巻号一覧
13 巻 (1947 - 1948)
- 45 号 p. 1-
- 44 号 p. 1-
- 43 号 p. 1-
前身誌
13 巻, 44 号
選択された号の論文の25件中1～25を表示しています
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西原 利夫, 郡 利矩1947 年 13 巻 44 号 p. 1-7
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー軸受の壽命と荷重の關係をころ軸受について理論的に計算し,軸受に對する使用荷重決定の基礎の確立を計つたものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (843K) -
山本 正之1947 年 13 巻 44 号 p. 8-15_1
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーk(rncosnθ-an)+a2-r2 = 0ただしa:基準圓の半徑, n:角數, k:常數で表わされる周邊固定の曲邊正多角形板の面内において外周に法線方向に均一荷重が板に向つて作用する場合の挫屈の限界荷重を勢力式によつて計算したものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (782K) -
鵜戸口 英善1947 年 13 巻 44 号 p. 17-40
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー1圓孔を有する半無限平板に關する數種の互に關連する平面彈性問題をJefferyの解法により双極座標を用いて解いた.そして各問題に對して最も重要な境界上の切線方向應力を計算して,その應力分布を求め,これより得られる最大應力値が圓孔の位置により,いかに變化するかを明らかにした.つぎにこれらの結果の一應用例として鋲接手の強度調査に本解を適用し,從來の標準設計寸法とやゝ異なる一試案を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2594K) -
淺尾 晴海1947 年 13 巻 44 号 p. 41-47
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー平板境界層の問題は既にBlasiusにより一應解決され,これはTophei, Goldsteinによつて改良され信用するに足る嚴密解が得られている.またBairstowおよび和田氏によつて別の解法も與えられている.云わばこの問題は既に一應解決された問題ではあるが,しさいに檢討するとこれらの解法はいずれも數學的な意味での解析解ではなく,その意味でこの問題は全く解決されてしまつたものと云うわけにはいかないと思われる.こゝに述べんとする解法も,もちろん數學的な意味での解析解ではないが從來の方法より簡單でかつ精遠xが高いと思われる解が得られたので敢えてここに發表する次第である.本文の特徴は境界條件を概念的にはつきりせしめ,この觀點より問題を解いた點と,流速に對して精遠xの高い割に簡單で奇麗な積分式が得られた點と,特に平板附近での級數解として十分項數の多い精遠xの高いものが得られたと云う點にある.なおこの方法は,これと類似の發散溝,圓筒境界層の問題の解法にも發展させ得るものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (864K) -
椹木 義一1947 年 13 巻 44 号 p. 47-55
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー昭和17年より終戰に至るまで,この間著者は航空機々體各部の振動變位を計測記録し得る振動計の試作を志し,鋭意これが完成に努力したのであるが,その完成を見ずして終戰となり,これと共に航空機に關する一切の研究は禁止されることとなつた.こゝにおいて薯者の目標たる航空機の意味はなくなつた.著者の試作した振動計はあくまで最初の目的が航空機用であつたため直にこれを一般の機械的振動の計測に利用することは適當ではない.しかし,この研究中に得た種々の資料は一般に機械的振動の電氣的計測の一方法として各方面において参考となり,また利用されることがあれば幸いと考え,こゝに報告する次第である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1666K) -
西原 利夫, 小林 篤郎1947 年 13 巻 44 号 p. 56-67
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーさきに發表した筆者の考えを擴張し,まず耐久限度を決定すべき便利な方法を述べ實例を擧げた.つぎに應力を變更した場合,材料の壽命を算定する方法を述べ,應力を加えるべき順序が結果に影響することを示した.つぎに最大値の異なる單純なる應力波(一つの極大のみを有するもの)が繰返えされる場合,その平均應力(換算應力)の求め方を記し,實例について説明した.實際に當つては一層複雜な應力波が與えられることが多いが,その解決に對する第一歩として,單純な應力波に一つの瘤の現れる場合の取扱法を述べ,實驗と比較したが,これだけでは可否を判定し得なかつた.最後に正弦波的な應力波の外に一定の平均應力の重疊するときの算式を導き,實驗と比較して見たが兩者の一致は非常に良好である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1718K) -
幅田 吉衞1947 年 13 巻 44 号 p. 67-83
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1533K) -
井形 厚臣1947 年 13 巻 44 号 p. 83-94
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー既に古くW.Springは互に壓し附けられた金屬2片が正規の融點以下の温度において互に固着し得ることについて簡單なる定性的の實驗を行つている.またTammannは金屬粉末の加熱凝着の實驗を行つた.かゝる金屬の燒着については筆者もまた,たびたびこれを經驗したのであるが本研究においてはこの燒着現象を詳細にかつ組織的に實驗し,その結果を檢討した.しかして實驗結果は金屬の加工を受けた表層部が融點以下の温度で融解するものとして了解し得ることを示した.なお種々の金屬についてその燒着最低温度を決定し得たが,これを再結晶最低温度と比較し,また吟味を行つた.これによつて加工表層の低温融解の事實をさらに明確化し得た.上記に加工表層なる言葉を用いたが正し<云えば研琢磨加工層のことであろ.研磨加工の過程においては金屬表面の結晶粒子はまず細分せられ種々の自由方向を有つ,より微細な結晶となるであろう.なお各微細結晶は永久歪を受け亂れた格子のものとなることもあり,また彈性歪を受けておるものも存在するであろう.さらに細分結晶の境界および加工表面に非晶層の生ずることも考えられる.つぎに琢磨加工を受ける場合には結晶細分もさらに増進し,また非晶層の生成も増大するものと思われる.以上の如く加工の影響を受けた部分層を總稱して研啄磨加工層あるいは單に加工層と呼んだのである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1603K) -
山本 勝郎1947 年 13 巻 44 号 p. 94-104
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー現今フェノールフォルムアルデヒド樹脂は偏光彈性實驗用材料として廣く使用せられているが,その性質が不安定なるため十分な精確さを有していない.特に三次元應力測定の一方法である應力凍結法においては應力分布の傾向を知り得る程度で實用には未だしの感がある.本文においてはこの缺陷を除く目的で樹脂の光彈性的性質を基礎的に研究し初應力,匍匐現象,應力凍結現象等のすべての性質が樹脂構造にもとづくある一定の性質を示すことを明らかにした.したがつて三次元應力測定の問題も解決せられるので,今後大いに發展進歩するものと期待する次第である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1352K) -
淺沼 強1947 年 13 巻 44 号 p. 105-127
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー吸込効率におよぼす第3の影響として,弁開閉時期に關する實驗を行い,さらにその理論的解明のため慣性過給に對する理論式を誘導した.それによる性能線圖は既報の實驗結果と極めてよく一致し該理論式の妥當性を立證してくれた.吸込効率ににおよぼす發動機囘轉數や吸氣管寸度(すなわち吸氣管長および管徑)の影響は既報の通りであるが,本性能線圖により弁開閉時期との關連の下に理論的にも闡明された.また個々の慣給特性數ζに對し最適の吸氣弁閉止角が定量的にも推定可能であつた.なほ本性能線圖を用いて,航空發動機の弁開閉時期についても檢討を加えた.吸入行程におけるシリンダ内の壓力變動や,流入速度等が理論的にも計算され,いわゆる吸入過程の解析が可能であつた.最後に過給機付發動機を考慮して,ブーストのある場合,および背壓の變化する場合に對する修正理論式を導き,これらの影響につき若干考察を行つた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2622K) -
菅原 菅雄, 小野 榮一郎1947 年 13 巻 44 号 p. 128-148
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本論文は,フレオン21に關するBenning-Mc harnessの實驗を主として基礎とし,その他二三の諸文献を参考として,その熱力學的性質を研究し,これを冷媒として使用する冷凍機の設計に必要な蒸氣表および蒸氣線圖を作成する經過を記述したもので,その主要基礎式はつぎの通りである.飽和蒸氣の温度と壓力との關係式[numerical formula]蒸氣の状態式,エンタルピ式およびエントロピ式[numerical formula]こゝには絶對温度°K, PSは飽和壓力kg/m2, Pは蒸氣壓力kg/m2, υは蒸氣の比體積m3/kg, iは蒸氣のエンタルピkcal/kg, sは蒸氣のエントロピkcal/°Kkgである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2222K) -
淺尾 晴海1947 年 13 巻 44 号 p. 148-154
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー油の如く粘性率が温度により變化する液體が冷却管または加熱管の中を流れる場合は,一般にその速度分布はPoiseulliの速度分布とは違つたものになり,温度分布も複雜になる.これを解析的に取扱うことは最も望ましいことであるが,式が偏微分の連立となるためにそれは極めて困難である.これを數値的に解く準備として,本論文においては粘性率が温度により變化しない場合の數値解法を取扱つたのである.一般に數値解法による結果は條件として具體的な數字が與えられる必要があるためにその一般性を缺ぐと云う缺點があるが,この缺點を除くため本文においては管内の温度に相似則を導入した.數値解法の實際に當つては囘數が多くなるにつれて誤差が累積され易いので,これを避けるために刻みをあまり細かくせず刻みの中間において温度が抛物線的に變化すると假定し,これに對する特別の方法を講じたのである.この方法によつて計算された値およびこの計算結果を從來の解析解と比較して求めた誤差はそれぞれ本文の第1表,第2表に示す如くで,工學的に要求される精度の範圍においては本解法はこの種の問題に對する數値解法として大體滿足な結果を與えるものとも思われる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (978K) -
板谷 松樹, 野口 浩作1947 年 13 巻 44 号 p. 154-161
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー噛合部に閉込みも空洞も起きない齒車ポンプ用齒車の齒形ととして,ラックの形が正弦曲線をなす正弦曲線齒車(假稱)を考案し,武藤房芳氏の直交座漂による平齒車の計算および滑り接觸式囘轉ポンプの理論を用いて外齒車噛合,内齒車噛合の各場合につき齒形の表示式ならびにその〓法・滑り率・ポンプの流量および流量變動率等を求めた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (986K) -
藤本 武助1947 年 13 巻 44 号 p. 161-165
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー渦卷ポンプ羽根車内の完全流體の二次元流れは既に半徑方向の羽根,對數渦卷線の羽根の場合についてはそれぞれSpannhake, Busemannにより解決されている.この報文では半徑方向の羽根の場合を再び嚴密に解いた結果を述べる.できるだけ數學的に複雜な表現を省き,かくして得られた計算法を半徑方向に向いた反りの強くない任意形の羽根を持つ羽根車の場合に應用した.また得られた結論により上記Busemannの計算結果の説明を試みた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (607K) -
藤本 武助, 廣瀬 幸治1947 年 13 巻 44 号 p. 165-169
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーこの論文は翼列の理論について述べたもので2部より成立つ.第1部は一樣でない流れの中にある翼に對しMunkの薄翼の理論を擴張したものであり,第2部は第1部の考え方を直線翼列に適用した結果で任意翼型の翼列の計算法を示した.第1部は第1の著者により,第2部は第1の著者のすゝめにより第2の著者が計算した結果である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (589K) -
藤本 武助1947 年 13 巻 44 号 p. 170-173
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーこの論文は蒸汽夕ービン翼の間の流れを理論的に計算した結果で,この種の問題に空氣力學的方法を導入すべく着手した最初の計算である.故にまずタービン翼列の流れ,それにより翼のうける力等の一般的性質を知るのを目的とし,そのために計算を能う限り簡單にした.對稱翼で完全流體の二次元流れと假定したのもそのためである.したがつて得られた計算結果は夕ービン翼列の流れの極く大略を示すものであつて,さらに精しい理論的計算法,各種形状の翼の問題,粘性の影響等についてはつぎの機會に述べたいと思う.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (548K) -
藤本 武助, 廣瀬 幸治1947 年 13 巻 44 号 p. 174-180
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーこの論文は渦卷ポンプ羽根車の理論を取扱つたもので2部より成立つ.第1部は第1の著者のすゝめにより主として第2の著者により計算された結果であつて完全流體の二次元流れの假定の下に對數渦卷線の羽根およびそれに近い任意羽根の理論揚程を定積分の形に表わした.積分は困難であるが著者等が既に發表した翼列計算における定積分計算用の數値が求めてあると比較的容易に計算できる.第2部は第1の著者により計算されたもので半徑比が1に極めて近い羽根車に對する近似計算の結果であつてそのような場合理論揚程を簡單な武で表わした.また同じ計算法を羽根の間に小さい中間羽根のある場合に適用して中間羽根の作用を調べた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (758K) -
藤本 武助, 岩垣 雄一1947 年 13 巻 44 号 p. 180-184
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーこの論文は粗面の囘轉圓板の摩擦抵抗を理論的に取扱つたものであつて2部より成立つ.第I部はPrandtl-Schlichtingの粗面平板の摩擦低抗の理論をそのまゝ囘轉圓板に應用したもので第1の著者のすゝめにより第2の著者が行つた計算結果である.第II部はやゝ異なつた方法によるもので第1の著者が行つた計算結果である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (635K) -
藤井 澄二1947 年 13 巻 44 号 p. 184-191
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー遠心式ポンブの不安定現象,すなわちサージングは,古くから知られた現象ではあるが,今日に至るもなおその機構が定性的にも況して定量的にも明らかにされておらず,したがつて,その對策も理諭的に一貫した方法でなく,經驗的にその場しのぎの處置が採られているに過ぎない.しかし現象は明らかに周期的であるから,當然振動學的立場からこれを研究すべきものであろう.筆者は從來のサージングの説明においては問題とされなかつたポンプおよび管系の負流量に對する特性および管系の慣性を導入することによつてポンプを含む系の力學的安定性および振動を論じた.この結果によればサージングは平衡點近傍の力學的不安定性に基ずく一種のRelaxation Oscillationとして説明せられ,その周期が囘轉數に關係のないこと,高調波または周期的衝撃を含むことその他種々のサージングの附帶的性質に對して一貫した解釋ができる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1069K) -
藤井 澄二1947 年 13 巻 44 号 p. 192-201
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー前報告において筆者は理想的な一自由度のポンプ系のサージングを理論的に取扱い,これを水管系の弛張振動として説明した.しかし實在するポンプ系については,必ず二自由度以上の系として取扱わねばならないので,本論文においては多自由度の振動系の安定性および弛張振動の概念を導入して,直列および並列の管系の安定問題を述べた.これによつて從來一貫した説明を與えることができなかつた單獨の性能と使用時とのポンプのサージングの差異・管系の他の部分の特性のサージングにおよぼす影響・空所發生の影響・ポンプの並列運轉時の安定性の問題等に關して理論的に一貫した基準を與えた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1253K) -
奥島 啓弐1947 年 13 巻 44 号 p. 202-210
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
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堀内 義和1947 年 13 巻 44 号 p. 211-221
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1355K) -
堀内 義和1947 年 13 巻 44 号 p. 221-231
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1269K) -
岡田 勇1947 年 13 巻 44 号 p. 232-236
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーインボリュート齒車のノルマルピッチを基準として,齒數・齒の厚さ・齒の高さ・噛合壓力角・滑り率・同時噛合齒數等の間の關係式を導き,インボリュート齒車設計の一般式を導いた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (678K) -
岡田 勇1947 年 13 巻 44 号 p. 236-238
発行日: 1947/10/30
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー齒數の與えられたる一對のインボリュート齒車において,作り得る最大の同時噛合齒數ならびに最大の同時噛合齒數を有する場合の齒形の寸法を求め,各齒數の組合せに對する最大の同時噛合齒數を計算し表を掲げてある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (493K)
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