計算, 圖式計算式は實驗結果を利用出來る樣に變形し簡單な例に就て計算を試みて見たのである.尚2翼プロペラの不安定の問題にも觸れた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1294K) -
小野 鑑正1947 年 12 巻 42 号 p. 24-36
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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小野 鑑正, 田川 淺次郎1947 年 12 巻 42 号 p. 36-43
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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西原 利夫, 河本 實1947 年 12 巻 42 号 p. 44-53
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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西原 利夫, 小林 篤郎1947 年 12 巻 42 号 p. 54-65
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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西原 利夫, 小林 篤郎1947 年 12 巻 42 号 p. 65-71
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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嵯峨 卓郎1947 年 12 巻 42 号 p. 72-80
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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佐々木 外喜雄, 北 秀夫, 戸田 健三1947 年 12 巻 42 号 p. 80-83
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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南大路 謙一, 大久保 肇1947 年 12 巻 42 号 p. 84-88
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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美馬 源次郎1947 年 12 巻 42 号 p. 89-100
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー銅及び鉛は非常に粘性を持つ金屬であるが, 銅-鉛合金の粘性は非常に惡く, その機械的性質を銅のそれに比すれば著しく低劣である.Rawdonはこの合金の引張強さ, 延性率及び斷面收縮率等の低下は鉛粒子のために銅の地質が破壞され易くなるためであると報告してゐる.併しその説明は定性的で十分とは考へられない.自分は先に粒子の地質に對する硬さの違ひが斯る合金の破損及び破壞の經過に如何樣なる影響を及すかを先きに圓形の融接栓を持つ試驗片について確かめ, 今囘は銅-鉛合金に就てその破壞経過を定量的に調べて見た.次にその結果に就て簡單に報告する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6366K) -
美馬 源次郎1947 年 12 巻 42 号 p. 101-108
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーこの問題に就ては既に武藤博士に依て發表され, 孔の直徑dが板の厚さtに比して比較的大なるときには引張方向に垂直なる歪模樣が早く貫通し, dがtに比して比較的小なる場合には引張方向に45°の方向に走る歪模樣が早く現はれることを明らかにされてゐる.著者は斯る2種類の樣式の歪模樣はt/dが如何なる値を境界として出現するかを確かめるために本實驗を行つた.著者は武藤博士の作られた幅, 厚さ及び孔の寸法の異なる試驗片と別種の試驗片, 即ち試驗片の幅b(b=18d)及び孔の直徑dを一定とし, その厚さを變化せしめた試驗片に就て實驗を試みた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2422K) -
溝口 孝喜1947 年 12 巻 42 号 p. 109-114
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー長き壓力容器の熔接に於て短き圓筒を圓周接手の衝合熔接する場合, 各圓筒が眞圓でない場合が多い.この樣な容器に内壓が作用する場合, 應力は眞圓筒として計算せるものより遙かに大となる.本論文はこの樣な場合の應力の計算及び各圓筒が眞圓に直せない場合に最も都合よき相互熔接位置に就て論じたものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (944K) -
柏原 方勝1947 年 12 巻 42 号 p. 115-118
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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菅原 菅雄, 中村 行三1947 年 12 巻 42 号 p. 119-132
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー種々の型式の蒸汽タービンの段落効率の一般的研究は既に屡々発表した通りである.今囘はこの一般的研究に於て取扱はなかつた速度複式衝動タービン(主としてテリータービン及びエレクトラタービンの如き特殊型のもの)に就て論じた.即ち段落効率の理論式を誘導し, これを基礎として効率に及す諸因子の影響を明らかにした.本研究に依て知り得たる主なる事項を擧げると次の如くである.(i) 速度複式衝動タービンの諸型式例へばカーチス, テリー及びエレクトラ型の如きは一見著しい相違があるやうに見えるが, 夫々の場合に對する條件を入れることに依て全く同一の方法によりその効率を論じ得ることが明らかとなつた.(ii) この種のタービンでは一般にカーチスタービンの場合に就て既に知られてゐる樣に, 先づ2速段が最も適當と考へてよいことも分かつた.(iii) 輻流タービンにおける蒸汽の流動は, 半徑方向に内向きの流れをなすものと, 外向きの流れの場合の兩型式がある.低速度比に對しては外向きの流れの方が勝れてゐるが, 高速度比の最大効率を生ずる前後では内向きの流れの型式が優秀なことにも論及した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2435K) -
長尾 不二夫, 大東 俊一, 下山 鑛一1947 年 12 巻 42 号 p. 132-147
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本文はガソリン噴射電氣點火式發動機のシリンダ内における氣化及び燃焼性質を研究したものである.温度, 壓力を任意に變へ得る爆發槽内に噴射弁によりガソリンを一囘噴射し, これに電氣點火を行ひ, 壓力變化を記録し, これより點火前における氣化速度及び燃焼状態が空氣温度, 壓力, 混合比, 點火時期, 點火栓火花間隙の位置, 噴射速度, 噴射壓力により如何なる影響を受けるかを實驗的に見出した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3491K) -
菅原 菅雄1947 年 12 巻 42 号 p. 147-159
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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横堀 進1947 年 12 巻 42 号 p. 159-164
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー蒸汽機關車の汽罐に使ふ燃料は, 在來は發熱量7000kcal/kg程度の良質石炭であつたが, 最近は5000∿5500kcal/kgの低發熱量石炭を實際に使つてゐる.從て今迄の諸計畫の根幹としてゐた6000kcal/kgの石炭に對する計算も實際上使へなくなり, 更めて低質炭に對する基礎資料を求めることが必要となり, 表題の如き試驗を行つた.低質炭としては發熱量4000, 4500及び5000kcal/kgの3種を擇んだ.供試機關車は國有鐵道D51形式にして, 試驗は室外の線路上運轉にて行つた.その結果判明せること次の如くである.(1)發熱量の低い石炭ほど燃え難い.燃焼だけからみた場合, 石炭發熱量5000, 4500及び4000kcal/kgの各炭種に對する最大燃焼率は夫々750, 650及び550kg/m2・hの如くである.(2)低質炭の燃え難いのは水分による影響が大きく, 撒水量その他に注意を要す.(3)試驗は600∿900kg/m2・hの高燃焼率に對して行つたが, 罐効率は58∿40%程度である.(4)火格子上に投込まれる石炭の含む熱量が同じならば, 罐効率従て發生蒸汽量は低質炭ほど低い.(5)低質炭は灰を多量に含むために, 短時間で灰が貯積し, 給汽運轉中にも火床整理を行ふ必要があり, この目的で動力による火格子搖動機構が望ましい.更に灰箱容量の増加と灰の處理方式とを考へる必要がある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (990K) -
山下 興家1947 年 12 巻 42 号 p. 165-170
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー所謂大衆自動車の動力は現在はガソリン機関であるが, その極めて僅少な部分だけを改造して, それをヂーゼル化することが出來るならば, ヂーゼル自動車をガソリン自動車の製造工場で, 同一の流れ作業によつて製作することが出來る.それで最初少數の需用しかないヂーゼル自動車でもそれを廉價に生産して, ヂーゼル自動車の急速な普及を圖ることが出來る筈である.この目的を以て先づニッサン自動車に對して, 設計變更の部分を極力制限して, それをヂーゼル化することを試みた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1150K) -
松本 容吉, 板谷 松樹1947 年 12 巻 42 号 p. 170-174
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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鬼頭 史城1947 年 12 巻 42 号 p. 174-179
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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武藤 房芳1947 年 12 巻 42 号 p. 180-205
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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白倉 昌明1947 年 12 巻 42 号 p. 206-212
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー第1圖の如き矩形斷面を持つ流路内の流れに就て層流としての解析を行ひ, 特に摩擦ポンプへの應用を考慮して流速分布, 流量, 壁面剪斷力等に就て吟味したものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (995K) -
沖 巖1947 年 12 巻 42 号 p. 212-216
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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太田 章博1947 年 12 巻 42 号 p. 216-226
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー小齒車及び大齒車の曲げに對する強度を等しくすれば, この一對の齒車は動力傳逹用として最も望ましいものとなる.斯る條件を滿足する如く轉位係數を選擇する方法として, 齒形の隅肉を形成する二つのトロコイド曲線間の最短距離Sを, 同一材料から成る齒車對では相等しくなる如く, 又異なる材料の齒車對ではS2が材料の縱彈性率に反比例する如くとることを提案してある.Sの値が異なれば, 同一齒數の一對の齒車に對し, 種々異なる性質のものが出來る譯であるから, 斯る轉位齒車群の噛合性能圖を作製し, 中心距離又は使用目的により轉位係數の最後的決定をなす轉位平齒車の一方式に就て述べてある.尚壓力角αc=14°30′及びαc=20°の標準ラック型カッタに對し, 轉位係數の選擇に必要な圖表及び計算例をも示してある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1611K) -
堀内 義和1947 年 12 巻 42 号 p. 227-235
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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近藤 誠治, 片岡 昌1947 年 12 巻 42 号 p. 236-242
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
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窪田 雅男1947 年 12 巻 42 号 p. 243-261
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー刻み線が圓若くは直線となる様な滑り接觸の平面運動を行ふ剛體節に就てその齒形の一般的表示法及び機構學的性質を考究する.刻み線が圓であるもの(齒車)には極座標, 刻み線が直線であるもの(ラック)には直交座標を使用することを主旨とし, 接觸點軌跡を媒介として諸問題を取扱ふ.特に齒形の曲率に就てはこれを干渉との關聯に於て論じ, 滑り率の研究に於ては「滑り率特性曲線(S-曲線)」なるものを定義して齒形に對する一つの解釋を導き, これより任意の滑り率特性をもつ齒形を得るための理論的方法を明らかにする.應用として, 滑り率一定なる齒形, 創成インボリュート齒車の隅肉曲線乃至切下げ曲線, 上齒面の齒形として半圓弧を用ひたる多葉囘轉ピストン, ラックの齒形として正弦曲線を用ひたる齒形及び二三の特殊齒形に就て簡單なる解析を行ふ.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2750K) -
川口 寅之輔1947 年 12 巻 42 号 p. 262-267
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー著者は先に鋼球の内部應力測定方法を確立し, 熱處理條件によつて軸受用鋼球の内部應力が如何に變化するかを論じ, 燒割れの少ない而も内部應力値の低い熱處理方法について探求した.本報告に於ては熱處理後における軸受用鋼球の内部應力が研磨及びラップ工程に伴なつて如何に變化するかについて實驗を行ひ, 各工程に對する檢討資料を提供した.なほ一般に燒入れ鋼の冷間加工に伴なふ組織と内部應力の變化についても二三の實驗を行ひ, 鋼球の場合に得られた結果と對照した.又鋼球の壓碎値は各製作工程に伴なつて可成りの差異を示すものであるが, このことについても言及した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1322K) -
伊藤 孝吉1947 年 12 巻 42 号 p. 267-273
発行日: 1947/02/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー生産設備の撤去による劃期的減産を補足し國土再建を確立するためには物資節約と併行して廢物の利用再生を極度に發揮するの要がある.就中熱効率の高いキュポラによる鐵鋼切削屑の熔解こそ急務中の急務と思はれる.然るに從來これを困難視して近づき得なかつたのはキュポラ操業の理論的考察に缺くる處ありしためで筆者の提案するK式操業法に準據すれば現有設備その儘にて唯に困難視せらるゝ切削屑を容易に熔融し得るのみならず, 同時に燃料骸炭の節約並に耐火材料の熔蝕防止をも併せて實現し得るを以て資材難克服の見地より速かにこれが普及を圖らんとするものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1544K)
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