ノズルの縦振動による液滴生成について,ノズル振幅,噴流直径,液体の物性などを変えた実験を行い均一液滴生成領域を求める.液体は標準として水を用い,表面張力,粘性の効果をみるため,各種濃度のエチルアルコール,グリセリン水溶液を用いた.液滴生成領域は,噴流速度を一定としノズル振動数とノズル振幅の関係,および噴流速度とノズル振動数の関係という二つの表現法で示した.均一液滴を生成する限界短波長は,従来の研究ではレーレの理論と一致するとされてきたが,本実験ではさらに短いことがわかった.またウェバーの理論よりも短いこと
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