巻号一覧
45 巻, 396 号
選択された号の論文の15件中1～15を表示しています
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加藤 豊文, 新谷 一人, 小川 哲, 大島 信徳1979 年 45 巻 396 号 p. 1083-1090
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー多くの円柱群をよぎる流れについて、問題を二次元の場合にしぼり、流体がその間を流れるときに生じる抵抗の係数を単純セル模型の方法を用いて、体積分率の関数として理論的に導いた。その結果を検証するために、循環式閉水路で実験を行い、円柱列による圧力降下および平均流速を求めた。両者は体積分率が大きくなれば良く一致していた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (761K) -
伊東 繁, 上林 勲, 板谷 松樹1979 年 45 巻 396 号 p. 1091-1098
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー伝ぱする平面衝撃波が、凸面形状を有する曲面壁と干渉すると、ある入射角(αcrit)で正常反射からマッハ反射することは実験的に確かめられている。非定常な場合には、Two-shock理論値と異なることが確認されている。本報では、曲面壁と平面衝撃波の干渉をシュリーレン写真にとり、αcritおよび三重点の軌跡の議論を行った。さらにαcritを予測する理論をRay-shock理論から確立し、それが良く実験結果を説明しうることを明らかにする。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (926K) -
妹尾 泰利, 河野 政典, 速水 洋1979 年 45 巻 396 号 p. 1099-1107
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー遠心圧縮機のディフューザとして小弦節比の円形翼列を用い、同一弦節比で翼枚数が異なる場合及び食違い角の差が送風機特性に及ぼす影響について実験的に調べた。また円形翼列ディフューザの働きを翼面圧力分布の計測によって調べ、その結果を等角写像された直線翼列の作用に換算した結果、単独翼や直接翼列の実験資料を用いて円形翼列ディフューザの設計が可能なことを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1009K) -
山崎 進1979 年 45 巻 396 号 p. 1108-1116
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーうず流送風機のステータ通風路内に5孔ピトー管をそう入し、通風路における流動状態を測定した。この結果、通風路内に剛体うずが存在すること、流動する流速は羽根周速に匹敵するほど大きく、また流れは大きな入射角をもって羽根に流入することが明らかになった。つぎに羽根車の形状を系統的に買えて送風機特性への影響を実験的に検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (989K) -
塚本 寛, 大橋 秀雄, 醍醐 秀博1979 年 45 巻 396 号 p. 1117-1123
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー遠心ポンプが停止状態から最終回転数まで急激に加速される場合の過渡性能を実験的に研究した。始動期間中の瞬間的な回転数、吐出し量、圧力の変化を種々の加速率において測定・記録し、加速中の各瞬間における全揚程が定常特性曲線から類推されるものと比較された。その結果、ポンプの始動時にはその性能は必ずしも準定常変化をするとは限らないことが明らかにされ、その食違いのようすがいくつかの加速例について示されている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (777K) -
塚本 寛, 大橋 秀雄1979 年 45 巻 396 号 p. 1124-1135
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー回転数が急激に立ち上るときのターボ形ポンプの過渡性能を非定常翼列流れに基づいて理論的に予測する方法が示され、第1報の実験結果との比較によってその妥当性が明らかにされている。この予測手法は、任意のターボ形ポンプが任意の回転立ち上りで始動されるときにも適用可能なものである。計算結果が示され、インパルス圧力、翼まわり循環の遅れが始動時の過渡性能を特徴づける主用な因子であると結論されている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1115K) -
松永 成徳, 国清 行夫, 石橋 治生, 中山 博愛, 中村 文寿1979 年 45 巻 396 号 p. 1136-1144
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー非圧縮、非旋回管内脈動流量の測定を目的としたしぼり形流量計の流量係数を多孔全圧管と三角せきによって、瞬時値および平均値について実験的に調べ、ポテンシャル流れを仮定したニ差圧演算流量式を用いて、脈動周波数にほとんど影響されない測定が可能であることを明らかにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (888K) -
牧 博司, 森 康夫1979 年 45 巻 396 号 p. 1145-1151
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本報告では、浮子最大直径部上流側の円すい台の頂角が180°でかつ浮子最大直径部の長さの小なる浮子を用い、テーパ管のこう配が0.545の場合に浮子面積式流量計の流量係数がほぼ一定になることを実験的に見い出した。その場合の流量特性を半理論的に推定するとともにその半理論式の適用限界をあきらかにした。最後に、この研究から得られた結果を参照して、流量の浮子の静止位置との関係が直線的な流量計を試作し、実験により確かめられた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (750K) -
高橋 道夫1979 年 45 巻 396 号 p. 1152-1160
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーフィン部高さ、フィンピッチを変化させたとき長方形フィンの放熱量の過渡特性と温度分布を計算した。その結果、(1)フィンパラメータhL0/k<3.0>においてフィンパラメータを一定にしたとき、フィン部高さを大きくするか、フィンピッチを小さくすると放熱量が定常値に達する時間は長いが、到達放熱量は大きくなる。(2)各フィンパラメータに対して、放熱量、材料費の点からフィン部高さに最適値が存在する、などが明らかになった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (815K) -
吉川 進三, 藤井 衛1979 年 45 巻 396 号 p. 1161-1168
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー二次元平行吹出しによる膜冷却に関し、熱と物質移動の類似性を用いて研究した。速度分布、濃度分布、混合距離分布を測定した。測定された混合距離分布を近似する簡単なモデルを見い出し、そのモデルを理論式に代入して数値的に解いた。速度分布、濃度分布および不透壁膜冷却効率において、実験結果と計算結果にはよい一致が見られた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (809K) -
岡崎 元昭1979 年 45 巻 396 号 p. 1169-1178
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー高圧貯そうから等断面流路を経て臨界流となって低圧空間へ流出する気液ニ相流の解析を、相平衡を伴う相変化、管壁ならびに気液の速度差による相関摩擦とエントロピ増大を考慮に入れて求める方法ならびに蒸気-水による小笠原の実験条件での解析例を示す。その結果、実験と解析はよい一致を見た。また、ニ相臨界流発生点における流れの変数は、そこにいたる流れの履歴が影響することが示唆された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1032K) -
土方 邦夫, 森 康夫, 清水 建男1979 年 45 巻 396 号 p. 1179-1187
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー溶解平衡状態にあるニ相気ほう流中を伝ぱする衝撃波について、凍結衝撃波とその背後での緩和領域にわけ解析し、質量、運動量、エネルギの緩和時間を明らかにし、垂直衝撃波管を用いて、He-H2O、CO2-CH3OHニ相流中を伝ぱする衝撃波の伝ぱ速度および衝撃波の微細構造について実験的に研究し、実験値が理論によりよく説明しうることを示した。また凍結衝撃波は気ほう径が1mm程度のとき断熱、0.1mm程度で等温変化となることがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (996K) -
川上 靖, 清水 英男, 深野 徹, 世古口 言彦1979 年 45 巻 396 号 p. 1188-1195
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー円管内の流動障害物が気水ニ相上昇流の最小水膜厚さに及ぼす影響を調べた。障害物としては円環を用い、管壁面と障害物との間のすきまと障害物の長さの影響について検討した。その結果、障害物近傍の流動様相はすきまを含む開口比の値によって変わるため、最小膜厚と気体流量との関係は開口比に依存すること、すきまの大きさが同じであれば障害物の長さが大きいほど逆流が活発で、最小膜厚は大きくなることなどを明らかにし、最後に既報の結果をも含めて障害物の影響を総括した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (923K) -
深野 徹, 川上 靖, 清水 英男, 世古口 言彦1979 年 45 巻 396 号 p. 1196-1203
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー上向きの気液ニ相流においては気体スラグ周辺の下降水が流動障害物のためにせき止めらめて障害物直下においてドレーニジが起こり、障害物下方の壁面上の水膜が極めて薄くなることがある。本報では気体スラグ周辺の液膜がこのような薄膜を呈する過程を実験ならびに理論的に調べ、その機構を明らかにした。また、前報までに報告した最小水膜厚さに対する物理現象としての背景を明確にするとともに、この薄層化効果がドライパッチ生成の有力な一因となりうることを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (899K) -
田坂 英紀, 松岡 信1979 年 45 巻 396 号 p. 1204-1211
発行日: 1979/08/24
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー前報で実験的に求めた吸排気系容積モデルの適用範囲をより正確に求めるために、吸排気系での非定常効果を含む計算値を基準として容積モデルによる計算値との比較を行い、絞り弁開度、吸排気管長、回転数などについて本モデルの適用範囲を計算によって求めた。これは実験的に求めた範囲とほぼ一致し、このモデルで目的としている都市走行条件での予測法として有効であることが再確認された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (874K)
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